ソーシャルアクションラボ

2022.12.14

シンディ・ローパーさんも歌って歓迎 米で同性婚保障法成立

バイデン米大統領は13日、同性婚の権利を保障する連邦法案に署名し、同法が成立した。ホワイトハウスの南庭で開かれた署名式では、性的少数者(LGBTQなど)の権利を擁護する活動を続けてきた歌手のシンディ・ローパーさん(69)も参加。往年のヒット曲「トゥルー・カラーズ」を披露した。

ローパーさんは式典に先立ち、ホワイトハウスでの定例記者会見の場に現れ、「米国人は今、愛する人を愛せる。同性愛者や彼らの子供たちが将来のことを心配しなくて済むようにしてくれた人々に感謝したい」と同法の成立を歓迎した。

米国では2015年の連邦最高裁判決に基づき、全土で同性婚の権利が認められている。しかし、最高裁は今年6月の判決で、人工妊娠中絶の権利を保障した憲法判断を覆し、州による中絶禁止を容認。保守派のトーマス判事が同性婚の権利の見直しにも言及したことで、リベラル派からは、州による同性婚禁止も容認することへの懸念が高まっていた。

13日成立した連邦法は、仮に一部の州が同性婚を禁じても、既に他州で同性婚をしたカップルの権利を守る内容。同性婚が合法な州で婚姻したカップルが他州に移動した場合でも、婚姻は有効だと連邦政府が認める仕組みになっている。【ワシントン秋山信一】

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