Generated by All in One SEO v4.9.1.1, this is an llms.txt file, used by LLMs to index the site. # ソーシャルアクションラボ | 毎日新聞 ## Sitemaps - [XML Sitemap](https://socialaction.mainichi.jp/sitemap.xml): Contains all public & indexable URLs for this website. ## 投稿 - [「遺族には節目はない」 熱海土石流の発生から5年で追悼式](https://socialaction.mainichi.jp/2026/07/03/15387.html) - 28人が犠牲になった静岡県熱海市の大規模土石流の発生から5年となった3日、被災した同市伊豆山地区で市の追悼式が開かれた。遺族28人を含む50人が参列し、犠牲者を悼んだ。鈴木康友知事は「不適切な盛り土の監視体制を強化した。毅然(きぜん)と対応する」、斉藤栄市長は取材に「被災地の復旧・復興が最大の責務」と述べた。 2021年7月3日、大雨で地区の上流の盛り土が崩落。川を下って住宅地に流れ込み、家屋を押し流した。山あいでは過去に、大量の土砂や産業廃棄物が捨てられていた。こうした違法な盛り土を含む土砂が滑... - [「さみしさは変わらない」 花おくりで追悼 九州豪雨6年](https://socialaction.mainichi.jp/2026/07/04/15392.html) - 熊本を中心に九州5県で死者・行方不明者81人(災害関連死を含む)を出した九州豪雨は4日、発生から6年となった。各地で追悼行事があり、犠牲者に手を合わせた。 熊本県球磨村の神瀬(こうのせ)地区では「花おくり」の行事があった。遺族や住民ら約80人が地域のコミュニティーセンターで神事・法要を営んだ後、近くの球磨川支流・川内川の川岸に向かって、色とりどりの花を流した。 村内では計25人が死亡した。父が自宅で洪水に襲われ命を落とした宮崎絵美さん(46)は「安らかに眠って。こっちはやっていけているから心配しな... - [「平成最悪」西日本豪雨8年 8時間後救出の被災者「心がざわざわ」](https://socialaction.mainichi.jp/2026/07/06/15395.html) - 災害関連死を含めて300人超が犠牲となり、「平成最悪の水害」となった2018年の西日本豪雨は、6日で発生から8年を迎えた。甚大な被害が出た岡山、広島両県の被災地では献花台が設けられ、訪れた人々が犠牲者をしのんだ。 岡山県では95人(うち災害関連死34人)が亡くなった。堤防の決壊で大規模な浸水が発生し、犠牲者が集中した倉敷市真備町地区の献花台では、住民らが手を合わせた。伊東香織市長は「災害の記憶や教訓を後世に伝え、安全、安心に暮らせるように、地域のみなさんと一緒になって取り組んでいく」と決意を述べた... - [廃棄のカキ殻が地酒づくりに活躍 養殖業界パイオニアの挑戦](https://socialaction.mainichi.jp/2026/07/10/15408.html) - 三重県志摩市の的矢湾で三重ブランド「的矢かき」を養殖する佐藤養殖場(志摩市磯部町的矢)が、養殖過程で出る大量のカキ殻を活用して作った酒米で醸した日本酒「的矢廻(めぐり)」の販売を始めた。 1925年創業の同社は、カキをいかだにつるして養殖する方法や、紫外線で滅菌した海水に長時間浸す浄化法を考案した業界のパイオニア。ただ近年の海水温の上昇によってへい死したカキの廃棄処分に頭を悩ませていた。 活用法を模索していた浜地大規社長(46)は、海女たちが畑に海藻をまくことをヒントに、ミネラルなどを豊富に含むカ... - [山口・平生の土砂崩れ、起点から400メートル流出 国など調査](https://socialaction.mainichi.jp/2026/07/10/15426.html) - 6月26日に山口県平生町で1人が死亡した土砂災害の発生から2週間。県は10日、国土交通省の専門家らと現地調査し、急勾配の山の斜面から土石流が流れ込んだとみられることを明らかにした。流出した土砂は起点から被害に遭った家屋まで高さ約100メートル、長さ約400メートルに及んだことも判明した。 土砂災害の調査は平生町からの要請で、県が被災状況の把握や原因調査を進めている。この日は国交省国土技術政策総合研究所の室長ら専門家3人が初めて現地入り。県の職員らと約2時間にわたり調査し、対策について助言した。 調... - [台風で根こそぎ倒木→傷みが判明 桜並木再生へ市民が奔走 宮崎](https://socialaction.mainichi.jp/2026/07/12/15432.html) - 宮崎県延岡市の五ケ瀬川沿いの遊歩道「このはなロード」の桜並木が、6月に台風で大きな被害を受けた。毎年春に市民を楽しませてきたが、多くの幹の内部で傷みが進行していたことが台風を機に判明した。桜並木を再生しようと、市民グループが尽力している。市民らが2・3キロを整備 全長約2・3キロのこのはなロードには、早咲きの河津桜が約300本並ぶ。市内のNPO法人「コノハナロード延岡市民応援隊」(佐伯卓信理事長)が2009年から3年かけて整備した木々だ。桜の時期には沿道の菜の花約100万本も開花し、美しいコントラ... - [第21回水害サミット 防災から「災害制御」へ 行動変容と流域治水、首長ら熱論](https://socialaction.mainichi.jp/2026/06/16/15199.html) - 水害などを経験した全国の地方自治体の首長らが対策などについて意見交換する「第21回水害サミット」(同実行委員会 - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 願いを語り継ぐ「水の神さま」~河童の憂うつ?~ 連載74回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2026/06/05/15082.html) - 2011年3月の東日本大震災から15年の年月が流れて今、その記録や教訓を次世代に伝えて継承する取り組みがおこなわれています。 古来、地震・噴火・津波などの自然災害にさいなまれてきた日本列島ですが、東北地方の太平洋岸は、幾度もの大地震と大津波の惨禍に見舞われてきました。平安時代に編さんされた歴史書「日本三代実録」 - [ドローンはクマ被害の救世主になるか 「位置確認」で効果発揮](https://socialaction.mainichi.jp/2026/06/04/15142.html) - 今年度に入ってからも、東北を中心にクマの出没や人身被害が相次いでいる。こうした中で、救世主になるのではと期待されているのがドローンだ。 上空からクマの位置確認をする「見守り」で効果を発揮しているが、それだけではないという。秋田県ドローン協会(秋田市)代表理事の金森昌亮(まさあき)さん(41)に現状と今後の課題を聞いた。 協会は2025年8月に秋田市と災害協定を締結し、要請に応じて情報収集や捜索活動ができるようになった。直後に秋田市中心部の千秋公園でクマの目撃情報があり、しばらく公園の立ち入りは禁止... - [台風6号 沖縄で9人軽傷、建物破損も 1万人超に避難指示](https://socialaction.mainichi.jp/2026/06/02/15078.html) - 台風6号は2日、鹿児島県・奄美大島の北西を北寄りに進んだ。2日夜にかけて九州南部に接近する見通し。宮崎、鹿児島、高知、徳島の4県では線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性がある。3日には西日本から東日本の太平洋側に接近する見込み。気象庁はいずれの地域でも雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒を呼びかけている。 気象庁によると、2日午前9時現在は鹿児島県・屋久島の南西約190キロの海上を時速25キロで北北東に進んでいる。中心気圧は975ヘクトパスカルで中心付... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 水の記憶と継承、そして祈り ~円空の仏が語りかけるもの~ 連載73回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2026/04/23/14836.html) - 2011年3月の東日本大震災から15年の年月が流れて今、その記録や教訓を次世代に伝えて継承する取り組みがおこなわれています。 古来、地震・噴火・津波などの自然災害にさいなまれてきた日本列島ですが、東北地方の太平洋岸は、幾度もの大地震と大津波の惨禍に見舞われてきました。平安時代に編さんされた歴史書「日本三代実録」 - [高体温のマグロやサメ、温暖化で体「過熱」 絶滅リスクより高く](https://socialaction.mainichi.jp/2026/04/17/14832.html) - マグロやサメの一部は体温が高くて熱を逃がしにくく、地球温暖化で海水温が上がると体が「過熱」し、絶滅リスクがさらに高まる懸念があるとの分析を、アイルランド・ダブリン大や総合研究大学院大などの研究チームが16日付の米科学誌サイエンスに発表した。 魚類のほとんどは変温動物で、体温は水温と同じ。だが、マグロ類やホオジロザメの仲間は代謝熱を体内に保持し、体温が水温より5~10度ほど高い。体温が高いと筋肉の出力が上がり、同等のサイズの他の魚よりも速く、長い距離を回遊することができる。 高い体温の維持には多くの... - [「安心につながれば」 岡山の団体が外国ルーツ親子に居場所提供](https://socialaction.mainichi.jp/2026/04/15/14830.html) - 外国籍や外国にルーツをもつ子どもが増える中、任意団体「居場所づくりネットワークINE(いいね!)」は、第2、第4土曜日に、岡山県内の外国ルーツの親子に向けた居場所を提供している。活動場所の県青年館(岡山市北区)をのぞくと、のびのびと過ごす利用者の姿が印象的だった。 3月28日、活動場所にはインドネシア、アメリカ、イエメンにルーツがある子ども7人と大人5人、ボランティア15人ほどが集まっていた。 全員で自己紹介をした後、スタッフが日本語の絵本を読み聞かせた。次にえんぴつや消しゴムなどの文房具について... - [企業で広がるニューロダイバーシティー 心理的安全性の構築カギ](https://socialaction.mainichi.jp/2026/04/08/14787.html) - 発達障害など、脳や神経に由来する特性の違いを多様性ととらえて尊重する「ニューロダイバーシティー」という概念を、人材戦略に取り入れる企業が増えつつある。ヤマハ発動機(静岡県磐田市)もその一つだ。 「性別や年齢と同様に、脳の特性も多様性の一つだ」。2025年12月に開かれた社内研修会で、ニューロダイバーシティーに詳しい臨床心理士の村中直人さんはこう理解を求めた。約300人の社員が参加した。 村中さんはセミナーで、注意の向け方や集中の仕方、記憶や感覚など認知スタイルや情報の受け取り方には個人差があり、こ... - [温泉旅館で重油2000リットル流出、川に流入 北海道・ニセコ](https://socialaction.mainichi.jp/2026/04/10/14802.html) - ホテル経営などを手がける鶴雅観光開発(北海道釧路市)は、ニセコ町の温泉旅館「ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢(もく)の抄(しょう)」で7日にボイラー燃料の重油が敷地外に流出し、付近のニセコアンベツ川に流入したと発表した。 同社によると、重油の流出が確認されたのは7日午後3時ごろ。流出量は約2000リットルで、旅館から南に約4キロ離れたニセコアンベツ川と尻別川の合流地点付近でも流出した重油が確認された。 タンクに重油を補充した後、タンク2基間の油量調整装置が作動したままになっていたため、装置の給排気口か... - [国連の中満事務次長「特別なエール」 東大院入学式で女子学生へ](https://socialaction.mainichi.jp/2026/04/13/14816.html) - 東京大大学院の入学式が13日、東京都千代田区の日本武道館で開かれた。国連軍縮担当上級代表の中満泉事務次長は祝辞で、「今日ここに集う女子学生の皆さんに特別なエールを送ります」と前置きし、温かいメッセージを送った。 中満さんは1989年に国連入りし、2017年から事務次長・軍縮担当上級代表を務めている。 祝辞では、自身が米ジョージタウン大大学院に入学したころを「冷戦が終結しつつあることを肌で感じ、まさに歴史の転換期にあることに若い学生として興奮を覚えた」と振り返り、「皆さんが研究生活に入る今、再び歴史... - [獣害に向き合い、獣害対策の手助けに取り組む東京の大学生たち](https://socialaction.mainichi.jp/2026/04/14/14825.html) - 2025年は、クマによる国内での人身被害が統計開始以来、過去最悪を記録。死者は13人にのぼり、獣害問題への関心が高まった。都市部に住む人には身近に感じにくい側面もあるが、そんな獣害問題をひとごととせず、自らできることを模索して行動する大学生たちが東京にいる。現場に足を運び、獣害対策の手伝いをする「早稲田大学狩り部」を取材した。【早稲田大・菅野潤(キャンパる編集部)】シームレスな活動内容 早稲田大学狩り部は17年、アフリカのゾウの獣害問題を研究する同大平山郁夫記念ボランティアセンター前准教授の岩井雪... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 大地震大津波に遭遇した独眼竜政宗とスペイン人探検家 連載72回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2026/03/03/2803.html) - 2011年3月の東日本大震災から15年の年月が流れて今、その記録や教訓を次世代に伝えて継承する取り組みがおこなわれています。 古来、地震・噴火・津波などの自然災害にさいなまれてきた日本列島ですが、東北地方の太平洋岸は、幾度もの大地震と大津波の惨禍に見舞われてきました。平安時代に編さんされた歴史書「日本三代実録」 - [知的障害者の居場所作りを考える 7日オンラインでシンポジウム](https://socialaction.mainichi.jp/2026/03/01/14616.html) - 知的障害がある人の自立生活や居場所づくりを考えるオンラインシンポジウムが7日、開かれる。支援者や家族らでつくる「知的障害のある人の自立生活について考える会」の主催。 2025年の障害者白書によると、身体障害者の施設入所割合は1・7%、精神障害者の入院患者は4・4%に対して、知的障害者の施設入所は10・1%。大人になっても親元や施設で暮らす人が多いのが実情だ。 一方で、重度訪問介護などの障害福祉サービスを利用して地域で一人暮らしをする人たちもいる。会の運営委員で障害福祉事業所「風雷社中」(東京都大田... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 司馬遼太郎作品にみる〝土木の風景〟 連載71回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2026/01/30/14462.html) - 司馬遼太郎作品は、小説だけでなく多数の随筆・紀行文など世代を超えて多くの人々に読み継がれています。NHK大河ドラマ原作となった作品数は「坂の上の雲」など7作品を数えるほどの人気です。 実は「農業土木」という分野に深い関心を寄せ、農業土木に関する含蓄のある記述をしています。農業土木とは、農業における土地や労働の生産性を高 - [「時速20キロまで5秒かける」 アクセル踏み方見直しで三つの効果](https://socialaction.mainichi.jp/2026/01/27/14511.html) - 「意識するのは右足だけ。自動車の発進時、時速20キロに達するまで5秒かける」という「アクセルトレーニング」が愛媛県今治市でじわじわと進んでいる。市の職員らでつくる自主研究グループが脱炭素化と燃費向上に向けて始めた試み。環境にも経済にも、何より交通安全にも良いため2024年には市の公用車の一部に導入され、民間の4企業にも取り組みが広がっている。 多くのドライバーにとって、20キロまでに5秒かけるという発進はかなりのゆっくりペース。だが、毎日のように続けて習慣にすることで燃費は10%程度向上し、二酸化... - [昔の人は災害にどう備えていた? 武田信玄の治水装置で実験 奈良](https://socialaction.mainichi.jp/2026/01/27/14513.html) - 四天王寺大(大阪)、奈良地方気象台と連携して「新しい防災教育」の構築を目指している奈良女子大付属小(奈良市百楽園1)で26日、戦国武将の武田信玄が考案したとされる治水装置「聖牛」の効用を調べる実験が行われた。校庭のビオトープにある水路に聖牛をすえてジョウロで水を流した。 聖牛は、木を三角すい状に組んだものを石を重しにして川の中に複数据える。水の勢いを緩めて堤防の決壊を防いだ。形が牛に似ていることからこう名付けられたという。日本三大急流に数えられる山梨県の富士川水系で継承され、現在も活用されている。... - [機能的でおしゃれに 平時から使える防災ベスト、福井工業高専が提案](https://socialaction.mainichi.jp/2026/01/23/14474.html) - 国立研究開発法人・防災科学技術研究所などが主催する「第4回高専防災減災コンテスト」の最終審査に残った福井工業高専(福井県鯖江市)の2チーム。そのうちの1チームの提案が、環境都市工学科4年の女子学生5人が取り組む「ベストなベスト~身に着ける安心~」だ。アイデア満載でおしゃれな防災ベストを作り上げた。 コンテストは防災減災に関わる社会課題の解決策とそのアイデアの検証過程を競う。5人の問題意識は、福井県内の高齢化率の高さと災害関連死に見られる高齢者の多さ。女性の視点が必要な防災活動に、共働き率の高い福井... - [障害あっても自力滑走「テトラスキー」 北海道・旭川で導入進む](https://socialaction.mainichi.jp/2026/01/19/14440.html) - 障害が重くても自ら操作して滑走できる「テトラスキー」のアジア初の導入が進む北海道旭川市で、重度の障害がある人が初めて試乗した。諦めていた自力滑降が実現し、「最高です」などと声を弾ませていた。個別の障害に合わせ安全確保 テトラスキーは米ユタ大学が開発。重度の障害があってもジョイスティックやマウスピースなどでスキー板を自分で操作し滑走できる最新のパラスポーツ用具。欧米で導入が始まり、国際大会も開かれている。 用具として販売する形での普及ではなく、人によって異なる障害の程度や様態に合わせて安全性を確保す... - [三宅島噴火の被災者支えて20年 ふるさとネットが活動休止](https://socialaction.mainichi.jp/2026/01/19/14442.html) - 2000年の東京・三宅島噴火災害を巡り、05年の帰島開始後も被災者の支援や情報提供に取り組んできたボランティア組織「三宅島ふるさと再生ネットワーク」(ふるさとネット)が昨年末で活動を休止した。三宅島は昭和期にほぼ20年ごとに噴火を繰り返してきたが、近年は落ち着いた状態が続いており、活動の中心を担ってきた会長の佐藤就之(しゅうし)さん(90)が加齢によって身動きを取りにくくなったため、区切りを付けることにした。 三宅島では、島の中央部にそびえる雄山(おやま)が00年7月に噴火し、9月に全島避難指示で... - [北海道のナラ枯れ急速拡大 25年度は推計1959本被害](https://socialaction.mainichi.jp/2026/01/21/14453.html) - 北海道南地域で発生しているナラ類やシイ・カシ類の樹木が枯れる伝染病「ナラ枯れ」の被害が北に拡大している。今年度の道の調査では森町や八雲町など8市町でも初めて確認され、推測される被害木は1959本に上った。森林資源や植生への影響が懸念される。 ナラ枯れは、害虫「カシノナガキクイムシ(カシナガ)」が原因で起こる。関西や関東地方でナラ枯れを起こしていたカシナガは近年北上し、青森県から道南地域に飛来。道内では2020年に松前町と福島町で初めて確認されていたが、5年間で生息域が急速に広がった形だ。 道はナラ... - [気温上昇と積雪減少で冬季五輪ピンチ パラ大会は雪解けリスクも](https://socialaction.mainichi.jp/2026/01/21/14456.html) - 2月6日のミラノ・コルティナ冬季オリンピック開幕を前に、米研究機関クライメート・セントラルは21日、地球温暖化による気温上昇や積雪の減少により、冬季五輪・パラリンピックの運営が厳しさを増しているとの報告書を公表した。 今大会では、イタリア北部コルティナダンペッツォでアルペンスキー女子などの屋外競技が主に行われる。報告書によると、当地で初めて冬季五輪が開かれた1956年以降10年間の2月の平均気温は氷点下7度だった。これに対し、直近の10年間(2016~25年)の同気温は氷点下2・7度に上昇した。 ... - [「いざという時に」避難所生活が難しい自閉症 親子で車中泊に挑戦](https://socialaction.mainichi.jp/2026/01/22/14458.html) - 大規模災害時における避難所の生活に、強く困難を感じる人たちがいる。介護が必要な高齢者や障害者とその家族。避難を諦めるケースもある。自閉スペクトラム症(ASD)を抱える人やその家族の選択肢として、車中泊避難の実証実験が17日、北九州市小倉南区であった。車内で一夜を明かした5家族10人は「(この方法だったら)避難ができるかも」と声を上げた。 ASDのある人は、感覚過敏などから強いストレスを受けやすく、多くの人が集まる避難所で長時間の生活が困難とされる。赤ちゃんや犬の声などでパニックを起こしたり、動き回... - [国連の障害者権利委員なのに…十分な手話通訳つかず自腹](https://socialaction.mainichi.jp/2025/12/30/14334.html) - 各国の障害者権利条約の実施状況を監視する国連障害者権利委員会の委員で聴覚障害者の田門浩さん(58)について、活動の際に十分な手話通訳が付かないことから、権利委が国連本部に改善を要請する事態になっている。外務省も国連に対応を求めており、「ゆゆしき問題だ」(担当者)としている。 弁護士である田門さんは18人の委員に過去も含め2人目の日本人として選ばれ、2025年1月から4年間の任期がスタートした。 権利委の会議はスイス・ジュネーブの国連欧州本部で年2回(3、8月)開催される。委員はそれぞれ3週間ほどか... - [DV被害男性や性的少数者の保護所、来年2月開設へ 横浜のNPO](https://socialaction.mainichi.jp/2025/12/30/14336.html) - 12月中旬、横浜駅にほど近いマンションの一室で、NPO法人「SHIP」(横浜市神奈川区)の星野慎二代表(65)が不動産資料と向き合っていた。全国的にも少ないドメスティックバイオレンス(DV)などを受けた男性や、性的少数者(LGBTQなど)の一時保護所を2月に開設するため、準備を進めている。 自身も性的少数者と公表している星野さんは、2007年にSHIPを設立。同じ立場の人の居場所づくりや交流事業に取り組んできた。 活動の中で、深刻な相談が寄せられることもある。その一つがDVの問題で、女性を自認する... - [「どうしたらいい?」 亡き夫思い能登で再建に踏み出した女性](https://socialaction.mainichi.jp/2026/01/01/14348.html) - スーパーで買い物をしていると、二人連れの姿が目に留まる。 「私も、ほんとは二人やったはず。老後はどうなるのだろう。夫婦っていいよな」 クリーニング店の従業員、山下真由美さん(51)の隣にいた夫の正博さん(当時51歳)は、もういない。亡くなってから2年がたった。 優しくて、一番の相談相手だった。自宅1階が潰れ言葉失う 2年前の元日、真由美さんは母(75)の介護のため、石川県輪島市三井町の自宅から車で20分ほどの所にある実家で過ごしていた。次女(15)も一緒だった。 夕方に突然、震度7の激しい揺れに襲... - [避けるべき単語だらけに “気候変動”がアメリカを分断するまで](https://socialaction.mainichi.jp/2026/01/02/14355.html) - 「1年前と同じ国とは思えない」。米ハワイ大で海の二酸化炭素(CO2)吸収の働きを研究する気候科学者、デービッド・ホー教授は嘆く。米国の科学者たちは今、連邦機関の研究費を獲得する申請書で、「気候」などトランプ政権が嫌う単語を避け、別の表現に言い換えるよう所属機関などから暗に促されている。政権が敵視するDEI(多様性、公平性、包摂性)と直接関係のない「生物多様性」という科学用語まで控える傾向にあるという。 2大政党制の米国では政権交代のたび、振り子のように政策が揺れ動く。気候変動問題は信条や価値観に基... - [ゾウの故郷・スリランカの大雨被害に支援を 動物園に募金箱 山口](https://socialaction.mainichi.jp/2026/01/03/14363.html) - 山口県周南市は1日、サイクロンに見舞われ多大な被害が出たスリランカの支援のための募金活動を始めた。徳山動物園にはスリランカから寄贈されたゾウ2頭がおり、「ご恩に報いる」(藤井律子市長)として、南北2カ所の園入り口に募金箱を設置した。毎週日曜には、ゾウをモチーフにしたマスコットキャラクター「しゅうぞう」らがゾウ舎前で協力を呼び掛ける。 スリランカは2025年11月下旬、サイクロン上陸による大雨で、中部の丘陵地帯を中心に洪水や土砂崩れが相次いだ。死者は400人以上とされる。 2頭は、13年9月にやって... - [妊産婦の女性騎手に希望 地方競馬全国協会、免許更新の要件を緩和](https://socialaction.mainichi.jp/2025/12/20/14290.html) - 全国15カ所の競馬場を統括する地方競馬全国協会(東京都港区)が、妊産婦となった騎手に限り、騎手免許更新に必要な体重と騎乗回数の2要件を不要としたことが毎日新聞の取材で分かった。12月1日付で全国の競馬組合に通知(適用は11月19日付)した。1962年の協会設立以来、妊産婦向けに要件が緩和されたのは初めて。 これまでは女性騎手が妊娠・出産した場合、現実的に要件を満たすことが難しく、騎手をやめざるを得ない環境だったが、出産後の騎手継続に道が開けた。 9月に妊娠を公表した高知競馬の濱尚美騎手(24)は「... - [冬の水温に耐えられないはずが…オオクチユゴイが愛媛県で初採集](https://socialaction.mainichi.jp/2025/12/22/14297.html) - インド太平洋の熱帯、亜熱帯域を中心に分布する魚・オオクチユゴイ(ユゴイ科)が、愛媛県愛南町の柏川(かしわがわ)で採集され、標本となった。同県内では初の記録。稚魚のうちに太平洋から黒潮で運ばれても、周辺では冬の水温に耐えられずに死んでしまうと思われていた南方系の魚だが、ひと冬以上を越したとみられる立派な体格。他に20匹ほどが泳いでいるのが目撃され、水温変動の影響で繁殖できるようになったことをうかがわせている。 愛媛県野生動植物保護推進員の清水孝昭さん、筑波大大学院生の山川宇宙さん、環境調査会社員の森... - [マータイさん長女ワンジラさん、ローソンでフードロス削減対策を視察](https://socialaction.mainichi.jp/2025/12/23/14310.html) - 環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞したケニアの故ワンガリ・マータイさんの長女で、世界資源研究所マネジングディレクターのワンジラ・マータイさんが23日、東京都品川区のローソン・ゲートシティ大崎アトリウム店を訪問し、「値引きシール」などでフードロス削減に取り組む様子を視察した。 ローソンは二酸化炭素(CO2)排出やプラスチック使用、フードロスをそれぞれ削減する環境保全活動に力を入れており、精緻な販売予測に基づく店舗からの商品発注の推奨や、おにぎりなどに値引きシールを適用することなどで、「しっかり売り... - [MOTTAINAIキャンペーン 20周年記念シンポジウム・前編 環境問題を心に訴える](https://socialaction.mainichi.jp/2025/12/26/14323.html) - <リジェネラティブな世界を目指して MOTTAINAI20YEARS>速い対策必要、まず行動を 環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞したケニアのワンガリ・マータイさん(1940~2011年)の提唱で始まり、毎日新聞社が推進してきた「MOTTAINAIキャンペーン」の活動20周年を記念したシンポジウムが今月22日、東京都豊島区の立教大池袋キャンパスで開かれた。人と自然が共生する「リジェネラティブな世界」を目指すことをテーマに掲げ、マータイさんの長女で世界資源研究所マネジングディレクターのワンジラ・マ... - [魅力的で役立つ「防災教育」とは 奈良の小学校で始まった新たな試み](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/26/14199.html) - 日本は“災害大国”だ。大地はよく揺れ、時に火を噴く。気候変動の深刻化で豪雨に突然襲われることも増えた。子どもたちが命を守るのに役立つ「新しい防災教育」を構築できないか。奈良市の奈良女子大付属小学校で取り組みが始まった。発案したのは、四天王寺大(大阪府羽曳野市)で理科教育を専門とする准教授。防災教育に熱心な教諭がいる同小と奈良地方気象台を誘った。授業と歩調を合わせ、随時、紹介したい。【大川泰弘】 文部科学省は2019年、学校の防災体制を強化し、実践的な防災教育を推進するよう全国の教育委員会に求めた。... - [立教大准教授の語る「育成すべき学生像」とは? 26年環境学部新設](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/27/14204.html) - 立教大学の卒業生が親睦を深めるために活動している校友会の一つ、「稲城・多摩立教会」の設立15周年を記念した集会が22日、東京都多摩市のパルテノン多摩で開かれ、同大環境学部開設準備室の森朋子准教授が環境問題に関して講演した。 同大は2026年4月に環境学部を新設する。森准教授は昨今の地球環境を取り巻く問題の中で、生物多様性▽気候変動▽化学物質による汚染――が特に危機的な状況にあり、経済界からも「ビジネス上のリスク」と認識されていると説明。これまでは目に見える問題の解消を目的に、例えば個々人が節電の努... - [広島の養殖カキ大量死問題、“貧酸素状態”が原因か 専門家指摘](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/27/14207.html) - 広島県の養殖カキが大量死している問題で、広島大の山本民次名誉教授(水圏生態学)はカキが酸欠状態になったことが原因と指摘している。周辺海域のデータを解析したところ、例年は海底付近にとどまっていた酸素不足の水が、今年はカキが養殖されていた海面付近にまで上昇していたという。 日本一の生産量を誇る広島県で今シーズンの養殖カキの水揚げが始まった10月20日以降、県中部から東部にかけて水揚げされたカキの8~9割が死んでいる異常事態が発生。県が養殖業者に聞き取り調査した結果、大量死は9月下旬~10月上旬に起きた... - [東京消防庁が1.8万人参加の震災訓練 首都直下地震を想定](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/29/14231.html) - 東京消防庁は29日、首都直下地震(M7・3)を想定し、全消防職員約1万8000人を動員した総合震災消防訓練を実施した。陸上自衛隊朝霞訓練場(埼玉県新座市)で開かれた訓練には、消防隊28隊や関係機関など約330人が参加し、倒壊した家屋や土砂災害現場での救助活動の手順を確認した。 訓練は、東京都内で最大震度7を観測し、各地で大規模災害が発生したと想定。緊急車両の進入が難しい地域や土砂崩れの被害に遭った住宅で、被災者を救助犬で捜索したり、切断器具を使って救助したりする訓練を行った。 地震によって住宅密集... - [「オカマ」と呼ばれ壮絶いじめ かずこママ、苦しかった中学時代](https://socialaction.mainichi.jp/2025/12/02/14236.html) - 初めて差別を感じたのは、小学校の高学年の時だった。 東京・銀座と北海道千歳市で飲食店を経営するコラムニストのかずこママこと村井和之さん(53)=東京都中央区。幼少期から女の子と遊ぶことが多く、女の子の体より男の子の体に関心があった。 同級生に「オカマ」とからかわれるようになり、中学校に進学すると、激しいいじめに発展していった。 村井さんは宇都宮市出身。会社員の父と専業主婦の母、兄の4人暮らしだった。 物心ついた時から「男の子が好き」という気持ちを持っており、同級生はそんな村井さんの性的指向を敏感に... - [ダウン症の俳優・吉田葵さん、初のソロダンス挑戦 現代舞踊イベント](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/22/14185.html) - ビム・ベンダース監督の映画「PERFECT DAYS」などに出演した俳優の吉田葵さん(18)が23日、さいたま市の「彩の国さいたま芸術劇場」で行われる現代舞踊フェスティバルに参加する。ダウン症の吉田さんは子どもの時にダンスを習っており、初めて本格的なソロの踊りに挑む。 ダウン症候群(標準型)は、21番の染色体が通常2本のところ3本あり、46本の染色体が47本になっている。当事者は一般的に筋肉の緊張度がやや低く、筋力が弱い傾向にある。体づくりのため吉田さんは9~15歳の時、東京都大田区の平多正於(ま... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 〝水田〟と〝治水〟の深~い関係 ~日本の田んぼを整えた上野英三郎~ 連載70回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/25/14148.html) - 田植えから稲刈りまでさまざまな景色を見せる水田は、地域ごとに個性的な顔を見せてくれます。毎年、田植えの季節がやってくると、田んぼには満々と水が張られ、春の陽に光っています。 水田とは、水を溜めて稲を栽培する田んぼのことですが、なぜ、田んぼの水は漏れずにたまっていられるのでしょうか - [COP30閉幕 35年までに適応資金3倍「努力」 脱化石燃料明記されず](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/23/14189.html) - ブラジル北部ベレンで開かれた国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)は22日、途上国の気候変動の影響を軽減する「適応」資金を2035年までに3倍に拡大する努力を促すことなどを盛り込んだ「グローバル・ムチラン」と題する成果文書を採択し、閉幕した。焦点だった化石燃料からの脱却に向けたロードマップ(行程表)は盛り込まれなかった。 ムチランは「共同作業」の精神を意味するブラジル先住民の言葉。成果文書では、世界の気温上昇を産業革命前から1・5度に抑える「決意」を改めて示し、一時的に超過してもす... - [「トランスジェンダー学生」にどう向き合うか 津田塾大生の思い](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/22/14183.html) - 津田塾大学(本部・東京都小平市)は2023年6月に性自認が女性であるトランスジェンダー学生の受け入れを決定し、25年度から受け入れを開始した。受け入れが始まった現在、在学生や教職員へはどのようなサポートが行われているのか、また在学生は受け入れに対してどのような思いでいるのか取材した。【津田塾大・筒井真桜(キャンパる編集部)】検討開始から8年 津田塾大が受け入れの検討を始めたのは17年5月。学内で副学長、学部長などで構成された「トランスジェンダー学生受け入れのための検討委員会」を発足させた。同委員会... - [葉っぱのギザギザ、間隔が決まる仕組みを発見 「調整役」の役割解明](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/24/14192.html) - 植物の葉にできるギザギザや、葉や茎の配置が一定の間隔に決まる新たな仕組みを見つけたと、奈良先端科学技術大学院大の池内桃子特任准教授らが英科学誌で発表した。ホルモンのように働く分子が調節役を担っていることが分かり、20年来の定説を書き換える成果という。 植物は、一定の間隔で葉や花、茎が配置されたり、葉の縁に鋸歯(きょし)と呼ばれるギザギザがあったりと、器官の形成に周期性がある。 この形成には、成長を促すホルモン「オーキシン」が植物の体内で移動し、局所的に高濃度で蓄積することで決まると長らく考えられて... - [COP30会場で火災 20日の会議は全て中止に 交渉に影響も](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/21/14170.html) - ブラジル北部ベレンで開催中の国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)の会場で20日、火災が発生し、各国の閣僚や交渉官らが一時避難する騒ぎがあった。間もなく消し止められたが、同日予定されていた会議などは全て中止された。会期末が21日に迫る中、焦点となっている途上国への資金支援などの交渉は難航しており、合意は不透明さを増している。 火災は午後2時ごろ、各国政府や団体などのパビリオンが並ぶエリアで起きた。火災報知機が鳴り、関係者が消火に当たったほか、事務局スタッフが来場者を屋外へ避難させた... - [悪魔の本性を仮面に隠すミナミちゃん 笑顔が魅力のミナミギンポ](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/12/14095.html) - 「ミナミさん(ちゃん)」といえば、皆さんは誰を、あるいは何を思い浮かべますか?俳優の浜辺美波さんのほか、諸先輩方がよくご存じの南沙織さんでしょうか。10代の間では、ユーチューバーでインフルエンサーのMINAMIさんが人気らしい。 私にとってアイドルのミナミちゃんは野球アニメのヒロインですが、ダイバーが「ミナミちゃん」と呼ぶのは、この「ミナミギンポ」でしょう。笑顔がステキな人気者です。 ◇ ミナミの名がつく海産魚類は、ミナミイスズミやミナミクロダイ、以前この連載で取り上げたミナミハコフグなど30... - [ごみ分別ラッピング列車、児童がデザイン 電池混入の処理場火災で](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/19/14154.html) - 茨城県守谷市など4市のごみを処理する常総環境センター(同市)の火災事故を受け、ごみ分別を呼びかけるラッピング列車が、関東鉄道常総線にお目見えする。デザインを作成した市立黒内小の児童から提案を受けた関鉄側が実現を約束した。 常総環境センターは2024年12月に不燃ごみ処理設備で火災が発生。4市の不燃ごみが処理できなくなっている。不燃ごみにリチウムイオン電池が混入したことが原因と推定され、復旧は27年8月までかかり、費用は少なくとも約40億円に上る。 黒内小6年4組の児童は、7月から総合的な学習の時間... - [村の9割、一瞬で消えた 美しいスイス「魔法の谷」を襲った氷河崩壊](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/21/14167.html) - アルプス山脈の名峰がそびえるスイス南部バレー州。レッチェンタール渓谷とその周辺一帯は、世界自然遺産に登録される風光明媚(めいび)な土地だ。アルプス最大のアレッチ氷河(約78・5平方キロ)に代表される山岳氷河群を抱え、自然の雄大さから「魔法の谷」とも形容される。 その美しい谷に張り付くように歴史ある家々が軒を連ねていたブラッテン村(標高約1540メートル)を5月、悲劇が襲った。谷の上流にある氷河の一つが崩壊し、水と氷混じりの真っ黒な土石流が人口約300人の村をのみ込んだのだ。 「あの日のことは忘れも... - [障害者アスリートの「引退後」に希望を 義足ジャンパーが描く未来図](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/16/14127.html) - 夏の終わりが近づいた8月下旬。北海道函館市では、身体障害、知的障害を持つパラアスリートたち17人が強化合宿に参加していた。彼らは日本代表の陸上選手たち。翌月インドで開幕の世界選手権へ出場予定で、各自の課題に取り組んでいた。 そんな中、あるイベントが企画された。選手それぞれが自分自身についてプレゼンテーションをする。持ち時間は10分間だ。 「障害が残ったとき、死にたいと思いました」 そう打ち明けたのは、松本武尊(たける)選手(24)。高校生の時に脳卒中を患った。100メートルや400メートル走に取り... - [聴覚障害者、交番から相談・通報可能に 神奈川県警、全国初の運用](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/12/14102.html) - 神奈川県警は、聴覚障害者が無人の交番などから電話で相談・通報できる仕組みを導入した。スマートフォンで案内板のQRコードを読み込むと、所轄署の警察官にテレビ電話がつながり、手話通訳者を通じて会話ができる。こうした運用は全国の警察で初めて。 県内の交番や駐在所では、警察官が不在の場合、備え付けの電話機から署に連絡できる。ただ、耳が不自由な人は使えなかった。警察庁は文字入力で通報できるスマホアプリも開発・提供しているが、事前にインストールをしていなければ緊急時は使えない。 こうした事情から、聴覚障害者は... - [米国不参加のCOP30にホワイトハウス氏 「唯一の米政府代表」](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/15/14118.html) - 米トランプ政権が一人の交渉団も派遣していない国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)に14日、「唯一の米連邦政府代表」をうたって、民主党のシェルドン・ホワイトハウス上院議員が参加した。オンラインで記者会見したホワイトハウス氏は「トランプ大統領は米国社会を代表しているわけではない」と強調した。 米トランプ政権は地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」からの離脱を表明。ブラジル北部ベレンで開かれているCOP30には、COPの歴史上初めて、米国から一人の交渉官も派遣されていない。 ホワイトハ... - [クマ出没で臨時休校 9道県で62校、延べ84日 毎日新聞調査](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/15/14116.html) - クマの出没を受けて臨時休校した小中高校が2025年度、全国で少なくとも62校(延べ84日)に上ることが毎日新聞の調査で判明した。クマ出没を理由にした休校の数を把握していない自治体があり、実際はさらに多い可能性がある。登校できても屋外学習が制限されるなど教育の機会が減っており、学校現場からは「教育の質に影響しかねない」と不安の声が漏れる。 クマの生息が確認されていない九州・沖縄を除く39都道府県教育委員会に14日現在の状況を聞き取った。教委が把握していない場合は、休校などの報道があった市町村に問い合... - [草刈って泥排除して…再びホタルが飛び交う水辺に 静岡・三島で活動](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/15/14124.html) - 湿地に土砂が堆積(たいせき)し、雑草が生い茂ってしまった「ほたるの里」(静岡県三島市泉町)を、再びホタルが飛び交う水辺に再生させようと、NPO法人グラウンドワーク三島(GW三島)が14日、草刈りや枝切り、泥の排除、ごみ拾いなどの活動をした。作業には職場体験の中学生や地域貢献活動の加和太建設社員ら約20人が加わり、積年の汚れを一掃させた。 ほたるの里は、市立公園「楽寿園」の南隣、蓮沼川の上流部にあり、湿地には楽寿園小浜池の水も流れこむ。2003年に完成し、16年にホタル水路の改修や土留めの設置、展望... - [COP30は後半戦へ 脱・化石燃料のロードマップ策定が焦点に](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/16/14130.html) - ブラジル北部ベレンで開催中の国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)は17日から会期の後半に入る。化石燃料からの脱却に向けたロードマップ(行程表)の策定を支持する動きが参加国に広がり、最終日に採択される成果文書に反映されるかが焦点に浮上している。 ロードマップの策定は、議長国ブラジルが10日の開幕初日に呼びかけた。正式な議題ではなく、本質的な議論には至っていない。しかし、複数の交渉関係者によれば、15日までにドイツ、フランスや島しょ国を含む60カ国以上が正式議題に追加し、成果文書に反... - [韓国、2040年までに石炭火力40基廃止へ 脱石炭連盟に加盟表明](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/18/14136.html) - ブラジル北部ベレンで開催中の国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)で17日、韓国が石炭火力からクリーンエネルギーへの移行を進める「脱石炭連盟(PPCA)」への加盟を表明した。アジアではシンガポールに続いて2カ国目。 二酸化炭素(CO2)排出対策が取られていない石炭火力発電所の新設を中止し、既存の40基も2040年までに段階的に廃止する。残る既存の21基については26年に計画を策定するとしている。 国際エネルギー機関(IEA)によると、23年の韓国のCO2排出量のうち、石炭火力発電か... - [静岡・庵原川でアユ500匹大量死 目視は異常なし 市が原因分析へ](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/19/14145.html) - 静岡市は18日、清水区を流れる庵原川の下流部で約500匹のアユが大量死しているのが見つかったと発表した。目視や河川水の簡易検査では異常は見つからず、市環境保健研究所で詳細な分析をして原因を探るという。 市環境保全課によると、17日午後5時半ごろ、河口から約1.2キロにある神明川との合流点付近でアユが100匹ほど死んでいると地元住民から通報があった。同課が18日に調べたところ、同地点から河口にかけてアユが約500匹死んでいるのが見つかった。アユより大きい魚は泳いでいるのが確認されたという。【丹野恒一... - [COP30、せめぎ合い続く 成果文書草案、途上国支援など争点](https://socialaction.mainichi.jp/2025/11/19/14143.html) - ブラジル北部ベレンで開催中の国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)は18日、議長国ブラジルが成果文書の草案を加盟国に提示した。 温暖化による被害を抑える「適応」のための途上国支援の増額や、脱化石燃料に向けた行程表づくりなどが選択肢として盛り込まれた。 成果文書案は、「共同作業」の精神を意味するブラジル先住民の言葉に由来した「ムチラン決定」と題した。 産業革命前からの気温上昇を1・5度に抑える国際目標との乖離(かいり)への対処や、途上国向けの資金調達のあり方などが柱。参加国の意見の隔... - [岡山で女子中高ゼロに ノートルダム清心学園が27年度に共学化へ](https://socialaction.mainichi.jp/2025/10/14/13984.html) - 学校法人ノートルダム清心学園(岡山市)は、中高一貫の清心中学校・清心女子高校(倉敷市)を2027年度入学生から男女共学に移行すると発表した。定員割れが続き、共学化で生徒数確保を図る。岡山県内で女子中学・高校はゼロとなる。 27年度から中学の校名はそのまま、高校は清心高校となる。同校によると、少子化を背景に25年ほど前から定員割れの状態。今年5月現在の在校生は、中学が191人(定員300人)、高校が358人(同480人)と充足率は6~7割にとどまる。 共学化で定員は変更しないが、カリキュラムは見直す... - [諏訪湖の「御神渡り」583年間の記録 宮司ら、国際学会で発表へ](https://socialaction.mainichi.jp/2025/10/14/13982.html) - 長野県の諏訪湖で、厳寒期に氷が割れてせり上がる自然現象「御神渡(おみわた)り」の観察を続ける八剱(やつるぎ)神社(諏訪市小和田)の宮坂清宮司(75)が15日、ニュージーランドで開かれる国際気候変動適応学会の会合にオンラインで出席。「諏訪湖の御渡(みわた)りと気候変動」と題し、研究者の福村佳美さん(54)=神戸市=と共同発表する。【宮坂一則】 諏訪湖は2019年以降、御神渡りが出現しない「明けの海」が7年連続しており、戦国時代の1507年から8年続いた過去最長記録に並ぼうとしている。 八剱神社の御神... - [重伝建に選ばれた町並みで満開、フジバカマに込めた願い 奈良・橿原](https://socialaction.mainichi.jp/2025/10/19/13995.html) - 奈良県橿原市今井町3の今井西環濠(かんごう)広場で市が育てている秋の七草のひとつ「フジバカマ(藤袴)」が満開になった。重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に町並みが選定された今井町の環境を美化するための取り組み。この花の蜜を好む美しいチョウ「アサギマダラ」が今秋、8年ぶりに飛来してくれることが市と今井町の住民の願いだ。 今井町は戦国時代、環濠に守られた商業都市として栄えた。広場は環濠の一部を市が復元保存した公園施設。幅11メートルの環濠がある水辺の環境を生かして、市は市民の協力でフジバカマを植栽し... - [神々しいハマサンゴに泳ぎの舞を奉納する ノコギリダイの群れ](https://socialaction.mainichi.jp/2025/10/22/14006.html) - 水深20メートルの海底から、水面のさざ波がはっきり見えるほど澄んだ「ボニンブルー」の海です。ボニンブルーは、東京都小笠原諸島の海の色の美しさを象徴し、表現することば。小笠原は、江戸時代に発見されるまで無人島だったことから、無人=ボニンと呼ばれるようになったことに由来します。 私の個人的な印象ですが、沖縄・慶良間諸島の「ケラマブルー」が白い砂地とのグラデーションから成るやや淡いターコイズブルーのような色であるのに対し、ボニンブルーは群青がかった強い青色といえるでしょうか。皆さんが見てくださっているそ... - [「カピバラとちゃうで」 ヌートリア触らぬよう注意喚起 奈良・生駒](https://socialaction.mainichi.jp/2025/10/22/14004.html) - かわいいカピバラとちゃうで――。奈良県生駒市は特定外来生物ヌートリアへの注意を呼びかけるチラシを作り、市のホームページに掲載した。市内での目撃は数年前からあるが、最近は子どもが関心を寄せ危ないとの声もあった。このため、子どもにも注意を引く形で触らないように呼びかける内容にしている。 ヌートリアは南米原産の大型ネズミ。全国的には深刻な農作物被害も報告されている。県内の大和川水系では、大阪府側から侵入したとみられ、府県境の王寺町は2019年に初めて注意を呼びかけた。その後も川沿いに生息域を奈良盆地に拡... - [吉良選手「金メダル取る」 デフリンピック日本代表、ゆかりの地表敬](https://socialaction.mainichi.jp/2025/10/23/14008.html) - 11月15日から日本で初開催される聴覚障害者の国際総合スポーツ大会「デフリンピック」の日本代表などに選ばれた千葉県市川市と船橋市にゆかりのある選手らが、それぞれの市役所を訪れて意気込みを語った。 