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2022.12.25

北海道、大雪と強風 紋別で鉄塔倒壊 遠軽で女性死亡

 北海道内は24日、発達した低気圧の影響による大雪や強風により停電や交通機関の運休が続いた。23日に発生したオホーツク管内の大規模な停電を受け、道は同日夜、紋別市や北見市など10市町に災害救助法の適用を決定し、自衛隊に災害派遣を要請。陸上自衛隊は紋別市の避難所にストーブや発電機、灯油などを輸送した。

 道や北海道電力によると、紋別市で23日午後3時半ごろ、送電用の鉄塔1基が倒壊。同市内の全世帯約1万3350戸を含むオホーツク管内の約2万4000戸が停電した。要請を受けた陸上自衛隊は同市内の避難所にストーブ9台、発電機2機などを届けた。同市内の停電は24日午前にほぼ解消したが、午後8時の時点で道内約1100戸が停電している。

 JR北海道は24日、特急15本を含む列車89本を運休。石北線の上川―北見間と宗谷線の名寄―稚内間では除雪が追いつかず、少なくとも27日まで運転再開は困難という。オホーツク紋別空港は24日、停電の影響で終日閉鎖され、全便が欠航した。

 遠軽町生田原では24日午前11時35分ごろ、民家の玄関先で、この家に住む石井八重子さん(87)が雪に埋もれ死亡しているのが見つかった。遠軽署によると、近くにスコップがあり、除雪作業中に屋根から落ちた雪の下敷きになったとみられる。

 札幌管区気象台によると、大雪はピークを越えたが、25日までは引き続き大雪や強風に警戒が必要だという。【米山淳】

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