ソーシャルアクションラボ

2022.12.04

「LGBTQ、知ることが第一歩」 埼玉県が講座配信、当事者が解説

 埼玉県は1日、動画「LGBTQ県民講座 いま、あなたにできること」の配信を始めた。県人口の3・3%とされるLGBTQなど性的少数者が直面する課題について、当事者の声を交えて解説。求人サイト「JobRainbow」を運営する当事者の星賢人さん(29)が講師を務める。【岡礼子】

 動画は、LGBTQやセクシュアリティー(性的指向や性自認)など基礎的な内容を説明。職場で「性的少数者ではないように振る舞わなければならなかった」(26%)、「家に引きこもったことがある」(44%)など、県が2020年に実施した「多様性を尊重する共生社会づくりに関する調査」の結果も説明している。

 星さんは動画で「いじめにあい、中学校の半分は不登校だった」と自身の経験を紹介。LGBTQであることが、生きづらさにつながっていると訴える。大学時代、トランスジェンダーの先輩が就職活動で悩む姿を見て、「多様な人材が活躍できないのは機会損失。自分らしく生きて働ける社会を作りたい」と考えるようになったという。「LGBTQの人々は自分の周りにいる。知ることが(理解の)第一歩になる」と話している。

 3月15日まで、県のLGBTQサイトから視聴できる。

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