市川市役所を訪れたのは、いずれも市内在住で、柔道60キロ級に出場する吉良暁生選手(44)と、バスケットボール女子のリザーブ選手となった榎本愛美選手(15)。吉良選手は手話で、12年前の大会で銀メダルだったことが「悔しい」と語り、今大会で「必ず金メダルを取ります」と誓った。 日本代表強化指定選手最年少の榎本... - [広島・呉の海岸生物、60年前より6~8割減 定点観測で確認](https://socialaction.mainichi.jp/2025/10/24/14011.html) - 瀬戸内海に面した広島県呉市の磯と干潟では、60年以上も海岸生物の定点観測が続いている。1960年代初頭と比べると、生物の種類は6~8割も減少していることが、瀬戸内海沿岸の住民でつくる環境NGO「環瀬戸内海会議」(事務局・岡山市)などの調査で明らかになった。 調査したのは、自然の磯が残る広長浜地区と戸浜地区、工場地帯を流れる黒瀬川(広西大川(ひろにしおおかわ))の河口の計3地点。今年は6月にナマコやウニ、ヒトデなど浅い海や干潟に生息する生物の状況を調べた。 その結果、広長浜地区では27種を観察するこ... - [津波の高さはどうやって測る? 気象庁が駆使するハイテクとアナログ](https://socialaction.mainichi.jp/2025/10/26/14013.html) - 国内外で地震が起きた時、警戒しなければならないのが津波です。もし津波が発生して沿岸に到達すると、気象庁は津波の高さを発表します。海では普段でも波があるのに、どうやって津波の高さを測っているのかを解説します。 Q 津波の高さってどうやって測るの? A 気象庁は、各地の沿岸にある「検潮所」などと呼ばれる施設で、波の高さを日常的に測っています。施設内には井戸があり、底に近い側面から外に出ている管が海までつながっています。このため、潮の満ち引きで海面が上下するのに合わせて、井戸の水面も高くなったり低くなっ... - [野生動物カフェで不適切管理横行、細菌137種検出 WWF覆面調査](https://socialaction.mainichi.jp/2025/10/03/13896.html) - 希少な動物とふれあえる「野生動物カフェ」で、けがや感染症の予防策などが十分でない不適切な管理が横行していることが3日、世界自然保護基金(WWF)ジャパンの調査で判明した。新型コロナウイルス禍で指摘されたように、野生動物との濃厚接触は「感染症の温床」と懸念される。店側と客側双方の意識向上に加え、法規制の強化が求められそうだ。 WWFジャパンは6~7月、野生動物を10頭以上展示していることがインターネット上で確認された、東京都▽千葉県▽神奈川県――の計25店舗を覆面で訪問調査。展示・販売されている動物... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 小樽築港・廣井勇と同志たち ~青木政徳・伊藤長右衛門・浅野総一郎~ 連載69回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2025/10/08/13918.html) - 日本初の本格的コンクリート防波堤 現在の小樽港は、弓状にたわんだ石狩湾の海岸線に建設され、北海道における政治・経済を支え、日本海側の流通拠点港として重要な役割を担っています。この小樽港を100年以上も荒波に耐えて守り続けているのが、「港湾工学の父」と呼ばれる廣井勇(ひろい・いさみ)によって建設された小樽北防波堤 - [地図が読めなくても 外国語で万博会場案内 できることに自信](https://socialaction.mainichi.jp/2025/10/07/13913.html) - 大阪・関西万博の会場で接客のボランティアをした木村朱美(あけみ)さん(62)=大阪府枚方市。自らは視覚障害があり、地図を頼りに道案内はできないものの、イタリア語や英語で入場者らをもてなした。万博を通じて気づいたことを語った。苦手なことを補い合う 大阪・関西万博の会場内で接客のボランティアを務めました。私は目が見えないので地図は読めませんが、英語やイタリア語で伝えることはできます。一方、外国語はできなくても地図を読める晴眼者の仲間がいます。お互いに得意なことを生かし、苦手なことを補い合えばいい。最先... - [<1分で解説>どうやって帰る? サケの「母川回帰」に二つの謎](https://socialaction.mainichi.jp/2025/10/06/13909.html) - 数千キロも離れた海から、生まれた川を遡上(そじょう)して産卵するサケ(シロザケ)。いったい、どうやってふるさとの川に戻ってこられるのでしょうか。北海道大名誉教授で同大北極域研究センター研究員の帰山雅秀さん(魚類生態学)によると、サケが生まれた川に戻るメカニズムには、二つの謎があるといいます。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「サケの帰る力のひみつ」を解説します。Q サケは生まれた川に戻るの?A 淡水魚であるサケは川で生まれた後、海へ下り、餌の豊富な北太平洋で数年間を過ごします。そして... - [今夏の富士山の入山料収入、山梨・静岡両県で計9億9000万円](https://socialaction.mainichi.jp/2025/10/01/13888.html) - 山梨、静岡両県が今夏に実施した富士山の入山規制で、登山者から徴収した1人4000円の入山料(通行料)による収入が、計約9億9000万円に上ったことが判明した。両県は規制に掛かった経費をはじめ、登山の安全対策や環境保全にそれぞれの収入を充てるとしている。 山梨県によると、県が吉田ルート5合目に設置した規制ゲートなどの通行を許可したのは14万9713人(昨年比12人増)で、通行料の総額は5億9138万4000円。通行料が1人2000円だった昨年は総額2億9782万6000円で、値上げによって2倍近くに... - [竜巻から1カ月 静岡・牧之原市「被害の認定基準明確化を」](https://socialaction.mainichi.jp/2025/10/03/13903.html) - 静岡県牧之原市の杉本基久雄市長は3日、台風15号に伴う竜巻被害から5日で1カ月となるのを前に記者会見した。住家被害ではこれまで1278件の罹災(りさい)証明書交付申請があり、1日までに約8割の被害認定調査を完了した。今回のように豪雨を伴う竜巻被害を想定した認定基準はないため、杉本市長は「経験を踏まえて、国などに基準の見直しを求めたい」としている。 1日までに984棟の調査が完了し、認定の内訳は全壊55棟、大規模半壊34棟、中規模半壊55棟、半壊101棟、準半壊195棟などとなっている。調査は9月1... - [<1分で解説>酸素を生み出すプランクトンの危機と地球温暖化](https://socialaction.mainichi.jp/2025/09/09/13707.html) - 米ワシントン大などの研究チームが、地球の酸素の約20%を作る植物プランクトン「プロクロロコッカス」が温暖化の影響で今世紀末までに半分近く減る恐れがあると発表しました。生態系や水産資源への影響が心配されています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「酸素を生み出すプランクトンの危機と地球温暖化」について解説します。Q プロクロロコッカスってどんな生き物なの?A プロクロロコッカスは、地球上で最も個体数が多い光合成生物で、太陽が当たる海の表層の約75%に生息しています。大きさは約1マイクロ... - [関東・東北豪雨10年 鬼怒川の堤防決壊現場で遺族らが追悼](https://socialaction.mainichi.jp/2025/09/10/13714.html) - 2015年の関東・東北豪雨で茨城県常総市の鬼怒川の堤防が決壊してから10日で10年を迎えた。決壊現場では神達(かんだつ)岳志市長や住民ら約30人が犠牲者を追悼。花を手向け、黙とうをささげた。 豪雨で夫の要也(かなや)さん(当時71歳)を亡くした栗田千代子さん(83)も現場で黙とうした。自宅に戻ると「お父さん、行ってきたよ」とつぶやき、「10年たって参加者は減ったが、忘れずに開催していただけるのはありがたい」と語った。 神達市長は取材に「10年で行政と地域の結びつきは強くなったが、防災に終わりはない... - [小惑星が「氷」を10億年以上保持 地球の水の起源に新たな手がかり](https://socialaction.mainichi.jp/2025/09/11/13731.html) - 探査機はやぶさ2が探査した小惑星リュウグウの岩石は、過去に水を氷として10億年以上も保持していたとする研究成果を、東京大などの研究チームがまとめた。地球に存在する水は、リュウグウのような小惑星が氷の状態で運んできたという、新たな可能性を示す結果となった。 チームははやぶさ2がリュウグウから持ち帰った試料を分析。形成された年代を、半減期が約372億年と極めて長い放射性同位元素「ルテチウム176」を手がかりに調べた。 リュウグウは小惑星がばらばらになった後に再集積した天体だが、これまでの分析で、その母... - [東海豪雨25年 排水追いつかず「内水氾濫」も 被災者が訴える教訓](https://socialaction.mainichi.jp/2025/09/11/13742.html) - 死者10人、住宅浸水約7万戸の被害を出した東海豪雨から11日で25年。当時を知る人たちは、災害の恐ろしさを改めて伝えるとともに、日ごろの防災対策や地域での協力の大切さを訴える。 東海豪雨は2000年9月11~12日に発生。名古屋市では1時間降水量が観測史上最多の97ミリを記録した。各地で堤防が決壊して市街地に水が流れ込んだほか、排水が追いつかず下水道や用水路などから水があふれ出す「内水氾濫」も起きた。 新川の堤防が100メートルにわたり決壊し、大きな浸水被害が出た名古屋市西区。中小田井学区自治会長... - [サクラの“天敵”、名古屋で急増中 クビアカツヤカミキリに注意](https://socialaction.mainichi.jp/2025/09/11/13740.html) - サクラの木を食い荒らす特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の被害が名古屋市で急増している。2024年度は、市内で最初に確認された19年度の10倍近くにあたる435本の被害が確認された。市は幼虫の駆除を呼びかけている。【式守克史】初確認から10倍 クビアカツヤカミキリは中国や韓国、ベトナムなどが原産。成虫は2~4センチ。 環境省などによると、日本では12年、愛知県飛島村で初めて見つかってから愛知、三重、東京、大阪など15都府県で確認されている。ウメ、モモなどバラ科の植物を好み、特にサクラの木に被害が... - [岩手・大槌町役場跡に石碑建立 町提示の条件に遺族有志の会が同意](https://socialaction.mainichi.jp/2025/09/11/13744.html) - 14年半前の東日本大震災で犠牲になった岩手県大槌町職員の遺族有志の会は10日、町から提示された役場跡地に石碑を建立する条件に同意すると平野公三町長に伝えた。犠牲者の名前を刻まず、震災伝承を目的とするなど3項目で、平野町長は「必要な手続きを進める」と述べた。有志の会は11月中の建立を目指すという。 有志の会代表の小笠原人志さん(73)や賛同する現役職員が町長室を訪れた。小笠原さんは「震災を知らない人や今後生まれる子供に教訓を伝えることを念頭に責任を持って建立し、管理する」と回答した。取材には「碑を通... - [東急目黒線の運転再開 排水作業終え 西小山駅で地下線路冠水](https://socialaction.mainichi.jp/2025/09/11/13760.html) - 東京都と神奈川県では11日午後、大気の状態が不安定になり、場所によっては1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降った。東京都品川区では午後3時半までの1時間に約120ミリの雨が降り、記録的短時間大雨情報が出された。 東急電鉄によると、午後3時25分ごろ、東急目黒線西小山駅(品川区)で地下ホームの線路が冠水した。この影響で目黒―武蔵小杉間の上下線で運転を見合わせた。 線路の冠水は午後3時20分ごろ始まり、電気回路に不具合が起きてホームドアも正常に作動しなくなった。ポンプを使った線路の排水作業を終え、午... - [釧路計画地で確認のキタサンショウウオ 場所移しても定着は困難](https://socialaction.mainichi.jp/2025/09/12/13764.html) - 北海道の釧路湿原国立公園に近い市街化調整区域で太陽光パネルの設置が相次いでいる問題で、国立公園内にある国史跡「北斗遺跡」南側の湿原で、釧路市の天然記念物「キタサンショウウオ」の幼生が生息していることが、湿原の学術調査に取り組む「北方環境研究所」(神田房行所長)の調査で確認された。 キタサンショウウオは、北海道・釧路湿原を象徴する両生類の一種だが、生息適地の大部分は国立公園外の市街化調整区域にある。開発の脅威にさらされ、「既に生息地の3割が消失した」と推定している学術論文もある。 希少種を守るための... - [環境省、人工光合成普及へのロードマップ策定 「40年までに量産化」](https://socialaction.mainichi.jp/2025/09/02/13649.html) - 環境省は2日、太陽光と二酸化炭素(CO2)から人工的に燃料などを生み出す「人工光合成」の普及に向けたロードマップ(行程表)をまとめた。2040年までに人工光合成で作った水素などの原料を量産化し、産業レベルで普及させるとしている。 人工光合成は植物の光合成と似た化学反応により、太陽光を使ってCO2から燃料などを作り出す。大気中のCO2を減らし、エネルギー源に変換できる「脱炭素の切り札」として期待される。 同省が有識者検討会に示した行程表によると、30年に人工光合成技術の一部の先行利用を始める。既存技... - [2023年の海洋熱波、観測史上最大との分析 環境の回復不能近づく?](https://socialaction.mainichi.jp/2025/09/03/13653.html) - 海面水温が異常に高くなる「海洋熱波」が、2023年はその強度、広がり、継続期間において観測史上最大だったとする分析結果を中国などの研究チームがまとめた。23年は日本を含む世界各地で記録的な暑さとなり、山火事や洪水などが頻発。海洋熱波が一因と指摘される。チームは「記録的な海洋熱波は、自然環境が回復不能に陥るティッピングポイント(臨界点)に近づいている可能性を示している」と警鐘を鳴らしている。 海洋熱波は海面水温が平年より高い状態が数日~数カ月続く現象。魚類やサンゴなどの海洋生態系に深刻な影響を与え、... - [<1分で解説>もし富士山が噴火したら…東京都が初の住民避難基準](https://socialaction.mainichi.jp/2025/09/03/13655.html) - 富士山が噴火した場合に備えた東京都の「地域防災計画・火山編」が改定されました。今回の改定では住民がどのように避難するかの基準など、具体的な対策が初めて盛り込まれました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「富士山噴火に備える東京都の新しい防災計画」を解説します。Q 富士山って火山だったの?A 富士山は過去5600年に約180回噴火している活火山です。Q 富士山が噴火した時に、どんなことが想定されているの?A 「西南西の風が15日間続き、都内に約1億2000万立方メートルの火山灰が降る」... - [ガソリン暫定税率の廃止は温暖化対策に逆行? 環境省が代替税制を要望](https://socialaction.mainichi.jp/2025/08/29/13627.html) - 年内に廃止される見通しとなっているガソリンの暫定税率について環境省は29日、廃止された場合は二酸化炭素(CO2)の排出量が増加すると見込まれることから、2026年度の税制改正で新税も含めた代替策を講じるよう求めたことを明らかにした。国立環境研究所の試算によると、暫定税率の廃止によって、国内のCO2排出量は30年に610万トン増加すると見込まれる。 政府は「35年度に13年度比60%減」などのCO2排出量の削減目標を掲げ、国連に提出している。暫定税率の廃止は、こうした目標達成をより困難にするとの懸念... - [熊本地震では「ライオン放獣」 災害時4人に1人が「デマに接した」](https://socialaction.mainichi.jp/2025/08/31/13630.html) - <地震のせいでうちの近くの動物園からライオン放たれたんだが 熊本> 災害時の頼みの綱の一つがインターネットや交流サイト(SNS)上で流れてくる「情報」だが、2016年の熊本地震ではツイッター(現X)にデマ情報が流された。 9月1日の「防災の日」を前に実施した日本赤十字社の調査で、災害時、4人に1人が、こうしたうその情報に接していた状況が明らかになった。 調査は7月、インターネット上で、北海道、東京、大阪など7都道府県の男女1200人に防災に関する意識を尋ねた。 避難の際などの判断材料(複数回答)は... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 万葉歌人が詠んだ越中の河川~暴れ川を治めた意外なチャレンジャーたち~ 連載68回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2025/08/25/13574.html) - 大伴家持は、なぜ越中で多くの川を詠んだのか 古代より越中(えっちゅう)と呼ばれていた富山県には300本を超え - [豪雨被災者へ車貸し出し開始 日本カーシェアリング協会が熊本で](https://socialaction.mainichi.jp/2025/08/26/13620.html) - 10、11日に熊本県などを襲った記録的な大雨で、日本カーシェアリング協会(宮城県石巻市)は25日、自家用車が水没した被災者らに車の無償貸し出しを始めた。大雨では車の水没が相次いでおり、同日までに熊本県内で1156件の申し込みを受け付けたという。一方、貸し出し車両は不足しており、協会は車両の寄付を呼び掛けている。 協会は東日本大震災(2011年)をきっかけに活動を始めた。これまで全国28の災害で9000件以上の車の無償貸し出しをしている。 25日は熊本市西区の西部公民館で貸し出しがスタートし、早速利... - [福岡県、中古EVのリース事業開始 自治体主導では全国初](https://socialaction.mainichi.jp/2025/08/24/13608.html) - 福岡県は、自治体が主導する形では全国初となる中古電気自動車(EV)のリース事業を開始した。県は使用済みバッテリーの再利用推進に向けて官民組織を発足させており、リース事業を通して効率良くバッテリーを回収し、リユースやリサイクルにつなげる循環モデル構築を狙う。 資源に乏しい日本は、EVバッテリーに使われるリチウムなどのレアメタルを特定の国から輸入しており、経済安全保障上において課題がある。その上、中古EVはバッテリー劣化の不安感から買い手に敬遠され大半が海外に輸出されており、国内にとどめてリユース市場... - [千葉県、採用の「難病枠」を新設 3人 障害者手帳ない患者に](https://socialaction.mainichi.jp/2025/08/21/13579.html) - 千葉県は今年度から初めて、難病患者を対象とした職員の採用枠を設け、募集を始めた。申し込みは9月12日まで受け付け、2026年4月1日以降に一般行政職3人を採用する予定だ。県によると2024年度に山梨県が難病患者の採用枠を設け、「全国初」と注目されたが、それに続く動きとなりそうだ。 対象は1964年4月2日から2008年4月1日までに生まれ、障害者総合支援法の対象疾病の診断を受けている人。択一式の教養考査と作文、面接による選考がある。県では以前から障害者の採用枠があったが、障害者手帳を持たない難病患... - [大雨で売店150メートル流される 泥かき出す重機不足も 秋田](https://socialaction.mainichi.jp/2025/08/21/13589.html) - 大雨で氾濫した桧木内川流域の秋田県仙北市では21日、住民らが浸水した家屋の中に入った泥を取り除くなど片付けに追われた。被害が大きかった現場は、毎年2月に開かれる恒例行事「上桧木内の紙風船上げ」の会場となる市の施設「紙風船館」周辺も含まれる。泥をかき出す重機が不足し、住民からは「人手が足りない」といった声も上がった。 桧木内川は水位が増し、濁流が流れていた。橋には倒れた草木が引っかかったままで、流域の田んぼの稲は倒されていた。 浸水した紙風船館は臨時休館した。関係者の40代男性は「次回の紙風船上げの... - [2年以上一部運休のJR山陰線、9月に運行再開 23年の大雨で被災](https://socialaction.mainichi.jp/2025/08/21/13587.html) - 2023年夏の大雨で被災し、山口県内で部分運休しているJR山陰線について、JR西日本は21日、9月27日に運行を再開すると発表した。山陰線の全線復旧は約2年3カ月ぶり。 大雨の影響で長門市―小串(下関市)間の50・6キロは線路に土砂が流入するなど計69カ所で被災した。このうち、人丸(長門市)―滝部(下関市)間の21・6キロ(計6駅)が運休しているが、被災した橋の架け替え工事などが順調に進み、9月4日までに完了する見通しが立ったという。 JR西の飯田稔督(としまさ)広島支社長は山口市内で開いた定例記... - [熊本県の大雨 県が義援金の受け入れ口座開設 10月末まで予定](https://socialaction.mainichi.jp/2025/08/20/13568.html) - 熊本県などを襲った記録的な大雨で、県は義援金の受け入れ口座を開設した。義援金箱も県庁や東京、福岡、大阪の県事務所など計14カ所に設置した。 県によると、口座は肥後銀行や熊本銀行、ゆうちょ銀行に開設した。義援金は日本赤十字社熊本県支部と社会福祉法人熊本県共同募金会でも受け付けている。集まった義援金は県設置の「義援金配分委員会」で被災者への分配額を決め、市町村を通じて届ける。 義援金箱の設置と義援金受付期間は10月末までを予定。状況を見ながら延長も検討する。【野呂賢治】... - [広島土砂災害から11年、各地で冥福祈る 防災呼びかけ](https://socialaction.mainichi.jp/2025/08/20/13570.html) - 災害関連死を含め77人が死亡した広島土砂災害は、20日に発生から11年を迎えた。広島市内の被災各地には献花台が設置され、遺族や住民、関係者らが犠牲者の冥福を祈った。 土砂災害は、2014年8月20日未明に起きた。短時間の局地的な豪雨の影響で土砂崩れや崖崩れが発生し、住宅など約400棟が全半壊した。建物の倒壊などによる「直接死」が74人に上り、3人が災害関連死と認定された。 安佐南(あさみなみ)区の市立梅林小にある慰霊碑では、立川新三さん(88)が手を合わせた。立川さんは兄の洋二さん(当時81歳)と... - [妻涙ぬぐい「きっと父ちゃんが守ってくれた」 熊本大雨で夫が犠牲に](https://socialaction.mainichi.jp/2025/08/13/13534.html) - 「きっと父ちゃんが守ってくれたんだと思います」。熊本県などを襲った記録的大雨で、土砂崩れに巻き込まれて亡くなった同県甲佐町の増田佳明さん(57)の妻安理沙(ありさ)さん(33)が13日、報道陣の取材に応じた。最期まで妻と2人の子どもを気にかけたその優しさを思い、安理沙さんは涙を拭った。 11日未明、異常な雨量に増田さん宅付近はみるみる浸水。「車が使えなくなる前に」と、佳明さんは家業の塗装業で使う車を裏山側へ避難させた。安理沙さんも長女(4)、長男(1)と別の車に乗り避難しようとしたが、自宅前の道は... - [プラスチック条約交渉合意断念 ごみ汚染深刻化、対応の遅れ懸念](https://socialaction.mainichi.jp/2025/08/15/13558.html) - スイス・ジュネーブで開かれたプラスチック汚染根絶に向けた条約策定のための政府間交渉委員会は15日、今会合での条文案の合意を断念し、先送りを決めた。再開会合の期日は決まっていない。合意断念は2024年の前回交渉委から2回連続。深刻化するプラごみ汚染を前に国際社会の対応の遅れが懸念される。 22年の国連環境総会で各国は、24年末までにプラ汚染根絶のための法的拘束力のある国際条約を作ることを決議した。条約が実現すれば、環境分野では「生物多様性保全」「地球温暖化防止」に続く大型条約となり、社会生活や産業に... - [絶滅危惧種コアジサシのヒナ、5年ぶりに巣立つ 博多湾飛来の渡り鳥](https://socialaction.mainichi.jp/2025/07/26/13361.html) - 博多湾に面した福岡市東区西戸崎の海岸で、絶滅危惧種の渡り鳥、コアジサシが5年ぶりに子育てに成功した。 全長28センチ前後のカモメ科の水鳥で、スマートな白い体と黄色のくちばし、黒い頭部が特徴。海面に頭から飛び込んで、小魚を捕らえる。日本には4月ごろに飛来し、9月ごろには豪州などの南半球へ渡っていく。 保護活動を続ける環境NPO「ふくおか湿地保全研究会」の服部卓朗代表によると、6月中旬から集団繁殖地(コロニー)を作り始め、約40個の巣が確認された。福岡市港湾空港局や西戸崎の自治会と協力して繁殖地をロー... - [北海道大構内で発見のバイカルハナウド、道有施設では確認されず](https://socialaction.mainichi.jp/2025/07/28/13377.html) - 毒性を持つセリ科の「ジャイアント・ホグウィード(和名・バイカルハナウド)」とみられる植物が北海道大札幌キャンパスで見つかったことを受け、道の管理区域で点検を行っていた道は28日、類似する植物は確認されなかったと発表した。 道によると、植物は6月25日に北大構内で見つかり、7月4~22日に目視で点検を行った。 主な点検対象は、運動施設や美術館、博物館、学校、公園など1973の施設▽通行止め区間を除く道道全線▽道管理の1538河川――。今回の点検で類似植物は見つからなかったが、今後も通常業務の中で警戒... - [目指すは治水推進と減災 教訓胸に官民一体で備え 第20回水害サミット](https://socialaction.mainichi.jp/2025/07/29/13329.html) - 水害などを経験した全国の地方自治体のトップが対策などについて意見交換する「第20回水害サミット」(同実行委員会、毎日新聞社主催)が6月3日、東京都千代田区で開かれた。「持続可能な地域社会の実現と流域治水の推進」などをテーマに、30自治体の首長と中野洋昌・国土交通相・水循環政策担当相が参加。真剣な議論が交わされた。 - [「地図で見つけるのも難しい島。でも…」 そこにある地球規模の危機](https://socialaction.mainichi.jp/2025/07/16/13288.html) - その動画が流れているモニターの前で、記者(矢追)は思わず立ち止まって見入ってしまった。 「我々は貧しく、肌の色は褐色で、地図で見つけるのも難しいはるか遠くの太平洋の島々に住んでいるかもしれない。けれど、60年前に私たちが無視されてはならなかったように、今日も無視されるべきではない」 心に刺さるメッセージ。動画でそう話していたのは、太平洋に浮かぶマーシャル諸島の外相を務めたトニー・デブルムさん(2017年に死去)。15年の演説の一部だ。 デブルムさんが訴えていたのは、戦後まもなくから始まった米国によ... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 荷車引きから国家プロジェクトリーダーへ ~水の開発者・河村瑞賢~ 連載67回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2025/07/25/4385.html) - 琵琶湖から流れ出る唯一の河川が瀬田川です。その瀬田川は京都で宇治川となり、木津川、桂川と合流し、淀川となって大阪湾に注いでいます。琵琶湖と下流へ流れる水量を調節する瀬田川洗堰が設けられていて、治水・利水に運用。琵琶湖は、洪水時には下流の洪水防御のための調整池としての役割を、渇水時には貯水池の役割を果たしています。 - [温室ガス削減に「法的義務」 ICJが「歴史的」勧告的意見を発表](https://socialaction.mainichi.jp/2025/07/24/13324.html) - 国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)は23日、気候変動を生態系と人類にとっての「緊急かつ存続にかかわる脅威」と位置づけ、各国は化石燃料の使用による人為的な温室効果ガスを減らし、気候を保護する法的義務があるとする勧告的意見を発表した。不法行為が続く場合は、被害を受けた国に対する賠償の責任を負う可能性があると踏み込んだ。 ICJの勧告的意見に拘束力はないが、権威ある決定として尊重されてきた。国を相手に気候変動対策の強化を求める各地の住民訴訟や温暖化対策をめぐる国際交渉など、広範な影響を与える可能... - [女性の不安あおる商品に危機感 若手研究者らがGI考えるグループ](https://socialaction.mainichi.jp/2025/07/25/13326.html) - 身の回りのものやサービスが男性のデータを基準に作られ、女性らが不利益を被る「見えない性差」の存在が近年認識されるようになってきた。 「ジェンダード・イノベーション(GI)」は、この課題に性別や多様性の視点を取り入れることで、より公平な研究開発を進める概念だ。 日本でも少しずつ知られるようになってきたが、政策や研究現場での取り組みは遅れている。こうした現状を変えようと若手研究者らが立ち上がった。 東京大大学院情報学環・学際情報学府の大学院生、江連千佳さん(24)らは昨年11月、若手研究者らがGIにつ... - [大雨で浸水の幼稚園、生かす2年前の教訓 止水板設置へCF 秋田](https://socialaction.mainichi.jp/2025/07/18/13303.html) - 2023年7月中旬の記録的な大雨で約60センチの高さまで浸水した秋田市の聖霊女子短大付属幼稚園・保育園は、園内の止水板設置に充てるクラウドファンディング(CF)を始めた。9月30日までで、同園は「もう二度と園児や園が同様の被害に遭わないよう幅広く支援を呼びかけたい」としている。 当時の大雨で園内の1階部分は全て水につかった。保育室やキッチンルーム、職員室などの重要なスペースが使えなくなり、隣接する付属高(当時)の一角に一時移転を余儀なくされた。23年12月に工事で復旧したものの、被害関連の総額は約... - [日本語ができない外国人が職場に…どう接する?人気高まるセミナー](https://socialaction.mainichi.jp/2025/07/22/13313.html) - 「分かっていないのに、『分かった』と答える」「トラブルや問題の報告がない」――。日本で働く外国人が増える中、職場で日本語がうまく話せない外国人とどう接したらいいのか悩む人たちも少なくない。職場の外国人従業員と円滑にコミュニケーションを取るコツを学ぶセミナーを主催する一般財団法人日本国際協力センター(JICE)の担当者に話を聞いた。「多分」はなぜ伝わらない? 「行けますか」と聞かれ、「多分」と答える。 日本語話者にとっては何の変哲もないやりとりだ。しかし、相手の外国人男性は「多分行けるのか、多分行け... - [夏に多い「線状降水帯」どう予測する? 精度向上目指す気象庁](https://socialaction.mainichi.jp/2025/07/14/13275.html) - 近年、夏から秋にかけて「線状降水帯」がもたらす集中豪雨の被害が深刻だ。気象庁は線状降水帯の発生予測情報を出し、注意を呼びかけている。昨年の能登豪雨などを教訓に、今年は取り組みを強化している。 線状降水帯は、発達した雨雲(積乱雲)が線状に次々に発生してほぼ同じ場所を通過または停滞することによって起きる。長さ50~300キロ、幅20~50キロの線状に延びた強い降水を伴う雨域を指す。 線状降水帯は、2014年の広島土砂災害や17年の九州北部豪雨、18年の西日本豪雨でも発生した。線状降水帯という言葉は10... - [「言語だと知るきっかけに」 手話でインターハイ支える広島の高校生](https://socialaction.mainichi.jp/2025/07/15/13280.html) - 今夏に中国5県で開催される全国高校総体(インターハイ)の総合開会式で、広島県内の高校生たちが手話通訳を担当する。県教委によると、これまでのインターハイでは各県のろうあ連盟などの関係者が担当するケースが多かったが、今大会は高校生たちが大役を買って出た。 インターハイは23日~8月20日に開催され、総合開会式は7月24日に広島市中区の県立総合体育館(広島グリーンアリーナ)である。 手話通訳を担当する高校生は19人。インターハイの運営に携わる高校生が手話通訳募集のチラシを作り、県内の中学・高校に送付して... - [<1分で解説>「ナーリー」接近中 台風の名前どう決める?](https://socialaction.mainichi.jp/2025/07/14/13271.html) - 台風5号が15日にかけて東日本や北日本に接近する恐れがあると気象庁が発表しました。ニュースなどでは「号数」で呼ばれるのが一般的ですが、実は台風には名前が付けられています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「台風の名前」について解説します。Q 今日本に台風が接近しているの?A 「ナーリー」です。韓国が提案した名前で、韓国語で花の「ユリ」という意味です。ニュースでは「台風5号」として呼ばれています。Q 台風の名前ってどうやって決まるの?A 政府間組織「台風委員会」が定め、アジア風の名前は... - [目立つ外国人の水難事故 「深い、速い、滑る」にリスク 対策は?](https://socialaction.mainichi.jp/2025/07/13/13264.html) - スウェーデン9割、日本6割、ベトナム4割、ネパール2割。この数字は何だと思いますか――。 猛暑のシーズンを迎え、各地で水の事故が相次いでいる。 最近は在留労働者やインバウンド(訪日外国人客)の増加に伴い、外国人の水難事故が目立つ。自治体などでは、文化や習慣の違いを踏まえた対策を模索している。「海がないので遊んでみたい」 千葉県九十九里町の片貝海岸で6月、ベトナム人男性2人が流され、福井県敦賀市の海岸でも海水浴に来ていたミャンマー人男性が溺れて亡くなった。 「日本財団海のそなえプロジェクト」の調査に... - [<1分で解説>東京などでゲリラ豪雨 目黒川に氾濫危険情報 原因は](https://socialaction.mainichi.jp/2025/07/11/13259.html) - 気象庁は10日、東京や神奈川、埼玉など1都8県で、数年に1度しか起きないような大雨が観測されたと発表しました。帰宅時間にも重なり、多くの人が影響を受けました。今回は「記録的短時間大雨情報」を解説します。Q 記録的短時間大雨情報って聞いたよ。どんな情報なの?A 記録的短時間大雨情報は、気象庁が数年に1度しか起きないような大雨が観測された時に出す情報です。Q どこで大雨が降ったの?A 東京、神奈川、埼玉、山形、福島、群馬、山梨、岐阜、長野の1都8県で大雨が観測されました。Q 東京ではどれくらい雨が降っ... - [熱中症対策 市立中高に「暑さ指数」センサー設置 横須賀](https://socialaction.mainichi.jp/2025/06/28/13172.html) - 神奈川県横須賀市は、熱中症の危険度を判断するための指標「暑さ指数」を測るセンサーを、市立中学校全23校と市立横須賀総合高校の計24校に設置した。校庭や体育館などでリアルタイムに自動計測する。全中学校への導入は県内で初めて。 暑さ指数は気温や湿度などから算出する。これまでは教員が手動で簡易型の計測器を使い、生徒の部活動などの可否を判断していた。計測結果にばらつきがあり、紙に記録するため情報共有がしにくいのも課題だった。 市によると、センサーを導入することで、常に同じ場所で安定した計測ができるメリット... - [NYプライドマーチ「誇り持ち抵抗」 米政権圧力でスポンサー離れも](https://socialaction.mainichi.jp/2025/06/30/13187.html) - LGBTQなど性的少数者の権利や尊厳を訴える恒例のパレード「プライドマーチ」が29日、米ニューヨーク市中心部マンハッタンで開かれた。DEI(多様性、公平性、包摂性)を敵視するトランプ政権2期目の発足後初めての開催で、リベラルな都市ニューヨークでも従来スポンサーだった大企業が撤退するなど、逆風も吹いている。 主催団体によると、今年の企業協賛金は目標を75万ドル(約1億800万円)下回ったという。調査会社グラビティーリサーチがこれまで各地の「プライド」を支援してきた約50社の幹部を対象に行ったアンケー... - [仙台うみの杜水族館の新ユニホームお披露目 廃漁網由来の生地使用](https://socialaction.mainichi.jp/2025/07/01/13194.html) - 仙台うみの杜(もり)水族館(仙台市宮城野区)は開館10周年を迎えた1日、新たなスタッフユニホームをお披露目した。一部に捨てられるはずだった漁網由来の生地が使われている。「豊かな暮らしと自然環境保全の両立へ」。そんな思いが込められている。 3種類の新ユニホームは開館10周年を記念して作られた。ポロシャツとブルゾンのポケットに、廃漁具を買い取って繊維などに再生する会社「amu」(宮城県気仙沼市)製の生地が採用された。今回の生地は宮城県内で回収した漁網だけで作られている。 気仙沼市の地域おこし協力隊員を... - [<1分で解説>南海トラフ地震死者数8割減へ 政府が掲げた秘策は](https://socialaction.mainichi.jp/2025/07/02/13200.html) - 政府は南海トラフ巨大地震の「防災対策推進基本計画」を改定しました。今後10年で、想定される死者数をおおむね8割減らし、全壊・焼失建物数も5割減らすことを目標にしています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「南海トラフ地震の新しい防災計画」について解説します。Q 南海トラフ巨大地震って何なの?A 南海トラフ巨大地震は、静岡県沖から宮崎県沖にかけての太平洋の海底で起きる大きな地震のことです。100~150年に1回くらいの間隔で発生し、今後30年以内に起きる確率は80%とされています。Q ... - [「目の前で高齢者は濁流に…」 悲劇なぜ起きたか 九州豪雨5年](https://socialaction.mainichi.jp/2025/07/04/13214.html) - 地獄のような光景だった。熊本県を中心に襲った2020年7月の九州豪雨で、14人が犠牲となった高齢者施設で救助に当たった男性は、今も入所者が濁流にのみ込まれた情景が頭をよぎる。心理的負担を強いられながらも悲劇を繰り返さないことが責務と考え、あの日のことを語り継ぐ活動を続ける。災害は人の想定を超えてくるものだ、と。災害関連死を含め死者・行方不明者81人を出した豪雨は4日、発生から5年となった。住民も駆けつけ救助に 「自分の命が危ないという思いはなく、なんとかして入所者さんを助けたかった」。熊本県球磨村... - [警視庁が災害警備総合訓練 600人が被災者の捜索や救助の手順確認](https://socialaction.mainichi.jp/2025/06/12/13127.html) - 地震や豪雨を想定した警視庁の災害警備総合訓練が12日、東京都江戸川区篠崎町の江戸川河川敷であった。機動隊員の他、自衛隊や都、東京消防庁など約600人が参加し、被災者の捜索や救助の手順を確かめた。 地震により道路が陥没して車両内に運転手が取り残されたと想定。機動救助隊員がクレーンを使って、車両の上空にロープを張って車に近づき、運転手を救助。また、2024年1月の能登半島地震の被害を再現し、家屋が倒壊した現場で、警備犬が土砂や車の中に取り残された人を検知し救出するなどした。 迫田裕治警視総監は阪神大震... - [進む気候変動、大幅減収を免れる主食は麦?コメ? 米研究チーム分析](https://socialaction.mainichi.jp/2025/06/19/13135.html) - 世界で主食として食べられている作物6種類のうち、コメだけは地球温暖化が進んでも収穫量の大幅な減少を免れる可能性があるとの分析結果を、米イリノイ大などの研究チームが18日付の英科学誌ネイチャーに発表した。ただし、主食作物全体の収穫量は大きく減る見通しで、世界各地で食糧難のリスクが高まると指摘している。 研究チームは、世界54カ国1万2658地域の農業や気象、所得などを網羅するデータを用いて分析した。これまでの同様の研究でも、温暖化が世界の食糧システムの脅威になることは指摘されていたが、チームは新たな... - [豊かな食生活と脆弱な自給率 コメ不足の今こそ、米国依存に警鐘](https://socialaction.mainichi.jp/2025/06/18/13133.html) - コメの価格高騰を受け、安い米国産米の輸入拡大を求める声が聞かれ始めた。終戦後、日本人の胃袋に生産過剰になった小麦を送り込んだ米国の輸出戦略を追った元NHKのジャーナリストがいる。高嶋光雪さん(77)だ。大きな反響を呼んだ約半世紀前のリポートが、「米と小麦の戦後史 日本の食はなぜ変わったのか」(ちくま学芸文庫)としてこのほど刊行された。米国の農業生産力と冷徹な戦略を知る彼は、安易な輸入解禁に警鐘を鳴らす。【聞き手・三枝泰一】シリーズ<令和のコメ騒動>9 ――著書の中で、次のようなことを書いておられま... - [実はしたたか? 天気で花が向きを変えるメカニズム解明 京大チーム](https://socialaction.mainichi.jp/2025/06/09/13110.html) - 晴れた日には顔を上げ、雨天では下を向く。アブラナ科の多年草「ハクサンハタザオ」が天候によって花の向きを変えるメカニズムを明らかにしたと、京都大生態学研究センターの研究チームが発表した。こうした植物の現象を解明したのは初めてで、生き残るための植物のしたたかな戦略があることも分かった。研究成果は英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。 研究チームは2022~23年に兵庫県多可町で野外調査を実施。光が強く気温が高い時は花が上向き、雨天や夜には下向きだった。このことから、花の向きは光や温度、... - [チョコの電池、グミのクマ… 万博スイス館、食べられるロボット披露](https://socialaction.mainichi.jp/2025/06/11/13120.html) - 食べられるロボットで人命救助やフードロス削減につなげたい――。そんなユニークな研究の一端が、大阪・関西万博のスイス館で展示されている。その名も「ロボフード」。同館で開発者らがチョコレートでできた食用電池と、グミでできた動くクマのオブジェを披露し、世界初となる試食会を開いた。 開発したのはスイス連邦工科大ローザンヌ校(EPFL)やイタリア技術研究所(IIT)などの研究チーム。食材をロボットの素材に置き変えようと研究し、翼が米菓子でできた食べられるドローンや、プラスチックの代替としてゼラチンでできた動... - [豪雨×台風="最強"暴風雨を再現 防災科研が新装置 報道公開](https://socialaction.mainichi.jp/2025/06/11/13122.html) - 防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は11日、同市にある世界最大級の大型降雨実験施設を報道関係者に公開した。施設には新たに、台風並みの強風を人工的に発生する装置を追加。国内最大クラスの暴風雨が再現できるという。 この施設は縦44メートル、横72メートルの範囲に、16メートルの高さから最大で毎時300ミリもの豪雨を再現できる。土砂の浸食など、豪雨被害の防止・軽減の研究開発に活用されている。 ただ近年は、無人航空機(ドローン)や自動運転車など、雨だけでなく風の影響も受けるインフラの開発が盛んになってお... - [インドネシアで大規模噴火 気象庁が日本への津波の有無調査](https://socialaction.mainichi.jp/2025/06/17/13130.html) - 気象庁によると、日本時間の17日午後6時45分ごろ、インドネシアのレウォトビ火山で大規模な噴火が発生した。気象庁は、日本への津波の有無を調査している。 津波が発生した場合、到達予想時刻は早いところ(沖縄県)で17日午後10時ごろだとしている。【最上和喜】... - [重要性増す震災遺構 どう捉え、伝え継ぐ 岩手で見つめ直す催し](https://socialaction.mainichi.jp/2025/06/19/13137.html) - 東日本大震災で被災した建造物で、保存されたり保存が検討されたりした「震災遺構」に関する二つの催しが6月中旬、岩手県沿岸部であった。震災から14年が経過し、当時を知らない世代も増えるなか、その重要性は増している。催しの参加者たちは、遺構の存在意義についてさまざまな見解を示した。 宮古市田老(たろう)地区では15日、大震災の津波で壊れた防潮堤周辺の草刈りがあった。防潮堤は「万里の長城」と呼ばれた大型堤防だったが、震災後それより高い堤防が整備され、遺構の意味合いを強めている。 田老は震災前にも明治、昭和... - [「こんなものがほしい」防災アイデア 小学生が万博でスピーチ](https://socialaction.mainichi.jp/2025/05/29/13049.html) - 子どもらが未来の防災アイデアを発表する「こども防災万博」が5月28日、大阪市此花区の大阪・関西万博EXPOホールであった。小学生部門では香川県内の6年生10人が登壇。回転ずしのレーンから着想した物資運搬トンネルや、空に家を浮かべ地面に自然を残した未来の安全都市など、夢いっぱいのユニークなアイデアをスピーチし、災害に備える大切さを訴えた。 イベントは最先端技術を活用して防災教育や減災を考えようと、大阪市のIT企業「Meta Heroes」が主催した「防災万博」の一環。香川大の小学生向け防災プログラム... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 海を埋める 新たな国土と未来を創った浅野総一郎 連載66回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2025/06/02/13052.html) - 昔、といっても今から400年ほど前、徳川幕府が開かれた当時、横浜は平地の少ない寒村で、現在の横浜駅や関内駅あたりが海だったことを想像できるでしょうか。 - [水質をものともせず 生命力にあふれ生き生き泳ぐ大群「ボラクーダ」](https://socialaction.mainichi.jp/2025/05/28/13045.html) - 「光化学スモッグ注意報」を示す黄色い掲示板を覚えている世代は、「ボラ」に対して良い印象がないかもしれません。公害の影響が残っていた時代背景と、苦しげなボラの表情が重なってしまうのです。都市部の濁った川や運河、港湾の岸壁に集団で押し寄せて水面で口をパクパクさせ、釣り上げて持ち帰っても小骨が多く調理しにくいうえ、臭くて食べられない……というもの。 ◇ でもボラは、刺し身、塩焼き、鍋料理など重要なたんぱく源として、古くから日本人に親しまれてきました。メスの成熟した卵巣は、日本の三大珍味のひとつ「カラ... - [新提案「黒いバナナ」をBBQに? 規格外バナナの意外な使い道](https://socialaction.mainichi.jp/2025/04/29/12933.html) - 果物大手のドール(東京都中央区)が4月、規格外のバナナを加工した「バナナ炭(すみ)」の販売を始めた。廃棄されるバナナをゼロにする取り組みの一環だが、見た目のインパクトに加え、炭としての扱いやすさや他製品への活用の幅広さから注目を集めている。年間約2万トン廃棄 日本は年間約100万トンのバナナを輸入している。そのうち20万~25万トンを取り扱うドールによると、主力生産地のフィリピンでは毎年約2万トンのバナナが、皮に傷がある▽サイズが小さすぎる・大きすぎる▽形がいびつ――などの理由から規格外となり、埋... - [クールビズ20年 職場浸透「45%」は高い?低い? 環境省調査](https://socialaction.mainichi.jp/2025/05/01/12961.html) - 地球温暖化対策で夏を軽装で過ごす「クールビズ」を政府が提唱して今年で20年。環境省では1日、職員らがノーネクタイや、かりゆしウエア、半袖ポロシャツ姿などで出勤した。9月末まで実施する。 クールビズは環境省が2005年に提唱して始まった。当初は毎年6月1日スタートだったが、東日本大震災が発生した11年、節電強化のため5~10月に期間を延長。東京で最高気温25度以上の夏日が5月の約半分を占めることなどから5月開始が定着した。21年以降はテレワークの普及など勤務環境の多様化もあり、期間を定めていない。 ... - [世界の反DEIに危機感 フィンランド教育相「平等への努力を」](https://socialaction.mainichi.jp/2025/05/03/12969.html) - フィンランドのアドラークロイツ教育相が日本メディアのインタビューに応じた。トランプ米政権が進める反DEI(多様性・公平性・包摂性)の動きを念頭に、「今こそ構造的な不平等を是正する積極的な取り組みが必要だ」と強調した。 4月10日に首都ヘルシンキで取材に応じたアドラークロイツ氏は、フィンランドでも米国で見られるようなジェンダー平等への反動的な動きや、懐古主義的な主張が一部で見られると指摘。交流サイト(SNS)上で、子どもたちが女性蔑視を唱える過激思想を目にする機会も出ていると危機感を示した。 アドラ... - [パビリオン内に自前の「祈りの部屋」 万博・インドネシア館](https://socialaction.mainichi.jp/2025/05/03/12971.html) - イスラム教の聖地であるメッカに向かい祈りをささげる。ここは大阪・関西万博のインドネシア館にある小さな一室。パビリオンで働くムスリム(イスラム教徒)のインドネシア人スタッフが「祈りの部屋」として使う場所だ。 国民の9割近くがムスリムのインドネシア。ムスリムは1日に5回礼拝をするため、スタッフは休憩時間のうち約20分間を祈りの時間に充てる。服装はパビリオンに立つ姿と同じで、スタッフ証も首から下げたままだ。部屋には祈りの前に顔や手足などを洗うための水道も備えられている。 ムハンマド・タクディルさん(34... - [コメ高いのに… 稲を食い荒らす「ジャンボタニシ」にピリピリ](https://socialaction.mainichi.jp/2025/05/04/12973.html) - 米価の高騰が続く中、稲を食い荒らす大型の巻き貝「ジャンボタニシ」(スクミリンゴガイ)への警戒感が高まっている。1980年代に食用として台湾から持ち込まれたジャンボタニシ。野生化し繁殖力が強いうえ、温暖化で越冬しやすくなるなどして発生地域が拡大する可能性もあるからだ。 まだ発生が確認されていない米どころ・新潟県では、ジャンボタニシの田んぼへの持ち込みを禁止するルールを新たに策定。田植えシーズンを迎え、全国の産地はコメの収量を減らしかねない害虫にピリピリしている。違反に過料30万円も 「一度でも侵入、... - [雲仙・普賢岳 大火砕流の体験伝える「がまだすドーム」リニューアル](https://socialaction.mainichi.jp/2025/05/06/12980.html) - 雲仙・普賢岳の噴火災害を伝える長崎県島原市平成町の「雲仙岳災害記念館・がまだすドーム」が今春、リニューアルした。1991年6月3日、消防団員や火山学者、報道関係者ら43人が犠牲となった大火砕流の体験を住民の証言映像で伝える「災害の証言」や、火山内部の様子が分かるプロジェクションマッピングルームなどを新設した。 