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2022.11.30

福岡の原告「婚姻の平等求めていく」 同性婚訴訟、東京地裁判決受け

 同性婚を認めていない現行制度は「違憲状態」とした30日の東京地裁判決について、福岡地裁で同種訴訟を争う原告の一人で会社員、こうぞうさん(40)=熊本市、フルネームは非公表=は同日、代理人弁護士を通じてコメントを出し「僕らの存在が法律で保護されるべきものであると判断されたことは、とてもうれしかった」などと歓迎した。

 ただ判決は、現行の婚姻制度に同性婚を含めるのか、別の制度などを構築するのかは「立法府の裁量に委ねられている」とも判断した。これに対し、こうぞうさんは「及び腰とも取れる司法の姿だ」と批判。同性婚に否定的な政府が、同性婚を婚姻制度とは別の枠組みとして扱っていく可能性があると危惧する。

 こうぞうさんは「婚姻と別の制度とすることは平等とはほど遠く、偏見や差別を温存し続ける。大切な人と法律上も家族になるため、婚姻の平等を求めていく」と決意を語った。

 福岡地裁には、男性カップル2組と女性カップル1組の計6人が提訴している。【平塚雄太】

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