ソーシャルアクションラボ

2022.12.21

廃材使った作品で学校を美術館に 岡山の小学校、SDGs学ぶ

 ネスレ日本(本社・神戸市)と毎日新聞社MOTTAINAIキャンペーン事務局による合同の出前授業が12月16日、岡山大学教育学部付属小学校(岡山市中区)であり、6年生の児童104人が地球環境の大切さを学んだ。

 国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)を支援するネスレ日本は、環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさん(1940~2011年)が提唱したMOTTAINAIキャンペーンの趣旨に賛同。通常は廃棄してしまうものをアートとしてよみがえらせる「MOTTAINAIクリエイティブリユース企画」を展開し、SDGsや地球環境について考えるきっかけを提供してきた。この活動をニュースで知った同小の高橋英理子教諭が「実際に活動している人たちから子どもたちが直接話を聞く機会を作りたい」とMOTTAINAIキャンペーン事務局に連絡したことから、授業が実現した。

 授業ではまず、SDGsの実現に向けて、それぞれの社が取り組んでいる活動を紹介した。ネスレ日本・コーポレートコミュニケーション室の的場太室長(42)は商品の包装材料をリサイクル・再利用できるものに変え、プラスチックの使用量を削減していると説明した。2社で取り組んできたリユース企画についても触れ、「SDGsのゴールの一つは『パートナーシップで目標を達成しよう』。思いを一緒にすれば、すてきなことができるよ」と語りかけた。

 同校では3学期に向けて、廃材などを使った作品を校内に飾り、学校全体を美術館にする取り組みを進めている。授業の内容を熱心に記録していた吉田早希さん(12)は「学年のみんなで協力することで、1人でするよりいい美術館が作れそう」、中村心美さん(12)は「作品の出来だけでなく、どれくらい協力できたかを大切にしたい」と笑顔で話していた。【竹内紀臣】

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