同館は県の復興事業として2002年に開館した、雲仙・普賢岳の噴火について学べる体験型ミュージアム。山頂から時速100キロの速さでふもとの集落を襲った大火砕流を、映像と真っ赤な光で体感できる大... - [海鳥、アザラシ、ラッコが大量死、異常行動 北海道東部の異変](https://socialaction.mainichi.jp/2025/05/06/12982.html) - 北海道東部の海岸線で3月中旬以降、致死率の高い高病原性鳥インフルエンザに感染したとみられる海鳥や海生哺乳類が次々と確認されている。 根室市内では有志による独自調査が行われており、4日現在で計614羽の海鳥をはじめ、アザラシやラッコの死骸が確認された。 隣の浜中町で見つかったラッコ1頭の死骸からも感染が判明したが、近隣自治体の多くは調査態勢が十分ではなく、被害は氷山の一角とみられる。 海鳥の異変に気づき、有志で調査を続けているのは、根室市歴史と自然の資料館の外山雅大学芸員(47)や日本野鳥の会のレン... - [2020年生まれの8割超「未経験の熱波」直面か 国際チーム分析](https://socialaction.mainichi.jp/2025/05/08/12987.html) - 今の地球温暖化対策のままだと、世界の2020年生まれの8割超が生涯のうちに、これまで人類が経験したことのない危険な熱波に見舞われることになるとの分析を、ベルギーなどの国際研究チームが7日付の英科学誌ネイチャーに発表した。若い世代ほど事態は深刻化するとして、温室効果ガスのさらなる排出削減の必要性を訴えている。 近年、人類が経験したことのないレベルの酷暑や豪雨など「極端現象」と呼ばれる異常気象が世界各地で相次ぐ。状況は一層悪化する見通しで、国際環境NGO「クライメート・アクション・トラッカー」は各国の... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 海水を制する 横浜の入海を干拓した吉田勘兵衛 連載65回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2025/05/01/12919.html) - 昔、といっても今から400年ほど前、徳川幕府が開かれた当時、横浜は平地の少ない寒村で、現在の横浜駅や関内駅あたりが海だったことを想像できるでしょうか。 - [能登半島の和倉温泉 連休控え復興の手本にした「草津の姿」とは](https://socialaction.mainichi.jp/2025/04/26/12910.html) - 穏やかな七尾湾と能登島を望む北陸有数の温泉地、石川県七尾市の和倉温泉で4月12日、温泉旅館「金波荘(きんぱそう)」が名前を変え、リニューアルオープンした。「TAOYA和倉」(101室)だ。 「何としても今年中に再開したかった。それが和倉温泉の復興になる」 1年4カ月ぶりの宿泊客らを迎えた竹内一雄支配人は、ほっとした表情を見せた。 温泉街は、群馬県草津町の草津温泉を手本に復興への第一歩を踏み出した。地震で21億円の損失 温泉街にはこれまで毎年、80万~90万人ほどの観光客が訪れていた。 それが、20... - [マイボトルは20秒でキレイに 象印が万博でみせるミリ単位の技術](https://socialaction.mainichi.jp/2025/04/27/12914.html) - ゴールデンウイークを迎え、大阪・関西万博でも熱中症対策が課題となる。そんな中、日本企業の技術が力になりそうだ。水分補給にも役立つマイボトルの洗浄機は、隅々まで洗えるようミリ単位の工夫を凝らしている。また、熱を遮る特殊素材で作ったパラソルを設け、より涼しい日陰を作っている。 晴天に恵まれた24日、大阪の最高気温は23・7度まで上がった。この日の午後、万博会場の中央部にある「静けさの森」の東側では、マイボトルやペットボトルを手にした人が常に20人ほど並び、ウオータークーラーから水を入れていた。 すぐそ... - [集団が苦手な子も参加できる療育イベント 5/1東京・国分寺で開催](https://socialaction.mainichi.jp/2025/04/25/12839.html) - 保護者や、発達支援に関わる人などを対象にしたイベント「親子DE療育体験‼︎&子育て・発達 - [「どこでも行きまっせ」 吃音を克服した福祉落語家、高座1万席達成](https://socialaction.mainichi.jp/2025/04/24/12891.html) - 阪神大震災をきっかけに高齢者らに笑いを届け続ける福祉落語家、壽文寿(ことぶきもんじゅ)さん(63)=兵庫県尼崎市=が、落語界では偉業とされる高座1万席を達成した。初高座から51年11カ月。吃音(きつおん)を落語で克服した。小さな高座を大切にして、達成後も記録を更新し続ける文寿さんは「まだまだ、頼まれる限りはやらしてもらいます。どこでも行きまっせ」と意気盛んだ。【桜井由紀治】 4月19日、神戸市兵庫区の東出町自治会館。テーブルを並べた特設の高座に文寿さんの姿があった。町自治会主催の「介護予防サロン」... - [「誰もが楽しめる万博」目指し 車椅子ユーザーらのサポート開始](https://socialaction.mainichi.jp/2025/04/21/12884.html) - 「誰もが楽しめる万博」の実現を目指し、車椅子ユーザーや視覚障害者の移動サポートが大阪・関西万博会場で始まった。 一般社団法人「関西イノベーションセンター」などが運営する「LET’S EXPO」が実施。初日は6人の申し込みがあり、利用者1人につき研修を受けたボランティアスタッフが2人1組でサポートを担当した。 サポートを受けた大阪市中央区の牧野美保さん(36)は5歳で横断性脊髄(せきずい)炎を発症し、車椅子ユーザーとなった。知人からの紹介でサポートを知ったことが来場を後押ししたという。 大屋根リング... - [被害把握に「宇宙の目」JAXA、熊本地震データ使いプログラム開発へ](https://socialaction.mainichi.jp/2025/04/16/12825.html) - 熊本地震の「本震」から16日で9年。本震の2日前に起きた「前震」とあわせて観測史上初の2度の最大震度7を記録し、甚大な被害をもたらした。建物倒壊は広範囲に及び、被害状況を把握するのに多くの時間を要した結果、初動対応に課題を残した。そんな苦難の記録を、将来の命の救済につなげようとする取り組みが始まっている。キーワードは「宇宙からの目」だ。 「空から広く全体を捉えることができる特徴を生かし、災害時に衛星を役立てる仕組みをつくりたい」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)衛星利用運用センターの川北史朗・技術... - [女性の法的定義は「生物学的な女性」に限定 英最高裁が初判断](https://socialaction.mainichi.jp/2025/04/16/12827.html) - 英最高裁は16日、法律における「女性」の定義は生物学的な女性に限り、女性だと自認するトランスジェンダーは含まれないとの判断を示した。雇用や教育、公共サービスでの性別などによる差別を禁止した平等法を巡り、女性として保護される対象の範囲が争われていた。英メディアによると、最高裁が「女性」の法的定義を示したのは初めてだとみられる。 BBCなどによると、女性の定義が明記されていない2010年施行の平等法を巡って、英北部スコットランド自治政府は「性別認定証」を持つトランスジェンダーも女性として保護される権利... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 戦国城にみる液状化現象 連載64回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2025/04/03/12691.html) - 埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故では、舗装された道路やコンクリート地面の下には軟弱な地盤があり、その中に重要なインフラがあることを思い知らされました。地盤とは建物など構造物の基礎を支える地面のことです。私たちはその地盤の下にインフラを張り巡らして生活しているわけですが、地盤の状態や土地の高低は災害リスクに大きく影響 - [命の大切さ再認識するストーリー 万博パビリオン「住友館」公開](https://socialaction.mainichi.jp/2025/04/02/12789.html) - 大阪・関西万博で住友グループが出展するパビリオン「住友館」の報道向け内覧会が2日、夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)であった。外観のデザインはグループ発展の基礎となった別子銅山(愛媛県)の山々をイメージした。さまざまな生き物を生み出した森を巡り、命の大切さを再認識するストーリーとなっている。 来場者は、命を終えようとしている巨木の願いを引き受け、風の妖精と共に森を巡る。キーアイテムの「ランタン」はポイントごとに光ったり音声が流れたり、置くと動物が出現したりする仕掛けとなっている。 このほか、グループ... - [「棚を埋めたい」 コメ高騰、集荷競争も要因か JA全農部長の見方](https://socialaction.mainichi.jp/2025/03/25/12718.html) - 収束が見通せないコメの価格高騰。さまざまな議論が続く中、JAの経済事業を担う連合体で、日本最大の集荷団体でもあるJA全農(全国農業協同組合連合会)の藤井暁・米穀部長に話を聞く。【聞き手・三枝泰一】シリーズ「令和のコメ騒動」5 ――集荷の最前線を統括する立場で、現状をどうみますか。コメを投機対象にした事業者が抱え込んでいるのでは、という声も聞こえてきます。 ◆昨年の夏の品薄に危機感を抱いた小売りから卸までの幅広い事業者が産地に集荷に入り、コメの流通が細かく分散したというのが実態ではないかと考えていま... - [選択的夫婦別姓、教科書への掲載拡大 書きぶり、取り上げ方に差も](https://socialaction.mainichi.jp/2025/03/30/12762.html) - 2026年度から主に高校1年生が使う教科書の検定結果が発表された。世相を反映するとも言われる教科書の最新版に、今後国会で議論される見込みの選択的夫婦別姓制度はどのように記述されているのか。公共、家庭基礎、家庭総合に掲載 「選択的夫婦別姓など、まだ国会での審議に至っていない検討課題もある」 東京書籍は、家庭科の科目「家庭基礎」の「家族と法律」に関する単元で、結婚観や家族に対する考え方が「大きく変化した」ことや、現行民法が「個人の尊厳と両性の平等という面から見て不十分な部分」があったと説明した。 その... - [障害のある作家のアート販売 ヘラルボニー旗艦店がオープン 盛岡](https://socialaction.mainichi.jp/2025/03/30/12764.html) - 障害のある人のアート作品をビジネス展開している「ヘラルボニー」(盛岡市)の旗艦店となる「HERALBONY ISAI PARK」が29日、地元百貨店「川徳」1階にオープンした。 新店舗は「ヘラルボニーが目指す理想の公園」がコンセプトで、障害のある作家が手がけたアート作品を販売する他、ギャラリーもあり、食事も楽しめる。 現地で開かれたセレモニーには、同社共同代表の松田崇弥さん、文登さん兄弟や川徳の荒道泰之社長らが出席した。 崇弥さんは「この場所にこの店があることでいろいろな人たちが集うようにしていき... - [豪雨から半年の能登半島 泥まみれの写真を手洗いするボランティアも](https://socialaction.mainichi.jp/2025/03/22/12679.html) - 地震で深く傷付いた石川県能登半島を襲った豪雨から21日で半年となった。補修されつつあった道路や田畑が再び崩れたり、土砂で埋まったりした例は多い。当時、線状降水帯がかかった奥能登地方は厳しい冬を越えて雪解けが進み、復旧作業が必要な所も目立つ。 同県の18日現在のまとめでは、豪雨では輪島、珠洲両市と能登町で計16人が死亡。住家被害はこの3市町を中心に1790棟に及ぶ。同日時点で83人が避難生活を送る。応急仮設住宅は必要戸数286戸のうち234戸が2月中旬以降に完成。残りは今月中に完成見込みだ。 能登6... - [ボルネオ島のジャングル体感、地球考える場に 千葉の動物科学館改装](https://socialaction.mainichi.jp/2025/03/23/12686.html) - 熱帯雨林を体感し、地球環境を考える施設に――。千葉市動物公園(若葉区源町)内にある「動物科学館」が改修を終え、29日にリニューアルオープンする。同館は動物公園の開園と同時に1985年にオープン。老朽化が進み、展示内容も古くなったため、約5億8740万円をかけて改修した。今年、開園40周年を迎える同園は、昨年11月には「登録博物館」となり、集客観光施設としてだけではなく、社会教育にも力を入れている。 展示タイトルは「生命の森 熱帯雨林」。多くの絶滅危惧動物が生息する熱帯雨林から、私たちがどんな恩恵を... - [ひろしまプライドパレード 10月に初の単独開催 性の多様性を周知](https://socialaction.mainichi.jp/2025/03/23/12684.html) - LGBTQなど性的少数者の存在を広く知ってもらおうと、当事者や支援者らが広島市中心部を歩く「ひろしまプライドパレード2025」が、10月11日に開催される。これまで「ひろしまフラワーフェスティバル」のパレード内で実施されたことはあるが、単独開催は初めて。実行委員会のメンバーは、当事者が自信を持ち、誰もが生きやすい街になるきっかけになればと準備を進めている。 パレードは、広島市中区の広場「アリスガーデン」を発着点とし、性の多様性を象徴するレインボーフラッグなどを手に、広島本通商店街含む約1・5キロを... - [学校の津波対策実施は67% 大川小の教訓、備え進む 教委アンケ](https://socialaction.mainichi.jp/2025/03/17/12638.html) - 東日本大震災の津波で児童74人と教職員10人が犠牲になった宮城県石巻市立大川小学校を巡り、学校や教育委員会の不備を指摘した判決が確定して5年余り。毎日新聞は津波被害の恐れがある全国の176市町村の教育委員会を対象にアンケートを行った。67%が判決が求める、ハザードマップの検討や危機管理マニュアルの定期点検といった具体的な防災対策を実施していると回答し、備えが進んでいることが分かった。 大川小は石巻市の津波ハザードマップで浸水想定区域外だったが、遺族が起こした訴訟で、仙台高裁は2018年、校長らがハ... - [事実婚は日本に数百万人? 「家族」として扱われない厳しい現実](https://socialaction.mainichi.jp/2025/03/08/12587.html) - 事実婚とは、役所に婚姻届を出してはいないが、事実上は法律婚と同様の夫婦関係にある状態を言う。ただし、公的な制度や権利については対象外となるものが少なくない。 子どもがいても、原則は母親の単独親権となる。夫婦どちらにも配偶者としての相続権がないため、相手に財産を承継したい場合には、贈与や遺言を別にする必要がある。相続できた場合でも、相続税の軽減が適用されない。お互いの医療行為に対する同意者になれるかどうかは、医療機関の判断に任される。 海外においても「家族」として扱ってもらえないのが現実だ。家族帯同... - [イカナゴ漁が播磨灘で解禁 記録的不漁で初値は? 過去最高を更新](https://socialaction.mainichi.jp/2025/03/12/12619.html) - 瀬戸内海の春の味覚「くぎ煮」に使われるイカナゴのシンコ(稚魚)漁が12日、播磨灘で解禁された。2024年より1日遅い。近年の深刻な不漁を受け、大阪湾では2年連続の自主休漁になる。 兵庫県明石市の林崎漁港では午前10時ごろ、体長6センチほどのシンコが次々と水揚げされ、25キロ入りのかごが8個並んだ。初競りでは1かご20万円の値がつき、24年より3万円高く過去最高値を更新した。 シンコの漁獲量は温暖化や海の貧栄養化を背景に年々落ち込んでいる。県内では最盛期1・5万トンから3万トン台を記録したが、17年... - [大気汚染ランキング 上位をインドの都市独占 国別ワーストは?](https://socialaction.mainichi.jp/2025/03/13/12622.html) - スイスの空気清浄機メーカー「IQAir」が、2024年の世界の大気汚染ランキングを発表した。都市別のワースト20のうち19都市をアジアが占め、そのうち11都市がインドだった。 このランキングは、大気汚染の原因である微小粒子状物質「PM2・5」の年間平均濃度を比較したもので、今年で7回目の発表となる。24年はデータが取得できた138カ国・地域の計8954都市が対象となった。 最も大気汚染が深刻だったのは、インド北西部の工業都市ビルニハットで、世界保健機関(WHO)が定めるPM2・5濃度の安全基準値の... - [「キャンペーンガールは役割終えた」 広告のプロが断言する背景](https://socialaction.mainichi.jp/2025/03/07/12569.html) - 企業の宣伝を担ったキャンペーンガールが繊維やビールの主要各社から姿を消した。消費者が多様化し、若い女性の姿で注目を集める広告に疑問を持つ人も増えている。広告主企業でつくる業界団体「日本アドバタイザーズ協会(JAA)」の幼方聡子・サステナビリティ・コミュニケーション委員長(東レインターナショナル、広報・マーケティング支援室長)に広告のあり方などを聞いた。【聞き手・久野洋】 ――多くの企業がキャンペーンガールを起用しました。 ◆私がいる繊維メーカーでいうと、水着素材の販売促進が目的でした。売り場のイベ... - [「ジェンダー・ギャップ」国内40位の奈良 女性議員が抱える課題](https://socialaction.mainichi.jp/2025/03/08/12582.html) - 8日は国連が定めた「国際女性デー」。奈良県内で女性の社会参画が特に遅れていると指摘されるのが政治分野だ。女性議員がいない市町村議会は九つに上り、「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」(2024年)の評価では47都道府県で40位だ。奈良の女性議員は議会にどんな影響を与え、どんな課題を抱えているのか。2月に書面で調査したところ、議論が多様で活発になる一方、まだ働きにくいままだという現状が見えてきた。 アンケートの対象は県議会と人口10万人以上の奈良、橿原、生駒の3市の女性議員計26人。6日までに22人... - [津波を撮っていた“失敗” 「逃げずに助かった」小野陽洋さんの教訓](https://socialaction.mainichi.jp/2025/03/10/12603.html) - 2011年3月11日、小野陽洋(あきひろ)さん(34)は、自宅ごと津波にのみ込まれた。「逃げずに助かったことが正解とは思わない。逃げて助かろう」。こう呼びかけられるのも、一命を取り留めたからだ。 東日本大震災が発生した時、小野さんは福島工業高専の5年生。卒業式を翌週に控えた休み期間中、福島県いわき市の自宅で祖母(当時79歳)と激しい揺れに襲われる。自宅は豊間海岸の目の前にあった。 テレビやラジオでは、6メートルの大津波警報が発令されていた。しかし、骨粗しょう症を患っていた祖母は「おれは逃げねえ。今... - [息子はなぜ津波に飛び込んだのか 両親が絵本に込めた「命」への約束](https://socialaction.mainichi.jp/2025/03/05/12547.html) - 津波に奪われた息子の命を未来に生かしたい。そう願いながら、両親はその後の人生を歩んできた。濁流が間近に迫っても、生きることを最後まで諦めなかった我が子。だから、自分たちも諦めずに体験を伝え続けていく。その胸には、かつて息子と交わした、ある約束がある。 「ふしぎな光のしずく~けんたとの約束~」は、宮城県大崎市の田村孝行さん(64)と妻弘美さん(62)が、長男健太さん(当時25歳)と歩んだ日々を描いた絵本だ。東日本大震災後に出会った支援者の協力で、2024年春に完成した。父と交わした約束 物語は「けん... - [プラスチック汚染防止条約交渉、8月に会合 2024年に合意先送り](https://socialaction.mainichi.jp/2025/03/04/12534.html) - 国連環境計画(UNEP)は、プラスチック汚染防止条約策定を目指す政府間交渉委員会を8月5~14日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で開催すると発表した。 プラ汚染の深刻化を受け、UNEPの意思決定機関「国連環境総会」は2022年、汚染根絶に向けて、法的拘束力のある国際条約を作る決議を採択。24年11~12月の韓国・釜山での会合で条文案を完成させる予定だったが、プラ素材の生産削減目標設定を求める欧州連合(EU)などと、生産規制に反対する産油国の間の対立が解消されず、合意を先送りした。【大野友嘉子】... - [啓蟄、伊万里で梅の花が満開に ミツバチに授粉託し 佐賀](https://socialaction.mainichi.jp/2025/03/05/12550.html) - 佐賀県内最大の梅産地である伊万里市で梅の花が満開となった。1~2月の寒波で例年より2~3週間遅いという。梅園の一部では、実の栽培に向けミツバチによる授粉も始まった。 西九州最大の規模を誇る「伊万里梅園藤ノ尾」(同市木須町、16ヘクタール)では5日朝、一部の営農組合員が佐賀市鍋島町の養蜂家、岩松武男さん(79)から西洋ミツバチの巣箱を次々と受け取った。1箱に約1万5000匹が入っているという。 岩松さんは、かつては花を求めて北海道まで移動していたが、現在は県内を中心に回っている。梅園の次は佐賀市のれ... - [アマミノクロウサギを自動車事故から守れ 日産が高周波音使い実験](https://socialaction.mainichi.jp/2025/03/06/12552.html) - 国の特別天然記念物アマミノクロウサギを自動車事故から守るため、日産自動車は鹿児島県奄美市や岡山理科大などと共に、高周波音を出す装置を取り付けた電気自動車「サクラ」による実験を奄美市道(森林内の約6キロ)で始めている。高周波音でウサギを車に近づけないようにして事故を防ぐ取り組みで、装置の効果的な取り付け方法などの検討を進める。 環境省によると、奄美大島でのアマミノクロウサギの交通事故件数は2023年に147件に上り、前年より40件多く過去最多となった。個体数の回復を背景に、車と接する頻度が高くなった... - [ひな祭りない「ジェンダーフリーの家」から宇宙へ 向井千秋さん](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/26/12486.html) - 医師の向井千秋さんがアジア初の女性宇宙飛行士に選ばれて注目されたのは40年近く前です。72歳になった今、東京理科大学で特任副学長としてダイバーシティー(多様性)の推進や宇宙教育を担当しています。ジャーナリスト・田原総一朗さんのインタビューでは、道を開いてきた原点は、父が選んだモスグリーンのランドセルにあったと語りました。「ジェンダーフリーの家」で育ったという子供時代はどんな日々だったのでしょうか。ランドセルが赤と黒だった時代に… 田原 中学校の理科教員の父とカバン店を営む母に育てられたそうですね。... - [凶作原因の平成と違う、令和のコメ騒動 「冷静に」農水省OBが警鐘](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/26/12488.html) - 「令和のコメ騒動」がやまない。昨夏の店頭での品薄状態に始まり、需給の引き締まりが激しい確保競争を呼び、天井知らずの価格上昇が続く。政府は備蓄米の市場放出に踏み切った。「コメ余り」から一変。日本のコメ問題は新たな局面を迎えた。新シリーズでは、この問題に切り込む。農林水産省OBで政策的観点から課題に取り組む荒幡克己・日本国際学園大教授は、冷静な議論が必要だと説く。【聞き手・三枝泰一】シリーズ「令和のコメ騒動」1 ――状況をどうみますか。 ◆日本人はコメに対する特別な心情を抱いています。急進的な議論に行... - [AIで排水路の水位超過予測 豪雨時の監視システム開発 愛媛・今治](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/26/12491.html) - 愛媛県今治市と、同市の船舶総合電機メーカー「BEMAC(ビーマック)」は25日、AI(人工知能)を活用し、豪雨時に排水路の水位超過をほぼ1時間前に検知して早期の水門開閉などに役立てることができる治水監視システムを共同で開発したと発表した。2024年11月から市内の1地区で運用を始めており、25年度以降は範囲を次第に広げてゲリラ豪雨などに24時間態勢で対応する。 システムは過去のデータを多層的に学習するディープラーニングを活用し、気象庁の降水量予想データと地域内の排水路水位データから、予測降水量に伴... - [放鳥が話題のトキとは 学名はニッポニア・ニッポン 明治以降激減](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/15/12434.html) - 国の特別天然記念物トキについて、環境省は14日、2026年6月ごろに石川県・能登半島地域で放鳥する方針案を有識者検討会に示し、了承された。放鳥はこれまで新潟県佐渡市でのみ行われており、本州では初となる。 能登半島では、佐渡島で放鳥されたトキが飛来したことはあるが、本格的に生息すれば、半世紀以上の時を経ての復活となる。1970年に同県穴水町で本州最後の野生トキ「能里(のり)」が捕獲されて以来だ。県内で20年以上かけた検討・準備が認められたもので、佐渡島以外では、初の試みとなる。 トキは古来、羽の色な... - [目の不自由な人が手話を体験 デフリンピック前に「違う世界触れた」](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/15/12436.html) - 視覚障害のある人が手話を体験する催しが八王子市内で開かれた。聴覚障害のある女性を講師に、目の不自由な人が耳の不自由な人と、バリアー(壁)を超えコミュニケーションする方法を学んだ。 聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京2025デフリンピック」が11月に国内で初開催されるのを前に、NPO法人八王子視覚障害者福祉協会などが主催。宮川純理事長は「違う障害の障害者とつながることで社会のいろんなことが改善される」と期待を話した。 「全国手話研修センター」(京都市)で手話人材の養成に携わる秋山なみさんが、手話の基... - [豪雨で被災の熊本・JR肥薩線 復旧の初期費用は114億円と試算](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/17/12447.html) - 2020年7月の九州豪雨で被災したJR肥薩線の復旧を話し合うJR肥薩線再生協議会は17日に熊本県人吉市内で開いた会合で、利活用策をまとめた「復興アクションプラン」の20施策にかかる初期費用を114億円、15年間の運営費用を64億円とする試算などを提示し、合意した。また、どの駅の復旧を進めるかについては、今後も検討を進めて年度内にJR九州に示す。 復興アクションプランは、24年12月に開かれた前回会合で素案を承認。球磨川の自然や地域の文化を生かして観光施設や景観を整備することなどが盛り込まれている。... - [温室ガス目標「35年度60%減」閣議決定 省庁は「65%減」](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/18/12449.html) - 政府は18日、次期温室効果ガス排出削減目標を盛り込んだ地球温暖化対策計画(温対計画)を閣議決定した。新しい目標は「2035年度に13年度比60%減、40年度に同73%減」で、政府は同日、国連気候変動枠組み条約事務局に提出した。 新たな目標は、1990年度以降で排出量が最も多かった13年度を起点とし、50年ネットゼロ(排出実質ゼロ)まで同じペースで削減を続けることを想定し、その中間地点の値を採用した。現行目標の「30年度までに13年度比46%減」もこの経路上にあるという。 各国は35年以降を期限とす... - [庭野平和賞に国際NGO「ムサーワー」 イスラム社会で女性人権保護](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/18/12463.html) - 庭野平和財団(理事長=庭野浩士・立正佼成会主席)は18日、宗教的精神に基づいて世界平和に貢献した個人や団体を表彰する「第42回庭野平和賞」を、イスラム社会で女性の人権保護活動を展開する国際NGO「ムサーワー」に贈ると発表した。 ムサーワーは2009年にマレーシアで設立された。世界各国の活動家や学者ら多様な分野の人が集う。男性中心の家父長制を前提にした家族観があるイスラム社会でも、宗教規範と女性の権利は調和できると考え、セミナー活動や本の出版などを通じ、男女平等、女性の人権尊重を啓蒙(けいもう)して... - [「ブナの声」森の輝き撮り続け24年 写真家が伝えたい調和の大切さ](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/24/12480.html) - 豊かなブナの森と生き物たちの命の輝きをテーマに、自然写真家の斎藤政広さん(76)=山形県酒田市=が、およそ四半世紀にわたって発行を続けた小冊子の写真集が、このほど32号で完結した。秋田、山形両県にまたがる鳥海山に咲く花の図鑑などを手掛ける傍ら、長年にわたって取り組んだ仕事を振り返り、「自然と人の調和が大切だと気付かされた」と話す。 発行に幕を下ろすのは年4回発行の「ブナの声」シリーズ。東北を中心に長野県の白馬村や北海道の日高山なども歩いて撮影し、2001年から発行を重ねてきた。 斎藤さんによると、... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 旅する僧たちの土木事業 ~作善(さぜん)への継承~ 連載63回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/18/12452.html) - 勧進聖(かんじんひじり)~行基菩薩から重源(ちょうげん)への道 東大寺に安置されているという重源上人坐像は、高齢だが眼光鋭く、口をへの字に結んでいます。この風貌には、13歳で出家後、聖(ひじり)の徒として霊地・霊山を行脚修行、各地を遊行して困難な社会事業を行ってきた筋金が深く刻まれているようです。 - [パリ協定の温室ガス削減新目標 9割の国が提出期限に間に合わず](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/11/12397.html) - 温室効果ガス削減目標の更新作業が世界的に遅れている。10日は地球温暖化対策の国際ルール「パリ協定」に基づき、各国が国連に新目標を提出する期限だったが、190以上の参加国のうち9割もの国々は間に合わなかった。期限を逃しても罰則はないが、トランプ米政権のパリ協定離脱の余波を受け、温暖化対策の機運停滞が懸念される。 国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)のウェブサイトによれば、10日までに新目標を提出した国はブラジル、アラブ首長国連邦(UAE)、ニュージーランド、スイスなど十数カ国にとどまった。米国も昨... - [台風に伴う竜巻予測、世界初 スーパーコンピューター「富岳」で](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/12/12409.html) - スーパーコンピューター「富岳」を使い、台風に伴って起きる竜巻の予測に世界で初めて成功したと、横浜国立大と富士通の研究チームが12日発表した。竜巻は甚大な被害をもたらすが、突然発生する上、気象現象としては規模が小さいため直接観測ができず、予測が非常に難しかった。チームは精度を高めて実用化を目指したいとしている。 台風の直径は竜巻の1000倍以上もある。チームは、台風の全域を80メートル四方、約30億地点ものメッシュに区切り、各地点の風速や雨量などの膨大なデータを富岳で高速処理。台風と竜巻を同時にシミ... - [PFASって? フライパンの表面加工に使用、発がん性の懸念も](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/13/12417.html) - 住友電気工業の100%子会社で樹脂加工を手がける「住友電工ファインポリマー」(大阪府熊取町)で検出されたPFAS(ピーファス)。最近よく聞くようになったが、人体への影響も指摘されているこの化学物質はそもそも何のことなのか。 PFASは1万種類以上ある有機フッ素化合物の総称で、自然界でほぼ分解されないことから「永遠の化学物質」とも呼ばれている。体内にとどまりやすく、人の血液中でも見つかっている。 水や油をはじき、熱に強い特性があり、焦げつきにくいフライパンの表面加工で使われてきた。消火剤や食品の包み... - [専門家「井戸水飲んだ人は要検査」 大阪・熊取で高濃度PFAS](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/13/12421.html) - 大阪府熊取町内で、地下水から高濃度の有機フッ素化合物(PFAS)が検出されたことが、府などへの取材で明らかになった。事業所内にある井戸では最大で、暫定目標値(水1リットル当たり50ナノグラム)の1460倍に当たる1リットル当たり7万3000ナノグラムを検出した地点があった。 国内では、過去にPFASを使用・製造していた工場付近から、高濃度のPFASが相次いで検出されている。専門家は高濃度の水を飲んだ人に対する検査の必要性を指摘する。 PFASに詳しい京都大の原田浩二准教授(環境衛生学)は、今回の大... - [トキ、本州で初の放鳥へ 2026年6月に石川・能登で 環境省](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/14/12429.html) - 国の特別天然記念物トキについて、環境省は14日、2026年6月ごろに石川県・能登半島地域で放鳥する方針案を有識者検討会に示し、了承された。放鳥はこれまで新潟県佐渡市でのみ行われており、本州では初となる。 放鳥するのは佐渡トキ保護センター(同市)などで飼育している15~20羽程度。放鳥の直前3カ月間、同センターの順化ケージで群れでの生活や餌取りなどの訓練をする。具体的な放鳥場所は、今年7月ごろまでに県や地元市町などでつくる協議会で決定する。 環境省は本州などでのトキの定着に向け、22年に放鳥候補地を... - [言葉がただの音に聞こえる 就労も「空回り」 失語症の知られざる壁](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/01/12366.html) - ベルトコンベヤーで流れてくるシャンプーや洗剤のボトルを梱包(こんぽう)していく。上司が自分に話しかけ、去っていった。だが、何を言われたか分からなかった。工場の中は機械の音や段ボール、ナイロンがこすれる音が響いている。上司の声はそんな音のようだった。 「言葉が音に変わってしまった」 会話や読み書きが困難になる「失語症」を発症し、懸命なリハビリを経て働き始めたばかりだった森下光法さん(56)=滋賀県守山市=はぼうぜんとなった。数字を理解しにくい 森下さんは2020年、脳梗塞(こうそく)で倒れた。高次脳... - [牛乳パックを再生プラスチックに ラミネート部分も生かす技術開発](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/16/12290.html) - 牛乳などの紙パック(ラミネート紙)はリサイクルの際にラミネート部分のプラスチックを取り除いているが、環境に配慮して紙パックをすべて生かし、再生プラスチック原料にする技術を、紙の一大産地・愛媛県四国中央市の産官学組織が共同開発した。2024年度の同県ゼロカーボン・ビジネスモデル創出事業に選ばれており、二酸化炭素削減への着実な一歩として注目される。 同市にある愛媛県紙産業技術センター▽愛媛大学紙産業イノベーションセンター▽古紙再生パルプ製造販売業「AIPA(アイパ)」――の3者は、古紙パルプの繊維の働... - [「支え合う美しい社会を」 銀座で学ぶ「ディスレクシア」の世界](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/23/12332.html) - 発達障害の一つである学習障害のうち、読み書きが困難な「ディスレクシア」。米俳優のトム・クルーズさんや、俳優で元米カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーさんが公表していることでも知られる。 そんなディスレクシアの人たちの世界を疑似体験できるVR(仮想現実)コンテンツを、東京・銀座の資生堂ギャラリーで開かれている「美を疑えー資生堂クリエイティブ展ー」で体験できる。◇読み書き難しく 「ディスレクシア」は読み書きがすらすらとできない症状で、知的な発達の遅れや、視聴覚器官に障害はなく、学習の... - [トランプ氏、トランスジェンダーの米軍入隊を制限 DEI撤廃も](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/28/12352.html) - 米国のトランプ大統領は27日深夜、出生時の性と性自認が一致しないトランスジェンダーの人々を米軍から排除することを念頭に、入隊時の医療基準などの変更を国防長官に指示する大統領令に署名した。併せて、米軍からDEI(多様性、公平性、包括性)推進の取り組みを排除する措置を取るよう求める大統領令も出した。大統領令に署名 トランプ氏は就任直後の20日、連邦政府として認める性別は変更不可能な男性と女性の二つだけであるとする大統領令に署名している。軍も対象とした形だ。 トランスジェンダーに関する大統領令では、目的... - [障害者の芸術運動に尽力 「たんぽぽの家」前理事長の遺作出版へ](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/29/12355.html) - 障害者の芸術運動に生涯をささげた社会運動家、播磨靖夫さん(2024年10月に82歳で死去)が大学生に語りかけた講義録が31日出版される。障害があっても不幸にならずにすむ未来社会を目指し一般財団法人「たんぽぽの家」を設立し、理事長として長く活動を引っ張った播磨さんの遺作となる。編集者は「障害とアートを切り口に、人間の幸せについて考えさせられる本。いろんな人に届いてほしい」と話す。 播磨さんは新聞記者などを経て1976年、障害のある人の生きる場を作ろうと「たんぽぽの家」を設立した。障害者が夢や思いを込... - [国軍から性的暴行、逮捕… ミャンマーで弾圧される性的少数者ら](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/29/12357.html) - 軍事クーデターの発生から2月1日で4年となるミャンマーで、国軍と民主派や少数民族勢力との武力衝突が続く。事態の収束は見通せない中、社会的に弱い立場にあるLGBTなど性的少数者が暴力や性的虐待の標的になっている。 ミャンマーは伝統的に家父長制の社会で、男性優位の価値観が根強い。同性愛は違法で、性的少数者らは差別の対象となってきた。2021年2月のクーデター後は性的少数者が国軍や治安当局に恣意(しい)的に拘束される事案が相次ぎ、支援団体は直後の5カ月間だけで少なくとも77人が逮捕、収監されたとしている... - [熊本大がリモート対応の職員オフィス設立 障害者の就労支援へ](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/30/12359.html) - 熊本大学は、大学職員としての業務をリモートワークで担うための「サテライトオフィス」を開所した。通勤が困難な障害者らが、就労支援を受けることで環境が整った同オフィス内や在宅で働くことができるようになる。同大などによると、九州の国立大学では初の取り組みという。 現時点では、オフィスで県内在住の20~40代の男女計4人が、5月まで職業訓練生として就労支援を受けながら働き、6月ごろをめどに熊本大で正規採用されることを目指す。正規採用後、オフィスか在宅かといった働く場所を選ぶという。 オフィスは、働く障害者... - [米FDA禁止の着色料「赤色3号」 消費者庁「健康被害データなし」](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/31/12363.html) - 菓子や漬物などに使われる合成着色料「赤色3号」について、米食品医薬品局(FDA)が、ラットでの発がん性の懸念を理由に使用許可を取り消した。一方、日本でも食品衛生法に基づき添加物として使うことが認められているが、消費者庁は「通常の使用では安全上の懸念はなく、健康被害のデータもない」としている。 赤色3号は、エリスロシンという化合物から作られる食用タール色素の一種。米国では100年以上前から使用が認められている。加熱などに対して安定性が高く、食品の色味付けに使われる。 代表的な使用例は、日本では菓子や... - [熊本地震で損傷した洋画家・田中憲一氏の作品 修復され報告展](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/02/12371.html) - 熊本県御船町の洋画家、故・田中憲一氏(1926~94年)のアトリエで、熊本地震(2016年4月)のため下敷きとなり損傷した作品が専門家やボランティアらの手で修復された。2月4~16日、県立美術館分館(熊本市中央区)で報告展を開く。「熊本地震 田中憲一の画を救う会」が主催。入場無料。 田中氏は震度6を観測した御船町出身。作品を保管していた同町のアトリエや住宅が全壊した。作品を地域住民らが取り出し、同県出身で絵画保存修復家の岩井希久子さんらの専門家やボランティアが「田中憲一作品レスキュープロジェクト」... - [災害時に困難な食物アレルギー対応 「フェーズ・フリー」学ぶ 秋田](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/02/12373.html) - 災害時、食物アレルギーのある子供が避難所でどう過ごすか、食事をどう提供するかを事前に考える「もぐもぐ講演会」が秋田市で開かれた。参加者らは28種類の原因物質(アレルゲン)を使わず調理した炊き出しも試食し、災害に備える「自助」や、情報を共有する「共助」の大切さを学んだ。 東日本大震災が発生した「3・11」を前に、アレルギー疾患をもつ子供の保護者で作る「食物アレルギーと共にあゆむ会『もぐもぐ』」(鷲谷彩香会長)が主催した。岩手県陸前高田市の防災士、武蔵野美和さんと、秋田市の中通総合病院小児科長の山田瑛... - [ものを大切にする心醸成 静岡・三島市が粗大ごみ販売でメルカリ1位](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/02/12375.html) - フリーマーケットサイト「メルカリShops」を使った粗大ごみ販売で、静岡県三島市が2024年1年間の販売数や販売額など4部門で全国の自治体で1位になった。豊岡武士市長は1月24日の定例記者会見で「職員の努力のおかげ。出品の直接的経済効果は高くないが、焼却炉や最終処分場の延命、市民のリユースやものを大切にする意識醸成になった」と意義を語った。【石川宏】 全国1位になった4部門は(1)販売数1069品(2位・岡山市1032品)(2)販売額146万円(2位・広島県三次市など87万9230円)(3)フォロ... - [奥能登の人口、1割近く減少 地震・豪雨で被害 石川県が統計発表](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/03/12380.html) - 石川県は3日、1月1日現在の人口統計を発表した。2024年元日の能登半島地震やこの年の9月に発生した能登豪雨で大きな被害が出た奥能登地域(輪島市、珠洲(すず)市、穴水町、能登町)の人口は計5万535人で、この1年間で1割近い4678人減少した。減少数は前年の同じ時期の倍以上で、特に豪雨後は減少傾向が強くなっていた。 今年の元日現在の人口と前年比は、輪島市1万9711人(2192人減)、珠洲市1万523人(1198人減)、能登町1万3427人(850人減)、穴水町6874人(438人減)。輪島市は人... - [名古屋市、ラムサール条約の「湿地保全自治体」に 国内3例目](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/03/12378.html) - 環境省は3日、水鳥の生息地として国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約の「湿地自治体認証制度」に基づき、名古屋市が認証されたと発表した。2002年にラムサール条約湿地に登録された藤前干潟(同市港区)での取り組みが評価された。国内での認証は新潟市、鹿児島県出水市に続き3例目。 スイスで1月下旬に開催された同条約常設委員会で認証された。7月のジンバブエでの締約国会議で証書が授与される予定。 藤前干潟を巡っては、ごみの埋め立て処分場の計画を中止し、市民らが保全に向けた活動を展開。名古屋市の広沢一郎市... - [海草を投げ豊かな瀬戸内に 愛媛の中学校で元服由来の「少年式」](https://socialaction.mainichi.jp/2025/02/04/12382.html) - 立春の3日、愛媛県内の多くの中学校で元服に由来する「少年式」があった。2年生が自身の方向性を考えて志を立てる日で、愛媛では60年以上続く行事。今治市立桜井中では2年生76人が、記念に海草の一種「アマモ」の種を瀬戸内海に投げ入れ、豊かな環境を守ることや漁場の保全を願った。 アマモは水深1~3メートルの海底の砂地に根を張る種子植物。波が静かな海辺に生え、魚の餌場や隠れ場になることから「海のゆりかご」と呼ばれる。同校は地元の漁業者、住民らでつくる「桜井地区海を守る会」の協力で、2018年から毎年、種の投... - [「30年間で発生率減らせていない」 専門家が見た関連死の現実](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/11/12245.html) - 今月は、1995年の阪神大震災の発生から30年となる。当時、震災のストレスによる心筋梗塞(こうそく)などで亡くなる人も相次ぎ「震災関連死」という言葉が生まれた。 国内ではその後も大災害が続いたが、その度に関連死が課題になってきた。総合防災が専門の奥村与志弘・関西大教授は「この30年間で、関連死の発生率を大きく減らすことはできていない」と話す。奥村さんに、昨年の能登半島地震までの関連死をどのように見ているのかを尋ねた。 災害関連死は、災害に伴う劣悪な生活環境や大きな精神的ストレスによって失われる命で... - [樹木葬:逆転の発想で明るく楽しい“持続可能なお墓”を](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/27/12345.html) - 年間150万人以上が亡くなる“多死社会”を迎えた日本。少子化が進み、墓を受け継ぐ担い手も減る中、生前に子や孫 - [避難所の運営、都道府県主体のはずが 支援班設置は14都道県のみ](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/07/12209.html) - 「避難所の雑魚寝は阪神大震災の時と変わらない」「避難所の運営で石川県が助けてくれない」。2024年元日の能登半島地震の被災地では、そんな声を聞いた。大災害に見舞われた時、市町村の対応には限界があるのではないか――。そんな思いから、各都道府県に取材すると、災害時の避難所の運営に当たって、市町村や政府との窓口になる支援班の設置を定めているのは、14都道県にとどまっていた。 災害救助法では、この法律が適用される大規模な災害では、避難所の運営や、食料・物資の供給、医療などを含めた救助活動の主体は都道府県と... - [先生に「蛍光灯」と呼ばれ…迷った末の障害者手帳 解いた吃音の呪縛](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/16/12282.html) - 言葉が思うように出ない吃音(きつおん)のせいで駄目な人間だ。そう思い込んでいた鳥取県八頭(やず)町の会社員、入江達宏さん(54)は5年前、愛媛県の医師との出会いを通して障害者手帳を取得し、呪縛が解けていったという。経緯をつづった文章「人生のパスポート」が、反差別と人権の拡大を目指す2024年の「第50回部落解放文学賞」を受賞した。障害者と認定されることに抵抗感を抱く吃音当事者が少なくない中、どう心境が変わっていったのだろうか。【佐々木雅彦】小学校では泣きながら音読 幼い頃から、しゃべり方が周りと違... - [トウチク、駆除完了 特別天然記念物の植物群落保護 鹿児島・枇榔島](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/16/12280.html) - 鹿児島県志布志湾のほぼ中央にある枇榔(びろう)島(志布志市志布志町帖)で、貴重な亜熱帯植物群落を弱らせていた外来種のトウチクが根絶やしされた。1994年にトウチクが確認されて以来、年1~2回、志布志市教委、大隅森林管理署などが伐採を手掛けてきた。 日南海岸国定公園の中核を成す枇榔島は、周囲4キロ、面積17・8ヘクタール、標高83メートルの南北に長い無人島。南側の斜面に推定樹齢300~400年のビロウが密生し、北側斜面に広葉樹やつる性植物が茂る。ビロウ林に隣接するようにシダが群生し、亜熱帯植物群落の... - [“見えない障害”失語症 難しいケア、当事者はいま 三重](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/16/12284.html) - 脳梗塞(こうそく)などの後遺症で会話や読み書きが困難になる「失語症」。その当事者を支援するため厚生労働省は意思疎通支援制度を設けている。だが、三重県内では「意思疎通支援者」の養成のみで、まだ派遣事業の導入には至っていない。県は「2026年度以降、派遣事業を県予算案に盛り込むことも視野に入れる」としており、支援強化に乗り出す意向だ。 「…うん。うん」。玉城町の中山吉和さん(75)は、妻美佐子さん(74)からの問いかけに応えようと言葉を絞り出した。 中山さんは20年11月に脳梗塞と診断され、失語症が後... - [御嶽山、噴火警戒レベル2に引き上げ 「火口周辺規制」 気象庁](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/16/12294.html) - 気象庁は16日、長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)で、山頂付近を震源とする火山性地震が増えているとして、噴火警戒レベルを1の「活火山であることに留意」から、2の「火口周辺規制」に引き上げた。地獄谷火口から約1キロの範囲で、飛散する大きな噴石や火砕流への警戒を呼びかけている。 御嶽山のレベル2への引き上げは2022年2月以来。... - [南海トラフ地震が起きても生きるために 三重で阪神大震災伝える2人](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/17/12296.html) - 1995年1月17日午前5時46分、兵庫・淡路島北部を震源とするマグニチュード7・3の地震が発生し、神戸市を中心に甚大な被害をもたらした阪神大震災から30年がたった。当時被災した2人の女性が今は移住した三重県多気町で、それぞれ子どもや地域の人に、いつ来るかわからない災害に普段から備えることの大切さを伝える。【下村恵美】地縁なき被災、政治活動の糧に 県議の松浦慶子さん(59)は自身の被災経験から、女性や子どものための避難所運営を目指して、防災活動に取り組んでいる。 当時は徳島文理大薬学部の同級生だっ... - [「先生は隠しごとをしない」 火山学者・太田一也さんを悼む](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/17/12298.html) - 雲仙・普賢岳の地質構造の研究者として目立たずに研究に没頭してもよかったはずだが、1990年に始まった噴火災害に直面した太田一也先生は、そうしなかった。