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2022.11.10

世界洋上風力サミット閉幕 29カ国から700人超が参加 秋田

 秋田市のあきた芸術劇場で開かれていた世界洋上風力サミットが10日閉幕した。主催した日本風力発電協会(JWPA)によると、2日間で29カ国から700人超が参加した。

 10日は風力発電に携わる各国企業の幹部らが登壇した。国内のサプライチェーン(供給網)育成を巡る討論では、12月に商用運転を始める秋田・能代港の風力発電設備の建設時の県内受注額について、秋田県の阿部泰久新エネルギー政策統括監が「85億円程度」との試算を公表。一般的な陸上風力よりも受注率が低いとの危機感から、今後の産業育成が急務だと強調した。

 閉幕後に記者会見したJWPAの加藤仁代表理事は「想像を超える人数が参加した。国内の洋上風力の先進地である秋田は、地域共生や雇用創出などのモデルになってほしい」とエール。世界風力会議(GWEC)のマーク・ハッチンソン・アジア代表は「関心の高さは日本市場の重要性を物語っている」と話した。【猪森万里夏】

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