「災害科学研究通信」(93年9月)で「災害科学は、社会に、人に直接役に立つものでなければ存在価値はない」と明言している。 住民の居住を制限する警戒区域・避難勧告地域の範囲を見直す際、決定権者の長崎県島原市、旧深江町(現・南島原市深江町)の両首長は、先生の知見を最大限尊重した。人命第一の規制と住民生活とのバランスに苦しむ中、一定のある覚悟を持っているこ... - [大谷翔平選手「被災した動物の支援」にも言及 LA山火事で寄付](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/17/12300.html) - 米大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手は16日、自身のインスタグラムへの投稿で、ロサンゼルスや周辺で続く山火事の被災支援などのため、50万ドル(約7770万円)を寄付すると表明した。ロサンゼルスを本拠とするスポーツチームが共同でTシャツを販売し、売上金を消防当局への支援にあてる取り組みへの協力も呼びかけた。 大谷選手は投稿で「LAでの火災にあたり私達のために戦い続けてくれている消防士の皆さんに心から感謝します」と記した。消防士や避難者、被災した動物の支援にあてるために寄付すると... - [地震備え 政府、自治体、自身のいずれも「できていない」7割前後](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/19/12312.html) - 18、19日実施の毎日新聞世論調査で、阪神大震災から30年、能登半島地震から1年がたったことを受けて「政府」「地元自治体」「あなた自身」が地震への備えができていると思うかを聞いた。いずれも、「できていない」との回答が7割前後となった。 政府の備えが「あまりできていない」は57%、「全くできていない」は17%で計74%。地元自治体の備えは「あまりできていない」54%、「全くできていない」13%で計67%。自身の備えは「あまりできていない」56%、「全くできていない」17%で計73%だった。 石破茂首... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 築城でつちかった土木技術 ~太田道灌、武田信玄~ 連載62回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/15/12234.html) - 日暮里駅前にある、鷹狩り装束の太田道灌(おおた・どうかん)騎馬像の傍らで、山吹の花を手にした少女の銅像がたたずんでいるのをご存知でしょうか。 太田道灌 (1432~86年)と言えば、室町幕府で関東管領を務めて多くの戦を制した軍法家として、また江戸城など築城の名人にして歌人としても知られています。 - [「館山の海はミラクルがいっぱい」 さかなクン、小学生に特別授業](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/07/12212.html) - 千葉県館山市在住のタレントで東京海洋大客員教授のさかなクンが、同市の県南総文化ホールで市内9校の小学3、4年生481人に特別授業を行った。 子どもたちに地元の海の魅力を再認識させ、海洋環境問題に対する理解を深めてもらおうと市が2024年12月17日に実施した。 約1時間の授業でさかなクンは、漁師の網にかかった「メガマウス」と泳いでいる写真などをスライドで映しながら「館山の海はこんなミラクルがいっぱい」と、地元の海の素晴らしさを強調。「海や水辺の生物と共存共栄できる世界にしていきましょう」と呼び掛け... - [24年世界気温、産業革命前から1.6度上昇 初めて単年で目標超過](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/10/12232.html) - 欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス(C3S)」は10日、2024年の世界の平均気温は1850年以降で最も高く、産業革命前の水準を1・6度上回ったと発表した。国際社会は気温上昇を1・5度にとどめる目標を掲げているが、24年は単年の記録として初めて1・5度を超えたという。 C3Sによると、24年の世界平均気温は15・10度で、1991~20年の平均より0・72度、最も暑かった23年よりも0・12度高かった。日平均気温も7月22日に17・16度と、観測史上最高を更新した。 極端... - [「あの日から30年」 震災で両親亡くした書家、アートに託した願い](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/11/12247.html) - 阪神大震災で両親を亡くした神戸市東灘区の書家、野原神川(しんせん)=本名・久美子=さん(69)が「あの日から30年」をテーマにしたアート作品を完成させ、地元で展示している。1年前に利き手が震える体調不良に見舞われながらも、制作をあきらめなかった、その思いとは。 30年前の1月17日、同区の実家や斜め向かいにあった妹宅が倒壊。近所で1人暮らしをしていた野原さんは無事だったが、両親と妹の夫が亡くなった。建物の下敷きになった影響で右足に障害を負った妹と奇跡的に助かった妹の子ども2人が残された。翌年に実家... - [のとじま水族館、イルカとアシカのショー復活へ 「復興の一歩に」](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/11/12254.html) - 能登半島地震で被災した石川県七尾市の「のとじま水族館」で今春、休止していたイルカとアシカのショーが復活する。被災したアシカ舎も2月中に建て直し、地震から1年あまりを経て、展示を完全再開させる。職員は「水族館が元に戻ることが、復興の一歩につながればうれしい」と力を込める。 同館は昨年1月、地震による激しい揺れの影響で、水槽のろ過装置や配管設備が損傷。館のシンボルだった2頭のジンベエザメを含む計約4000個体が死に、ペンギンやイルカ、アシカを全国の施設に避難させた。半年の休館期間に設備の復旧を進め、2... - [栃木で「ナラ枯れ」被害拡大 半年で1.4万本 17市町で確認](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/12/12257.html) - コナラやミズナラなどの広葉樹を枯らす伝染病「ナラ枯れ」が2024年10月末現在、栃木県内17市町で確認された。半年余りで新たに1万4114本の被害が見つかり、県は被害の拡大防止に全力をあげるとしている。【有田浩子】 ナラ枯れは、在来種・カシノナガキクイムシ(通称・カシナガ)が媒介する「ナラ菌」の繁殖により発生し、樹木を集団的に枯らす。大きな木を好み、幹に入り込み、掘ったところを伝ってまん延させる。 木の中で成長・羽化した新しい成虫が飛び立ち、別の健全な木の幹に入りこむことで被害が拡大する。上空から... - [鹿児島・天城町が「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」に 九州で初](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/13/12259.html) - 鹿児島県奄美群島徳之島の天城町が、国連世界観光機関の「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」に九州で初めて選ばれた。持続可能な観光拠点づくりに取り組んでいる地域を認定する取り組みで、森田弘光町長は10日、毎日新聞の取材に「自然の中に人間、文化、1次産業が根付く素朴さが評価され光栄。認定を機に、ホスピタリティーをアピールし、インバウンドも一層受け入れる」と喜んだ。 ベスト・ツーリズム・ビレッジは2021年に始まり、持続可能な開発目標(SDGs)に沿って自然・文化遺産を保全しながら観光拠点化に取り組む地域を認... - [南海トラフ地震を想定、自衛隊などが大規模訓練 官民の連携強化](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/13/12261.html) - 南海トラフ巨大地震の発生に備えて、陸上自衛隊は13日、孤立地域での被災者の救助や救援物資の輸送などをする大規模訓練を徳島県海陽町で始めた。陸自や海自、空自、米軍などの隊員ら計約1万1000人のほか、兵庫県など2府15県の職員、電力、通信会社などの社員らも参加して、官民の連携強化を図る。 17日までの5日間に、高知県東洋町などでも実施。大阪市の舞洲(まいしま)では、4月に開幕する2025年大阪・関西万博の期間中に地震が発生した場合を想定して、手順を確認する。 訓練は、紀伊半島沖でマグニチュード(M)... - [いつでも気軽に「アートの保健室」 福祉施設で交流広げる表現活動](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/16/12085.html) - 愛媛、高知の両県で21の福祉施設を運営する社会福祉法人来島(くるしま)会(愛媛県今治市)は2024年度、「アートの保健室」というプロジェクトを始めた。障害者支援施設や児童福祉施設などの現場で「支援する側、される側」という固定した意識から抜け出し、体験型アートイベントを通じて利用者と職員が共に表現活動を行う試みだ。 プロジェクトは、利用者の表現活動を法人が積極的に支援し、職員の意識変革も促すのが狙い。「いつでも気軽に立ち寄れる場所」として保健室をイメージした。現在、来島会の各事業所を利用しているのは... - [釧路で新たなメガソーラー計画 エリア内には希少種の営巣木も](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/16/12088.html) - 釧路湿原国立公園に近い北海道釧路市の市街化調整区域で新たなメガソーラー設置計画が明らかになった。北園地区と昭和地区の総面積約27・3ヘクタールの原野などに出力21メガワット強、パネル枚数3万6579枚のメガソーラーが計画されている。【本間浩昭】 国内でこれまで689カ所の太陽光発電事業を手がけてきた「日本エコロジー」(大阪市)が計画。14日夜に近隣住民ら約40人が出席する説明会で報告された。 ドローンで撮影された写真を見れば、計画が進むと、釧路外環状道路沿いに他の業者が設置済みのメガソーラーの西側... - [新潟市、ボーリング調査を開始 能登半島地震で液状化した地域で](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/17/12098.html) - 新潟市は17日、能登半島地震で液状化被害が発生した地域で、地盤の状態を詳細に調べるためのボーリング調査を開始した。市は、再び被害が起きないように公道と宅地を含めた面的な液状化対策の実施を検討している。今回の調査結果は、対策の実施地域や具体的な工法の取りまとめに反映させる方針だ。【神崎修一】 1月の地震では、震源から離れた新潟市内でも、砂質の地盤に揺れが加わったことで起きる液状化現象が発生。西区や江南区などで、家屋の傾きや路面のひび割れなどの被害が相次いだ。市によると、揺れによる直接の被害も含めて住... - [マイボトルにソフトドリンク販売 近畿大学経営学部のゼミが試み](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/18/12102.html) - 東大阪市の近畿大で、学生や教職員らが持参したマイボトルに有料でソフトドリンクを入れる試みが始まっている。企画運営しているのは、経営学部の古殿幸雄教授のゼミ。学内でのペットボトルの使用量削減につなげるほか、本格展開に向けて事業として成り立つかを検証中だ。 東大阪キャンパス7号館の1階には、市民の利用も可能な食堂の出入り口付近にドリンクサーバーやボトル洗浄機、製氷機が並ぶ。スタッフの学生が使い方などの説明やボトルの洗浄をしてくれる。ドリンクはウーロン茶やオレンジジュース、コーラ飲料など7種類。サイズは... - [高知県で「手話条例」が成立 当事者が健常者に知ってほしいこと](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/21/12118.html) - 高知県議会は12月定例会最終日の20日、「県手話言語条例」案を全会一致で可決した。手話を言語と位置づける条例で、県レベルでの制定は四国では初めて。年内に公布・施行される見通し。【小林理】傍聴席の当事者、横断幕で喜び 条例は「いつでもどこでも手話が広く使われる社会」を目指す。「手話は、音声言語とは異なる語彙(ごい)や文法体系を有し、手や指、体の動きや表情などにより視覚的に表現される独自の言語である」とうたい、手話を言語だと明確に位置づけた。 条文では、手話の普及施策の策定・推進を県の責務とした。県民... - [有吉佐和子が愛した輪島塗 単行本未収録の取材ルポが豆本に](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/26/12133.html) - 「紀ノ川」や「華岡青洲の妻」などで知られる作家、有吉佐和子(1931~84年)が「輪島塗」を愛していた――。日本の伝統文化をたどるルポルタージュ執筆のため、58年に石川県輪島市を訪ねたことがきっかけとされる。元日の発生から1年を迎える能登半島地震で、甚大な被害を受けた輪島塗。「もし彼女が存命だったら、何を考えるだろう」。有吉の出身地、和歌山市の近代文学研究者、岡本和宜(かずのり)さん(49)が動き出した。 ルポルタージュの原題は「輪島の漆器 日本の陰影」。58年6月に『別冊文芸春秋』に掲載されたも... - [青ノリ漁師苦闘 福島・相馬で収穫シーズン 温暖化が影響か](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/26/12135.html) - 福島県相馬市の松川浦の名産の青ノリ(ヒトエグサ)の今シーズンの収穫が25日に始まった。例年になく生育が遅く、12月の水揚げ量は大幅に減る。温暖化に伴う水温の上昇の影響を指摘する声もある。 漁は例年12月に始まり、翌年5月ごろまで続く。相馬双葉漁業協同組合によると、昨年12月は4回の漁で5トン強が収穫されたが、今年は収穫できるノリが少なく、漁は25日の1回のみ。6隻が計約200キロを水揚げした。本格的な収穫シーズンに入る前に変色や葉が切れるノリが目立ったという。 40年以上にわたりノリを養殖する遠藤... - [ダウン症のタレント・あべけん太さん ホノルル・マラソン完走](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/26/12141.html) - 「やればできる」――。米ハワイで今月8日(現地時間)に開かれたホノルル・マラソンに、イベントなどで「ダウン症のタレント」として活動するあべけん太さん(37)が初挑戦した。42・195キロのフルマラソン。10時間近くかけての難行だったが、兄で元プロボクサーの安部俊和さん(43)らが伴走し、完走した。けん太さんの顔は達成感にあふれていた。タイムは9時間47分12秒 ホノルル市内の公園に設置されたゴール会場。冬場とはいえ12月のハワイは陽気に満ちている。午前5時過ぎのスタートから10時間になろうとしてい... - [災害時の生活再建 専門家「支援制度はもろい」と指摘する理由](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/29/12154.html) - 間もなく発生から1年を迎える能登半島地震の被災地では、ようやく住宅の再建に向けた動きが出てきています。災害で壊れた住宅を再建する時、行政による「公助」の制度を定めた法律があります。被災者生活再建支援法です。災害法制に詳しい山崎栄一・関西大教授は「生活再建支援と言っても、収入の減少に対しては極めてもろい制度」と見ています。山崎教授が指摘する制度の課題とは――。阪神大震災で「二重ローン」問題 ――なぜ支援法がつくられたのですか。 ◆1995年の阪神淡路大震災の時に僕も含めて、ほとんどの関西人はここで地... - [発達障害「グレーゾーン」とは 精神科医の岡田尊司さんに聞く](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/30/12157.html) - 発達障害の認知度が高まり、発達障害ではないかと考え、受診する人が増えている。それに伴い、増加していると考えられているのが、診断には至らない「グレーゾーン」のケースだ。診断に至らなくても当事者は困難を抱えるが、その生きづらさは周囲には理解されにくい。著書に「発達障害『グレーゾーン』 その正しい理解と克服法」があり、臨床経験も豊富な精神科医の岡田尊司さんは「生きづらさの要因として発達の特性があるということを本人も周りも理解し、支援につなげていくことが重要だ」と話す。健常者と競わされ、行き詰まり 岡田さ... - [銀世界に飛び立つタンチョウ 人に依存、すぐそこにある絶滅の危機](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/01/12170.html) - 北海道東部・鶴居村を流れる雪裡川(せつりがわ)。国の特別天然記念物タンチョウの群れがじっと夜明けを待っていた。この日早朝の気温は氷点下15度。日の出前、タンチョウは霧氷に包まれた銀世界の中から飛び立った。 タンチョウは乱獲や湿地の消失で一時絶滅したと思われたが、1920年代に「再発見」された。保護活動により国内の生息数は約1800羽まで回復。しかし、今も人間が与える餌に依存し、いつ絶滅リスクが高まってもおかしくない。 人類は今、三つの地球規模の危機(トリプル・プラネタリー・クライシス)に直面してい... - [「少しでも笑顔に」輪島で餅つき、正月気分盛り上げる 能登地震1年](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/01/12181.html) - 2024年の能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市町野町。同町唯一のスーパーマーケット「もとやスーパー」では、発生1年となった1日、ボランティアらが餅つきを行った。子供たちによる太鼓も披露され、正月気分を盛り上げた。 大分県のNPOがもち米20キロを用意。地元住民やボランティアらが臼に入った餅米をきねでリズムよくついて完成させた。つきたての餅は、地元和菓子店の店主らが手作りしたあんこやきなこをまぶして振る舞われた。 NPO「リエラ」の松永鎌矢代表理事(35)は「1月1日は悲しい日かもしれない... - [「追悼の鐘」に祈り込め 能登地震1年、輪島の寺で犠牲者悼む](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/01/12179.html) - 能登半島地震から1年となった1日、石川県輪島市門前町総持寺祖院では近くの商店街と合同で犠牲者追悼会が営まれた。午後4時10分の地震発生時刻に合わせ、「追悼の鐘」が突かれ、亡くなった人を悼んだ。 法要では同院の高島弘成副監院が自作した追悼の言葉を読み上げ、集まった地元住民らは、手を合わせて犠牲者を追悼するとともに街の復興を祈った。 近くに住む星野恵介さん(46)は「仲が良かった1歳上の消防団の先輩が地震で亡くなってショックだった。お祭りが好きで、熱い人だった。『天国でも元気か』とか、『趣味の釣りはで... - [呼吸を続ける神戸の街 阪神大震災から30年](https://socialaction.mainichi.jp/2025/01/04/12200.html) - 最大震度7を記録した阪神大震災から間もなく30年。神戸市を中心に地震直後に撮影された場所を訪れると、復興した姿に震災の爪痕を見ることはほとんどなくなった。1995年から2024年11月までの神戸市の出生者数は36万762人。同市の人口(24年12月1日時点)は149万2017人で、震災を直接経験していない世代も増えた。破壊された街でも人々の営みは続き、都市機能は再生を遂げた。定点の比較は30年という時の経過を感じさせた。 私(記者)は地震があった1995年1月17日、神戸市西区の自宅で就寝中だった... - [両陛下が石川・輪島の豪雨被災地へ出発 能登訪問は今年3回目](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/17/12092.html) - 天皇、皇后両陛下は17日、石川県輪島市で能登豪雨の被災者を見舞うため、特別機で羽田空港を出発され、能登空港に到着された。両陛下は元日の能登半島地震を受け、3、4月にも能登地域に足を運んでおり、今年3回目となる。 両陛下は能登空港で馳浩知事から9月の豪雨被害の説明を受けた後、輪島市の坂口茂市長の案内で川の氾濫で大きな被害が出た地区を視察するほか、避難している住民を訪ねる予定。また、災害対応にあたっている関係者と面会し、珠洲市の市長と能登町の町長からも被災状況を聞く。 両陛下は、能登半島地震の見舞いで... - [創設20年の「防災士」 全国最多の愛媛で見えた課題は“質”](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/15/12081.html) - 南海トラフ巨大地震への備えや近年の自然災害の激甚化で防災意識が高まり、民間資格の「防災士」が注目されている。登録者数は全国で30万人を突破し、10月末時点で愛媛県は全国最多となった。一方で、資格を活用できる機会が限られているという指摘もある。専門家は「今後は数を増やすだけでなく、知識のレベルアップや能力が発揮できる体制を整える必要がある」と問題提起する。東京を抜いて愛媛が最多に 「支援物資を保管する場所はどこにしましょうか」。松山市で4、5日に開かれた県主催の防災士養成講座で、受講生たちが避難所内... - [「南極の日」に元観測隊員が明かす 至高の「南極飯」とは](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/14/12079.html) - 14日は「南極の日」。1911年12月14日にノルウェーの探検家ロアール・アムンセンが人類史上初めて南極点に到達したことを記念して定められた。 「氷の白と空の青しかない」とも表現される南極。農作物も作れない極限の大地で調査研究活動に励む人々は何を食べているのだろう。そんな疑問に答える企画展「南極飯!」が東京都世田谷区の東京農業大「『食と農』の博物館」で開かれている。 企画したのは、元南極地域観測隊員の田留健介・東農大准教授で、2020年1月から約1カ月半、第61次南極地域観測隊のメンバーとして南極... - [「みんな違って、みんないい」 奈良・山辺高のインクルーシブ教育](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/14/12077.html) - 教室から笑い声が聞こえてきた。先生と生徒が活発にやりとりする。「今の発表で良かったところは?」「敬語をすらすら使い、言葉遣いも良かった」。生徒11人に教諭は複数。11月下旬、奈良市内の外れにある山辺(やまべ)高校で「自立活動」の授業が開かれていた。自立支援農業科の1年生が、社会で役立つ実践を学んでいく。障害のある生徒とない生徒が共に学ぶことを「インクルーシブ教育」と呼ぶ。奈良県内の高校では唯一クラス単位で取り組んでおり、全国的にも珍しい。 障害という言葉が好きではない。差し障り、害のある人間なんて... - [東海道・山陽新幹線に女性専用トイレ 利用者ニーズ応え25年春から](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/13/12069.html) - JR東海とJR西日本は13日、東海道・山陽新幹線で使用している16両編成車両に女性専用トイレを設置すると発表した。14日から順次配置を進め、2025年3月のダイヤ改正以降、すべての16両編成車両の共用トイレの約半数を女性専用にする。 東海道新幹線はこれまで、男性の小便用、男女共用、多目的トイレの3種類が設置されていた。JR東海の担当者は「新幹線をご利用のお客様のおおむね半数が女性になっている。お客様からのニーズもあって設置を決めた」と説明している。 JR東海によると、女性専用トイレを設置するのは、... - [日本に「リーダーシップ示して」 国連気候変動枠組み条約事務局長](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/12/12054.html) - 国連気候変動枠組み条約のサイモン・スティル事務局長は12日、日本記者クラブが主催するオンライン記者会見で、政府内で議論中の2035年度以降の新たな温室効果ガスの排出削減目標について、「G7(主要7カ国)の一員としてリーダーシップを示してほしい。最も大きな努力が行われるべきだ」と強調した。 経済産業省と環境省は次期削減目標について、13年度比で60%削減する案を合同会合で示している。経済界などから「目標が低い」との意見が出ており、サイモン・スティル事務局長は「意欲的な削減目標を打ち出すことでさらなる... - [スタバ、ストローを紙からバイオプラスチックに 2025年に開始](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/06/12031.html) - スターバックスコーヒージャパンは6日、現在使用している紙ストローに代わり、生分解性バイオプラスチック製のストローを導入すると発表した。生分解性バイオプラスチックは、微生物によって分解され、二酸化炭素と水に変化するプラスチックを指し、環境負荷の軽減が期待されている。来年1月23日から沖縄県内の店舗で先行導入し、3月以降に全国展開を予定している。 新しいストローは、大手総合化学メーカー・カネカが開発した新素材「Green Planet」を使用する。この素材は植物油などのバイオマスを原料とし、微生物発酵... - [ストローを紙にした意味って…?専門家が明かすプラ廃棄物の行く末](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/02/12043.html) - ウミガメの鼻にプラストローが刺さった衝撃的な写真がネット上で拡散したことが一つの発端となり、国内外の多くの飲食関連企業でプラストローの廃止が進んだ。ただ、プラストローの廃止は、海洋汚染や気候変動の対策の面で、どのくらい意味があるのだろうか。 まず飲食大手の取り組みを紹介したい。プラストローの廃止に踏み切った、日本マクドナルドホールディングス、スターバックスコーヒージャパン(スタバ)、すかいらーくホールディングスの3社に取材した。「プラストロー廃止で87トンのプラスチックを削減」(すかいらーく)など... - [同性も「夫・妻」表記へ 住民票続き柄欄で三重・伊賀市長が方針](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/06/12029.html) - 三重県伊賀市の稲森稔尚市長は3日、同性カップルの住民票の続き柄欄を男女の事実婚と同じく「夫(未届)」「妻(未届)」と表記する方針を明らかにした。表記は2025年1月ごろ、始まる見通し。 市内に住む嶋田全宏さん(48)と加納克典さん(45)の同性カップルが3日午後、市役所で「日本では法律上の婚姻が認められていない。10年以上共に暮らしていても法律上は他人のままという現実に直面している」として、「誰もが自分らしく暮らせる伊賀市に向けて」続き柄欄の表記などの要望書を提出。受け取った稲森市長が表記を「すみ... - [世界農業遺産 兵庫県美方地区の但馬牛](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/07/12037.html) - 神戸ビーフや特産松阪牛などの高級ブランド牛肉のルーツ、肥育や繁殖をする前の子牛(素牛(もとうし))は但馬(たじま)牛(うし)である。昨年、兵庫県香美町・新温泉町からなる「兵庫美方(みかた)地域」で続く但馬牛を育む仕組みが世界農業遺産に認定された。畜産分野では国内初。 全国に先駆け、明治期から牛の戸籍にあたる「牛籍簿」を作り、他県の牛とは交配しない純血の血統を管理し、改良し続けてきた。おいしさの秘訣(ひけつ)は、世界でもここにしかない遺伝資源が保たれていること。全国の黒毛和牛の母牛の99・9%が19... - [車いすで30人が同じ目線に 旭川で「立たない立ち飲みバル」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/08/12040.html) - 車いす利用者もそうでない人も、全員が車いすに座り、同じ目線で飲食を楽しむ「立たない立ち飲みバル」が7日、北海道内で初めて旭川市に「開店」した。 発案者は、5歳で横断性脊髄(せきずい)炎を発症し、車いす生活を送る大阪市の牧野美保さん(36)。「車いす女子」としてSNS(ネット交流サービス)で情報発信している。 お酒が好きな牧野さんが「立ち飲み」の店に入った時、移動しづらかったり、カウンターの位置が高くて飲食しづらかったりと不便さを感じた。「同じ目線になれば、みんな楽しめるんじゃないか」と2022年に... - [「難民キャンプより劣悪」 日本の避難所環境、改善へ 国際基準反映](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/09/12046.html) - 政府は能登半島地震などを踏まえ、災害時の避難所環境の抜本的な改善に取り組む方針を決めた。石破茂首相が掲げる防災対応強化策の一環で、指定避難所の1人当たりの面積やトイレ環境に国際基準を反映させる。避難所運営に関する自治体向けのガイドラインを年内にも改定し、基準となる数値を明示する方針。 石破首相は11月29日の所信表明演説で「避難所での生活環境を改善し災害関連死を防ぐためにも、スフィア基準を発災後早急に全ての避難所で満たすことができるよう事前防災を進める」と述べていた。 「スフィア基準」とは、国際赤... - [地震と豪雨 70代歯科医が3度の被災から再起 後押ししたのは](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/10/12049.html) - 歯科医院の真新しいドアが開くと、患者が入ってきた。一人、また一人。診療再開のお祝いの花が並んだ待合室に、スタッフや患者たちの明るい声が響く。 「最近は閉店や廃業の話ばかり。新しい建物ができて、診察も始まって。町に光が差したよう」 健診を受けた70代女性から笑みがこぼれた。 山あいに広がる人口1700人余りの地区の中心部に、少し古びた「広江歯科」と書かれた看板が立つ。真新しい外壁は、倒壊したまま残っている周りの建物とは対照的だ。 能登半島北部、石川県輪島市町野町地区で約40年診療を続けてきた歯科医の... - [養護教諭の8割超が「男女別の制服は問題」 LGBTQ意識調査](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/05/12026.html) - LGBTQなど性的少数者の支援に取り組むNPO法人「プライドハウス東京」は5日、養護教諭を対象に性的少数者に関する意識や当事者の子どもに接した経験などを尋ねた調査結果を発表した。近年、男女別に決められた制服を見直す動きが各地で起きつつあるが、8割以上の養護教諭が男女別の制服に問題を感じていることが明らかになった。 調査は日高庸晴・宝塚大教授(社会疫学)に委託して1~3月に実施。教員の研究団体などを通じて小学校から高校まで9自治体の養護教諭に呼び掛け、2172人から有効回答を得た。 トランスジェンダ... - [サンタが贈る「善意のリンゴ」 台風縁に30回 青森から広島へ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/05/12023.html) - 青森県平川市の津軽みらい農協から広島県三原市にリンゴ4000個が届いた。1991年9月の台風19号でリンゴ農家が大きな被害を受けた際、三原市の青果業者がリンゴを買って支援したことが縁となって始まった「善意のリンゴ」プレゼントは30回目となった。 94年夏に三原市が渇水に見舞われた時は、当時のいたやなぎ農協から飲料水100ケースが届いた。リンゴの寄贈は95年から始まり毎年続いている。99年以降は市内の保育施設に配っており、今回は36カ所に配布する。 津軽みらい農協の奈良寧組合長(65)や丸果三原合同... - [尾瀬で「入域料」徴収、群馬県知事が意欲 入山者減に拍車の懸念も](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/04/12019.html) - 群馬県の山本一太知事は4日の記者会見で、群馬、福島、栃木、新潟各県にまたがる尾瀬国立公園で観光客・登山者から「入域料」を徴収するため、環境省などと協議する方針を示した。湿原の木道の整備やミズバショウの保全資金などにあてるのが目的。入域料を巡っては、富士山の山梨県側も今年から通行料2000円の徴収を始めており、群馬県も実証実験を検討している。 県によると、尾瀬の環境保全にあてる今年度の事業費2億9000万円はすでに不足。総延長約65キロの木道は尾瀬の象徴の一つだが、資材はヘリと人力で運搬せざるを得ず... - [買い物カゴ投票で環境問題考える ナッジ理論参考に滋賀県立大考案](https://socialaction.mainichi.jp/2024/12/04/12021.html) - 肉のトレー売りを一部やめるのはYES? NO? 買い物カゴの返却時に環境問題について消費者に意見を示してもらう「買い物カゴ投票」を滋賀県立大人間文化学部の山田歩准教授(48)らが考案した。国連の掲げるSDGs(持続可能な開発目標)を推進するのが狙い。山田准教授は「消費者意識を反映して売り場を改善できる。各地で導入を呼びかけていきたい」と話す。スーパーで実証実験 「投票」の大まかな手順はこうだ。スーパーなどで、「どっちがいい?」「返却ついでに、未来に一票」「買い物カゴ投票」と書いた看板で客に周知する... - [アクリル板に「字幕」表示 市窓口に新システム導入へ 静岡・御殿場](https://socialaction.mainichi.jp/2024/11/25/12017.html) - 外国人や聴覚障害者が利用しやすい市役所窓口にしようと、静岡県御殿場市は会話を双方向に自動翻訳し、アクリル板に表示する字幕表示システムの導入を決め、11月25日にデモンストレーションを行った。導入は県内初となり、2025年5月に市民課窓口と福祉担当窓口に計4台が設置される予定だ。 事業費約200万円をかけて導入するのは京セラが6月に発売した「コトパット」。グーグル翻訳を生かして134言語に対応する他、事前に登録した映像や写真、図などもアクリル板に表示できる。横浜市や京都市、福岡県警運転免許試験場が既... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 伊能忠敬の実測日本地図が、いま語りかけること 連載61回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2024/11/27/8568.html) - 先人が警告する水害地名がある 古来、水害常襲地として大きな被害を受けたことから、先人たちが残した地名が日本には数多くあります。災害の伝承だけでなく、「油断してはならない」という警告が込められているのです。それらの地名は、川の合流地や低湿地、窪地、傾斜地などに見られます。たとえば、かつて湿地や氾濫原を表す地名として - [「ポケットない女性服」は当たり前じゃない フリマ開催で不便解消へ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/11/14/11998.html) - 女性の服にもポケットを――。 東京・池袋で23日、「ポケットのあるレディース服」を集めたフリーマーケットが開催される。 ワンピースやスカートなど、女性の衣服にはポケットのないことが少なくない。フリマを主催する卜沢(うらさわ)彩子さん(37)も、かつては「なくても仕方ない」と諦めていた。 でも、やっぱり不便だな。そう思い始めたのは、2022年に会社勤めを始めてからだった。実は難しい「検索」 それまで卜沢さんはフリーランスとして働いていたから気づかなかったが、オフィス勤務だと、トイレに行くたびにハンカ... - [プラ汚染防止条約、生産から使用後まで流出防止へ 議長が素案提示](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/31/11940.html) - 年内の合意を目指すプラスチックごみによる汚染防止条約について、政府間交渉委員会のルイス・バジャス議長が条文素案に関する非公式文書を各国に提示した。交渉関係者への取材で31日判明した。生産から使用後までプラ製品のライフサイクルを通じて環境への流出防止策を講じることを締約国に義務づけることなどが盛り込まれている。 プラ汚染問題を巡っては、国連環境計画(UNEP)の意思決定機関「国連環境総会」が2022年、汚染根絶のための法的拘束力のある条約を24年中に作ることを決議。条約の内容について協議する政府間交... - [ダイヤモンドを大気中にまいて地球を冷却 その費用は…](https://socialaction.mainichi.jp/2024/11/07/11963.html) - 大気中にダイヤモンドの微粒子(エアロゾル)を年間500万トンまけば、地球を効果的に冷やせるとの試算を、スイス・チューリヒ工科大などの研究チームが発表した。論文では正確に算出していないが、研究代表者によると、地表温度を概算で1・6度下げる可能性があるという。 米科学誌サイエンスは、今世紀末までにダイヤモンドのエアロゾルを放出し続けた場合、約175兆ドル(約2・6京円)の費用がかかるとの別の研究を紹介している。 地球温暖化を緩和するため、成層圏にエアロゾルをまいて、太陽光をはね返して地球の冷却を狙う「... - [今年の世界の気温、初の「1.5度」超えほぼ確実に 温暖化加速](https://socialaction.mainichi.jp/2024/11/07/11965.html) - 欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス(C3S)」は7日、今年の世界の平均気温が観測史上最高だった2023年を上回り、産業革命前の水準より1・5度以上高くなるのはほぼ確実だと発表した。年平均で1・5度を超えるのは初めてだという。 国際社会は、世界の気温上昇幅を産業革命前から1・5度に抑えるという共通目標を掲げる。24年の気温だけで達成の可否を判断することはできないが、温暖化の加速で目標達成は極めて厳しい状況だ。 C3Sによると、今年1~10月の世界の平均気温は1991~20年... - [文化庁と埼玉・横瀬町が初協議 国天然記念物の植物群40年間未調査](https://socialaction.mainichi.jp/2024/11/08/11967.html) - 武甲山(標高1304メートル)にある国指定天然記念物の石灰岩地特殊植物群落について埼玉県横瀬町が40年以上現地調査を実施していない問題で、文化庁の調査官が7日、同町を訪れ、現地周辺を視察するとともに群落保全の取り組みに関して担当者から説明を受けた。未調査報道後、文化庁と町が直接協議するのは初めて。今後、両者は県も交えて指定地の適切な保全のあり方を検討していく。【照山哲史】 町を訪問したのは、京都市にある文化庁の天然記念物担当調査官。2016年に現調査官が着任後、初訪問だ。同日午後から町教育委員会職... - [大型たこで陸上の豪雨を防げ 海上に上昇気流を生成 千葉大など](https://socialaction.mainichi.jp/2024/11/11/11973.html) - 海上に大型のたこを並べれば、陸上を襲う豪雨を軽減できる可能性がある――。そんな研究結果を、千葉大や富山大などのチームがまとめた。2021年8月に九州北部や中国地方を襲った豪雨で試算すると、平均で5~10%、総降水量を少なくできたという。 激甚化する豪雨は、地球温暖化に伴い海面水温が上昇し、大気中の水蒸気量が増えて引き起こされると考えられている。チームは、幅200メートル、高さ300メートルの巨大なたこを海に設置し、上昇気流を起こして人為的に海上で雨を降らせ、大気中から水蒸気を取り除いて豪雨を防ぐ手... - [北海道大とJAL、定期航空便で赤潮モニタリング開始へ 世界初](https://socialaction.mainichi.jp/2024/11/12/11980.html) - 北海道大と日本航空(JAL)は12日、2025年夏から定期航空便1機に機外カメラを搭載し、航空機を活用した赤潮のモニタリングを開始すると発表した。定期航空便にカメラを搭載し継続的な海洋観測に活用するのは世界初だといい、赤潮の早期発見により漁業被害などの拡大抑制を目指す。 活用されるのは丘珠空港(札幌)や函館、利尻、奥尻の各空港を結ぶ便で、1日に8~10本運航されている。カメラは機体後方下部の胴体パネル上に3台搭載され、上空から函館湾などを撮影。画像を北海道大に転送し、最新技術を駆使して分析する。 ... - [COP29首脳級会合始まる 主要国の欠席相次ぐ 資金調達が焦点](https://socialaction.mainichi.jp/2024/11/12/11982.html) - アゼルバイジャン・バクーで開催中の国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)で12日、首脳級会合が始まった。COP29は途上国の地球温暖化対策の資金調達が最大の焦点だが、日本や米国、中国といった主要国の首脳が参加せず、交渉や対策強化の推進役として期待される国が不在の会合となった。 首脳級会合は13日まで。国連のグテレス事務総長は会合冒頭の演説で「もう時間がない。気候変動対策の資金は世界が負担しなければならない。そうでなければ人類がその代償を払うことになる」と述べ、無償資金の大幅増や、化... - [CO2排出量、24年も過去最高更新見通し 石炭などからの排出増で](https://socialaction.mainichi.jp/2024/11/13/11984.html) - 石油、石炭など化石燃料の燃焼による今年の二酸化炭素(CO2)排出量は世界全体で374億トンで、2023年を0・8%上回り過去最高になるとの見通しを、国際研究チーム「グローバル・カーボン・プロジェクト」が13日、発表した。石炭や石油、天然ガスの使用による排出増が影響しているという。 チームが、アゼルバイジャン・バクーで開催中の国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)に合わせて公表した。 チームによると、化石燃料の種類別では、石炭からの排出は23年比で0・2%増えた。石油からの排出は、主... - [噴火の降灰量、ドローンとロボットで計測 誤差0.1mm 国実験](https://socialaction.mainichi.jp/2024/11/13/11988.html) - 国内でも活発な火山の一つである浅間山(2568メートル)の噴火に備え、国土交通省利根川水系砂防事務所(群馬県渋川市)は、ドローン(無人機)やロボットを用いて、火口周辺の降灰量を計測する実験をした。噴火の危険性が高まると火口周辺の立ち入りは規制されてしまうが、ドローンやロボットを使って遠隔で調査し、土石流の発生リスクを調べて住民の適切な避難につなげる狙いがある。【田所柳子】 実験は10月30日、東京大地震研究所浅間火山観測所(長野県軽井沢町)で実施。研究者や群馬、長野両県の担当者ら約30人が参加した... - [世界のサンゴの4割超が絶滅危機 IUCN「気候変動が最大の脅威」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/11/13/11990.html) - 国際自然保護連合(IUCN)は13日、世界の造礁サンゴの4割超が絶滅の危機に直面しているとの評価結果を公表した。アゼルバイジャン・バクーで開催中の国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)で発表した。 IUCNのグレーテル・アギラル事務局長は「気候変動は造礁サンゴに対する最大の脅威であり、我々が依存している自然システムに壊滅的な打撃を与えている」とし、温室効果ガス排出削減の強化、加速を呼びかけた。 IUCNによると、暖水性造礁サンゴ892種を再評価した結果、44%が絶滅の危機にあること... - [英国、温室効果ガス「81%削減」を表明も他国続く動きなく COP29](https://socialaction.mainichi.jp/2024/11/13/11994.html) - アゼルバイジャン・バクーで開かれている国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)の首脳級会合で、英国のスターマー首相は12日、2035年までに国内の温室効果ガス排出量を1990年比で81%削減すると表明した。 各国は、35年を期限とする排出削減目標を25年2月までに国連に提出することが求められており、英国の表明はそれを踏まえたものだ。スターマー氏は同日の演説で「我々はすべての締約国に野心的な目標を打ち出して前進することを要請する」と呼びかけた。 首脳級会合では、各国が自国の先進的な政策... - [理論の限界より低い電圧で水素を生成 その秘密は… 産総研](https://socialaction.mainichi.jp/2024/11/14/11996.html) - 太陽光を活用し、理論的な限界よりも低い電圧で水から水素を作ることに成功したと、産業技術総合研究所(茨城県)のチームが発表した。水素は温室効果ガスを出さない次世代のクリーンエネルギーの一つで、製造の低コスト化や、低炭素社会の実現への寄与が期待される。 水素はおもに水を電気分解して作るため、電力の低減が課題だ。電気分解には最低1・23ボルトの電圧が必要で、これ以下では理論的にできないとされる。 チームは、太陽光を吸収して化学反応を起こす「光触媒」が、鉄イオンを還元する反応に着目。還元された鉄イオンが水... - [難病の娘育てる星野真里さん「インクルーシブ教育からは遠い現実も」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/11/14/12000.html) - 俳優の星野真里さん(43)が毎日新聞のインタビューに応じ、難病「先天性ミオパチー」を患う小学3年の長女、ふうかさん(9)の子育てについて語った。公立校の特別支援学級で学ぶふうかさんのサポート体制に関し「本人のペースで学べて本当にありがたい」と話した。一方で「自分たちが思い描いていた(障害のある子もない子も共に学ぶ)インクルーシブ教育からは遠い現実もある」と胸の内を明かした。 ふうかさんは2歳を過ぎた頃、先天性ミオパチーと診断された。生まれつき筋肉が発達しにくく、呼吸不全やたんを出しにくいなどの症状... - [プリン3000個、一時行き場無くすも…SNSで「助けて」、7時間で完売](https://socialaction.mainichi.jp/2024/11/03/11950.html) - 佐賀市で10月31日に開幕したアジア最大級の熱気球大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は大雨の影響で1日以降の関連イベントが全て中止となり、会場で販売するため準備したプリン約3000個が行き場を無くした。「助けてください」。販売予定だった業者らがSNS(ネット交流サービス)でそう訴え、1日に佐賀市のJR佐賀駅前で急きょ販売したところ、約7時間で完売した。 バルーンフェスタは10月31日に佐賀市の嘉瀬(かせ)川の河川敷で始まった。佐賀県では近年、「プリン県さが」と銘打ち、菓子店などでつくる... - [2023年のCO2濃度、過去最高 産業革命前の1.5倍に](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/28/11907.html) - 世界気象機関(WMO)は28日、主要な温室効果ガス、二酸化炭素(CO2)の大気中の濃度(世界平均)が2023年は420㏙(ppmは100万分の1)で、1984年の解析開始以降最高だったと発表した。 WMOによると、濃度上昇のペースは加速しており、23年は前年比2・3㏙増。過去20年で10%以上増え、18世紀の産業革命前の水準(278・3㏙)の約1・5倍となった。化石燃料由来の排出量が減らず、さらに山火事に伴うCO2排出や森林による吸収量の減少が増加に拍車をかけているという。 CO2より強力な温室効... - [「男同士が引っ張っているのは嫌」 国民・玉木氏の発言がXで波紋](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/30/11933.html) - 国民民主党の玉木雄一郎代表が、29日に出演した民放番組で、自身を石破茂首相と立憲民主党の野田佳彦代表が引っ張り合っているイラストを指し、「男同士が引っ張っているのは嫌。気持ち悪い」という趣旨の発言をした。X(ツイッター)上では「同性愛嫌悪ではないか」などと波紋が広がっている。 番組では、国民民主が求める政策を取り入れることを交渉材料に、自民党と立憲の双方からアプローチを受けていると司会者が指摘。その際、司会者が「いま、(国民民主は)モテ期だ」としてイラストを示した。 玉木氏は「これ、嫌ですね。この... - [「次世代の一助に」 豪雨被害の故郷に駆けつけ作った記録誌 久留米](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/31/11936.html) - 2023年7月に福岡県久留米市田主丸町竹野地区で発生した土石流の被害を風化させることなく伝えようと、同町出身で福岡市城南区在住の平島孝三郎さん(72)が「竹野豪雨災害記録誌」(32ページ)を作製した。住民らに向け、10月から竹野校区コミュニティセンターで配布している。 平島さんは、土石流が発生して死者1人、重軽傷者5人を出した地域で生まれ育った。竹野地区は耳納連山のふもとに位置する風光明媚(めいび)な場所で、平島さんは「災害とは無縁な土地だと思っていた」と語る。だが、23年7月の豪雨により千ノ尾川... - [子どもの宿題、みてあげたくて 生徒急増の夜間中学に“学びの原点”](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/31/11938.html) - 群馬県内唯一の夜間中学として県立みらい共創中(伊勢崎市今泉町)が開校して半年あまり。4月に3学年で35人だった生徒数は、60人(10月31日現在)と倍近くに増えた。うち51人が外国人。「学びたい」理由はどこにあるのか。教室を訪ねた。【田所柳子】なぜ今、大人たちが学び舎へ? 授業が始まるのは、平日の午後6時。日の落ちた校舎に「こんばんは」とあいさつが響き、10~70代と幅広い世代の生徒が登校してくる。授業は1コマ40分で、4時間目まである。国語や数学、理科といった義務教育の教科を学ぶ。 「この中学が... - [パウダースノーが「べちゃ雪」に? 温暖化でスキー場に打撃](https://socialaction.mainichi.jp/2024/11/05/11958.html) - ウインタースポーツのシーズン到来を前に気になる話がある。全国各地でスキー場が閉鎖されたり、オープン時期を遅らせたりする例が続出しているのだ。冬季オリンピックのメダリストも心配するほど事態は深刻だという。Q&Aでまとめた。【高橋由衣】 Q スキー場の閉鎖が全国で相次いでいる? A 信用調査会社の帝国データバンクによると、2023年のスキー場の倒産は、過去10年の中で最多タイの7件。新型コロナウイルスの流行で観光業界が大打撃を受けた20年と並びました。 昨年の場合、主な理由は雪不足。オープン時期を遅ら... - [知床の携帯基地局整備「いったん中止」に 非公開会議で国が方針](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/11/11829.html) - 世界遺産・知床(北海道斜里町、羅臼町)に携帯電話基地局を整備する国などの事業について、11日に斜里町で国や地元自治体、通信事業者などが非公開で会議を開いた。出席した関係者によると、国が知床半島先端での基地局整備を「当初計画はいったん中止」とする方針を明らかにしたという。今後、環境への影響調査の結果や地元合意を判断した上で改めて推進する。半島先端の整備は、希少な猛きん類であるオジロワシへの影響が懸念されるとして、着工が見合わせられていた。 半島先端の整備は、知床岬灯台にアンテナを設置し、約7000平... - [悲しいときは… 父は坂本九さん、大島花子さんが石川で支援ライブ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/14/11836.html) - 能登半島地震と豪雨災害の被災者らを支援しようと、故・坂本九さんの長女で歌手の大島花子さんが9日、石川県野々市市の自然食品店「NOPPOKUN」でチャリティーライブを行った。会場には被災者らも訪れ、大島さんの優しい歌声とトークを楽しんだ。父の歌、手話で 大島さんは、東日本大震災や熊本地震などの被災地でも数多くのチャリティーライブを開催してきた。この日は、坂本九さんの代表曲「上を向いて歩こう」や「見上げてごらん夜の星を」のほか、観客らと一緒に手話を使った歌も披露した。 大切な人を失った人に寄り添い手助... - [「供養して少しずつ…」能登豪雨で被害の14歳 月命日に父の思いは](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/22/11887.html) - 石川県奥能登地方で14人が死亡し、1人が行方不明になるなど大きな被害が出た豪雨災害から21日で1カ月が経過した。亡くなった同県輪島市久手川(ふてがわ)町の中学3年、喜三翼音(きそ・はのん)さん(14)の家族が月命日の同日、取材に思いを語った。 翼音さんは9月21日午前、豪雨で氾濫した塚田川沿いの自宅にいたが連絡が取れなくなり、同月30日に福井県坂井市の福井港沖で遺体が見つかった。家は基礎を残して流されており、家ごと濁流にのまれた可能性がある。 今月12日に葬儀を終え、遺骨は祖父誠志さん(63)たち... - [宮崎・延岡で土砂崩れ 女性1人行方不明 22日深夜にかけ激しい雨](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/23/11889.html) - 23日午前0時25分ごろ、宮崎県延岡市浦城町で斜面が崩れ、木造平屋建ての三輪保幸さん方が土砂で埋まった。就寝中だった三輪さんの妻弘美さん(56)と連絡が取れていない。 県警延岡署によると、三輪さんが近所の知人宅を訪問中、「どん」と音が聞こえたため自宅に戻ると、自宅が土砂で埋まっていたという。 延岡市内では22日の日中から深夜にかけて激しい雨が降り、宮崎地方気象台によると、21日午前0時の降り始めからの雨量は452・5ミリに達した。延岡署や消防が三輪さんの妻の捜索を急ぐ。【重春次男】... - [「国や立場越えて英知を」 両陛下が地球環境行動会議の開会式に出席](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/23/11892.html) - 天皇、皇后両陛下は23日、東京都内のホテルで開かれた「地球環境行動会議(GEA)国際会議2024」の開会式に出席された。脱炭素に向け国内外の有識者が集う場で、石破茂首相も出席。天皇陛下はあいさつで、平均気温の上昇や生物多様性の損失などを踏まえ「国や立場の違いを乗り越えて協力し合うために、世界の英知を結集する貴重な機会となります」と述べた。 開会式に続き両陛下は、国連の「気候変動に関する政府間パネル」のジム・スキー議長による基調講演に耳を傾けた。GEAは地球環境の保全と持続可能な発展を目指して行動す... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 人生を2度生きた男・久保田豊 ~世界に羽ばたいた水力発電の夢~ 連載60回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/22/11860.html) - 阿蘇が育てた夢 1890(明治23)年、久保田豊は熊本県の阿蘇山のふもとで生まれました。雄大な煙を吐く山々と - [能登豪雨1カ月 「こつこつとやるしかない」 復興へ前向く金物店主](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/21/11854.html) - 能登豪雨から21日で1カ月を迎えた。あの日、石川県輪島市の市街地にある「室(むろ)金物店」では、商品の大半が泥水につかる被害にあった。店主の室栄司さん(57)は「刃物は赤くさびてしまった。洗って乾かしても、またサビが浮き出てくる」とため息をつく。それでも「やめるつもりはない」と前を向く。 「うちの店は地域の何でも屋」。室金物店は室さんの祖父が行商から始め、昭和20年代(1945~54年)に現在の場所に店を構えた。 家庭用の鍋や包丁、業者向けの工具などを販売する。プロパンガスの供給工事も担ってきた。... - [希少シダ植物「イワウラジロ」が消滅危機 種の保存法がネックに?](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/20/11850.html) - クライミング名所の二子山(埼玉県小鹿野町、標高1166メートル)に自生するシダ類「イワウラジロ」が危機的な生育状態に陥っている。岩場へのアクセスルート整備のために行われた樹木伐採で生じた環境激変などが原因とみられる。種の保存法で国内希少野生動植物種に指定されており、研究者らが昨年から保護に向けた取り組みを始めたが、想定通りには進んでいない。同法に基づく手続きが滞っているからだ。 イワウラジロは、国のレッドデータブックで近い将来野生での絶滅の危険性が高い絶滅危惧ⅠB類にリストアップされている。県内の... - [災害時のトイレ大丈夫? 「足りる」自治体3割未満 NPO調査](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/21/11852.html) - 災害時に依然としてトイレが足りない――。NPO法人「日本トイレ研究所」(東京都)が全国の自治体に災害時のトイレ対策についてアンケートを実施したところ、回答した379自治体のうち、避難者が使用する災害用トイレが「足りる見込み」と答えたのは3割に満たなかった。 石破茂首相は「防災庁」の設置を進める考えを示しているが、災害が起こりうる現場では、必要となるトイレの確保がいまだ遅れている状況が垣間見えた。NPOが全国調査 2011年の東日本大震災や今年1月の能登半島地震などでは、道路の寸断や水道施設が被害を... - [ドラマ「ライオンの隠れ家」に作品提供 自閉症の画家支える兄弟の絆](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/15/11839.html) - TBS系列で11日にスタートした金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」は、自閉スペクトラム症の弟とその兄の兄弟の物語だ。ドラマの中で重要な小道具となる、弟が描く色鮮やかな絵は、ある自閉症の画家が提供した。作品が採用された背景には、ドラマ同様、兄弟の深い絆があった。 ドラマは、柳楽優弥さん演じる主人公で市役所に勤める優しい兄と、坂東龍汰さん演じる弟の2人暮らしの生活に、「ライオン」と名乗る男の子が入り込んできたことで生じる「事件」を中心に展開する。こだわりが強く色彩感覚に優れる弟は、障害者が集う工房に毎日通... - [女性差別撤廃条約 日本が25年も検討中の制度、国連審査の議題に](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/14/11834.html) - 女性の人権と平等を保障する、国連の女性差別撤廃条約。条約の実効性を高めるため、国内で手を尽くしても訴えを認められなかった女性が国連に人権救済を申し立てられる制度に改めて注目が集まっている。日本の条約の履行状況を調べる審査が17日にスイス・ジュネーブで予定されており、制度の導入を25年間も先送りしている政府の姿勢が問われる見通しだからだ。 個人通報制度は、個人から通報を受けた国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)が締約国の反論も聞いて審査。見解(勧告)を締約国に通知する。制度は1999年に採択された同... - [空港のゴミ回収、「スマゴ」で効率化 成田で実証実験](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/08/11808.html) - ソーラー発電でたまったごみを圧縮し、回収が必要になると知らせる「スマートごみ箱」名付けて「SmaGO(スマゴ)」が成田空港に設置された。IoT(多様な機器を通信でつなぐモノのインターネット)を活用しており、回収業務の効率化が期待されている。 スマゴは高さ約120センチ、幅64センチ、奥行き68センチ。天井部分がソーラーパネルになっており、ごみがたまるたびに自家発電した電力で自動的にごみを圧縮する。また、たまったごみの量を内蔵のセンサーで常に把握できるほか、満杯になる前にスマートフォンなどへ知らせる... - [自分を大事に LGBTQの子どもに届け 高校生が絵本制作へCF](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/08/11806.html) - 「自分らしさを否定され、孤独に苦しむ子どもを救いたい」。そんな思いを込め、5人の高校生がLGBTQといった性的少数者の子どもを主人公にした絵本「ぼくのいろ きみのいろ」の制作に取り組んでいる。 5人は香川県立観音寺第一高校(観音寺市)の3年生。同校の1年生は毎年、授業の一環で当事者団体「あしたプロジェクト」(高松市、谷昂頼代表)による講演会を受講する。保育士を目指している生徒の一人が、2年前に受講した際「幼い頃から性に悩む子どもがいるのか」と驚き、「幼少期から正しい知識を身につけてほしい」と2年生... - [能登豪雨、激甚災害に指定へ 首相が初の視察、防災庁設置も推進](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/05/11802.html) - 石破茂首相は5日、石川県輪島、珠洲両市を訪問し、1月の能登半島地震と9月の能登豪雨の被災地を視察した。珠洲市では同県の馳浩知事と面会し、豪雨被害を復旧事業の国庫補助率が上がる激甚災害に指定する方針を伝えた。その後、記者団に「内閣府防災担当の予算・人員の飛躍的な拡充、防災省の設立に向けて濃密な議論をし、進めていきたい」と述べ、「防災庁」設置を進める考えを改めて示した。 地方視察は就任後初めて。首相は自衛隊機で現地入りし、地震で大規模火災が起きた輪島市の「輪島朝市」や、珠洲市の土石流現場などを視察。輪... - [足の悪い母がいた場所に流木が… 豪雨で帰宅した息子が見た情景](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/02/11765.html) - 自宅で母がいたはずの場所には、あふれた川の濁流とともに家の壁を突き破って流れ込んだ巨大な木が2本、横たわっていた。能登豪雨で一時孤立した石川県輪島市門前町七浦(しつら)地区では、足が悪かった中村菊枝さん(75)が、自宅にいながら氾濫した皆月川の水にのまれて亡くなった。 「立ち上がるのもやっとだった。逃げ切れなかったのかも」。同居していた次男の田辺敬典(たかのり)さん(46)はそう悔やんだ。 9月21日の朝、1階で横になっていた菊枝さんに「何か欲しいものある?」と声を掛けると「特にないよ」と返事があ... - [トイレトレーラー、再び能登へ集結 地震に続き豪雨でも被災者支え](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/03/11768.html) - 能登豪雨に襲われた石川県の能登半島北部で深刻な問題となっているのがトイレだ。各地で大規模な断水が続く中、元日の能登半島地震で活躍した移動式の「トイレトレーラー」が再び被災地に駆けつけている。 1月の地震後、輪島市の市立東陽中学校に1台のトイレトレーラーが派遣された。今回の豪雨で、車両の床上まで泥が積もるなどの被害を受けた。その後、清掃され、被災者だけでなく支援団体や学校職員など多くの人が利用している。 ほかにも、輪島市や珠洲(すず)市で、地震後から活動を続けていたトレーラーが要請を受けて期間を延長... - [能登の被災地でイノシシ被害深刻 「多い日は7~8頭で作物あさる」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/10/03/11770.html) - 能登豪雨に襲われた石川県の能登半島北部で、鳥獣被害の増加を懸念する声が上がっている。輪島市の門前町浦上地区では、記者の目の前でイノシシが畑を荒らしていた。避難せず、自宅で暮らしている高齢女性は「最初は『うり坊』が可愛いと思ったが、今では腹立たしい」と頭を抱える。 秋になり女性が自宅そばの畑で育てているのは、サツマイモやサトイモだ。イノシシはこうした作物が好物らしい。 以前は1~2頭見かける程度だった。だが、豪雨後は住民が避難して出歩く人がほとんどいないのを察しているのか、小さいイノシシも含めて集団... - [料理上手で明るい妻へ「ありがとう」 自宅のみ込んだ濁流、残る悔い](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/28/11695.html) - あと少しで夫の手を握ることができたのに。娘は地震で失った職をやっと見つけたところだった。亡き妻に伝えたい「ありがとう」。あの日から1週間。豪雨の爪痕が残る能登半島で、最愛の家族を思う人たちがいる。 濁流が自宅をのみ込んでいくのが見えた。その中には妻がいる。「雨を甘くみていた。山の方に逃げていたら助かっていたのか」。夫は悔やんでいる。 あの日、井角隆さん(70)は石川県輪島市久手川(ふてがわ)町の自宅にいた。雨脚が強まり、マイカーを高台に移そうと妻祐子さん(68)と話し合った。「2階に上がっていて」... - [能登豪雨 半島の豊かな田畑が被害 「地震よりダメージ大きい」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/29/11725.html) - 石川県の能登半島北部を襲った豪雨は、風光明媚(めいび)な能登の広大な田畑を一変させた。「頭の整理が追いつかない」。元日の能登半島地震からの復興を目指し、やっとの思いで秋の収穫を迎えようとしていた農家の損失は計り知れない。田畑見てがくぜん 「あまりの光景に、思考が停止した」 珠洲(すず)市岩坂町でブロッコリーや米を栽培する瀬法司公和(せほうじきみかず)さん(44)は、茶色い池のようになった自分の田畑を見てがくぜんとした。 21日は午前中から大粒の雨が地面をたたきつけ、近くの金川があふれた。周辺の道路... - [「誰一人取り残さない」 日本初の全盲弁護士が目指す孤立なき社会](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/29/11721.html) - 視覚障害者自身の手で、「自立と社会参加」を実現する――。その目的を達成するため、「日本視覚障害者団体連合」は、政府との交渉や就労支援などに取り組んでいる。会長を務めるのは、日本初の全盲弁護士、竹下義樹さん(73)。出身地の石川県輪島市は1月の能登半島地震と9月の能登豪雨で被災し、支援活動の課題を肌で感じた。国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」が掲げる「誰一人取り残さない」ことを目指し走り続けている。 ――狭き門の弁護士を目指しました。 ◆15歳で失明すると、当然のようにあん摩マッサージ指圧師の... - [能登豪雨で水没相次ぎ…車両寄付に協力を 貸与団体に注文殺到](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/29/11723.html) - 能登半島を襲った豪雨で車の水没や流出が相次いだことを受け、被災住民に車の無償貸与を行っている団体に注文が殺到している。長期利用できる車両が19台準備できているのに対し、26日夕までの6日間で6倍以上の127件の申し込みが届いた。生活維持に車は欠かせず、団体は北陸3県をはじめ全国に車両の寄付を緊急的に呼びかけた。 無償貸与を行う「災害サポート・レンタカー」制度を運用しているのは、一般社団法人・日本カーシェアリング協会(宮城県石巻市)。東日本大震災後、25の被災地で活動しており、能登半島地震では被災者... - [「蛍火」のようなパトカー赤色灯、導入へ 聴覚障害者が区別可能に](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/25/11643.html) - 警察庁は25日、パトカーの赤色灯の新しい発光パターンを全国の警察で10月から順次導入すると明らかにした。新パターンは主にパトロールで使われ、蛍が出す明かりのようにゆっくりと光る。 これまでは1パターンだけで、緊急走行もパトロール時も同じだった。緊急時はサイレンを鳴らすが、聞こえない聴覚障害者は区別できない。パトロールなのに緊急と思い、道を開ける聴覚障害者がいたという。 全日本ろうあ連盟から、光り方で区別できるようにとの要望が寄せられ、聴覚障害者の意見を聞いて新しい方法を検討した。 従来は0・5秒周... - [「あの時振り返っていれば」両手握りしめ、妻の発見願う夫 能登豪雨](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/25/11647.html) - あの時、後ろを振り返っていればよかった。どうして助けられなかったのか。能登半島を襲った記録的な豪雨で、愛する人は激しい川の水にのみ込まれた。男性は妻を思い浮かべて呼びかける。「どこに行ったんだよ」 石川県能登町の山あいにある北河内地区。谷野利一さん(71)の自宅すぐそばには河内川が流れている。川幅は2メートルほど、いつもは足がつかるくらいの穏やかな流れだった。 その川は豪雨で一変する。あふれ出た水は辺りの道路を覆った。「ゴー、ザー」。自宅前に茶色く濁った水が迫ってくる。 「車、ずらしてきて」。妻ま... - [石川・輪島市、数日以内に400人集団避難へ 宿泊施設を検討](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/24/11572.html) - 石川県の能登半島北部などを襲った豪雨で、輪島市は24日、孤立集落や仮設住宅の約400人の集団避難について、数日以内に実施していきたい考えを明らかにした。ただ、市は宿泊施設への受け入れを検討しているが、受け入れ先は決まっていない。 県によると、市内では24日も8地区34カ所で少なくとも289人が孤立している。市はこの日、七浦(しつら)地区で集団避難に関する住民説明会を開いた。 参加者によると、市側は孤立した住民を安全な場所まで輸送し、宿泊施設が受け入れるまで、市内の小学校に避難させる案を示した。この... - [「もう、ふんばれない」 孤立から救出の男性、能登地震でも被災](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/25/11582.html) - 能登半島を襲った豪雨は、元日の地震から復興を目指していた住民らに追い打ちをかけた。壊れた自宅の復旧に向け、少しずつ片付けなどをしてきた人たちもいる。大雨で周囲から孤立し、ヘリコプターで救出された男性は語った。「もうあかん、もうふんばれない」 能登半島の北部にある石川県珠洲(すず)市仁江町。地震で大規模な土砂崩れが起きたことに伴い、一帯は自宅で生活できなくなる「長期避難世帯」となった。住民らは週末などを使って一時帰宅している。 左官業の谷内謙一さん(69)もその一人。仁江町の自宅は半壊したが、まだ住... - [タイ国王、同性婚法案を承認 25年1月に施行へ 東南アジアで初](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/25/11645.html) - タイ官報は24日、ワチラロンコン国王が同性婚を認める法案を承認したと発表した。来年1月に施行される。同性婚の法制化は東南アジアでは初めてで、アジアでは、台湾、ネパールに次いで3例目。 新しい法律下では、性別に関係なく結婚が認められる。そのため、これまで婚姻に関する法律が用いてきた「男性」「女性」を「個人」とし、「夫婦」を「カップル」と記す。結婚したカップルは、子どもの養子縁組や、財産相続などの権利が認められる。 タイでは過去にも同性婚に関する法案が提出されたが、政局の混乱などで頓挫してきた。しかし... - [能登豪雨で再び大規模断水 「暮らし戻りかけたところで」住民ら疲労](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/25/11651.html) - 能登半島の記録的な豪雨の被災地では、元日の震災に続いて大規模な断水に見舞われている。復興半ばで再びライフラインが寸断され、被災者らの疲労の色は濃い。 能登半島の北端にある石川県珠洲(すず)市三崎町の一帯は大雨となった21日以降、断水が続く。給水車が派遣された市立三崎中学校には25日朝、ポリ容器やペットボトルを抱えた住民十数人が給水に訪れた。 農業の鍵谷加寿雄さん(68)は「普段の暮らしに戻りかけたところでまた断水。だが、市内では家を失った人や命を落とした人もいる。不満は言えない」と話した。 輪島市... - [「水害は恐ろしい」 崩れ落ちた道を進み、たどり着いた孤立集落](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/25/11649.html) - 能登豪雨で、石川県警は25日、輪島市久手川(ふてがわ)町の塚田川などで新たに2人の遺体が見つかったと明らかにした。これを受け犠牲者は10人となった。また、輪島市の海岸付近でも男性の遺体が見つかった。県警などは、豪雨との関連を調べている。 一方、能登町の北河内地区は、周囲からの孤立状態が解消されていない。 地区は能登町の中心部から北西10キロほどの場所にあり、輪島市に隣接している。記者は24、25の両日、地元の消防団員らに同行して山道を歩いて現地に入った。 ひどく壊れた道路の上を歩き、崩れ落ちた斜面... - [「おしいれのぼうけん」作家・古田足日 蔵書を白梅学園に遺贈 11/25シンポジウム 神奈川近代文学館](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/20/8005.html) - 絵本「おしいれのぼうけん」などで知られる児童文学作家・古田足日(ふるた・たるひ)が亡くなって、来年で10年になります。作家として、評論家として児童文学に功績を残した古田は、大変な読書家でもありました。2020年、自宅に残された直筆原稿などが神奈川近代文学館に、児童書を含む蔵書約3万3000点が白梅学園に遺贈されました。 - [八丈島などの津波、火山活動に起因か マグマによる断層破壊の可能性](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/24/11561.html) - 24日午前8時14分ごろ、東京・伊豆諸島の鳥島近海を震源とする地震が発生した。気象庁は伊豆諸島と小笠原諸島に津波注意報を発表し、午前中に解除。伊豆諸島の八丈島で50センチ、神津島で20センチ、三宅島と伊豆大島で10センチの津波を観測した。被害は確認されなかった。 24日朝に津波を引き起こしたM5・8の地震は、伊豆諸島南部の「須美寿(すみす)島」付近で発生した。海底には過去の火山活動でできた直径約8キロの陥没地形、須美寿カルデラがある。今回とよく似た同規模の地震は2015年5月にも近くで発生しており... - [床上浸水の仮設住宅で泥かき出し 能登豪雨でボランティア活動開始](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/24/11565.html) - 能登半島の豪雨で多くの仮設住宅が床上浸水した石川県輪島市では24日、災害ボランティアの受け入れが始まった。 床上浸水の被害を受けた宅田第2仮設住宅には県内外から40人が集まり、水につかった家電製品や家財道具などを運び出したり泥のかき出しをしたりした。 この仮設住宅で生活していた北浜暁子さん(73)は「能登半島地震から、ようやく普通の生活に戻れるかと思っていたところで豪雨の被害に遭い、がっくりしていた。ボランティアの人たちに家財道具など大きなものを運び出してもらって助かった」と話した。【砂押健太】... - [世界農業遺産「白米千枚田」でのり面崩落 能登地震からの復興半ばで](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/22/11439.html) - 石川県は22日午前の対策本部会議で、輪島市の世界農業遺産「白米(しろよね)千枚田」でのり面の崩落が確認されたと明らかにした。白米千枚田は1004枚の田んぼが連なる棚田で、元日の能登半島地震で地割れなどの大きな被害を受けた。一部は修復作業が進み、11日に稲刈りを終えたばかりだった。 輪島市によると、日本海に面して小さな田が重なりながら海岸まで続く千枚田は「日本の農業の聖地」。その絶景は「日本の棚田百選」や国の名勝に指定され、奥能登を代表する観光スポットになっている。 千枚田は地震の影響であちらこちら... - [「諦めるな、絶対」離さなかった手 土砂迫る中、命救おうとした男性](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/23/11534.html) - 豪雨が襲った能登半島では押し寄せる土砂をかき分け、命を救おうとした人がいる。行き来が遮られ、孤立した集落で耐える人がいる。甚大な被害が出た被災地で多くの住民らが助けを求めている。 「諦めるな、絶対」。50代の男性は自らに言い聞かせ、その手を決して離すことはなかった。 石川県輪島市の東部にあり、珠洲(すず)市に隣接する町野町。山あいにある寺地地区で土砂崩れが起きた。住民の中山公さん(82)と妻はるみさん(82)が巻き込まれた。 この地区で働く男性が助けを求める声を聞いたのは、21日午前10時半ごろだ... - [能登豪雨 輪島市内の集落99カ所が孤立 石川県公表](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/22/11459.html) - 石川県の能登半島北部を直撃した記録的な大雨で、県は22日夕に開いた対策本部会議で、輪島市内の99カ所の集落が孤立していると明らかにした。珠洲市と能登町を含めて県内では計115カ所の集落が孤立状態にあるという。 県内では川の氾濫や土砂崩れが相次ぎ、複数の道路が寸断しているとみられる。【深尾昭寛、小坂春乃】... - [稲刈り終え「天気が良くなったら脱穀」無念 能登豪雨で89歳犠牲](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/23/11522.html) - 能登豪雨で塚田川が氾濫した石川県輪島市久手川(ふてがわ)町。その下流で、尊谷(そんたに)松夫さん(89)は変わり果てた姿で見つかった。先祖から受け継いだ田畑を大切に守ってきた尊谷さん。長男の敬蔵さん(63)は「地震でひどい目にあっても、田植えして実って、稲刈りまでしたのに……」と涙を流した。 尊谷さんは元日の地震で被災した。全壊と判定された久手川町の自宅は農作業の拠点としながら、仮設住宅で寝泊まりしていた。 敬蔵さんは「父は家族や親戚に配って食べてもらうのが楽しみだったんでしょう」と語る。今は手作... - [農水省、コーヒー産地のタンザニアと連携 安定生産の方策探る](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/20/11364.html) - 農林水産省は20日、「持続可能なコーヒー生産プロジェクト」を始めると発表した。国際農業開発基金(IFAD)やUCC上島珈琲、丸紅と連携し、アフリカ・タンザニアで環境負荷の低い農法などを指導。環境的に持続可能な方法でコーヒー豆のサプライチェーン(供給網)を確立する。 コーヒー豆の栽培は気候変動の影響を受けやすい。2050年には主要な品種であるアラビカ種の栽培適地が半減するコーヒーの「2050年問題」が指摘される中、消費地と生産地の双方が連携して、生産性と品質の向上など安定生産の方策を探っていく。 I... - [奈良で「進撃」ヌートリア 大和川沿いで拡大、わずか5年で源流域に](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/17/11345.html) - 奈良県の大和川沿いに大阪から東に「進撃」する特定外来生物ヌートリア(南米原産の大型ネズミ)の目撃情報が桜井市内で増え、市がホームページなどで注意を喚起している。大阪府境の県西部・王寺町で目撃され始めたのは2019年で、わずか5年で源流域に近い上流の奈良盆地南東部にまで生息域を広げたとみられる。 桜井市農林課によると、同市三輪や金屋などの大和川での目撃証言が今年に入って急増。6月26日に「餌を与えないで」と注意を呼びかけ、捕獲檻を貸し出す情報を発信した。担当者は「どの辺りまで生息しているのかを把握し... - [山形・豪雨被害の老舗温泉旅館 秋の行楽シーズンも復旧作業続く](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/18/11348.html) - 山形県を襲った7月の記録的豪雨は地元の観光資源にも打撃を与え、一部の老舗温泉旅館では秋の行楽シーズンを迎えても復旧作業が続いている。経営者らは「安心できる観光地にしていく」と早期の復興を目指している。 県北部の鮭川村は人気アニメ映画のキャラクターに似ているとして人気を集める杉の大木「トトロの木」で知られる。村内では局地的に土砂崩れが発生し、県のまとめ(9月11日現在)によると、がけ崩れや地すべりなどの被害が被災13市町村で最も多い。14世帯33人が今も避難生活を続け、県が9月末の完成を目指して仮設... - [地震時の浮遊型津波シェルター、131人を乗せ海上実験成功 静岡](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/18/11353.html) - 大地震で津波が来た際に浮遊しながら命を守る大型シェルターの商品化を目指す静岡市清水区の業者が18日、海上での安全性を確かめる公開実験を三保半島の折戸湾で行った。防災の研究者をはじめ地元関係者ら131人を乗せたシェルターは安定したままボートに引かれて湾内を1周し、実験は成功した。 シェルターの製造を手掛けるのは、建築・不動産業の「小野田産業」。2017年から浮遊型津波シェルターの製造に乗り出し、これまでに8人用や14人用の小型タイプを全国の海辺の会社、個人、幼稚園などに計約40基販売してきた。 大型... - [「これが僕の道」 いじめ、うつ病経験の男性、人を助ける画家になる](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/15/11343.html) - ずっと自分に自信が持てずにいた。人生を終わらせたいと、何度思ったことだろう。子どもの頃のいじめや長時間労働に、うつ病。底なしの闇にはまり込んだ時、いつも絵が自分を引っ張り上げてくれた。 中西宇仁、37歳。名前は「たかひと」と読む。人の心や気持ちなど、後世に残したいものを伝える「心像(しんぞう)画家」として今、ようやく視界が開けている。「過去は変えられなくても、これからのことは変えられる。僕の姿を通して、そう伝えたい」 中西さんは東京都調布市で生まれ育った。主には油絵を描く画家である一方、知的障害者... - [海中で輝く生き物たち](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/14/11337.html) - 薄暗い海の深場に、蛍光レモンイエローの光がにじむ。イソギンチャクの仲間「オオカワリギンチャク」だ。プランクトンなどを捕らえる触手が揺らめくさまは、実に個性的。しかも自ら移動するという。地元ダイバーは「同じ個体が翌日に岩の反対側にいる。『夜歩き』しているのか」といぶかしむ。 2004年に新種登録された。生息水深が深いため、限られた海域だけで確認されている。和歌山県みなべ町の大群落が消滅したり、各地で新たに見つかったりしている。今回撮影した愛媛県愛南町では、23年に発見された。 国内で唯一、オオカワリ... - [「クビアカ」侵入阻止せよ 桃の天敵、虫とり少年にも協力依頼 福島](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/14/11334.html) - 福島で広く栽培されている桃や桜の天敵である特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」(クビアカ)の被害が県外各地で深刻化し、福島県が警戒を強めている。県内ではまだ発見されていないが、侵入した場合に早く見つけて被害を食い止めようと、県はオリジナル啓発グッズを作り、「虫とり少年」の力も借りて情報提供を呼びかけている。【岩間理紀】 県によると、クビアカは体長2~4センチほどの外来カミキリで、首の部分(胸部)が赤い。幼虫は桜や桃などの樹木を内部から食い荒らし、1匹のメスが1000個以上産卵した事例もあるほど繁殖... - [広がる「夫(未届)」「妻(未届)」 同性カップルの続き柄表記変更](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/11/11328.html) - 同性カップルに発行する住民票の続き柄を男女の事実婚と同様の表記にできる運用が、神奈川県・三浦半島の自治体で広がっている。7月に横須賀市が県内で初運用したのを皮切りに、逗子市と葉山町でも9月から運用を開始。三浦市でも前向きに検討を始めているという。 横須賀、逗子、葉山の3市町ではこれまで、同居する同性カップルに住民票を発行する際、世帯主のパートナーの続き柄を「同居人」や「縁故者」と表記していた。 ところが5月に長崎県大村市が、男性カップルに対し世帯主のパートナーの続き柄を男女の事実婚に使われる「夫(... - [落雷で6人搬送のライブ、避雷針も配備していたが…主催側の試行錯誤](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/10/11324.html) - 8日に栃木県真岡市で開かれていた音楽イベント「ベリテンライブ」では、落雷で負傷した可能性がある10~20代の男女6人が救急搬送された。落雷への安全対策はどのように行われていたのか。主催したエフエム栃木によると、会場には移動式の避雷針を配備し、現地の気象情報についても気象情報会社と契約し細かくやりとりをしていたという。 同社によると移動式の避雷針は、音楽イベントがあった井頭公園入り口あたりと会場内の物販エリア、ステージ付近に3本設置。トラックに積まれたクレーンを伸ばし高さ約30メートル付近に避雷針は... - [工女の背中見て、芽生えた自立心 富岡製糸場の中で育った女性の挑戦](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/08/11297.html) - 生糸の生産で日本の近代化を支え、後に世界遺産になった「富岡製糸場」(群馬県富岡市)で幼少期を過ごした女性がいる。埼玉県熊谷市の特定社会保険労務士、古屋寿子さん(66)だ。場内の社宅で暮らし、「工女」と呼ばれる女性が生き生きと働く姿を間近で見てきた。大人になり、工女のように職業を持って自立する道を選んだ古屋さんが目にした世界とは――。【加藤栄】 母子手帳を開くと、居住地の欄に富岡製糸場と同じ住所「富岡市富岡1」が書かれている。1987年まで製糸場を操業した片倉工業(東京都)に父が勤めていて、物心つく... - [「規格外食材100キロ食べ尽くそう」 千葉でフードロス防止イベント](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/09/11322.html) - フードロスを身近な問題として考えてもらうイベント「MOTTAINAIグルマンFes」(毎日新聞社、カルチュア・コンビニエンス・クラブ主催)が7、8の両日、千葉県柏市の「柏の葉T―SITE」で開催された。「もったいない」に賛同する延べ11事業者が、バラエティー豊かなブースを出展して盛り上げた。 メイン企画は「規格外食材を使ったメニュー100キログラムを食べ尽くそう!」。7日はタレントの印度カリー子さん、8日は芸人のたけだバーベキューさんが会場を訪れ、2人が監修した料理を販売した。 例えば野菜には輸送... - [「せんさいなぼくは小学生になれないの?」小学館から 9/20に書籍発売](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/09/11301.html) - 今回はコマロンで連載していた「せんさいなぼくは、小学生になれないの?」のその後についてのお知らせです。 連載内容が、「せんさいなぼくは小学生になれないの?」として、小学館から9月20日に発売されることになりました。書籍のかたちで改めて世に問うていきます - [次世代バイオ燃料 営業列車で全国初の走行試験 JR西日本](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/04/11273.html) - JR西日本は3日、岩国市(山口県)と周南市(同)を結ぶ岩徳・山陽線の岩国―徳山駅間で次世代バイオディーゼル燃料を使った走行試験を始めた。化石燃料の軽油から次世代バイオ燃料に100%切り替えることで、二酸化炭素排出量を削減する取り組み。乗客を乗せた営業列車では全国初で、2025年度以降の本格導入を視野に、25年1月末まで走行試験を続けて長期的な車両性能への影響を調べる。 2両編成の試験列車は、植物由来の廃食油を原料とする次世代バイオ燃料をイメージして緑の双葉をあしらった「SUSTAINABLE TR... - [「コルセットを売るフェミニスト」元鈴木さんが語る女性とビジネス](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/05/11287.html) - 元鈴木さん。X(ツイッター)のフォロワー14万人、くびれを作るコルセットや巨大ポケット付きスカートが人気のアパレル会社「Alyo」代表・大橋茉莉花さん(36)のアカウント名だ。コルセットといえば、女性を束縛するものの象徴とされることもあるが、彼女は「フェミニスト」を公言。SNS上の嫌がらせや女性起業家へのセクハラにも毒と笑いを織り交ぜて反撃する。独特のビジネススタイルはどのようにして生まれたのか。【中川聡子】 ◆「いいものあるよ!」と応えたい 「右ポケットにはワインを、左ポケットにはおつまみを入れ... - [台風10号で「竜巻」が相次いだ宮崎県、なぜ? 発生しやすい条件は](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/04/11281.html) - 各地に暴風や大雨の被害をもたらした台風10号が九州南部に上陸して5日で1週間となる。竜巻とみられる突風が相次いで襲った宮崎県の被害も徐々に明らかになり、毎日新聞が自治体などに取材したところ、少なくとも2市4町で突風によるとみられる家屋被害が確認された。台風上陸前の8月28日午後~29日未明の短時間に少なくとも延べ8カ所で突風が発生していた可能性があり、気象庁が詳しい調査を進めている。 「ドーン、バリバリーッ!」。28日深夜、ごう音を伴った突風は、台風に備えて閉めていた雨戸を突き破って窓ガラスを割り... - [個別支援計画、策定に地域差 通常学級で要支援の児童ら 文科省調査](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/06/11292.html) - 障害の可能性があるなどの理由で、通園・通学先で個別の支援が必要だと判断された通常学級で学ぶ幼児・児童生徒のうち、個別教育支援計画が作成されているのは約8割だったことが、文部科学省が6日に公表した調査結果で明らかになった。地域によって差があり、4割程度にとどまる自治体もあった。文科省は同日、計画の作成と活用を進めるよう全国に通知した。 個別教育支援計画は、障害がある児童生徒らのニーズを把握し、長期的に的確な支援を行うことを目的に幼稚園や学校が作成する。発達障害などへの認知が広がる中、計画がないと適切... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 大用水路を開削したキリシタン武将・後藤寿庵 連載59回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/05/11246.html) - 「水陸万頃」(すいりくばんけい)の地 岩手県南部に位置する胆沢(いさわ)平野は胆沢川がつくった扇状地です。扇の半径は約20キロメートル、扇状地の面積はおよそ1万5,000㌶という日本でも有数の広大な田園地帯です。 その昔、「続日本紀」延暦8(789)年の条には、胆沢の地を「水陸万頃」と記されています。 - [観測史上タイの今夏の暑さ 「温暖化なければほぼ起こり得なかった」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/02/11255.html) - 気象庁は2日、今夏(6~8月)の全国の平均気温が平年より1・76度高く、1898年の統計開始以来最高だった2023年と並び、1位タイとなったと発表した。気象庁異常気象分析検討会会長の中村尚・東京大教授は同日の記者会見で「昨年の高温を上回る地域もあった。今年の暑さも異常気象と呼んで差し支えない」と述べた。特に7月の高温は地球温暖化がなければほぼ起こり得なかったと推定されるという。 気象庁によると、最高気温が35度以上の猛暑日の地点数はこの3カ月で延べ8821地点となり、過去最多だった23年(6692... - [能登に秋の訪れ 被災した農業遺産の千枚田で稲刈り始まる](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/03/11269.html) - 元日の能登半島地震で大きな被害が出た世界農業遺産の白米(しろよね)千枚田(石川県輪島市)で3日、稲刈りが始まった。地元・南志見(なじみ)地区の住民でつくる愛耕会の会員が被災しながらも、100キロ余り離れた金沢市など県南部の避難先から毎週末戻って日本海に面した棚田の修復にあたり、収穫にこぎつけた。 千枚田は年会費を払うオーナーが支援し、愛耕会の会員が耕作を続けてきた。地震後、千枚田に隣接する道の駅の食堂が休業していたこともあり、春先には会員がそこに寝泊まりして、あぜ塗りや草取りなどをして、亀裂が生じ... - [都内の地下鉄駅が20年ぶりに浸水 「想像を超える」ゲリラ豪雨](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/27/10953.html) - 東京都心がゲリラ豪雨に見舞われた21日夜、都営地下鉄で35年ぶり、東京メトロで20年ぶりに駅構内が浸水した。「想像を超える雨量」で、従来の浸水対策が時間的に間に合わなかったためだ。台風10号による影響が懸念される中、当日に何が起きたのかを改めて取材した。水圧で止水板の扉開かず 気象庁は21日午後7時、港区付近で1時間に約100ミリの雨を観測したとして、記録的短時間大雨情報を出した。 東京メトロ南北線と有楽町線が乗り入れる市ケ谷駅(千代田区、新宿区)では、6番出入り口から大量の雨水が流れ込み構内が浸... - [防災意識、「中国」エリアが最下位 防災の日、民間アンケート](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/01/11233.html) - 防災意識、地震保険加入率ともに「中国」エリアが最下位――ソニー損保(東京都大田区)は9月1日の「防災の日」に合わせ、こうしたアンケート結果を公表した。今年は元日に能登半島地震が発生し、4月には高知・愛媛両県で震度6弱を観測。8月の日向灘地震では「南海トラフ地震臨時情報」(巨大地震注意)が初めて発表されるなど、いつどこで起こるか分からない地震への備えが重要視されている。 ソニー損保は7月22~24日、持ち家家庭の火災保険加入者1000人を対象に、インターネットによる意識調査を実施。避難場所の確認や食... - [「海ない県も無関係でない」 群馬・大泉高校生、環境保全の出前講座](https://socialaction.mainichi.jp/2024/09/01/11231.html) - ダンス・紙芝居で分かりやすく 海洋ごみ問題や環境保全への意識を養ってもらおうと、群馬県立大泉高校JRC(青少年赤十字)部の部員10人が8月30日、太田市龍舞町の休泊児童館で、児童らを対象に出前講座を開いた。海の汚染やペットボトルキャップを回収してポリオ(小児まひ)ワクチン代に充てる活動などを、紙芝居やダンスで分かりやすく説明。「海のない群馬も無関係ではない」とごみの分別などを呼びかけた。 出前講座には小学1~6年の児童35人が参加。生徒らはカメの体内から海洋プラスチックごみが見つかった話を基に製作し... - [台風10号、熱帯低気圧になる見込み それでも線状降水帯の恐れ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/31/11213.html) - 台風10号は31日、徳島県三好市辺りから東南東の紀伊半島付近の海上へと進んだ。台風の雨雲や、太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が関東甲信や東海地方に流れ込んだ影響により、三重県では一時、線状降水帯が発生するなど各地で大雨が降った。 気象庁は、1日午前中にかけて関東甲信や東海でも線状降水帯が発生する恐れがあるとして、警戒を呼びかけている。 気象庁によると、31日午後6時20分現在の24時間降水量は、三重県大紀(たいき)町268・5ミリ▽静岡県伊豆市213・5ミリ▽岐阜県揖斐川(いびがわ)町197... - [時間をかけてアクセルを踏む「トレーニング」 官民がタッグ 愛媛](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/29/11065.html) - 愛媛県今治市と同市に本社がある「四国ガス」は28日、自動車の発進時、しっかりと時間をかけてアクセルを踏み込むことを意識する「アクセルトレーニング」に共同で取り組むと発表した。官民連携で成果を共有することで、地域の脱炭素化、車の燃費向上、さらに交通事故を防ぐ効果が期待される。 同市の若手職員らによる自主研究グループは2月から3月にかけての48日間、マイカーに車載器を取り付け、スマートフォンのアプリ上で日々採点を受けながらアクセルトレーニングを数値化した。「時速20キロに達するまで5秒かける」ことを意... - [台風が来ると竜巻が発生、なぜ? 別名「台風の腕」 専門家に聞いた](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/30/11148.html) - 29日に九州に上陸した台風10号に伴い、宮崎市内では竜巻とみられる突風が発生し、けが人や建物への被害が出た。なぜ台風が来ると竜巻が起きるのか。竜巻のメカニズムに詳しい防衛大学校の小林文明教授(気象学)は「起こるべくして起きた」と言う。どういうことなのか、小林教授に聞いた。【聞き手・山口響】 実は竜巻は4分の1が台風に伴って発生します。「台風の腕」のようなものと呼ばれますが、台風に向かって吹き込む湿った空気で形成される積乱雲の列の中でよく起こります。台風の腕は約200~600キロに及び、1000キロ... - [台風10号、岸田首相「最大級の警戒を」 関係閣僚会議で指示](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/29/11100.html) - 政府は29日、台風10号に関する閣僚会議を首相官邸で開いた。岸田文雄首相は「台風の動きが遅いことも相まって、引き続き大雨被害や土砂災害、河川の氾濫、暴風などに最大級の警戒を行う必要がある」と述べ、災害対応に万全を期すよう関係閣僚に指示した。 首相は会議で「引き続き人命第一の方針のもと、国民への情報提供や、危険が予想される地域における事前避難の支援に万全を期すとともに、警察、消防、自衛隊を中心に災害即応体制を保持してほしい」と述べたうえで、停電などの被害の早期復旧に取り組むよう指示した。 非常に強い... - [福岡市地下鉄 29日午後9時以降、全線で運転見合わせ 30日も](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/29/11092.html) - 福岡市交通局は台風10号の接近に伴い、29日午後9時以降、福岡市地下鉄の全線で運転を見合わせると発表した。30日も始発から運転を見合わせる。 運転を見合わせるのは、市地下鉄空港線、箱崎線、七隈線の全区間。29日は午後8時以降順次減便し、9時から運休。30日は始発から運転を見合わせ、台風通過後に安全点検をしたうえで、順次運転を再開する。 市交通局は「台風は地下鉄の運行に影響しないが、お客さまの安全確保のための計画運休」としている。【長岡健太郎】... - [山を、自然を、みかたに生きる子どもたち 8/31・9/1八ケ岳絵画写真展](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/28/10889.html) - \ 八ヶ岳絵画写真展 &スペシャルトークショー // 山を、自然を、みかたに生きる子どもたち――。2024年 - [「鯨のレストラン」海外上映本格化 「食の多様性」訴えに広がり](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/27/10956.html) - 「生態系のバランスを保つためにも適正な捕鯨には意義がある」。こんなメッセージを込めたドキュメンタリー映画「鯨のレストラン」の海外上映が4月に始まり、9月には米国で初公開される。私は5月に高松市で上映された際、八木景子監督の舞台あいさつと、香川大経済学部の岡田徹太郎教授による鯨食に関する特別授業について記事にした。海外上映が本格化する中、八木監督と岡田教授に改めて取材した。【佐々木雅彦】 「鯨のレストラン」は八木監督の2作目で、2023年に完成した。鯨料理店主と客のやりとりを柱に、国際舞台で活躍する... - [10日かけて土砂撤去、生活再建ほど遠く 山形・大雨被害1カ月](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/26/10918.html) - 7月の記録的な大雨による山形県で、全半壊や浸水などの住宅被害が739棟(23日現在)と最も多かった酒田市。被災から1カ月を過ぎたが、氾濫した荒瀬川上流域にある集落の生活再建はほど遠い状況だ。それでも住民らは「前を向くしかない」と自宅の片付けを本格化させていた。 酒田市大沢地区の中でも壊滅的な被害を受けた小屋渕(こやぶち)集落。堆積(たいせき)した土砂や流木は最大2メートルにも達し、豪雪地帯で知られる冬場の積雪を超えるほど。被災当初は容易に近付けなかった場所だ。 会社員の相蘇直樹さん(43)は25日... - [研究者が集う富士山頂 旧富士山測候所の無人化から20年](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/24/10916.html) - 7月下旬、富士山登頂を喜ぶ登山者の傍らで、ヘルメットや安全帯を身につけた人たちが建物の屋根によじ登っていた。観測機器を設置する研究者たちだ。山頂の剣ケ峰(標高3776メートル)に建つ気象庁の旧富士山測候所(現在の正式名称は「富士山特別地域気象観測所」)が、今年10月で無人化から20年を迎える。かつて気象レーダーが設置され「台風の砦(とりで)」とも称された測候所は、今は高所ならではの観測を行う拠点として活用されている。 建物外で大気の採取口を設置していた東京都立大の加藤俊吾准教授(53)は「富士山は... - [「泳ぎたくなる諏訪湖」へ 長野知事が初遊泳、環境改善PR](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/24/10914.html) - 「泳ぎたくなる諏訪湖」を推進する長野県の阿部守一知事(63)が23日、諏訪湖で初めて遊泳し、「皆さんの力で環境改善はだいぶ進んでいる。力を合わせてより良い諏訪湖にしていければ」と力を込めた。 県諏訪地域振興局は、諏訪湖創生ビジョンを策定し、諏訪湖の水質環境保全と諏訪湖を活かしたまちづくりを進めている。取り組みの一環として、共田武史県議(岡谷市)が知事に遊泳を勧めたという。 阿部知事は、下諏訪町赤砂崎に県が整備した砂浜からゆっくりと湖水に入り、約20分遊泳。水に顔をつけて泳いだり胸までつかって歩いた... - [トンボ、セミ、コオロギ…万博会場に誕生した新たな生態系](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/23/10910.html) - 2025年大阪・関西万博の会場となる大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)に、新たな生態系が誕生した。会場中心部の約2・3ヘクタールに整備される「静けさの森」。阪神甲子園球場の半分強のスペースに、1970年大阪万博が開かれた万博記念公園(大阪府吹田市)などから樹木約700本が移植済みで、中央には直径約20メートルの池も造られた。 緑と水に誘われるようにトンボやセミ、コオロギなどの昆虫もすみ、涼を感じる空間だ。 万博を運営する日本国際博覧会協会によると、森は大屋根「リング」の内側にあり、周囲には海外パビリ... - [警戒区域外で起きた松山の土砂崩れ 専門家「指定基準見直しを」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/22/10886.html) - 松山城(松山市)が建つ城山の斜面が崩壊して3人が死亡した土砂崩れで、現場の一角は土砂災害警戒区域に指定されていなかった。国土交通省の担当者は「区域外での被害は全国でも発生しており、課題だと認識している」と説明。現地調査を行った愛媛大防災情報研究センター長のバンダリ・ネトラ・プラカシュ教授(地盤工学)は「全国にも類似する山がある可能性は高い。国や都道府県は指定基準の見直しを検討するべきだ」と訴える。 都道府県は土砂災害防止法に基づき、土石流▽地滑り▽急傾斜地崩壊――の危険性がある地域を土砂災害警戒区... - [知床基地局、環境省「来夏まで調査を」 オジロワシ営巣の可能性](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/21/10884.html) - 世界自然遺産・知床(北海道斜里町、羅臼町)に携帯電話基地局を整備する国などの事業について、環境省は希少な猛きん類オジロワシへの影響を2025年夏まで調査する必要があるとの助言を事業者に伝えた。法的拘束力はないが、助言に従う場合、工事再開は来年秋以降になる見通し。 助言は、専門家で作る「知床世界自然遺産地域科学委員会」がまとめ、同省が16日に通知した。 事業は総務省と地元自治体、KDDIなど国内通信大手4社が知床半島の4カ所で進めている。知床岬には太陽光パネル264枚が並ぶ発電施設(約7000平方メ... - [農地の復旧いまだ手つかず 抱える二重の問題 山形・豪雨災害1カ月](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/21/10881.html) - 記録的大雨から1カ月を迎える山形県酒田市で、土砂や流木に覆われた山あいの農地の復旧がいまだ手つかずとなっている。被災農家にとっては元通りにできるかどうかに加え、国の減反制度に伴う転作交付金ルールの厳格化にも直面。二重の問題に頭を抱えている。 「見た瞬間、この世の終わりだと思った」 専業農家、工藤真義さん(42)が耕す20ヘクタールの畑は、およそ4分の1に当たる5ヘクタールが大量の土砂で埋め尽くされ、無残な姿のままになっている。 水田の転作作物としてソバを栽培。7月末に種をまく「秋ソバ」に備えてトラ... - [言葉を教え、教えられ ネパール人留学生らが学童保育支援で活躍](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/21/10879.html) - 佐賀県鳥栖市内の全8小学校の学童保育で、夏休みを中心に市内の日本語学校の留学生らが支援員補助員として活動している。市内で学童保育を開設する市放課後児童クラブ運営協議会が、夏休みの支援員不足を視野に国際交流を兼ねた新たな試みとして、留学生の活用を始めた。市教委は「外国の人と交流することは子供たちにとってもいい経験になる」と期待している。 支援員補助員を務めるのは、市内の日本語学校に在籍するネパール、ミャンマー、メキシコの留学生計16人で各校に2人ずつ配置。日本語学校の夏季休暇を利用して7月26日~9... - [広島土砂災害から10年 遺族が慰霊碑前で手を合わせ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/20/10877.html) - 災害関連死を含めて77人が犠牲となった広島土砂災害は、20日で発生から10年を迎えた。広島市安佐南(あさみなみ)区と安佐北区の被災地では献花台が設置され、訪れた人々が犠牲者をしのんだ。 安佐南区八木地区の市立梅林小にある慰霊碑前では、立川新三さん(87)が手を合わせた。兄洋二さん(当時81歳)と兄の妻で82歳だったサチコさんを亡くしたという。 立川さんと兄夫婦は長く八木地区で暮らし、一緒に山登りに行くほど仲が良かった。「以前は慰霊碑の名前を見ると『(兄夫婦が)何でこんなとこにいるんだ?』と悲しみに... - [雲研究者「地震雲に科学的根拠なし」 ネットの災害デマ拡散に注意](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/10/10801.html) - 「震災の前には地震雲が出るんだって。前兆とか怖い」 「3本線の地震雲出てた」 宮崎県沖を震源とするマグニチュード(M)7・1の地震が8日に発生し、気象庁が南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を初めて発する中、SNSでは地震の前兆を示す「地震雲」があるかのような投稿が相次いでいる。だが、専門家は「科学的根拠はない」と指摘し、デマを拡散しないよう注意を呼びかけている。雲研究者「気象学で説明可能」 「雲を目で見て、地震の影響を判断するのは不可能」。そう断言するのは、映画「天気の子」の気象監修を務めた雲... - [仏壇、どうすれば…初盆を迎えた能登 信仰あついが故の悩み](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/14/10832.html) - 能登半島地震発生後初めてのお盆を迎える。墓の修復に関し、業者の手が回らず、順番待ちのまま伝統的な慰霊の時期を迎えた被災者も多い。先祖や身近な故人をどう弔うか、心中で何を報告するか、悩みは深い。さらに課題もある。住家の公費解体はようやく進み始めたが、多くの住家で「最大の家具」だった仏壇をどうするかだ。【竹中拓実】被災者「ごみとして出すのは…」 曹洞宗大本山・総持寺祖院など歴史的名刹(めいさつ)の多い石川県輪島市門前町。町内の専徳寺は、地震で本堂が倒壊し、クラウドファンディングで再建資金を募る。 15... - [見直し進む自治体の災害時ヘリ活用 「能登の教訓、南海トラフに」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/11/10808.html) - 災害時のヘリ活用について、自治体で見直しの動きが広がっている。能登半島地震では陸路などが寸断され、ヘリの輸送力や機動力が実証されたためだ。国も自治体に、地域防災計画のなかでヘリの積極利用を盛り込むよう求める。高価なヘリを購入することは容易ではなく、離着陸施設の整備やヘリを所有する民間企業との連携などソフト面がメインとなるが、対応は緒に就いたばかりだ。能登半島地震で「陸の孤島」救助 総務省消防庁は1月30日付で、防災計画の見直しを求める通達を都道府県に発送。能登半島地震でヘリコプターが情報収集や救助... - [たばこの吸い殻、拾い続け10万本 元愛煙家、環境憂い今日もトング](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/11/10810.html) - たばこの煙から身を守る「嫌煙権」運動に取り組んでいる月刊紙「禁煙ジャーナル」編集長、渡辺文学さん(87)=東京都世田谷区=が自宅近くを散歩しながらたばこの吸い殻拾いを続けている。拾った吸い殻は7月7日、10万本に達した。「たばこのポイ捨ては環境問題だと知ってほしい」と話している。【古関俊樹】39歳で禁煙決意 渡辺さんは若い頃、公害や環境問題に関する市民活動に取り組みながら、1日にたばこ60本を吸うヘビースモーカーだった。「公害や環境問題をなくそうと訴えているのにたばこを吸っていいのか」と考え、39... - [DEIは「その人にあった自転車」の提供 現場から声を上げよう](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/10/10799.html) - 企業経営におけるキーワードとして関心が高まっているDEI(多様性、公平性、包摂性)をテーマにしたトークイベント「DEIは誰のため? 企業担当者のリアルトーク」が7月27日、東京都千代田区の毎日ホールで開催された。約40人の聴衆が耳を傾ける中、DEIの意義を伝えるためのロジックや現場からダイバーシティーを推進するためのヒントが示された。 登壇したのは総合人材サービス大手「ランスタッド」のED&I担当マネジャー、村松栄子さん、ネットメディア「NewsPicks for WE」編集長の川口あいさん。毎日... - [スイス氷河が消失の危機 温暖化の影響、過去85年で半減と推定](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/10/10796.html) - 万年雪に覆われたスイスアルプスの名峰ユングフラウとメンヒの間に「欧州で最も高い場所に位置する研究所」がある。標高3450メートルに位置する「ユングフラウヨッホ高地研究所」だ。 開設は1931年。全長20キロ以上、厚さ最大0・9キロにも及ぶアルプス山脈最大のアレッチ氷河を含む世界自然遺産「スイスアルプス・ユングフラウ・アレッチ」の中にあり、氷河の変化などを主要研究テーマとしている。 機材が整然と並ぶ実験室の中を進み、マルクス・ロイエンベルガー所長が奥のドアを開けると、目の前にはむき出しの岩肌が現れた... - [千葉・柏や鎌ケ谷、水路や井戸から420倍のPFAS 県調査](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/09/10794.html) - 千葉県柏、鎌ケ谷市などの水路や井戸から、泡消火薬剤などに含まれ、有害性が指摘されている有機フッ素化合物「PFAS」の一種、「PFOS」「PFOA」が検出された問題で、県と柏市は9日、周辺の水路や川で6月に水質調査をした結果、最大で国の暫定指針値(1リットル当たり50ナノグラム)の420倍を検出したと発表した。 県などによると、海上自衛隊下総航空基地の東側を流れる人工河川「金山落(かなやまおとし)」の上流の1カ所から1リットル当たり2万1000~1万5000ナノグラムを検出。同基地の西側を流れる大津... - [市町村の「災害時協力井戸」後押しへ 断水時の生活用水に活用 徳島](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/07/10785.html) - 南海トラフ巨大地震といった災害後に被災者が必要とする生活用水を確保しようと、徳島県が市町村での民間井戸登録制度の後押しに乗り出す。災害に伴う断水時には、被災者の飲料水以外に、トイレや洗濯などで大量の水が必要で、比較的確保が容易な地下水を活用するのが狙い。都道府県として登録制度を設けるよう市町村に働きかけるのは珍しい。 徳島県は6月、一般会計補正予算に防災井戸登録推進事業を含む南海トラフ巨大地震等対策事業費として2600万円を計上した。市町村が民間井戸を登録する場合、水質検査を実施したり、断水時に使... - [「ほとんどあの日のまま」 半年後でも「爪痕」が残る能登の光景](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/19/10535.html) - 6月末~7月、能登半島の最北部に位置する石川県珠洲(すず)市内を巡った。半島の先端、禄剛(ろっこう)崎を境に、東側の富山湾に面する「内浦」と西側の「外浦」に分かれる。 内浦は元日に津波に見舞われ、海岸線の地盤が沈んだ。外浦は数千年に1度という大規模な海底隆起により、景観を変えた。内陸には土砂災害の現場も多く、1月の地震を象徴するように感じられた。半年間引っかかったままの海藻 近年の地震による崩落で姿を変えた景勝地・見附(みつけ)島のある宝立(ほうりゅう)町鵜飼地区。道路に高さ150センチほどマンホ... - [「期待消えた」 記録的豪雨の山形・酒田、収穫目前の梨に深刻な被害](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/04/10778.html) - 記録的豪雨に見舞われた山形県酒田市で、地域特産の「刈屋梨(かりやなし)」が、秋の収穫を目前に深刻な被害を受けた。川沿いの梨畑が氾濫によって高さ2メートルを超す濁流にのみ込まれ、被害は栽培面積全体の約3割に及ぶ。農家らは「実の生育は順調だったのに、降雨から数時間で期待は消えてしまった」と肩を落とした。 豪雨から1週間が過ぎた2日午後、鳥海山を望む荒瀬川の左岸に面した畑で、三浦雅明さん(73)が厚さ50センチまで堆積(たいせき)した泥を重機で取り除いていた。「悔しい。生産が続けられるかは分からない」。... - [パリ五輪、温暖化なければ3度程度涼しかった 国際研究チーム分析](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/02/10773.html) - 地球温暖化がなければ、パリ・オリンピックの会場周辺の気温は今より3度程度も低かった――。フランスを含む地中海沿岸地域の7月の気温は、人間活動が原因の温暖化で2・5~3・3度引き上げられていたとの分析結果を、国際研究チーム「ワールド・ウエザー・アトリビューション(WWA)」が発表した。 7月はアフリカ北部や欧州各地が記録的熱波に襲われ、モロッコでは48度超を観測した地域もあった。 チームは観測データや、個々の気象現象と温暖化の関係を定量的に分析した過去の研究成果などを活用し、地中海沿岸地域の熱波と温... - [能登の記憶、北海道で 被災者が亡き父の母校で防災教室](https://socialaction.mainichi.jp/2024/08/01/10755.html) - 最大震度7を観測した能登半島地震は1日、発生から7カ月を迎えた。地震で両親を亡くした石川県能美市の会社員、清水宏紀さん(47)が7月、北海道出身の父親の母校、登別市立幌別西小学校を訪れ、防災教室を開いた。「1月1日」の経験をもとに「備え」の大切さを訴えた。犠牲者の命の重さをかみしめながら、「『忘れないこと』が大切だと思う。震災の風化を少しでも防ぎたい」と語った。 幌別西小の体育館であった防災教室には、小学4~6年約120人が参加した。清水さんは、実家のある石川県輪島市の倒壊した建物や火災の跡地をス... - [お片づけ|こたえは森のなか~森のピッコロようちえんの冒険❶「子どもが感じることを、待つ保育」](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/14/4483.html) - 20年以上前、東京で幼稚園教諭をしていた。3歳児の担任だったが、隣のクラスはいつもお行儀がよかった。しかもお片づけも上手。どうしたらあんな子どもたちに育つのだろうと思っていた。そして進級。彼らは4歳児クラスになった。クラス替えはなく、担任だけが変わった。すると隣のクラスのお行儀が一気に悪くなった。当然お片づけもできないのだ。 - [卒園式のコサージュ|こたえは森のなか~森のピッコロようちえんの冒険❷ 子どもは「その日」に照準を合わせている](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/08/4497.html) - 森のピッコロようちえんでは、大人全員で卒園式を作っている。卒園式のコサージュ作りは、ずっと以前の保護者が「子どもが自分で作るのはどうか」と発案し、その年から続いていた。保育時間外で作った時期もあったが、いつのまにか保育時間内で作るようになり、それもとてもいい時間だった。ただそうでなくても3学期は子どもが忙しいので見直し - [見守ることの難しさ|こたえは森のなか~森のピッコロようちえんの冒険❸「待つ」ことと、「待たない」ことを見極める](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/10/8041.html) - 「待つ保育」とは待つことと待たないことを見極めることだが、毎瞬難しいし、答えはないし、その子によっても違うので臨機応変だし、私の生き方も関係する。 - [子どもが休む理由、休まない理由|こたえは森のなか~森のピッコロようちえんの冒険❹](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/01/9125.html) - 「待つ保育」とは待つことと待たないことを見極めることだが、毎瞬難しいし、答えはないし、その子によっても違うので臨機応変だし、私の生き方も関係する。 - [「せんさいな子」の入学時に知っておきたい――行きしぶりは大人へのSOS](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/25/4457.html) - 昨年春にはじまった連載「せんさいなぼくは、小学生になれないの?」は先週、最終回を迎えました。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。28回の連載でつづってきましたが、むすこの〝行きしぶり〟は、あっという間に〝不登校〟へと発展していきました。現在、日本に不登校の小中学生は約25万人いて、 - [「手をつなげるようになった」 国分寺で療育を知る子育てイベント](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/22/10541.html) - 私は2年前に東京・国分寺市に引っ越してきて現在、夫と娘と暮らしています。娘が通っていたのが、国分寺にある遠足幼 - [小学生がバングラデシュ訪問 路上生活の子どもが過ごす施設へ 「小さなロッカーがもたらす安心感」](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/14/8234.html) - 知って伝えることが、大きな力になる――。東京都の小学6年、落合碧さんと島根県の高校2年、松元夏和さんが、認定NPO法人「国境なき子どもたち」(東京都新宿区)の「友情のレポーター」に選ばれ、8月にバングラデシュを訪問しました。スラム街や、路上生活をしている子どもの休憩施設などで過ごし、現地で暮らす子どもたちに取材 - [安心すれば、子どもは自らはなれていく。|せんさいなぼくは、小学生になれないの?㉗](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/09/4461.html) - むすこが、親から離れられない状態がつづいている。学校に行かなくなって以降、抱っこをしなければ外出できず、明らかに幼児退行している。この状態を「母子分離不安」と呼ぶらしい。 - [「おとなの正しさ」がもつ凶器性|せんさいなぼくは、小学生になれないの?㉔](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/28/4479.html) - 朝、長男のむすこは起きるやイライラしていて、弟(次男)をたたいている。そして、台所で朝ごはんの支度をしている妻のところに行ったかと思うと、今度は、不機嫌そうにハムが食べたいとしつこく言う。妻はピザをちょうど焼いていた。 - [放課後の居場所を求めてさまよう。|せんさいなぼくは、小学生になれないの?⑲](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/12/4509.html) - 学童にしばらくは通えなさそうなので(やめることになる予感はしているが)、近場で放課後に通えそうな子どもの習いごとを探すことになった。 きょうは、連休中ではあったけれど、近所の公民館でやっているアートスクールの体験講座を受けてみることにした。家族4人で参加した。 - [子どもとの信頼関係、どうつくる?|せんさいなぼくは、小学生になれないの?⑱](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/07/4519.html) - 前夜の5月1日(日)の段階では、「学校に行くつもり」と言っていたが、朝起きると気分が変わり、行きたくなくなるようだ。月曜の今朝も、小1のむすこは、学校に行きしぶりしている。 週末はいろいろと情報収集をし、夫婦で当面の方針を話し合った。 ・本人の意思を尊重すること学校に行きたくなければ、行かなくてよい。 - [小学校を休んだむすこの、「つまんない」の意味。|せんさいなぼくは、小学生になれないの?⑰](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/05/4521.html) - きょうも、結局、朝から行きしぶり。昨日の約束(「学校に行く」と言っていた)などなかったかのように、朝食をなかなか食べず、着替えもしようとしない。もう登校の時間なのに、パジャマに使っているTシャツを着たままだ。「学校に行きたくない。学校なんてつまんない!」と、むすこは言う。 - [荒れるむすこ「ぼくを見て欲しい」|せんさいなぼくは、小学生になれないの?⑭](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/23/4529.html) - 月曜日の今朝も、やはり「学校行きたくない」モードに。土日は、家具職人さんの工房で、お手製のえんぴつを作らせてもらって息抜きしたり、市議の方がやっている子どもたちのためのフリースペースで過ごしたりした。むすこは、土曜まではピリピリしていて、おそらく心身症で下痢にもなっていた。 - [ぼくは教室にいてもいなくても、同じなの?|せんさいなぼくは、小学生になれないの?⑬](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/21/4531.html) - 一進一退で言うと、昨日が「進」の日なら、今日は「退」の日だ。雨上がりの、じとじとしたあまり気持ちのよくない朝。昨日は前年にぼくが出版した絵本の原画展の関連イベントがあり、出張だったので、帰りが遅かった。 妻によると、むすこは、昨日の帰宅後、友だちの家に遊びに行ったところまでは元気だったという。 - [HSCって、知っていますか?|せんさいなぼくは、小学生になれないの?⑪](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/14/4535.html) - 「仕事が終わったらすぐ迎えに来くると言ったのに、来なかった。お父さんはうそをついた」。前日、放課後に学校まで迎えに行くと、むすこに怒られ、冷や冷やする一幕があった。 むすこと別れる前に確かに「仕事が終わったらすぐ迎えに来る」と言ったのだが、一度離れてしまえば大丈夫だろうとたかをくくり、学校が終わる時間めいっぱいまで仕事 - [折り紙は1枚まで? 学校のルールと、むすこのペース|せんさいなぼくは、小学生になれないの?⑨](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/07/4543.html) - 今日は前日の反省で、まず「学校に行きたくない」というむすこの心を受け止めてみよう、と決めた。 このまま公立校に通うのか、私立校がよかったのか、オルタナティブスクール(公教育以外の学びの場)への転校も視野に入れるかなど、昨日はひとしきり夫婦で話すが、答えはわからない。 夫婦で話し合いになったのは、いま通う学校は規律が多く - [〝ちゃんとやらせよう〟が、子どもを萎縮させていく。不登校を支援する臨床心理士のアドバイス|せんさいなぼくは、小学生になれないの?㉒](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/21/4501.html) - 本日は、むすことふたりで、不登校を支援する小さなフリースクールを開設している臨床心理士の方のところへ相談に行く。駅前のアパートの1室に、そのフリースクールはあった。 - [保護猫と暮らすサンシャイン池崎さんの思い 「緊張したとき」にすることは?](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/07/8266.html) - 「イエーイ!」「ジャスティス!」と大声を出すギャグでおなじみのお笑い芸人、サンシャイン池崎さんは2018年、保護猫2匹の里親になりました。「風神(風ちゃん)」「雷神(雷ちゃん)」と名付けた猫たちと穏やかに暮らす様子は、日本テレビ「嗚呼!!みんなの動物園」や、YouTubeでも親しまれています。 - [武甲山の絶滅危惧種、「消息不明」と判明 生育地で調査できず](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/30/10718.html) - 武甲山(標高1304メートル)にある国指定天然記念物の石灰岩地特殊植物群落について、NPO法人が2018年10月に行った現地調査は、1982年にチチブイワザクラが確認された生育地で行う予定だったが、「時間、地形の制約」で現場に到達できなかったことが判明した。NPOの報告書は「存在を確認できなかった」としており、指定地内に自生するとされる絶滅危惧植物の「消息」は40年にわたり不明のままだ。 毎日新聞の情報公開請求で埼玉県横瀬町が開示した記録などで明らかになった。 開示文書によると、調査は、環境省によ... - [続く断水「洗濯と風呂が…」 復旧に数カ月か 大雨被害の秋田](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/29/10710.html) - 24日からの大雨に伴う水害に襲われた秋田、山形両県の被災地では、一部で深刻な断水に直面している。2次災害の恐れから容易に近づけない場所もあり、住民らは今後の大雨予報に警戒を強めている。「近年の流量は想定を超えている」 秋田県によると、29日朝の時点で由利本荘市、にかほ市、横手市、上小阿仁村の計4市村の計約140戸で断水している。このうち最も多いのが上小阿仁村(計126戸)で、多くが山間地に位置しており、復旧のめどは立っていない。村は各地に仮設トイレを設置し、給水タンクを積んだ車が巡回しており、当面... - [災害に強い地域の構築へ 教訓基に官民連携で備え「命守る避難指示を」第19回水害サミット](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/29/10651.html) - 水害を経験した地方自治体のトップが対策について意見交換する「第19回水害サミット」(同実行委員会、毎日新聞社主催)が6月11日、東京都のパレスサイドビルで開かれた。 「公共と民間の共創で取り組む流域治水」、「水災害リスクを自分事として捉え、主体的な避難行動を促す情報発信」をテーマに斉藤鉄夫国土交通相・水循環政策担当相が - [山形新幹線 山形-新庄間、8月中旬ごろまで運転見合わせ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/28/10646.html) - JR東日本は、東北の大雨の影響で、山形新幹線の山形―新庄間の運転を、8月中旬ごろまで見合わせると発表した。設備の復旧に時間がかかるという。【原田啓之】 - [SDGsに積極的な企業54% 人員確保目的も 国連採択から9年](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/27/10631.html) - 持続可能な開発目標「SDGs」が国連で採択されて2025年で10年。帝国データバンクの調査によると、国内ではSDGsに積極的な企業が54・5%に達した。その一方で、4割強の企業では取り組みが進まない実態もある。 SDGsに積極的な企業の割合は前年から0・9ポイント増の54・5%で、過去5回の調査で最高だった。ただ一方で「意味や重要性を理解しているが取り組んでいない」企業が33・5%、「言葉は知っているが意味や重要性を理解できない」企業が7・4%あった。 SDGsは「貧困をなくす」「ジェンダー平等」... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 種子島の女殿様・松寿院は土木偉人 連載58回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/31/8975.html) - 鉄砲伝来の種子島に尽くした松寿院 時代は、江戸時代後期。種子島で、松寿院(しょうじゅいん)という女の殿様が類まれな土木事業を成し遂げて島民の幸せづくりに尽くしたことをご存じでしょうか。 - [津波で消えたナマコ 石川・七尾の漁師が窮地に見つけた「唯一の希望」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/20/10556.html) - ナマコ漁で有名な石川県七尾市の石崎漁港。県漁業協同組合七尾支所の運営委員長、竹内大生さん(38)は、元日の能登半島地震で船が流され、漁師を辞めることも覚悟した。船は港に戻ってきたが、同支所の収入の7割以上を占めるナマコは捕れなくなった。今後どうするのか。そう尋ねる記者を船に乗せ、竹内さんは「これが今の唯一の希望です」と海に浮かぶプラスチックの黒いかごを指さした。【萱原健一】 竹内さんに初めて会ったのは4月23日。漁港の岸壁には、七尾湾の海底から引き上げられた大量のゴミが積み上げられていた。地震で七... - [ペットボトルキャップのスプーン販売 お祭りのゴミ減へ高校生が発案](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/19/10538.html) - 千葉県茂原市の第70回茂原七夕まつり(27、28日)を前に、県立茂原高校(森裕嗣校長)の生徒が茂原商工会議所(秋葉吉秋会頭)と協力し、「七夕まつりゴミ減プロジェクト」に取り組んでいる。地域でのサーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現を目指し、会場で環境に優しい先割れスプーンの販売などを手がける。 プロジェクトは、同校が地域と連携して課題解決に取り組む「茂高街塾(もこうまちじゅく)」の一環。2023年度のまつりに参加した2年生がごみ問題に着目して発案し、有志約60人が参加。商議所からは会員企業15... - [支援は子どもや教員、母親 変わりゆく教育NPOの被災地対応](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/20/10554.html) - 「子どもや先生たちに、少しでも日常を取り戻してほしい」 子どもの教育支援に取り組む認定NPO法人「カタリバ」(東京都)のスタッフらは元日、能登半島が震度7という強い揺れに襲われたと報じられると、その翌々日には現地を訪れた。 その後、カタリバの支援の形は、子どもたちだけでなく、教員や母親らへの手助けなど、時間の経過とともに大きく変わっていくことになる。 地震の直後、能登半島各地の小中学校や高校は避難所となり、そこには多くの被災者が身を寄せ合っていた。 カタリバで支援員を務める石井丈士さん(38)はこ... - [松山の土砂崩れ、西日本豪雨でも同じ道路に亀裂 市が関連調査](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/19/10551.html) - 山頂に松山城(松山市)が建つ城山(標高131メートル)の斜面が12日未明に崩壊して3人が亡くなった土砂崩れで、2018年の西日本豪雨の直後に山頂付近の道路の路面に亀裂が生じ、今回の土砂崩れの発生前も同じような亀裂が入っていた。市への取材で判明した。土砂崩れはこの道路の下側で発生していて、市は19日、亀裂と土砂崩れの関連を調べる方針を示した。 市は発生直後から「発生場所に関しては崩壊の予兆は確認できなかった」という姿勢を崩していない。 市などによると、天守の東側には、救急車など緊急車両用の道路がある... - [店舗は直っても 能登のコンビニ、24時間営業再開への壁](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/15/10443.html) - 能登半島の最北端に位置する石川県珠洲(すず)市。6月下旬のある日、街中にあるコンビニの店内は正午前のピーク時になると、150人ほどの客でごった返していた。 「客数なんか絶対伸びない場所なのに、桁違い」 この店を含めて市内でフランチャイズの3店舗を営む下孝典(しもたかのり)さん(43)は、この半年で売り上げが伸びたといい、うれしい悲鳴を上げる。ただ、この先の経営を考えると悩みがあるという。 元日の地震で市内では震度6強の揺れに見舞われた。3店舗とも断水や駐車場のひび割れ、ペットボトルなどが陳列されて... - [ぼくは出張。「学童に行きたくない」むすこ、どうする?|せんさいなぼくは、小学生になれないの?⑫](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/17/4533.html) - 一夜明けて、朝。家族全員6時には目を覚ます。今日は、ぼくが出張の日。そのため、付き添いの必要なむすこ(長男)の登校の送りは妻に任せ、次男を保育園に送ることになった。むすこ(長男)は機嫌はよさそうだが「学校には行きたくない」と言っている。着替えをせず、朝ご飯まで2階の寝室のテレビで大好きな「おさるのジョージ」を見る。 - [入学式に入れない|せんさいなぼくは、小学生になれないの?①](https://socialaction.mainichi.jp/2023/05/10/4581.html) - 小学校の体育館。今日は、むすこの入学式だ。ぼくは父母席にひとり座り、むすこが入場してくるのをカメラを片手に待ち構えていた。となりの席は妻のためにとってある。だが、教室までむすこを送りに行ったまま、なかなか戻ってこない。 - [父も1年生?|せんさいなぼくは、小学生になれないの?②](https://socialaction.mainichi.jp/2023/05/12/4577.html) - 朝7時45分ごろ。むすこの公立小学校では、集団登校が行われていて、地域ごとに登校班がいくつか作られる。むすこの登校班は、全学年で約10人で、1年生は4人。もともと交流のある近所の友達も2人いるので、不安の強いむすこには心強いと思っていた。集合場所は、近所の駐車場前。 - [親は教室で付き添いをするべきか|せんさいなぼくは、小学生になれないの?③](https://socialaction.mainichi.jp/2023/05/17/4573.html) - 朝7時50分。登校班の待ち合わせ場所に向かう友達の声が聞こえはじめると、むすこは母に連れられ、さっさと家を出て行った。ぼくも家を出ようとすると、次男がシャボン玉液を靴にこぼしている。あー、あとで洗う、あとでと思いながら、あたふた。 - [ハイタッチで、バイバイ|せんさいなぼくは、小学生になれないの?④](https://socialaction.mainichi.jp/2023/05/19/4571.html) - 朝7時50分。いつもの集合場所に出発の時間。もう慣れたものだ。むすこではなく、親の自分が、だが。昨日、むすこは妻とぼくに学校の話は何もしなかった。集合時間ぎりぎりまで、メダカの水槽の壊れた陶器のパイプで遊んでいる。ランドセルに教科書をなかなか入れようとしない。昨日どろだらけになった靴の代わりにサンダルを履いたかと思ったら、 - [ひとりで教室まで行った翌日は?|せんさいなぼくは、小学生になれないの?⑤](https://socialaction.mainichi.jp/2023/05/24/4565.html) - ピンポーンと、インターホンが鳴る。近所の子が、訪ねて来たのだ。「おれの勝ちだ!」という元気な声が遠くの部屋まで聞こえてきた。実は、1年生の子どもがいる近所の親同士で示し合わせて、朝どちらが早く準備できるか、早いほうがピンポンを鳴らそうと競争させてみたのだ。 - [振り返りもしないで、むすこは|せんさいなぼくは、小学生になれないの?⑥](https://socialaction.mainichi.jp/2023/05/26/4561.html) - 「今日は勝つんだ」。朝の準備を済ますと、隣りの家のピンポンを鳴らしに、玄関を出るむすこ。ちょうど隣りの子も出てきたところで、隣りの玄関前でもみあいになり、通せんぼをしあっている。多少けんか気味になってきて、隣りの子がむすこを振り切って抜けると、今度はうちの玄関前でもみあいになり、服をひっぱりあっている。と、むすこが… - [テレビが怖いから、学童に行きたくない|せんさいなぼくは、小学生になれないの?⑦](https://socialaction.mainichi.jp/2023/05/31/4555.html) - 「朝の競争をやりたくない」「学校に行きたくない」。むすこは朝起きると気持ちを強く主張するようになった。「学校の何がいやなの?」そう聞くと、「学童のテレビが怖い……」と言う。むすこの学童は、小学校のグラウンド脇のこじんまりとしたプレハブ小屋にある。我が家は夫婦共働きのため、入学前の4月1日から学童を使っていた。 - [安心なくして、勉強なし|せんさいなぼくは、小学生になれないの?⑧](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/02/4547.html) - 2時間目の国語の途中。教室で、「つ」の文字の書き方の練習をしていた。むすこが先生の説明を聞いている隙を見て、ぼくは、教室から逃げようとした。ささっと走って、教室の外へ出る。だが、すぐにむすこに気づかれ、今回は追いかけられる。 - [「うちの子だけだ」。ぼくから離れないむすこと、校庭で焦る父。|せんさいなぼくは、小学生になれないの?⑩](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/09/4537.html) - 今日は朝、家を出発するときから、「教室までついて来てほしい」とむすこは言う。むすこの気持ちをくみ、父親のぼくは、今日もむすこの登校に同行した。昆虫の話とか、ほのぼのとした会話を子どもたちはしながら、通学路を進む。むすこの隣りにいた子が「昨日、◯◯くん、帰りなんで泣いてたの?」と聞く。** - [温かく優しい、癒やしの炎 豪雨被災のアトリエで作るキャンドル](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/18/10480.html) - 7月上旬、梅雨の晴れ間が夕闇へ変わりかけた頃、福岡県久留米市の自宅横のアトリエで、横山理吉(みちよし)さん(49)が自作のキャンドルに火をともした。1年前の記録的な大雨でアトリエは床上浸水した。その経験があったからこそ、キャンドルの炎が癒やしにつながればと願う。アトリエの周囲に温かな優しい明かりが広がった。 横山さんがキャンドル製作に出合ったのは10年前。医療関係の仕事の傍ら、それ以外の時間を製作に費やす日々を送ってきた。当時住んでいた福岡市東区のマンションが手狭になり、家族で住む一軒家を探してい... - [登校「付き添い」は続く。親がすり減らないために考えたこと|せんさいなぼくは、小学生になれないの?⑮](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/28/4527.html) - 昨日のむすこは、学校から帰ってきたあとの表情が違った。自宅の2階で仕事をしていたら、「ただいま」と元気な声がする。階段を降り、玄関をのぞいてみたら、ランドセルだけが床に転がっている。あれ? 外にいるのかな?と、ドアを開けると、見覚えのあるオレンジと緑のスカーフを首にまいて立っている。「お母さんにマフラーもらったんだー」 - [通い続ければ、小学校に慣れるの?|せんさいなぼくは、小学生になれないの?⑯](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/30/4525.html) - 今日(4月27日)も、朝からむすこの行きしぶりがひどい。なかなか靴下を履こうとせず、妻がなんとか履かせる。むすこは、家を出たくなくて、玄関と居間を仕切る引戸をガタンガタンゆらす。むすこの小学校では、通学は集団登校で行われる。今日もその出発には間に合わず、登校班には先に行ってもらう。 - [学校に行きたいのに、行く場所がない|せんさいなぼくは、小学生になれないの?⑳](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/14/4507.html) - 今朝のむすこは、はっきりと「給食のときに学校に行く」と言っている。ただ、行きしぶりを続けているむすこが、本当に小学校へ行けるかどうかは、わからない。 - [不安だらけ、初めてのひらがな|せんさいなぼくは、小学生になれないの?㉑](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/19/4505.html) - 先週金曜(5月6日)のむすこは、給食登校ができた。今朝も機嫌が良い。昨日の段階で、今日は「朝は学校に行かない。給食から行く」という話が家族のあいだでできていたからか、はたまた、放課後にウサギを飼っている友だちのところにあそびに行けることになったからか。今日は、午前中に学校で心電図検査がある - [赤ちゃん返りが止まらない|せんさいなぼくは、小学生になれないの?㉓](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/26/4485.html) - せんさいなむすこには、いまの公立学校に、居場所はないのかもしれない。子どもの主体性をカリキュラム的にもより大切にするオルタナティブスクールであれば、むすこでも通えたのだろうか。でも、オルタナティブスクールは身近な地域にはなく、入学前段階では、現実的な選択肢にはならなかった。できれば、身近な地域で、多様な人に触れながら - [子どもの問題は、大人の問題? 公教育に、はじきだされた気分|せんさいなぼくは、小学生になれないの?㉕](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/02/4467.html) - 本日は、五味太郎さんの著書「大人問題」を読みながら、日本国憲法のこの条文の意味をかみしめた。 - [「幼稚園も自分で決めた。学校も」1年遅れの学校探し|せんさいなぼくは、小学生になれないの?㉖](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/04/4463.html) - 学校に子どもが行かなくなると、親が困るのが、子どもの対応で仕事ができなくなること。そして、生活の予定が立てられなくなることだ。ぼくはフリーランスで仕事をしているので、4月はもともと入学準備のために仕事をセーブしていた。 - [発達診断、次なる世界へのパスポート|子どもの発達に詳しい医師と話して、見えてきたこと|せんさいなぼくは、小学生になれないの?㉘](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/18/4459.html) - 発達障害に詳しい小児科を訪ねた。少し前にHSC(ひといちばい敏感な子)の保護者に会ったときに、薦められた病院だ。繊細なむすこが「発達障害」に当てはまるのかどうかは正直よくわからない。幼稚園時点では、発達診断を薦められたこともない。ただ、むすこの特性が、集団のルール、集団のペースで動くことが多くの局面で求められる学校とは - [2つの気持ちを見て|こたえは森のなか~森のピッコロようちえんの冒険❺ 大人の設定のないところで、気づく](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/17/9842.html) - 森のピッコロようちえんでは、年度の最終日は子どもたちの好きなことをする日にしている。過去にはおむすび握り放題やバス遠足、といろいろやった。今回は多くの提案があったが、最終的に「パン食い競走」と「パフェパーティー」に絞られた。 - [「みんなの0円物件」で守られた湿原 キタサンショウウオ生息地](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/16/10446.html) - 分布が北海道東の釧路湿原にほぼ限られ、絶滅が危惧される両生類・キタサンショウウオの生息地が支援を募って土地を取得し、管理する「ナショナルトラスト」で実績のあるNPO法人の手で保全されることが決まった。きっかけは不動産の無償譲渡マッチング支援サイト。サイトを介してキタサンショウウオの生息地が守られるのは初めて。【本間浩昭】「原野が0円」と紹介 釧路市新野に広がる原野の一部(396平方メートル)が、インターネットの「みんなの0円物件――無償譲渡物件の不動産マッチング支援サイト」に掲載されたのは5月10... - [シェア傘、利用が過去最多 「プラごみ削減」の意識高まりも影響か](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/13/10426.html) - 雨傘を共有するサービスが、急速に拡大している。スタートアップが手がけるシェア傘「アイカサ」は、6月の利用回数が過去最多を更新。運営会社は今後も設置場所を増やしていく方針で、「生活動線の全てをカバーしたい」としている。アプリ登録者60万人超 「アイカサ」は、鉄道駅や商業施設、コンビニなどに設けたスポット(傘立て)から専用のスマートフォンアプリで傘を借りられるサービスだ。1本140円(24時間)と、月額280円で同時に2本までレンタルできるプランのほか、社員の福利厚生として導入する企業も増えている。 ... - [松山での土砂崩れ 文化財の災害対策、難しさ浮き彫りに](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/12/10422.html) - 松山市で12日未明に発生した土砂災害は、倒壊した民家に住む90代男性と80代女性、40代男性が行方不明となっており、消防などが3人の捜索を続けている。 同市によると、土砂崩れが発生した現場は松山城が建つ城山(城山公園)の北東側のふもとで、一帯は県の土砂災害特別警戒区域に指定されている。過去に同様の被害が発生したことはないという。現場から250メートル西側の山頂付近では、緊急車両用道路の擁壁の復旧工事が市発注で1日から行われていた。市によると、コンクリートの擁壁は緊急車両用の道路が崩れるのを防ぐため... - [「人工的な水路があれば…」 松山の土砂崩れ、専門家が指摘](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/12/10419.html) - 12日未明に松山市の中心地の山で発生した土砂崩れ。現場の映像などを見た専門家には、今回の災害はどう映ったのか。 愛媛大の防災情報研究センター長を務めるバンダリ・ネトラ・プラカシュ教授(地盤工学)は、現地の地質についてこう説明する。 「砂岩やれき岩といった比較的水を吸収しやすい土壌です」 土砂崩れは、見た目の状況から山の上層部で起きた可能性があるという。 土砂が崩れた部分は、尾根からの谷間のような形状になっている。このため、ネトラ教授は「雨水が上からだけでなく尾根側の横からも集まってくるような谷地形... - [土砂災害の影響で松山城が「立ち入り禁止」状態に 観光客にも影響](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/12/10417.html) - 12日未明に松山市中心部で起きた土砂崩れの影響で、観光名所の松山城は同日朝から立ち入りが制限され営業中止となっている。同市では11日に道後温泉本館が5年半ぶりに全館営業再開となったばかりで、松山を訪れている多くの観光客にも影響が広がっている。 松山城本丸は標高131メートルの山頂にあるが、山麓(さんろく)と山頂を結ぶロープウエーとリフトは12日の朝から運休となっている。歩いて山頂まで登れる「東雲口登城道」など四つの登城道も全て通行止めとなっている他、松山藩主の邸宅の間取りを再現した城山中腹にある庭... - [被災地のニーズにマッチ 能登の病院が模索する新たな姿](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/12/10406.html) - 石川県輪島市街にある市立輪島病院の3階で4月10日、ちょっとした変化があった。病室に並んでいる4床のベッドの間に、高さ2メートル弱の木製の壁が新たに設けられた。利用者のプライバシーを守るためだ。ただ、利用者といっても病院の入院患者ではないという。どういうことなのか。 輪島病院は能登半島北部の災害拠点病院の一つで、地域の医療を支えてきた。ところが、震度7の揺れを観測した1月の地震で医師や看護師らスタッフも被災して仕事を続けられなくなるなど、大きな打撃を受けた。 地震直後からしばらくは断水が続き、大量... - [武甲山の未調査問題 39年前の報告書で環境整備の必要性を指摘](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/12/10402.html) - 武甲山(標高1304メートル)にある国指定天然記念物の石灰岩地特殊植物群落の現地調査を埼玉県横瀬町が40年以上実施していない問題で、町が当時まとめた調査報告書は、群落の代表的植物のチチブイワザクラにとって指定地の環境条件は好ましいものではなく、環境整備の必要性を指摘していた。町は「指定地への環境負荷を避けるため」と調査未実施の理由を説明するが、整備の検討を求めた報告書との認識の乖離(かいり)は大きく、当時の調査が群落保護に生かされていない可能性がある。【照山哲史】 報告書は、町教育委員会が1985... - [冬のチリの砂漠で9年ぶりに花が咲く エルニーニョ現象の影響か](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/09/10391.html) - 南米チリの北部に広がるアタカマ砂漠でここ数日、白や紫の花々が開花している。南半球のチリで冬に当たる今の時期に、花が咲くのは9年ぶり。背景には6月中旬まで続いたエルニーニョ現象の影響があるとの見方が出ている。 5000メートル級のアンデス山脈の裾野に広がるアタカマ砂漠は降水量が少なく、世界で最も乾燥した地域の一つと言われる。 これまでは、春を迎える9月以降に数年に1度、花が咲いていた。だが今年は、太平洋の赤道域東部の海面水温が平年より高い状態が続くエルニーニョ現象の影響で、降雨量が多く、冬の開花につ... - [先人の思い、子々孫々に 西日本豪雨で浸水した史跡「古学堂」再建](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/06/10383.html) - 2018年7月の西日本豪雨で床上浸水180センチの被害を受け、「全壊」の判定を受けた愛媛県大洲市の市史跡「古学堂(こがくどう)」の建物が、約2年間の修復工事を経て江戸期の姿そのままによみがえった。「伊予最古の図書館」とされ、多くの人材を育てた学舎。復興に取り組んだ地元有志による「大洲古学堂保存会」は、門人らが知恵を出し合って守り育てた学舎の原点に立ち返り、子どもたちに学びの大切さを伝える場として活用する考えだ。古学堂とは 豪雨に襲われた6年前の7月7日午前、古学堂近くの肱川(ひじかわ)が氾濫し、濁... - [九州北部豪雨7年 小学校の被災校舎が災害遺構に「心の復興拠点に」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/05/10380.html) - 福岡、大分の両県で死者・行方不明者42人を出した2017年の九州北部豪雨から5日で7年がたった。被災地では災害の記憶を伝える取り組みが始まっている。死者・行方不明者20人が出た福岡県朝倉市杷木松末(はきますえ)地区にあり、避難場所として利用された旧市立松末小は災害遺構として生まれ変わろうとしている。 災害当時、同校には多くの住民が避難。土砂が校舎1階や体育館に流れ込んだものの3階に身を寄せていた住民の命を救った。もともと18年3月に統廃合による閉校を控えていたため、被災後は校舎での授業を再開できな... - [海外から漂着したプラごみ、カラフルな小物に 「削減のきっかけに」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/04/10352.html) - 海岸に漂着したプラスチックごみをカラフルなかごやコースターなどの小物に作り替える取り組みを、鹿児島県南さつま市で障害福祉サービスを担うNPO法人「ふう」職員、岡田香織さん(32)が続けている。通所者にも作り方を教え、7月20日に法人施設内に販売拠点を設ける準備をしている。岡田さんは「漂着量からすれば再利用量はわずかだけど、製品を手にした人が削減へ行動するきっかけになれば」と話す。 岡田さんは東京都新宿区出身。東京農工大農学部を卒業後、銀行に勤めたが、学生時代から発展途上国支援に興味があり、仕事を辞... - [九州北部豪雨から7年 福岡・朝倉市では犠牲者追悼のサイレン](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/05/10377.html) - 福岡、大分両県で42人の死者・行方不明者を出した2017年の九州北部豪雨から5日で7年となり、被災地では遺族や住民らが犠牲者を追悼した。死者・行方不明者35人を出した福岡県朝倉市では、午前10時に追悼のサイレンが鳴り、市庁舎では林裕二市長と職員らが黙とうをささげた。 豪雨を受け、同市では河川法に基づき国が県に代わって河川を改良復旧工事する「権限代行」が初めて適用され、約336億円をかけて筑後川支流の赤谷川や乙石川などの治水整備が進められてきた。23年6月に完成式典が開かれたが、翌7月に九州北部を中... - [イチオシのパンに父のDNA 九州豪雨で全壊の漬物店 3代目がカフェに](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/04/10371.html) - 2020年7月の九州豪雨で壊滅的な被害を受けた熊本県人吉市の老舗漬物店の跡地に今月、素泊まりができる宿が併設されたおしゃれなカフェが本格オープンした。運営するのは、4年前の4日に発生した豪雨で漬物店の先代店主だった父親を亡くした男性だ。父や創業者の祖父の思いを受け継ぎ、災害で傷ついた古里を元気にしたい――。そう、再起を誓う。父を失ったあの日 男性は漬物店「永尾商店」の3代目、永尾禎規(ていき)さん(60)。20年7月4日午前7時すぎ、永尾商店本店の敷地内にある離れで寝起きしていた禎規さんは鳴り響く... - [九州豪雨から4年 熊本・球磨で追悼 「母助けられず、今もきつい」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/04/10355.html) - 熊本を中心に九州5県で災害関連死を含め死者・行方不明者81人を出した2020年7月の九州豪雨は4日、発生から4年となった。被災地では朝から遺族や住民らが花を手向けたり、黙とうをささげたりして犠牲者をしのんだ。 熊本県南部を流れる球磨(くま)川などが氾濫し、特別養護老人ホーム「千寿園」の入所者14人を含む25人が亡くなった球磨村の村役場では献花台が設置され、午前8時半には村全域にサイレンが鳴り響いた。 献花に訪れた、豪雨で母親を亡くしたという女性(57)は「母を助けられなかったことを思うと、今もきつ... - [九州豪雨 仮設住宅を退去後、2割が市町村外に転出 熊本県](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/03/10346.html) - 九州5県で災害関連死を含め81人の死者・行方不明者を出した2020年7月の九州豪雨で、被害が最も大きかった熊本県内の応急仮設住宅で暮らした後に退去した被災世帯のうち、約2割が、元々住んでいた市町村の外に転居していたことが県への取材で判明した。県が再建場所を把握できていない被災世帯も多く、流出数はさらに増えるとみられる。九州豪雨から4日で4年。家屋などに大きな被害を受けた世帯で、慣れ親しんだ地域で生活を再建する難しさが改めて浮き彫りとなった。 熊本県は大規模な氾濫があった球磨(くま)川流域を中心に、... - [もう浸水させない…イオン小郡「まるで要塞」 そびえ立つ防水板](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/27/10280.html) - 梅雨の大雨により、過去6年で3度の浸水被害を受けたイオンの店舗が九州にある。川沿いの低地に立地し、防水板などの対策を講じても被害が続いた。今年は敷地を囲む土手や防水板を高さ約2メートルにかさ上げするなど水への備えを強化しており、地元住民からは「まるで要塞だ」と驚きの声があがる。 店は福岡県小郡市の「イオン小郡ショッピングセンター(SC)」。田んぼに囲まれた敷地は約11万8000平方メートル。平屋約3万平方メートルの店舗に総合スーパーや約70の専門店が入る。2013年の開業以降、地域の買い物の拠点と... - [稲わらをバイオ燃料に メタンガス抑制へ クボタが実証実験 秋田](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/28/10297.html) - 国内有数の稲作地帯・秋田県大潟村で、大手農機メーカー「クボタ」が稲わらからバイオ燃料を製造し、農業や家庭生活に利用する仕組み作りに取り組んでいる。メタンガスの発生源として脱炭素化の阻害要因となっている稲わらを、地産地消型のエネルギー資源として有効活用することを目指す。 「自然エネルギー100%」の村づくりを目指す大潟村は7月に「もみ殻」を利用したバイオマス地域熱供給システムを本格稼働させる。これと並ぶ村の計画の柱が「稲わらの利活用」。稲わら由来のバイオガス製造を構想していたクボタが2021年に名乗... - [あの黄色いトラックは? 被災地で活躍「コミュニティーフリッジ」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/01/10317.html) - 石川県の能登半島北部の海岸沿い、珠洲(すず)市大谷町に黄色くて目立つキッチンカーが止まっている。車内は無人だ。車の荷室は「コミュニティーフリッジ(公共の冷蔵庫)」になっている。被災地での新たな取り組みを追った。 車が置かれたのは5月6日。後部の扉を開けると中は冷房や冷蔵庫が完備されていて、1食分ごとの保存食やおやつ、水、紙皿などが保管されている。市内では1月の地震後から断水が続き水が出ない地域もあることから、トイレの凝固剤も置いている。 扉にはナンバー式の電子錠が付いている。登録した地域住民があら... - [富士山の山梨側「吉田ルート」で山開き 新たな入山規制始まる](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/01/10315.html) - 富士山の山梨県側の登山道「吉田ルート」で1日、山開きがあった。夜通しで山頂を目指す危険な「弾丸登山」や頂上付近の混雑を防ぐため、県は今年から5合目にゲートを新設し、入山規制を始めた。 入山者の上限を1日4000人(予約枠3000人、当日枠1000人)とし、午後4時~午前3時は山小屋の宿泊予約者と下山者以外の通行を制限する。通行料2000円の支払いも義務付けた。初日は1129人の通行予約があった。 ゲートを通過するには5合目にある県の窓口で通行料を支払うか、通行予約をして事前決済すると送付されるQR... - [高橋メアリージュンさん、食料自給率の出前授業に参加 ほぼ卵なしのオムライスにびっくり](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/28/10049.html) - 食料宅配の生活協同組合「生活クラブ」は、食料自給率について中高生に考えてもらおうと、東京家政学院(東京都千代 - [和歌山地方気象台にリスクコミュニケーション推進官 防災で官民連携](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/30/10307.html) - 和歌山地方気象台は、防災気象情報活用や災害対応で民間のライフライン機関や住民に対してきめ細かく支援するため、新たにリスクコミュニケーション推進官を配置した。4月に「初代」として就任した杉岡成彦さん(60)は「大雨などの際は最新の気象情報をきちんと受けることが大切。自分だけは大丈夫と思わず、避難など適切な対応をしてほしい」と話している。 近年は温暖化による異常気象や線状降水帯の発生など災害に直結しやすい「顕著な現象」が目立ち、周到な準備や正しい情報活用、突発事案に対する柔軟な対応が求められるようにな... - [段ボールの力を被災地へ 避難生活を支えるアイデア町工場の挑戦](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/29/10302.html) - 元日に発生した能登半島地震から7月1日で半年。地震を直接の原因とした死者は230人に上り、今も石川県内で2000人以上が避難生活を続ける。被災地には全国から多くの支援が寄せられているが、東京・下町にある町工場からも、支援物資として「段ボール箱まくら」30個がビニールハウス内で避難する人たちに届けられた。東京都葛飾区で創業65年を迎える老舗「坪川製箱所」に、被災地の支援と防災にかける思いを取材した。 送られた「箱まくら」は、段ボールならではのクッション性があり、中心に切れ込みが入っているため頭の重さ... - [電車の乗客200人が最寄り駅まで徒歩で避難 奈良・生駒土砂崩れ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/29/10304.html) - 奈良県生駒市辻町で28日夜、住宅地そばにある斜面が崩れ、民家や敷地に土砂が流れ込んだ。6棟に被害が出ているが、けが人はいなかった。生駒市は近くの12世帯41人に避難指示を出した。 奈良県警や地元消防によると、28日午後7時50分ごろ、「裏山が崩れている」と男性から119番があった。土砂は6棟のうち2棟の室内に流れ込み、4棟の外壁に押し寄せるなどした。 近くを通る近鉄けいはんな線の線路上にも土砂が流入。走行中の普通列車(6両)が現場手前で停車し、乗客約200人が最寄りの東生駒駅まで歩いて避難したとい... - [「合言葉は?」「エコサマー」 小学生2人運賃無料に 京都市バスなど](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/28/10295.html) - 「エコサマー」とバス運転手に伝えると、小学生2人までの運賃が無料に――。 府と京都市が7月20日~8月25日、こんな取り組みを始める。京都市営バスなど36の公共交通機関が対象。環境負荷が少ない公共交通を子どもたちが身近に感じる機会を増やし、利用転換を促す。 「きょうとエコサマー」と銘打った取り組みで、バスや電車を降りる際、合言葉「エコサマー」と運転手に伝えると、保護者1人につき、同伴の小学生2人までの料金が無料になる。 ぐるっとむこうバス(向日市)、長岡京はっぴぃバス(長岡京市)は保護者の同伴なし... - [避難所に今も2200人 がれき撤去進まず 能登半島地震から半年](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/01/10313.html) - 元日、正月休みで帰省した家族のだんらんを襲った能登半島地震は、7月1日で発生から半年を迎えた。それなのに石川・能登の街では、倒壊した家のがれきなど地震直後と変わらない風景があちこちに残る。県内の避難所では今も、約2200人の被災者が自宅に戻れずにいる。 内閣府などによると、6月25日時点で石川県で8053棟、富山県で247棟、新潟県で106棟が全壊するなど、5県の12万5976棟の家屋で被害が確認された。 このため、石川県の輪島市や珠洲(すず)市など県内の9市町では6810戸の仮設住宅の希望があり... - [熱海土石流3年 ばらばらになった地区に「人つなぐ」まんじゅう店](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/01/10326.html) - 28人が亡くなった静岡県熱海市の土石流災害は3日、発生から3年を迎える。被災した伊豆山(いずさん)地区はすでに転居した人も多いが、ここに先月、まんじゅう店「ANNDOT(アンドット)」がオープンした。店主は被災者を支援するNPO法人の代表、高橋一美さん(47)。伊豆山で生まれ育ち、被災者でもある。ばらばらになった地区を憂え、「人が集い、つながる場を作りたい」と思いを語る。 3年前の7月3日、伊豆山地区の逢初(あいぞめ)川を土石流が一気に下った。その河口域の逢初橋近くで、高橋さんは仕出しの弁当店を営... - [増えるジェンダーレス水着 学校現場「授業を見学する生徒減った」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/07/02/10330.html) - 水泳の授業で男女のデザインが同じ「ジェンダーレス水着」を採用する学校が増えている。現場からは「水着になることへの抵抗感を少しでも減らし、積極的に授業に参加してもらえたら」と期待の声が上がる。制服に続き水着も 東京都武蔵野市立第五中学校では今年度から、従来の男子用、女子用に加え、長袖の上着とハーフパンツに分かれた男女共用の中から生徒が着たい水着を選べるようにした。 同校では制服も、男女を問わずにスラックスやスカートなどの中から着たいものを選べるようにしている。保健体育を教える阿部直樹教諭(47)は「... - [静岡県で線状降水帯発生 土砂災害や洪水警戒呼びかけ 気象庁](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/28/10292.html) - 気象庁は28日午前、静岡県中部と西部で線状降水帯が発生したとして「顕著な大雨に関する気象情報」を発表した。 土砂災害や洪水への警戒を呼びかけている。 - [「雨漏りする玄関で寝ている」在宅被災者 過酷な避難生活 能登地震](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/27/10284.html) - 1月の能登半島地震で、石川県が輪島市など被害が集中した5市町で訪問調査をしたところ、3月末時点では壊れた自宅で生活する高齢者ら支援を要する在宅の被災者が5483人いた。県への取材で判明した。大地震で在宅の被災者の大規模な状況が明らかになるのは初めて。高血圧や帯状ほうしんの症状も 里山に集落が点在する珠洲市三崎町杉山。5月下旬になっても、元日の震度6強の揺れにより倒壊したままの建物が所々に残っている。 元大工の矢敷昭八さん(76)、妻とよ子さん(71)の自宅は全壊した。矢敷さんは昨年の大みそかに脳梗... - [能登5市町の在宅被災者5483人 3月末 地震で初の実態調査](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/27/10282.html) - 1月の能登半島地震で、石川県が輪島市など被害が集中した5市町で訪問調査をしたところ、3月末時点では壊れた自宅で生活する高齢者ら支援を要する在宅の被災者が5483人いた。県への取材で判明した。大地震で在宅の被災者の大規模な状況が明らかになるのは初めて。 当時、県内の避難所に避難していた被災者の7割に当たる規模だった。全壊した家屋で暮らしていた人もいて、5市町は生活再建のための訪問支援の拠点を新設したり拡充したりした。県も6月まで、実態調査を続けている。 ケアが手薄になりがちな在宅避難は、災害関連死の... - [外来種「コウライオヤニラミ」 宮崎で爆発的に増加 生態系脅威](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/27/10278.html) - 宮崎県都城市などを流れる大淀川第一ダムの上流域で新たな外来魚「コウライオヤニラミ」が侵入から短期間で爆発的に増加し、水系全体の生態系に影響を及ぼしていることが北九州市立いのちのたび博物館(八幡東区)や京都大などの研究で判明した。研究者は他水系での拡大に警鐘を鳴らし、国に特定外来生物の指定を求めている。【山下智恵】いのちのたび博物館 危険性周知へ展示 コウライオヤニラミは、朝鮮半島原産の淡水魚で最大30センチ程度に成長し、魚類や甲殻類などを好む肉食性。日本では一部の愛好家向けに観賞用として輸入されて... - [白神山地のブナ林、生徒がモニタリング調査 ブナの一生など学ぶ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/26/10276.html) - ブナ原生林で知られる世界自然遺産・白神山地のふもと、秋田県藤里町で町立義務教育学校藤里学園(9年制)がブナ林モニタリング調査に取り組んでいる。21日には、中学1年にあたる7年生15人が町有ブナ林で96本の樹木を測定し、観察・記録した。ブナの一生や世代交代、生き物との関係を知る試み。学園と連携する町は、活動の経過を見ながら継続的な取り組みについても検討することにしている。 町商工観光課によると、調査は町民や来訪者が遺産地域の保全に主体的に関わることができる取り組みが少ないことから、藤里学園が進める「... - [気候変動 8割が自国の対策強化望む 目立つ日本人の「わからない」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/24/10264.html) - 国連開発計画(UNDP)は、日本を含む世界77カ国で実施した気候変動についての意識調査を発表した。72%が化石燃料から再生可能エネルギーへの迅速な移行を支持し、自国に対策の強化を望む人は80%に達した。同種の調査としては「最大規模」をうたう結果からは、日本について他国に見られない、ある特徴も浮かび上がった。 調査では世界全体で53%が、前年に比べて気候変動を心配するようになったと回答した。後発開発途上国や女性でより高い傾向がみられた。また69%が自分や家族が住んだり働いたりする場所、購入する商品の... - [ASDの娘に幸あれ 家族の日常をYouTubeに きっかけは周囲の「?」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/24/10262.html) - 長崎県佐世保市の平山愛理さん(31)が、生まれつきの脳機能障害である自閉スペクトラム症(ASD)と診断された長女愛鈴(あられ)ちゃん(4)と家族の日常を動画投稿サイト「ユーチューブ」で発信し、人気を集めている。平山さんは「動画発信を通して多くの人とつながれ、当事者や家族として発信できることがたくさんあると気付けた」と話す。【百田梨花】 ASDは発達障害の一つで、コミュニケーションや初対面の人との面会、知らない場所に行くことが苦手だったり、こだわりが強かったりするなどの傾向がある。 愛鈴ちゃんは1歳... - [梅雨なのにいない? あの「陸の貝」はどこへ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/31/10098.html) - 気付けば今年も憂鬱な季節がやってきた。そんな梅雨の風物詩はアジサイだけではない。あの生き物を忘れてはならない。一見するとグロテスクではあるが、ノロノロと進む姿が愛らしい。俳句でも夏の季語として親しまれてきたが、最近あまり見かけないような気がする。背景を探ってみた。 「見かけないと実感しています。身近な生き物だったのでさみしいですね」 貝類の寄生生物を研究する東邦大理学部の脇司准教授(寄生虫学)が、そう言及するのはカタツムリのことだ。乾燥が大の苦手 カタツムリはデンデンムシやマイマイと呼ばれる巻き貝... - [ストーンヘンジに粉末、環境団体が映像公開 「脱化石燃料」要求](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/20/10228.html) - 英国の環境活動団体「ジャスト・ストップ・オイル」のメンバーが19日、英南部ウィルトシャー州の世界遺産・ストーンヘンジにオレンジ色の粉末を散布した。同団体がX(ツイッター)で映像を公開した。 英メディアによると、地元警察は同団体のメンバー2人を遺跡損壊の疑いで逮捕した。粉末はトウモロコシ粉で、雨で流れ落ちるという。 散布の理由について同団体は、7月4日の英国の総選挙後に発足する新政権に対し、化石燃料の段階的廃止を求めるためと説明している。過激な行動で世間の目を引くことで、気候問題への注目を集める狙い... - [タイで同性婚認める法案可決、年内にも施行 東南アジアでは初](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/19/10217.html) - タイ上院は18日、同性婚を認める法案を可決した。これまで「男女間」と定めていた婚姻を「個人間」とする内容で、同性のカップルも男女の夫婦と同様に相続や社会保障などの権利が認められる。国王の承認を得て、年内にも施行される見通し。同性婚の法制化は東南アジアでは初めてで、アジアでは台湾とネパールに続いて3番目となる。 法案は下院でも3月に可決されており、上下両院ともに圧倒的多数が賛成した。タイでは過去にも同性婚に関する法案が提出されたが、政局の混乱などで頓挫してきた。昨年発足したセター政権は法制化に前向き... - [化石燃料からのエネルギー転換状況、日本は26位 世界でペース鈍化](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/19/10219.html) - 世界経済フォーラム(WEF)は19日、各国の化石燃料からのエネルギー転換状況を評価したランキング「エネルギー転換指数(ETI)2024」を発表した。評価対象となった120カ国のうち日本は26位(前年27位)。主要20カ国・地域(G20)から6カ国がトップ20入りする中、低位にとどまった。 各国の現在のエネルギー利用の実績と、再生可能エネルギーなどへの転換に向けた環境整備の二つの基準で評価した。上位10カ国は欧州が独占。1位のスウェーデンと2位のデンマークは過去10年間、毎年上位3カ国に入っている。... - [防災気象情報、シンプルで分かりやすい名称に統一 運用は26年春](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/18/10213.html) - 気象庁と国土交通省は18日、洪水や土砂災害などの防災気象情報について、見直しを議論してきた検討会の最終とりまとめを公表した。名称にばらつきのあった各種警報を整理し、シンプルで分かりやすい名称に統一する。実際の運用開始は2026年春ごろになる見込み。 見直しの対象は洪水、大雨、土砂災害、高潮に関する警報や注意報。内閣府は19年から、災害の警戒レベルを5段階に分類。21年からは、「高齢者等避難」(レベル3)、「避難指示」(レベル4)、「緊急安全確保」(レベル5)など危険度に応じた名称となった。 これま... - [大阪北部地震6年 被災地「トイレ問題」の解決へ 高槻市の取り組み](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/17/10211.html) - 2018年に起きた大阪北部地震から18日で6年を迎える。最大震度6弱を観測した大阪府高槻市は、災害に強いまちづくりの一環として小中学校にマンホールトイレの配備を進めている。元日の能登半島地震でも被災地の「トイレ問題」が課題となるなかで、市は27年度までに設置が可能な全ての学校への配備を目指す。 マンホールトイレは、断水などでトイレが使えない場合にマンホール下の下水道管に連結して便器を設置し、周囲をテントで囲んで使用する。手押しポンプで地下貯水槽の水を投入することで、トイレ環境を良好に保つことができ... - [台風で廃業のキャンプ場を買い取った脱サラオーナー 33歳が描く夢](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/16/10205.html) - 2019年の台風15号で被害を受け、廃業に追い込まれたキャンプ場を買い取り、復活を目指している男性がいる。キャンプ場「フォレストパーティー峰山」(千葉県君津市大岩)のオーナー、吉川隼大(はやた)さん(33)は、会社員との二足のわらじを履いていたが、一念発起して会社を辞めた。今は同キャンプ場の完全オープンに向けて、準備を進める。そんな吉川さんが目指すキャンプ場とは――。 国道に面した集落を抜けて、険しい林道に入り約1キロの場所に同キャンプ場はある。約1万平方メートルの敷地に、テントが張れる区画七つと... - [4億年前の地層間近に 大地の成り立ち学ぶ屋形船に「黄信号」でCF](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/16/10202.html) - 生物が陸上に進出し始めたとされる約4億年前の地層を間近で見られる場所が愛媛県西予市にある。海岸にそびえ立つ岸壁に地層があらわになり、太古の息吹を感じられる。屋形船に乗って海から眺めるのが見学手段の一つだが、船の老朽化により今春から休止。運航する地元企業が今秋の復活を目指し、改修費500万円を募るクラウドファンディング(CF)に挑戦中だ。「四国西予ジオパーク」の一つ 四国西部に位置する同市は、宇和海から四国カルストまで海抜0~1400メートルの変化に富んだ地形で、2013年9月に市全体が「四国西予ジ... - [公衆浴場「身体的特徴」で男女区別 「女性を守る」議連が法案骨子](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/16/10199.html) - 自民党の「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」は13日、党本部で総会を開き、公衆浴場は「身体的な特徴」に基づき、男女で分けて利用することなどを定めた議員立法の骨子案をまとめた。議連は「女性の安全・安心を確保するため」としており、秋の臨時国会での法案提出を目指す。 公衆浴場については、既に厚生労働省が身体的特徴に応じて男女の利用を判断するとの通知を出しているが、法制化することで実効性を高める狙いがあるとみられる。 議連は2023年6月に成立した「LGBT理解増進法」をきっか... - [G7、石炭火力発電廃止期限で初合意 宣言表現に「抜け道」も](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/15/10196.html) - イタリア南部プーリア州での主要7カ国首脳会議(G7サミット)は、二酸化炭素(CO2)排出削減対策が講じられていない石炭火力発電の廃止年限を初めて首脳宣言に盛り込んだ。ただし表現には「抜け道」もあり、気候変動対策を大きく加速させるような内容には踏み込まなかった。 首脳宣言は、4月のG7気候・エネルギー・環境相会合での合意を踏まえ、排出削減対策が講じられていない既存の石炭火力を2030年代前半に段階的に廃止するとした。「世界の平均気温の上昇幅を産業革命前から1・5度に抑えることと整合する時間軸で」とい... - [九州豪雨で被災の「さかもと鮎やな」 15日から今季の営業開始](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/15/10194.html) - 熊本県八代市坂本町のアユ料理店「食処(しょくどころ) さかもと鮎(あゆ)やな」が、15日から今季の営業を始める。過疎化が進行する中、“清流”と呼ばれる球磨川沿いという立地を生かし、住民自ら生きがいやにぎわいづくりを目指してきた。4年前の九州豪雨では壊滅的な被害を受けた。それでも住民らは前を向き、店を続ける。 同級生のほとんどは坂本を離れたが、地元の素晴らしさを、多くの人に店に来てもらって知ってほしい。今季の開店を前に7日にあった関係者向けの試食会。従業員の一人、上田大志さん(47)はそう願い、店頭... - [暑さ災害級…コメどころの救世主募る 新潟大、新品種研究CF開始](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/14/10192.html) - 新潟大農学部の山崎将紀教授(作物学)は10日、暑さに強いコメの新品種開発や栽培方法を研究するための資金を、クラウドファンディング(CF)で募ると発表した。目標金額は300万円で、CFサイト「レディーフォー」で8月8日まで受け付ける。山崎教授は「きれいなコメを作ることで、生産者の収入増に貢献したい」と説明した。 2023年8月の新潟市内の平均気温は30・6度で全国トップを記録。日照時間は全国最長で降水もほとんどないという「災害級」の異常気象に見舞われた。このためコメの生産や品質に大きく影響し、最も品... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ  近代土木の夜明け 将に将たる人~古市公威~ 連載57回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/17/10164.html) - 東京大学の本郷キャンパス、東大正門から入り左手、杖を持ちソファーに腰をかけた古市公威(ふるいち こうい) (1854~1934)の銅像があります。帝国大学工科大学(東大工学部の前身)初代学長です。 - [ここに45mのごみ山が…生まれ変わった産廃不法投棄事件の現場](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/11/10178.html) - 国内最大級の産業廃棄物の不法投棄事件があった瀬戸内海の離島、豊島(香川県土庄町)が、環境学習の島として生まれ変わりつつある。6日には、滋賀県の中学生ら約70人が現場を訪れ、事件の歴史を学んだ。香川県外から大勢の生徒が学びに訪れたのは初めて。対応した地元のNPO法人は、教訓を継承していこうと今後も県内外から広く受け入れていく方針だ。 豊島の不法投棄は1980年代に本格化し、兵庫県警が90年に廃棄物処理法違反容疑で業者の強制捜査に乗り出すまで続いた。住民らは撤去を求めて93年、香川県などを相手に国の公... - [日本の男女格差、世界で118位に 前年より前進 政治・経済で低迷](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/12/10185.html) - 世界経済フォーラム(WEF)は12日、世界各国の男女格差をまとめた2024年版の「ジェンダーギャップ指数」を公表した。評価対象の146カ国のうち日本は118位。前年の125位より前進したものの、政治と経済の分野でまだ格差が大きい。 指数は、各国の経済▽教育▽健康▽政治――の4分野14項目を数値化したもの。1に近いほど平等で、0に近いほど不平等であることを表す。日本は0・663で、前年より0・016ポイント改善した。 政治分野は、前年の138位から大きく前進して113位になったが、数値としては0・1... - [クマの人身被害急増 専門家「遭遇しないための予防策を」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/12/10187.html) - ヒグマやツキノワグマに人が襲われるケースが全国で相次いでいる。環境省によると、2023年度は全国でクマによる人身被害が198件、襲われた人数が計219人に上り、統計のある06年度以降で最多となった。 クマの生態に詳しい北海道大大学院獣医学研究院の坪田敏男教授(63)=野生動物学=は「山に入るということは、クマの生息域に入るということ。この心構えをまず持ってほしい」と強調した上で、「『クマに遭遇したら』というよりも、遭遇しないための予防策が大事」と指摘する。 坪田教授によると、クマは元来、警戒心が強... - [同性カップルの住民票続き柄欄、事実婚と同表記に 東京・世田谷](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/11/10182.html) - 東京都世田谷区の保坂展人区長は11日、同性カップルの住民票の続き柄欄を男女の事実婚と同様に「夫(未届)」などと表記する方針を明らかにした。同日の区議会定例会の本会議で、上川あや区議(レインボー世田谷)の質問に答えた。 世田谷区は現在、パートナーシップ宣誓やファミリーシップ宣誓をしたカップルの続き柄を「縁故者」としている。保坂区長は「当事者の実情により近いものとなると考え、(事実婚と同様の表記を)取り入れていきたい。制度設計について早急かつ具体的な検討を指示した」と述べた。 同性カップルの住民票の続... - [「ぼくは地震の日にうまれました」 1・17語り継ぐ、絵本原画展](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/11/10180.html) - 「ぼくは地震の日にうまれました。みんなに助けられてうまれました」――。阪神大震災が起きた1995年1月17日、家族の愛情と多くの人の支えで誕生した一人の男性をモデルにした「1・17を語り継ぐ絵本」の原画が完成した。震災30年の節目の出版を目指しており、原画が6月12日から16日まで神戸市灘区の原田の森ギャラリー(兵庫県立美術館王子分館)で展示される。入場無料。 絵本のタイトルは「ぼくのたんじょうび」。震災発生から主人公・中村翼さん(29)=同市兵庫区=の誕生までを描く。大学時代の恩師が製作を発案し... - [納車は1年以上先ですが…「トイレカー」導入へ徳島県が予算案計上](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/10/10168.html) - 徳島県は、広範囲で断水が続いた能登半島地震で重宝された「トイレカー」を1台導入する方針を固めた。ただ、業者に注文が相次いでいることから、納車は2025年夏以降となる見通しのため、県は24年度一般会計補正予算案で3000万円について、将来の支出を確約する債務負担行為として計上した。 トイレカーは、トラックに便座や手洗いを備えたトイレ室、貯水・便槽タンク、ソーラーパネルなどの自家発電装置を載せた車両で、停電や断水に見舞われている被災地でも活用できる。3台所有する愛媛県宇和島市は、能登半島地震の被災地に... - [違和感わからず「何度も切り落とそうと…」 広島で訴える反差別](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/09/10161.html) - 反差別や反戦を訴える奥田圭(おくだ・けい)さん グレーの短髪にピンクのアイシャドー。赤いハイヒールと革ジャンを身にまとった姿からりりしさがあふれる。原爆ドームを背に「Stop Genocide in Gaza」と書かれたプラカードを掲げ、トランスジェンダーとして反差別や反戦を訴える。 「何度も切り落とそうと思った」。思春期のころ、自らの体に違和感を覚え始めた。台所の包丁や畑道具の鎌を手に取り、自らの性器に向けたのは一度や二度ではない。当時はLGBTQという言葉が一般的ではなく、違和感の正体はわからな... - [性別理由に選手登録できず 積み重なる「もやもや」体験](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/08/10159.html) - 関東出身の中原大介さん(23)=仮名=は首都圏の大学で軟式野球部に所属する。「プロ野球がなければ生きていけない」と語るほどの巨人ファンでもある。野球は生活の一部なのだ。 そんな中原さんは物心がついた頃から自らの性別に違和感があった。戸籍上の性別は女性だったが、「女性であると感じたことは人生で一度もない」。幼稚園や小学校で男女に分けられるたびに困惑した。中学校では女子と名の付く部活動に入るのが嫌で、文化系のクラブを選んだ。 中原さんが野球を始めたのは中学に入ってからだった。周囲よりもやや時期が遅く、... - [公益性と環境保全、優先されるのは… 知床に携帯基地局必要か議論](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/07/10157.html) - 世界自然遺産・知床(北海道斜里町、羅臼町)の携帯電話基地局整備を巡り、7日に札幌市内であった知床世界自然遺産地域科学委員会で、委員からは知床岬周辺の環境への影響から事業の規模や必要性を疑問視する声が上がった。環境省は「公益性」を事業を許可した理由に挙げる。公益性は環境保全に優先されるものなのかも議論された。【谷口拓未】 国立公園は厳密な管理が求められる。「知床国立公園管理計画」は、アンテナや鉄塔の新設を原則として認めていない。一方、「公益上必要と認められるものについては検討する」との規定もある。 ... - [知床への携帯基地局整備巡り 環境省が事業者に工事見合わせ要請へ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/07/10154.html) - 世界自然遺産・知床(北海道斜里町、羅臼町)で携帯電話がつながるようにしようと進められている基地局の整備を巡り、環境省は7日、専門家が科学的見地から管理を助言する「知床世界自然遺産地域科学委員会」の臨時会合を札幌市内で開いた。委員からは環境への影響を評価する事前調査の不十分さを指摘する声が上がった。環境省は指摘を受けて、工事を担当する通信事業者に対して希少動物への影響の調査を要請し、終了まで工事の見合わせを求めることを決めた。 2022年4月に知床沖で発生した観光船沈没事故後、船の通信手段が課題とな... - [人生をともに…引き取り依頼の最大の理由は ミドリガメ規制1年](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/07/10150.html) - 「ミドリガメ」の愛称で知られるアカミミガメの輸入や販売、野外への放出が昨年6月に禁止され、1年が過ぎた。かつては縁日やペットショップで売られ、日本中で広く親しまれたが、最近では生態系に悪影響を与える外来種として「悪者」扱いされることが増えた。長年飼育してきた家庭にとっては今でもかけがえのない存在だが、やむを得ない事情で飼えなくなることもある。静岡県河津町にある爬虫(はちゅう)類と両生類の動物園「iZoo(イズー)」は、そんな人たちの駆け込み寺になっている。 イズーでは2012年の開園当初から、各家... - [黒いプラスチックも再利用可能 キヤノン、リサイクル新装置を販売](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/06/10148.html) - 燃やすしかなかった黒いプラスチックもリサイクルに――。キヤノンは6日、黒いプラスチックの種類を判別できる新しい選別機の受注を始めた。黒いプラスチックはテレビなど家電に多く使われるが、これまで再利用のための選別ができなかった。プラスチックの再利用率向上が期待される。 プラスチック循環利用協会によると、2022年のプラスチック廃棄物計823万トンのうち、素材として再利用されるのは180万トンで、全体の22%にとどまっている。 再利用にあたっては、リサイクル業者がポリプロピレンなど種類ごとに選別する必要... - [原点は成田 農場での民主主義の実験 欧州の「新農村人」に学ぶ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/06/10146.html) - 農林水産省のシンクタンク・農林水産政策研究所に異色の研究者がいると知り、話を聞いた。主任研究専門員の須田文明さん(64)だ。「成長産業化」が声高に語られる中、今や知る人も少なくなった社会運動家や作家らの言葉を引いて農政のありようを語る姿が新鮮だった。専門領域のフランスを中心に、欧州の農業事情に通じた論考がさえる。【聞き手・三枝泰一】 ――「農場での民主主義の実験」という考え方が、問題意識の底流にあるとうかがっています。 ◆学生時代、成田空港に反対する三里塚闘争に関わった経験から導かれた境地です。あ... - [「地域医療の要、命守る」大雨被害30億円 病院長、梅雨前に決意](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/06/10141.html) - 2023年7月に九州北部地方を襲った大雨で被害を受けた田主丸中央病院(福岡県久留米市田主丸町)が、新たな対策として工事を進めている防水壁などを報道陣に公開した。水害対策の総費用は約8・5億円。梅雨の時期を前に、鬼塚一郎院長は「二度と水害を受けないよう、できることは全てやる」と思いを語った。【田崎春菜】 大雨で病院(343床)は1階が床上約30センチまで浸水し、救急や外来患者の受け入れを8日間停止した。近くでは6人が死傷する土石流が起きたが受け入れられず、いずれも別の病院に搬送された。検査機器が水に... - [「化石燃料の広告規制を」 国連事務総長が異例の呼びかけ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/06/10133.html) - 国連のグテレス事務総長は5日、深刻化する気候変動への対応の一環として、化石燃料産業の広告を規制するよう全ての加盟国に求めた。報道機関やIT企業に対しても、化石燃料に関する広告を掲載しないよう呼びかけた。「世界環境デー」に合わせた米ニューヨーク市での特別演説で語った。 グテレス氏は「化石燃料業界の多くは、ロビー活動や法的な脅し、大量の広告キャンペーンで気候変動対策を遅らせようとする一方で、恥知らずにも(環境に配慮していると見せかける)グリーンウオッシュを行ってきた」と指摘。「(化石燃料業界は)広告会... - [産業革命前の気温1.5度上回る確率、5年以内に8割 国連が分析](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/05/10135.html) - 国連の世界気象機関(WMO)は5日、今後5年のうち少なくとも1年は、80%の確率で一時的に産業革命前(1850~1900年)の平均気温を1・5度上回るとの分析を発表した。国連のグテレス事務総長は「気候地獄に向かうハイウエー(高速道路)から降りる出口が必要だ。私たちはそのハンドルを握っている」と危機感をあらわにし、行動の加速を促した。 温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」は、世界の平均気温の上昇を2度より十分低く、できれば1・5度に抑える目標を掲げる。WMOの分析は、変動の上振れによって一時的に1・5... - [インドにエコタウンを 北九州市や市内企業、環境事業「輸出」探る](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/05/10131.html) - 環境企業が集積する「エコタウン」をインドで整備できないか――。そんな構想の実現可能性を探る事業に今年度、北九州市や市内の企業などが乗り出した。インドの環境・インフラ開発大手「ラムキーグループ」と連携し、北九州型の環境事業をインドに「輸出」できないか調査検討していく。【山下智恵】 市は2023年9月、ラムキーグループと環境国際ビジネスを推進するための連携協定を締結。環境・リサイクル産業が集積する「北九州エコタウン」をモデルに、インドでのエコタウン整備や環境人材の育成などで連携を図ることを確認した。 ... - [絶滅から救い出せるか 希少種保全へ国が挑む 6月5日は世界環境デー](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/05/10129.html) - 生物多様性を守るため、一種たりとも取り残さない――。現代は「第6の大量絶滅時代」とも呼ばれ、地球上にいる約3000万種(推定)の生物のうち、毎年4万種程度が絶滅しているとされる。絶滅の危機に直面する生物を保護し、増加に転じさせようという挑戦が続いている。 6月5日は国連が定めた「世界環境デー」。環境への関心・理解を深めてもらい、環境保全のための行動を促すことを目指すこの日に、希少な生物を守る意義を改めて考えたい。【山口智】10種で危険度改善 生物が絶滅に追いやられる背景には開発や外来種の持ち込み、... - [気候変動の代償は誰が払う? アメリカ初、化石燃料企業に新ルール](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/02/10115.html) - 米東部バーモント州は、気候変動による気象災害などで生じた経済損失の負担を化石燃料企業に求めることを可能にする法律を制定する。「汚染者負担」の原則に基づいて温室効果ガスの排出量が多い企業の賠償責任を定める全米初の州法となる。 新法では、過去30年に化石燃料の生産による二酸化炭素(CO2)排出量が10億トンを超す企業を対象に、排出量に応じて負担を求めることができる。負担金はインフラの整備など州内の気候変動の適応策にあてられる。 米メディアによると、法案は民主党が優勢の州議会で5月上旬に通過し、共和党の... - [タイでLGBTQパレード 首相も参加、東南アジア初の同性婚法制化へ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/01/10111.html) - 東南アジアで初となる同性婚の法制化を目指すタイの首都バンコクで1日、LGBTQなど性的少数者らが連帯するパレードが行われた。6月の「プライド月間」に合わせて開催し、国内外からの参加者や沿道の人たちが虹色の旗やプラカードを手に盛り上がった。 タイの国会は婚姻を「男性と女性」の間に限定する現行法の改正審議を進めており、年内にも成立する見通しだ。支援団体や当事者が長年求めてきた「性別に関係なく誰もが結婚できる平等婚」の実現が近づいている。セター首相もこの日のパレードに参加した。 赤い華やかな民族衣装を着... - [和歌山・豪雨災害から1年 国宝被害、国の方針待ちで復旧難航](https://socialaction.mainichi.jp/2024/06/01/10109.html) - 2023年6月に線状降水帯による豪雨災害が発生してから、2日で1年となる。和歌山県内では災害関連死を含めて2人が死亡、1人が行方不明となり、床上・床下浸水をはじめとした住宅被害は3149棟に上った。文化財の被害も多くあり、土砂崩れが発生した海南市下津町上の長保寺では復旧までさらに3年ほどかかる見通しで、国宝の価値を守りながらの復旧作業や災害対策が難航している。 長保寺は、紀州徳川家の菩提(ぼだい)寺として知られ、鎌倉時代に建立された本堂(1311年)と、室町時代の多宝塔(57年)、大門(88年)が... - [鳥島近海“謎の津波” 正体は「カルデラの繰り返し隆起」 防災科研](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/31/10107.html) - 2023年10月、大きな地震を観測していないのに、関東から沖縄にかけて広範囲に津波が発生した。この「謎の津波」について、防災科学技術研究所などのチームは5月31日、東京・伊豆諸島の鳥島近海にある海底カルデラが繰り返し隆起することで起こったとの解析結果を、千葉市であった日本地球惑星科学連合大会で発表した。 通常、津波は震源の浅いマグニチュード(M)6・5以上の地震で発生する。ところが、東京大地震研究所などの解析によると、昨年10月9日未明、鳥島近海で最大M5クラスの地震が約1時間半の間に計14回、断... - [エルサレムでプライドパレード LGBTの人たちと人質の自由求める](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/31/10101.html) - 性的少数者(LGBTなど)の権利や自由を訴える「プライドマーチ」が30日、エルサレムで行われ、数千人が参加した。パレスチナ自治区ガザ地区では、いまだ100人近くのイスラエル人らがイスラム組織ハマスの人質となっており、パレードの参加者は人質の早期解放も訴えた。 参加者たちは「自由になるために生まれてきた」と書かれた横断幕や性的少数者への連帯を示す虹色の旗を持ち、「今すぐ、すべての人質の解放を」などと叫びながら、エルサレム中心部を練り歩いた。 市内に住むイラナ・コーヘンさん(64)は「パレードは本来、... - [米アラスカの川がオレンジに変色 温暖化で永久凍土の鉱物流出か](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/30/10095.html) - 北極圏にある米アラスカ州北部の広い範囲で川がオレンジ色に変色していることを米国立公園局などの研究グループが確認した。地球温暖化で解けた永久凍土から閉じ込められていた金属鉱物が流出した可能性があるという。英科学誌ネイチャーの関連誌で報告した。 研究グループは、アラスカ州北部の約1000キロにまたがる範囲に流れる75の河川や支流で変色を確認した。大部分が国立公園内など人里離れた場所で、近くに鉱山なども存在していない。 変色した川から採取した試料を分析したところ、基準とする河川と比べて強い酸性で、鉄、亜... - [災害時などに国の「指示権」拡大 地方自治法改正案が衆院通過](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/30/10092.html) - 大規模災害などの非常時に、自治体に対する国の指示権を拡大する地方自治法改正案は30日、衆院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決し、衆院を通過した。立憲民主党や共産党などは「地方分権に逆行し、乱用の恐れがある」などとして反対した。政府・与党は今国会での成立を目指す。 国の指示権は現状で、災害対策基本法など個別法に規定があれば行使できる。改正案では大規模災害や感染症などの非常時に、個別法に規定がなくても国が自治体に必要な対策を指示できるようにするのが柱。 新型コロナウイルスの集団感染時に、患者の... - [栃木・鹿沼市も実施へ 同性カップル住民票への「夫」「妻」表記](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/29/10088.html) - 栃木県鹿沼市の佐藤信市長は29日、同性カップルの住民票について、男女の事実婚と同じ表記を可能にすると定例記者会見で発表した。同市は多様性を認め合うまちづくりを進めており、長崎県大村市など他県の先進事例を受け、7月1日から県内でいち早く取り組むことを決めた。現時点では社会保障など国の法律や制度に影響を及ぼすものではないが、佐藤市長は「国の動きを地方から後押ししていく役割も自治体にはある。互いに多様性を認め合うことが普通になる社会のきっかけになれば」と話している。 市は同性カップルの支援策として201... - [知床の基地局工事 異例の臨時会合開催へ オジロワシへの影響確認](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/29/10086.html) - 世界自然遺産の北海道・知床で進められている携帯電話基地局の工事を巡り、専門家で組織する「知床世界自然遺産地域科学委員会」の臨時会合が6月7日に開かれる。29日、環境省への取材で判明した。国の天然記念物オジロワシの繁殖活動への影響の有無を確認する。会合は通常年2回で、臨時会合が開かれるのは異例だという。 2022年4月に発生した観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」沈没事故で、航路の大半が携帯電話の通信エリア外だったことを受け、総務省や地元自治体、KDDIなど携帯電話事業者4社は知床半島の4カ所に携帯電... - [清掃ボランティア13年 手を汚さずゴミを拾える袋を開発 宇都宮](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/29/10083.html) - 宇都宮市内で清掃活動のボランティアを続けている、エステサロンSAMSARA(サムサーラ、同市元今泉2)の井上加寿美社長(56)は、手を汚さずにゴミを拾える携帯用ゴミ袋「さんぽでポイ」を開発した。気づいた時にゴミを拾うことができ、きれいなまちづくりを宇都宮から世界に広げようと夢を膨らませる。特許を取得し、商標登録も済ませており、商品化を目指す。この袋を使い30日と来月9日、JR宇都宮駅周辺で清掃活動をする予定だ。【松沢真美】 井上さんは13年前から宇都宮駅西口で清掃活動をしているグループに参加し、ボ... - [「前例のないことに励み」 住民票の続き柄「夫」記載の同性カップル](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/28/10070.html) - 「世帯主」「夫(未届)」と記載された住民票の写しを長崎県大村市から交付された同性カップルの松浦慶太さん(38)と藤山裕太郎さん(39)は28日、同市内で記者会見し、「事実婚関係が認められれば、法的なメリットを享受できる可能性がある。他の自治体でも同様の判断をしてほしい」などと期待を語った。 2人は2018年から交際を始め、今年3月に兵庫県から大村市に転居。松浦さんが5月2日に市役所で世帯合併を届け出て、市側との協議の結果、住民票の藤山さんの続き柄が「夫(未届)」となった。松浦さんは「こんなことが起... - [電気が無駄に…? 九州で再エネ捨てる「出力制御」急増、なぜ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/28/10067.html) - 太陽光などの再生可能エネルギーの発電を一時的に止める「出力制御」が九州で急増している。2023年度の制御電力量は前年度比2・9倍の12億9000万キロワット時だった。平均的な家庭30万世帯の1年分の使用量に匹敵する電気が無駄になった計算だ。再生エネを有効に使おうと、昼間の電気代割引きや蓄電池の整備などが進むが規模は小さく、24年度も10億キロワット時の出力制御が見込まれている。 太陽光発電に適した土地が多い九州はメガソーラーなどの建設が進み、全国の太陽光発電の約2割を占めている。一方で再生エネの発... - [日高山脈の国立公園格上げ決定 歓迎の一方、地元の「違和感」とは?](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/23/10026.html) - 環境省の中央環境審議会自然環境部会で22日、日高山脈襟裳国定公園の国立公園指定が決定したことを受け、関係自治体の首長は地域振興に期待を寄せた。一方、新名称が十勝を加えた「日高山脈襟裳十勝国立公園」になったことについては、自然保護団体から「違和感しかない」と批判の声が上がった。 同部会に出席した十勝の関係6市町村で構成する「十勝・日高山脈観光連携協議会」会長の手島旭・芽室町長は「自然保護の観点に立ち、景観や食の魅力を発信して地域振興を加速化したい」と発言。中札内村の森田匡彦村長も「地域活性化の追い風... - [液状化現象で住宅被害 新潟市、対策会議を設置 能登地震](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/22/10022.html) - 新潟市は22日、1月の能登半島地震による液状化現象で多数の住宅被害が出たことを受け、地盤工学などの有識者による対策検討会議を設置した。第1回会議が新潟市内で同日開かれ、液状化対策を実施する地域や工法を検討し、今年度中に取りまとめる方針を確認した。委員からは情報収集などで迅速な対応を市側に求める声が上がった。【神崎修一】 中原八一市長は会議冒頭、「大きな地震は1964年の新潟地震以来の60年ぶりだった。液状化が復旧に向けた大きな課題。年度内には対策の方向性を取りまとめたい。この会議が『復興の道しるべ... - [LGBTQの交流をイベントから日常に 「はこにじ」がオープン](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/22/10024.html) - LGBTQなどの性的少数者が気軽に交流できるスペースが5月、北海道函館市に誕生した。「函館にじいろセンター(はこにじ)」だ。同性婚を認めていない現行制度に違憲判断を示した札幌高裁判決から2カ月余。イベントが多い関係者の交流を「日常」の一つにしたい--という原告の思いがつまっている。【金将来】 函館山のふもとにある黄緑色の扉の長屋。水色で「はこにじ」と書かれたステッカーが貼られた扉を開けると、青色の壁紙で覆われたかわいらしい部屋が広がる。たくさんのイスが並び、おしゃべりを楽しめるスペースになっている... - [温室ガスの排出は「海洋環境汚染」 国際裁判所が初の勧告的意見](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/22/10018.html) - 国際海洋法裁判所(ドイツ・ハンブルク)は21日、大気中への人為的な温室効果ガスの排出は「海洋環境汚染」にあたるとの勧告的意見を出した。気候変動の影響や、二酸化炭素(CO2)を吸収して引き起こされる海洋酸性化から海を守るため、日本を含む国連海洋法条約の締約国には「必要なあらゆる措置を講じる義務がある」と指摘した。 勧告的意見に法的拘束力はないが、権威ある決定として尊重される。地球温暖化にともなう海面上昇に直面する南太平洋のツバルなど島しょ国のグループが、気候変動に対処するうえで締約国が負う義務につい... - [天皇陛下、世界水フォーラムでビデオ講演 ご自身撮影の写真で解説](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/21/10011.html) - 天皇陛下は21日、インドネシア・バリ島で開かれている国際会議「第10回世界水フォーラム」に基調講演をビデオで寄せられた。「繁栄を分かち合うための水」と題し、自身で撮った写真などを示しながら、英語で人と水の関わりを解説。「世界の水の現状は楽観視できるものではない」として、衛生や災害など水を巡る議論の深まりへの期待を語った。 陛下は水問題の研究をライフワークとしている。講演では元日に発生した能登半島地震に触れ、断水、トイレ確保など衛生問題や津波被害を説明。「災害が発生するたびに新たな課題が見いだされま... - [30年続いた難題に決着 国内最悪の汚染廃棄物、処分場建設へ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/20/10008.html) - 大阪府豊能、能勢両町でつくる「豊能郡環境施設組合」のごみ焼却施設で起きた国内最悪レベルのダイオキシン汚染問題で、廃棄物の最終処分を目指す組合が6月、豊能町の処分場建設予定地周辺で環境影響評価(環境アセスメント)を始める。安全性への懸念もある中、環境への影響を数カ月かけて調べる。約30年にわたって地域社会に影を落としていた問題が、解決に向けて動き出した。 この問題を巡っては、1997年に組合が管理する「豊能郡美化センター」(能勢町)のごみ焼却施設の排ガスから基準値を超えるダイオキシンを検出。周辺の土... - [「女性お断り」名門紳士クラブが入会許可 設立193年で初めて](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/19/10005.html) - 英ロンドンの会員制「紳士クラブ」の一つで、1831年設立の名門「ギャリック・クラブ」が初めて女性の入会を認める動議を可決した。英メディアが伝えた。会員が男性に限定されていることをめぐり、英国で議論が起きていた。 紳士クラブは上流階級のエリート男性が会費を払って入会し、会話や食事を楽しむ社交場。ギャリック・クラブは19世紀の文豪ディケンズも会員だったことで知られ、現在はチャールズ国王、俳優ベネディクト・カンバーバッチさんのほか、政治家、裁判官、弁護士、ジャーナリストら約1500人が入会しているという... - [大阪・関西万博で排出された生ごみからメタン合成へ 大阪ガス](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/17/10003.html) - 大阪ガスは17日、生ごみ由来のバイオガスから都市ガスの主成分であるメタンを合成する実証設備を報道関係者に公開した。設備は8月以降に大阪・関西万博の会場予定地の夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)に移設され、会期中に排出された生ごみからメタンを造り、各国の要人を迎える迎賓館での調理などに活用する。 二酸化炭素(CO2)を含むバイオガスを再生可能エネルギー由来の水素と合成させ、メタンを造る技術は「バイオメタネーション」と呼ばれる。この技術を万博会期中に使い、一般家庭170軒分の使用量に相当する毎時7立方メ... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ  水を治めた土木偉人がつなぐ ~豊岡から金沢、そして台湾へ~ 豊岡が生んだ治水港湾の始祖・沖野忠雄 連載56回 緒方英樹 ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/17/9967.html) - 土木の神様アメノヒボコをまつる出石神社(いずしじんじゃ、豊岡市出石町)の境内に、「治水の神様」沖野忠雄(おきのただお)の石碑があります。沖野は、優秀な成績で海外留学を修めた後、帰国後、内務省土木技師となって以来、一貫して港湾や河川工事に携わりました。その中でも、淀川改修と大阪築港の工事には特に心血を注いだと言われます。 - [水98%再利用可能な仮設シャワー 災害時のインフラとして注目](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/17/9999.html) - 多くの人にとって、疲れた時の風呂は格別だ。忙しくて湯船につかる時間がなければ、シャワーを浴びるだけでも気分は爽快。衛生面からも、災害などによる非常時には一層重要になる。元日に発生した能登半島地震では、排水をろ過して繰り返し使えるようにするシャワーシステムが被災地に約100セット送られ、避難者を喜ばせた。南海トラフ巨大地震に備える徳島県は、このシャワーシステムの導入を県内自治体に呼び掛けている。 五月晴れに恵まれた10日午後、徳島県立防災センター(徳島県北島町)に県内18市町の職員ら約50人が集まっ... - [津波で遠足の児童13人犠牲 献花し追悼 日本海中部地震41年](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/16/9991.html) - 秋田県男鹿市の加茂青砂海岸に遠足で訪れ、日本海中部地震(1983年5月26日)の津波の犠牲となった北秋田市の旧合川町立南小13人の地震津波殉難の碑で15日、清掃と献花式が営まれた。地元の小中学生7人が出席した。 地震から半年後の83年11月に校舎近くの高台に建立された殉難の碑は、犠牲となった4年生8人、5年生5人の名前を刻む。2012年に同校が閉校した後は統合校の合川小が慰霊祭を催していたが、三十三回忌を契機に清掃と献花式に切り替えた。 この日、殉難の碑を前に旧合川南小学校区の児童・生徒らが黙とう... - [エネルギー基本計画改定へ議論開始 原発の位置づけ焦点](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/15/9987.html) - 経済産業省は15日、国のエネルギー政策の中長期の方向性を示す「エネルギー基本計画(エネ基)」の改定に向けた議論を始めた。2024年度内に改定し、40年度の電源構成などを示す。脱炭素化の動きが加速する中、岸田文雄政権が活用する方針の原子力発電の位置付けや、石炭火力発電の扱いなどが焦点だ。 「日本はエネルギー政策における戦後最大の難所にある」。同日開いた総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)の分科会の冒頭、斎藤健経産相はウクライナ危機などを背景にしたエネルギー情勢の不安定化に危機感を示し、脱炭素... - [昨夏は過去2000年で最も暑かった 欧州研究チームが発表](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/15/9963.html) - 2023年の北半球は過去2000年で最も暑い夏だった――。独ヨハネス・グーテンベルク大マインツなどの研究チームが熱帯域を除く北半球の6~8月の過去の気温を分析し、英科学誌ネイチャーに14日発表した。 チームが北半球での実際の観測記録に基づいて分析したところ、23年の夏の気温は産業革命前とほぼ同じとされる1850~1900年の平均を2・07度上回った。さらに、木の年輪などから西暦1~1890年の気温を推定して比較した結果、23年はこの期間の平均を2・2度上回ったと見込まれた。 チームによると、夏以降... - [日本郵船、木育の拠点を整備 来年度以降に活用 静岡・御殿場](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/14/9961.html) - 海運大手の日本郵船(東京都千代田区)が静岡県御殿場市東田中の山中に自然環境保全などを目的とした「ゆうのもり」を整え、14日、オープニング式典を開いた。同市の小学生らを対象にした環境教育「木育(もくいく)」の拠点として来年度以降、活用される予定だ。 森づくりにより、きれいな水が川を経由して海に流れ込めば海洋環境の保全につながると企画した。静岡、神奈川、千葉各県の計約10カ所の候補地の中から、山の傾斜が緩やかで森林保全活動がしやすい点や、東名高速御殿場インターチェンジに近く交通の便が良いことが決め手と... - [障害者差別解消の窓口、半年で相談1163件 法施行で内閣府が設置](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/11/9951.html) - 4月1日の改正障害者差別解消法施行に伴い設置された内閣府の相談窓口「つなぐ窓口」に約半年間で障害者や事業者などから計1163件の相談が寄せられたことが、内閣府の集計で判明した。改正法で新たに事業者に対して合理的配慮義務が課せられたが、差別に関する画一的な基準は示されておらず、障害者、事業者双方とも対応を模索している状況が浮かんだ。 内閣府は2023年10月16日に窓口を設置した。差別を巡るトラブルなどを解決するため、一元的に相談を受け付け、内容に応じて自治体や各省庁などの担当窓口に取り次ぐようにし... - [「思い伝えられる人になって」 外国ルーツの子の学び支える元教諭](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/12/9957.html) - 外国にルーツがあり、母国語も日本語も十分に使えない「ダブルリミテッド」と呼ばれる状態の子どもたちがいる。幼少期に来日したり、日本で生まれたりしたため、日常会話には困らないが、年齢相応の言語が習得できずに学校や社会で孤立しがちだ。 こうした子どもたちの学びを支援しようと、元小学校教諭で、NPO法人「にわとりの会」(愛知県小牧市)の丹羽典子代表(66)はオリジナルの漢字教材を作った。母語を交え、段階的に 2011年から作り始めた「にわとり式漢字カード・ドリル」は小中学生の常用漢字を学べる。18年にはア... - [ツシマヤマネコ 絶滅危惧種が安心して育つ環境を](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/11/9947.html) - 「とらやま」。日本で唯一、長崎の離島・対馬にだけ生息するツシマヤマネコは、地元で古くからそう呼ばれてきた。約10万年前に当時陸続きだった大陸から渡ってきたベンガルヤマネコの亜種とされる。1971年に国の天然記念物に指定され、絶滅危惧種として保護されている。 成獣の体重は3~5キロで体長は50~60センチ。額にある白黒の縦じまや、耳の後ろにある白い斑点(虎耳状斑(こじじょうはん))、太い尾が特徴だ。環境省によると、生息数は島内に100匹ほど。天然記念物になった後も個体数が減少したため、国は94年、種... - [見えた!海面漂流の微小プラ 環境省がデータベースを構築し公開](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/11/9949.html) - 環境省は世界中の海面を漂う微小なプラスチック粒子の調査結果をデータベース化し、分布状況などを可視化したウェブサイトを公開した。プラごみ対策を進めるには実態把握が欠かせず、各国の対策強化などにつなげてもらうのが狙い。 直径5ミリ以下の「マイクロプラスチック(MP)」は、生態系だけでなく人体への影響も懸念されている。環境省は各国の研究機関、研究者の協力を得て、漂流MPのデータベース「アトラス・オブ・オーシャン・マイクロプラスチックス(通称AOMI)」を構築。これまでに世界の海面約1万3000カ所の調査... - [名古屋家裁、同性カップルの名字変更認める 「夫婦同様の婚姻に準じる」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/09/9936.html) - 名古屋家裁が今年3月、同性パートナーと暮らす愛知県内の男性に対し「夫婦同様の婚姻に準じる関係」として、パートナーと同じ名字への変更を認める決定を出していたことが判明した。代理人弁護士が9日、明らかにした。同種の事例で名字変更が認められるのは異例という。 弁護士によると、男性は愛知県内に住む30代の鷹見彰一さん(仮名)。パートナーの大野利政さん(同)と同じ名字への変更を求め、2023年11月に家事審判を申し立てた。 2人は互いを後見人とし、相続などについての取り決めを記した公正証書を17年に作成。共... - [脱毛症、LGBT、多様なモデルのランウエー 「違いに触れて」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/07/9921.html) - 「小さなインクルーシブ社会」をテーマに多様な人たちで音楽やショーを楽しむ催し「WEAVE!」が、大阪市都島区のNPO法人「さをりひろば」であった。少数派の人たちへの理解を深めてほしいと、ファッションショーは脱毛症や半身まひの女性、トランスジェンダーら多様なモデルを起用。約130人の来場者でにぎわった。 イベント企画を手掛ける「Lien LABO」が主催。「見た目では分からない違いに触れる」をテーマにしたショーで、7人がランウエーを歩いた。女性の体で生まれ、男性として生活するトランスジェンダーの永井... - [鳥の羽根?海底の砂地で漂う生き物の正体とは](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/08/9924.html) - 白と青に彩られた、明るく心地よい海中風景です。でもシュールさを感じてしまうのは、何もない砂地なのに唯一存在する不思議な物体のせい。鳥の羽根なのでしょうか。 もちろん、何もない白い砂地にアクセントを加えようとして、私が突き刺したわけではありません。砂の中から、にょきにょきと「生えて」きたのです。 ◇ ある意味で「鳥の羽根」というのは間違っていません。英語ではこの物体を「Sea Pen(海のペン)」と呼んでいます。かつて西洋では、羽根の先にインクをつけて文字をつづっていました。その羽根ペンにそっく... - [ドローンで警告しても…バーベキューごみ放置トラック2台分 奥多摩](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/07/9917.html) - 観光立町を掲げる多摩川上流の東京都奥多摩町が、河川敷でバーベキューを楽しむ観光客が放置したごみに頭を悩ませている。ごみは河川敷だけでなく、住宅の敷地や公衆トイレ内にも捨てられている。観光客と観光ごみの間で揺れる町は、河川敷でのバーベキューを禁じる強硬策の検討も始めた。 ゴールデンウイークの中日の2日、奥多摩町役場近くを流れる多摩川河川敷の上空にスピーカーを取り付けたドローンが飛行していた。 「ごみは持ち帰りましょう。放置すれば不法投棄として法で罰せられます」。英語と日本語で繰り返しアナウンスが流れ... - [豊かな「半自然」残る見沼田んぼ 道路建設計画に専門家ら警鐘](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/05/9915.html) - さいたま市と埼玉県川口市にまたがる大規模緑地「見沼田んぼ」。県が保全のため開発を抑制してきた一帯では現在、「渋滞解消」を掲げて自動車専用道路建設の検討が進む。一方、道路建設が自然環境に与える影響や対策について、国などはこれまで明確な説明をしていない。生物多様性の保全が重視される中、専門家は「かつての開発思考が戻ってきたようだ」と警鐘を鳴らす。【岡礼子】「半自然」の豊かさ 見沼田んぼはもともと湿地だったが、江戸時代の新田開発で水田となった。その後、減反政策などで畑に変わり、今も都市部を水害から守る遊... - [「タケノコ以上、竹未満」はメンマに 放置竹林解決する特産品へ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/04/9912.html) - 自然あふれる山口市徳地で抱える放置竹林の問題をメンマ作りで解決を図る取り組みが進んでいる。中心人物の武石智絵さん(49)は「竹は毎年育ち、ボランティアの力で解決するにはあまりにも荷が重い。特産品として新規雇用をもたらし、地域活性化につながれば」と意気込む。 武石さんは、徳地の伐採業「樹(いつき)」で働く。2022年春から純国産のメンマ生産に携わる。23年度は約1.5トンを生産し、山口市を中心に10店舗以上で販売している。今年度は約5トンを生産目標とした。 4年前、結婚を機に大阪から移住。小川に架か... - [名水=きれいな水ではなくなる? 間口広げた令和版の選定が難航](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/04/9906.html) - 日本を代表する湧き水や河川などを選ぶ「名水百選」令和版の選定作業が難航している。環境省内で選定基準作りなどに時間がかかり、当初目指していた2024年度中の決定を見送ることになった。観光の呼び水としても期待される「名水」選びの行方は不透明だ。昭和、平成に計200カ所選定 環境庁(当時)は1985年、水環境を守ることへの関心を高めてもらおうと、「名水百選」(昭和版)を決定。龍泉洞地底湖の水(岩手県)や四万十川(高知県)など、水質の優れた100カ所が選ばれた。 08年には環境省が「平成の名水百選」(平成... - [幻の魚イトウの聖域に風力発電 原発相当計画に「最大級」の懸念](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/04/9901.html) - 絶滅が危惧されている大型淡水魚「イトウ」の国内最大の繁殖地である北海道宗谷地方で、二つの大規模な風力発電事業が計画されている。このうち1事業の最大出力は、原発1基分に相当する計100万キロワット。周辺は国立環境研究所が「イトウに残された最後の聖域」と評価する場所で、地元住民や自然保護団体が懸念を示している。 4日は「みどりの日」。緑豊かな国内最北端の地から、再生可能エネルギー事業と自然環境保全のあり方を考えたい。北海道にのみ生息 イトウはサケ科の淡水魚で、環境省のレッドリストで絶滅の恐れが2番目に... - [川の生態系保全に数値目標 国交省設定へ 湿地面積など定量化](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/04/9898.html) - 河川やその流域の生態系の保全・再生に向け、国土交通省は河川や各河川の区間単位で数値目標を設定する方針を固めた。指標は湿地の面積などが想定されている。治水に関しては堤防の高さなど定量的な目標を定めてきたが、環境面でも具体的な目標を示して対策を強化する。 2022年の国連生物多様性条約第15回締約国会議では、30年までに生物多様性の損失を食い止め、回復に転じさせる「ネーチャーポジティブ(自然再興)」実現に向けた世界目標を採択した。民間企業も含め、世界的に自然再興への関心が高まっていることなどを受け、国... - [「日本一新幹線駅から近い」ラムサール湿地 生命の揺りかご](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/03/9894.html) - 3月に延伸開業した北陸新幹線の敦賀駅から約2キロにある「中池見(なかいけみ)湿地」(福井県敦賀市)。ラムサール条約に登録され、「日本一新幹線駅から近い条約湿地」とも呼ばれる。 自然保護に取り組むNPO法人「中池見ねっと」によると、湿地は土地の隆起でできた池に、枯れた植物などが泥炭として積み重なることで形成された。87ヘクタールの登録地内に4000種以上の生物が確認され、トンボだけでも73種と日本有数の生息地になっている。 北陸新幹線は一時、湿地の一部を横切る計画だったが、自然保護団体などが反対。登... - [季節の変わり目に防災グッズ見直しを 夏は熱中症と衛生対策](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/03/9892.html) - 今年1月の能登半島地震に続き、4月も愛媛・高知両県や台湾東部など国内外で大きな地震が相次いでいる。防災グッズへの関心が高まり、実際に買いそろえた人も多いのではないだろうか。だが災害用の備蓄品は、これから訪れる夏を前に見直すと、さらに効果的だという。確認するポイントを防災のプロに聞いた。 「見直しは夏や冬の季節の変わり目、今がちょうどよいタイミングです」。防災士の資格を持ち、防災グッズの販売などを手がける「防災防犯ダイレクト」(長野市)の佐藤有香さん(32)は、「半年に1度」の見直しを勧める。 夏に... - [炊き出し、女性に偏り 能登のグループが調査、馳知事に提言](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/02/9890.html) - 能登半島在住の女性らで作るグループは1日、能登半島地震の被災地の復興に向け、「多様な女性の力が不可欠」とする提言をまとめ、石川県の馳浩知事に提出した。提言の内容は、独自のヒアリング調査の結果、炊き出しなどのケア労働が女性に偏るといったジェンダーバイアス(固定的な性別役割分業意識)が浮き彫りになったことに基づく。 調査・提言をしたのは、地震後に能登の女性たちが結成した任意団体「フラはなの会」や、公益財団法人「ほくりくみらい基金」など4団体。ヒアリング調査は3~4月、発災直後から地域活動に従事してきた... - [「やっとスーパーに通える」 輪島・白米千枚田の国道が通行可能に](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/02/9888.html) - 石川県輪島市の名勝・白米(しろよね)千枚田付近の国道249号が2日、通行可能になった。大規模迂回(うかい)を余儀なくされていた同市東部の住民からは「やっと輪島中心部の市役所やスーパーに通える」と安堵(あんど)の声が聞かれた。 土砂崩れで通行できなくなった約800メートルの区間のうち、430メートルは土砂の除去の見通しが立たず、隆起した岩盤に盛り土するなどして、北側に湾曲する1車線道路(幅5メートル)を造成した。 緊急車両や地元車両向けの造成で、途中にすれ違いのための待避スペースがある。波の高い日な... - [温泉熱で重油ゼロ 1806年創業の旅館、コストも温室ガスも削減](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/02/9885.html) - 静岡・熱海にある老舗温泉宿の古屋旅館(内田宗一郎社長)が昨年度、温泉熱を活用して旅館での重油の使用量ゼロを達成した。コスト削減と温室効果ガスの排出削減を目指すもので、内田社長は「1806年創業の歴史と伝統を大切にしながら、これからも時代に合わせていきたい」と話している。【若井耕司】 同旅館の温泉は、源泉口で90度程度あり、大浴場の浴槽では加温せずに使用できる。しかし、浴場や客室のシャワー、調理場の給湯用の水を加温するために、2000年代までは月30万円程度の重油代がかかっていた。 そこで金属製パイ... - [災害の度に浮かぶペットの課題 支援者が訴える解決策とは](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/01/9879.html) - もし災害が起きたら、ペットはどうしたらいいのか。1月の能登半島地震では、ペットをめぐる問題が頻発した。同伴できる避難所があれば、できない所もある。飼い主が亡くなった犬や猫もいる。被災地でペットの保護を進める公益財団法人「日本アニマルトラスト」(大阪府能勢町)で代表を務める甲斐尚子さんの思いは――。 ――今回の地震でもペットは被災しました。 ◆飼い主からペットを無償、無期限で預かるため、財団のスタッフが地震から1カ月後の2月1日、保護活動に向かいました。飼い続けられるのか不安を抱えている人からペット... - [能登半島地震でようやく水道管が復旧 それでも断水が続くのは?](https://socialaction.mainichi.jp/2024/05/01/9877.html) - 1月の能登半島地震の被災地では一時、11万4000戸余りが断水した。4カ月がたった今、被害が大きかった石川県の奥能登地方の約4000戸ではまだ続いているものの、それ以外では解消したとされる。ところが、解消した地域でも住宅によっては水道が使えないという。どういうことなのか。一つ一つ水漏れの箇所を特定 4月下旬、石川県能登町で大阪市水道局から応援に入った中村公彦・品質管理担当課長らが、住宅を1軒ずつ回っていた。各戸に設置されている止水栓に金属製の長い棒状の器具を差し込んで耳を当てる。 ある住宅前では「... - [G7環境相会合、石炭火力は「2030年代前半に廃止」 声明採択](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/30/9875.html) - イタリア北部トリノで開かれていた主要7カ国(G7)気候・エネルギー・環境相会合は30日、二酸化炭素(CO2)排出削減対策が講じられていない石炭火力発電について、2030年代前半に段階的に廃止することを盛り込んだ共同声明を採択した。 G7の共同声明に石炭火力の廃止期限が明記されるのは初めて。産業革命前からの世界の気温上昇を1・5度に抑えるという世界共通目標に沿っていることを条件に、期限に解釈の幅をもたせる表現も併記した。 会合は28日(日本時間29日)に開幕。日本からは伊藤信太郎環境相、斎藤健経済産... - [クリーンエネルギー拠点で注目 北海道・苫小牧の取り組み](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/30/9872.html) - 北海道苫小牧市が次世代型クリーンエネルギーの拠点として注目されている。海上、航空の輸送の便がよく、事業に必要となる広大な土地を確保しやすい。積雪が少なく、太陽光発電にうってつけということもあり、エネルギー関連企業の事業計画発表が相次ぐ。市は民間と足並みをそろえるように、脱炭素化の取り組みに力を入れている。【片野裕之】 北海道電力などが中心となって苫小牧港周辺で検討を進めているのが「グリーン水素」とアンモニアの供給網構築計画だ。苫小牧は港があり、北海道の空の玄関口・新千歳空港から近い。生産や貯蔵の拠... - [G7環境相会合、石炭火力30年代前半廃止で「合意」 伊メディア](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/30/9868.html) - イタリア北部トリノで開催中の主要7カ国(G7)気候・エネルギー・環境相会合は29日、二酸化炭素(CO2)排出削減対策が講じられていない石炭火力発電について、2030年代前半に段階的に廃止することで原則合意した。英国の高官が伊メディアに語った。 G7の共同声明に石炭火力の廃止年限が明記されれば初めて。ただし、国内のエネルギー政策で石炭火力の廃止時期を定めていない日本などに配慮し、例外も併記する方向で調整が進む。 ボウイ英エネルギー安全保障・ネットゼロ省政務次官は同日、伊メディアのインタビューに「石炭... - [温室効果ガス排出量「G7は30年までに58%削減を」 独研究機関](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/29/9865.html) - 産業革命前からの世界の気温上昇を1・5度に抑えるという世界共通目標の実現には、日本を含む主要7カ国(G7)と欧州連合(EU)は2030年までに温室効果ガス排出量を19年比で少なくとも58%削減、35年までに75%削減する必要があるとの報告書を、ドイツに拠点を置く研究機関「クライメート・アナリティクス」が公表した。 イタリア・トリノで30日まで開催されているG7気候・エネルギー・環境相会合は、気候変動対策などが主要議題となっている。 報告書では、G7とEUが掲げる30年までの目標水準は19年比で40... - [G7環境相会合が開幕 気候変動対策、石炭火力の全廃期限が焦点](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/29/9863.html) - 主要7カ国(G7)気候・エネルギー・環境相会合が28日(日本時間29日)、イタリア・トリノで始まった。昨年の世界の平均気温は観測史上最高となり、各地で地球温暖化との関連が指摘される被害が相次ぐ中、踏み込んだ気候変動対策に合意ができるかが注目される。会期は30日まで。 昨年の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)では、再生可能エネルギーの設備容量(発電能力)を2030年までに3倍にするという目標に合意した。また、各国は35年を期限とする温室効果ガス排出削減目標を25年までに国連に提出... - [緊急地震速報が怖いのはなぜ? 「あの音」の生みの親に聞く](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/28/9859.html) - 最大震度5弱以上の地震が予測された際、NHKがテレビやラジオで流す緊急地震速報のチャイム音「チャラン チャラン」という旋律。騒がしい場所でもくっきりと聞こえ、恐ろしく感じるのはなぜだろうか。 チャイム音を作ったのは「福祉工学」を研究する東京大名誉教授の伊福部達さん(78)。ゴジラのテーマの作曲者として知られる故・伊福部昭さんのおいに当たる。 伊福部さんによると、緊急地震速報のチャイムには、音程が短い時間で急激に変わる旋律が使われている。音は振動として伝わり、耳の奥で振動が電気信号に変換され脳に伝わ... - [飲料ボトルがお役立ちグッズに GW旅先での「もしも」 備えは?](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/27/9855.html) - ゴールデンウイーク(GW)に合わせ、この時期は旅行や帰省を予定する人が多い。元日に発生した能登半島地震では、帰省中に被災した人が少なくなかった。自宅の備えが万全でも、旅先や移動中に予期せぬ災害が起こった場合は勝手が違う。日常と異なる環境を想定して、どんな備えをしておくといざという時に役立つのだろうか。 能登半島地震後、X(ツイッター)には「能登半島に旅にきて地震にあった。心配ばかりで眠れない。一人だから話す相手もいない」「そこに住んでなくても災害に遭う可能性があることを実感した」など、不慣れな地で... - [ニホンジカ減らず…246万頭でほぼ横ばい イノシシは減少 環境省](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/27/9853.html) - 環境省は26日、本州以南のニホンジカについて、2022年度末の生息数は約246万頭だったとの推計結果を公表した。近年はほぼ横ばいの高い水準で推移しており、農作物被害などを減らすための国の目標達成にはほど遠い状態が続いている。 ニホンジカとイノシシを巡っては、農作物などへの被害を減らすため、環境省と農林水産省が13年、23年度までに生息数を11年度(ニホンジカ234万頭、イノシシ127万頭)と比べて半減させる目標を掲げた。しかし、達成の見通しは立たず、目標期限を28年度まで延長した。 22年度末時点... - [被災した能登の高齢者施設 3カ月ぶりに再開も積もる課題](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/25/9849.html) - 「この日を楽しみにしていたんです。自宅に帰ってきたようなもの」。石川県輪島市のグループホームで暮らしてきた認知症の高齢者らが19日、およそ3カ月ぶりに施設に帰ってきた。1月の能登半島地震後に集団避難して以来、久しぶりの「我が家」に穏やかな笑みを浮かべた。 ◇断水解消されず集団避難 グループホーム「ひなたぼっこ」では、80~100歳代の入所者18人が生活していた。震度7の揺れに襲われた元日の午後4時10分ごろ、入所者たちは居間でテレビを見るなどして談笑していた。激しい揺れで車椅子ごと転倒した人もい... - [人のために、社会のために、その先を。シングルマザーが学ぶ 桜美林学園](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/24/9748.html) - 学んだことを人のため、社会のために――。「学而事人(がくじじじん)」を信条とする桜美林学園(東京都町田市)は、1921年に中国・北京のスラム街で暮らす女子のために設立された崇貞(すうてい)学園が前身だ。創立者の清水安三(1891~1988年)はその後、女性の権利向上に尽くした教育学者の妻、郁子と日本に帰国。 - [日本書紀は古代の「カルテ」 京大グループが記述から先天異常を分析](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/24/9845.html) - 奈良時代に完成した「日本書紀」に、先天異常を有した可能性がある天皇や当時の人々らに関する記述が計33例あり、5タイプに大別できると京都大学の研究グループが論文にまとめ、発表した。古代史を医学的な視点で研究した例はほとんどなく、京大白眉センター特定助教の東島沙弥佳さんは「書紀は古代のカルテ。今後は中国や朝鮮半島の歴史書も研究対象に加え、古代東アジアの先天異常の実態解明に取り組みたい」としている。 生まれつき身体的あるいは機能的な異常が見られるのが先天異常で、染色体や遺伝子、環境など原因は複数あるとさ... - [水俣病は終わっていない 企画展を通して見える社会の現在地](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/14/9764.html) - 水俣病は終わっていない。その事実に向き合い、「負の歴史」を伝える意味を考えさせられた。 1974年の創設から50周年になる国立民族学博物館(みんぱく、大阪府吹田市)で、企画展「水俣病を伝える」が開かれている(6月18日まで)。なぜ「みんぱく」で? その疑問は展示会場を訪ねてみると氷解した。 水俣病そのものを解説する企画ではない。56年5月1日の公式確認前からの歴史と被害者の苦しみを記録や記憶に残し、公害の経験を生かしたまちづくりに尽くしてきた人々の努力と情熱に焦点を当てる。会場には映像や写真、被害... - [川辺川ダム計画 水没予定地・五木村も受け入れ正式表明](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/21/9822.html) - 熊本県の球磨川支流の川辺川に国が建設予定の国内最大規模の流水型ダムを巡り、水没予定地がある五木村の木下丈二村長が21日、村民集会を開き、ダム建設の受け入れを正式に表明した。住民の一部からは反発の声も出たが、目立った混乱はなかった。構想から半世紀以上。賛成派と反対派による地域の分断、その後の計画の方針転換など、翻弄(ほんろう)され続けた村の「同意」を受け、計画が本格化する。 集会は村中心部の小学校体育館で開催され、村民約140人が集まった。木下村長はダムを巡る経緯を振り返ったうえで「水没地の利活用策... - [新潟水俣病訴訟 環境省「丁寧な運用積み重ねる」 地裁判決受け](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/18/9796.html) - 水俣病被害者救済特別措置法(特措法)に基づく救済を受けられなかった新潟水俣病の未認定患者らが国と原因企業の旧昭和電工(現レゾナック・ホールディングス)に損害賠償を求めた訴訟の新潟地裁判決を受け、環境省は18日、「今後とも、公害健康被害補償法の丁寧な運用を積み重ねていくとともに、地域の医療・福祉の充実、地域の再生・融和・振興に取り組んでいく」とのコメントを出した。 同日午後1時半過ぎ、環境省の担当部署では職員がニュースサイトで判決の速報をチェックしていた。「勝訴だ」との声が一瞬漏れたが、その後に「い... - [取材中に想定外も 民放ドキュメンタリー「94歳のゲイ」映画化](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/18/9793.html) - 全国各地の民放でこだわりの制作者によるドキュメンタリーが注目されている。放送開始から40年を超える大阪・MBSの「映像」シリーズからは、「94歳のゲイ」が映画化され、20日から東京・ポレポレ東中野で上映される。 「94歳のゲイ」は、大阪・釜ケ崎で暮らす長谷忠(はせ・ただし)さんの半生を追った作品。長谷さんは現代詩手帖賞を受賞するなど詩人として活躍する一方で、自分が同性愛者であることを長年明かさずに生きてきた。90歳間近になって自分はゲイだと打ち明ける長谷さんに、新たな出会い、そして別れが訪れ――。... - [外来害虫クビアカ、自然の中でも振動で静止 防除対策の一助に](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/13/9757.html) - 見ごろを迎えている桜をはじめ、梅や桃などの花木を枯死させる外来昆虫「クビアカツヤカミキリ(クビアカ)」の防除対策に取り組む国立研究開発法人森林研究・整備機構「森林総合研究所」(茨城県つくば市)のチームは、栃木県足利市内で昨年実施した振動による防除法の実験結果を発表した。振動で成虫が逃げ出すような明快な成果は確認できなかったが、振動させた木の方が、クビアカの移動距離が少なく静止時間も長い傾向があり、「振動による行動制御の効果を確認できた」とまとめている。 実験しているのは、同所森林昆虫研究領域の衣浦... - [脱炭素へ 燃料電池トラックの実証実験 食品配送し燃費など検証](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/16/9785.html) - エネルギー関連企業など産官学でつくる大分県エネルギー産業企業会は、脱炭素社会の実現に向け、水素で動く燃料電池トラックを走らせる実証事業に乗り出した。6月末まで、大分、別府、杵築、日出の4市町で週6日ほど走行させ、課題や導入可能な台数などを検証する。【李英浩】 燃料電池車の将来的な本格導入に向け、水素の製造と利用を両立させるサプライチェーン(供給網)の構築を目指す事業の一環。 同会の事務局を務める県新産業振興室によると、県内は地熱など再生可能エネルギーが豊富で、その自給率は全国2位。一方で、製造業な... - [クマが「指定管理鳥獣」に 人身被害最多、国が捕獲支援](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/16/9780.html) - 環境省は16日、鳥獣保護法の「指定管理鳥獣」にクマを新たに指定したと発表した。昨年度のクマによる人身被害が過去最悪になったことを受けた対応で、都道府県による捕獲などを国が支援する。 指定はニホンジカ、イノシシに続き3例目。個体数が減っている四国のツキノワグマは除外する。九州では既に絶滅しているため、北海道のヒグマと本州のツキノワグマが対象になる。 これまで国がクマの捕獲事業を支援するのは、農作物被害の防止を目的とした場合のみだった。指定管理鳥獣に追加されたことで、今後は都道府県が策定する管理計画に... - [ブラジル最大の先住民族から高濃度の水銀検出 健康被害も確認](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/06/9699.html) - 南米ブラジルの政府系研究機関は、熱帯雨林アマゾンの奥地で暮らす先住民ヤノマミ族の人々の多くから高濃度の水銀が検出されたとの調査結果を明らかにした。背景には金の違法採掘の横行があると指摘し、健康被害が出ているとして改めて警鐘を鳴らした。 ヤノマミ族の人口は2万7000人超で、ブラジル最大の先住民族といわれる。調査は北部ロライマ州の保護区にある九つの村を対象に2022年10月、保健省傘下の研究機関オズワルドクルス財団などが実施し、集計した結果を今月3日に公表した。 調査では、子どもや高齢者を含む約30... - [東大入学式「最初の宿題は構造的差別を知ること」 藤井学長式辞](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/12/9741.html) - 東京大の入学式が12日、東京都千代田区の日本武道館で開かれた。藤井輝夫学長は式辞で、新入生の性別の偏りに触れ「さまざまな構造的差別は自然には解消されないので、私たちがそれを認識し、自省し、アクションを取る必要がある」と呼びかけた。 同大の今年度の新入生計3126人のうち、男性は2480人であるのに対し、女性は2割の646人だった。藤井学長は、政治や経済の分野で意思決定に関わる女性の数が圧倒的に不足しているとして「教育においても、女性の進学や理系受験を妨げるような障壁の存在が指摘されている」と言及。... - [小学校の体育館に恐竜が!? 国連の「フランキー」が環境授業](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/12/9743.html) - 国連開発計画(UNDP)の恐竜のキャラクター「フランキー」が12日、関西に初上陸し、奈良県川西町結崎の町立川西小の児童約400人に環境保護を訴えた。続いて東大寺(奈良市)を訪れ、僧侶と奈良の自然などについて語り合った。 UNDPが気候変動対策を啓発するために制作したフランキーは、北米にいた肉食恐竜「ユタラプトル」がモデルで体長4メートル、高さ2メートル。2021年公開したキャンペーン動画では米ニューヨークの国連総会の議場で「恐竜のように絶滅を選ぶな」と訴え、話題になった。 川西小体育館に現れたフラ... - [2022年度の温室効果ガス排出量、90年度以降で最低に 環境省](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/12/9737.html) - 環境省は12日、2022年度の国内の温室効果ガス排出量は二酸化炭素(CO2)換算で11億3500万トンで、前年度から2・5%(2900万トン)減ったと発表した。新型コロナウイルス禍からの経済回復の影響で前年度は8年ぶりに増加したが、再び低下傾向に転じ、1990年度以降で最低となった。 同省によると、温室効果ガスのうちCO2の部門別排出量は、産業(工場など)3億5200万トン(前年度比5・3%減)▽業務その他(店舗など)1億7900万トン(同4・2%減)▽家庭1億5800万トン(同1・4%減)――な... - [日米、クリーンエネルギー移行でも協力 首脳会談で合意](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/11/9733.html) - 日米は10日の首脳会談で、脱炭素社会の実現に向けたクリーンエネルギーへの移行で協力することでも合意した。両国とも巨額の補助金を投じて再生可能エネルギーや電気自動車(EV)などの次世代産業を開拓する政策を打ち出しており、共同声明では「相乗効果を最大化する新たなハイレベル対話を立ち上げる」と明記した。 バイデン米政権は2022年8月、企業による再生可能エネルギー関連の設備投資支援やEV購入者への税額控除などに3690億ドル(約56兆円)を投じる気候変動対策に関する法を成立させた。太陽光発電パネルやEV... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 明治日本に西洋文明を灯したゼネラリスト ~リチャード・ヘンリー・ブラントン~ 連載55回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/11/9710.html) - リチャード・H・ブラントンは、明治政府が雇用した最初の外国人です。ブラントンは開港後間もない明治元(1868)年に採用された英国人技師で、横浜の水道や港の計画、日本大通りや横浜公園などを設計・施工したことから”横浜のまちづくりの父”として知られます。 - [ノリ日本一奪還へ 有明海の赤潮 佐賀県が海況予測システム開発着手](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/10/9723.html) - 不作が続いている有明海のノリ漁の赤潮対策として、佐賀県は2024年度から海況予測システムの開発に着手する。専用機器や衛星画像などを活用し、赤潮の発生や動態を予測し、ノリ生産の安定化を図る考えだ。 県内のノリ養殖は生産量、販売額とも日本一を続けていたが、22年度に20年ぶりに首位から陥落。赤潮による色落ち被害や成長不足が響いた。今季も少雨などの影響で日本一の奪還には厳しい状況だ。 県水産課によると、色落ちは赤潮の発生による栄養塩不足が要因。特に22年度は10月下旬の種付けの時期に赤潮が発生し、成長不... - [ボクたちが「ニモ」 カクレクマノミじゃないよ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/10/9719.html) - オーストラリアのグレートバリアリーフ(GBR)で暮らす、イースタンクラウンアネモネフィッシュを取り上げます。そう、2003年公開のディズニーのアニメ映画「ファインディング・ニモ」のモデル種です。いくつかの混乱と変遷を経て、これが現在のオーストラリアでの標準英名です。 ニモはカクレクマノミじゃなかったっけ、というヒトも多いでしょう。奄美大島以南の南西諸島などで暮らすカクレクマノミを、「ニモ」と呼ぶダイバーやアクアリウム愛好家も少なくありません。でも実はよく似た別種です。 ◇ 日本魚類学会の標準和... - [地震で倒壊の建物から「奇跡」の救出 奥能登の営み描いた巨大壁画](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/04/9686.html) - 石川県珠洲市を舞台に開催される奥能登国際芸術祭。その第1回作品の一つで、奥能登の風物や歴史などを描いた巨大壁画「奥能登曼荼羅(まんだら)」が3月、能登半島地震で倒壊した建物の中から救出された。元々は別の蔵の内部に描かれていたものだが、地震直前に分割して保管されていた。蔵も完全に倒壊しただけに、制作に携わった珠洲焼作家の中島大河さん(29)は「作品が残ったのは奇跡。地震のことも描き加え、作品を復活させたい」と誓う。金沢美術工芸大の学生らが制作 「奥能登曼荼羅」は同市内の旧家の蔵(縦約9メートル、横約... - [迫る“シケイダゲドン”の神秘 221年ぶりに素数ゼミが同時発生](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/07/9707.html) - 米国の中西部から南東部で初夏にかけ、1兆匹を超すセミが大量発生すると専門家が予測している。13年と17年ごとに地上に出てくる「周期ゼミ」の二つの集団が羽化するタイミングが221年ぶりに重なるためだ。米メディアは、英語でセミを意味する「シケイダ」と終末戦争を指す「アルマゲドン」を組み合わせた「シケイダゲドン」という造語を使い、迫り来る神秘の自然現象に注目している。 セミは枯れ木などに産みつけられた卵がふ化して幼虫になり、地中に移動して何年かを過ごす。成長した幼虫はやがて地上に出て羽化し、成虫になる。... - [日本初の「水素×バイオ燃料」ハイブリッド型観光船が運航へ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/07/9704.html) - 日本初の水素とバイオ燃料を活用したハイブリッド型観光船「HANARIA(ハナリア)」が10日から北九州市を拠点に運航を開始する。水素を使うことで二酸化炭素(CO2)の排出量を大幅に削減するなど環境に配慮しており、振動を抑えた快適な船旅を楽しめるという。 船は全長33メートル、全幅10メートル、重さ238トンで定員約100人。商船三井グループなどが出資する「MOTENA―Sea(モテナシー)」(東京)が開発した。 船の後部に16本の水素タンクを搭載し、化石燃料で動かす従来の方法と比べて運航中に排出す... - [学生が「トウキョウサンショウウオ米」普及へCF 減農薬の稲作実践](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/06/9696.html) - 絶滅危惧種「トウキョウサンショウウオ」が生息できる環境を目指し、優しい稲作を普及させようと、千葉県立農業大学校(千葉県東金市)の学生らで作る任意団体「トウキョウサンショウウオ米栽培研究会」のメンバーが、クラウドファンディング(CF)で活動資金の支援を呼びかけている。今春の田植えに向け、30日までに70万円を集めるのが目標だ。 トウキョウサンショウウオは、水田周辺に生息する日本固有の両生類で体長8~10センチ。生育環境を守るには減農薬栽培が不可欠。稲に被害を与える病害虫駆除のため、新たな方法が必要だ... - [日本初、水素・バイオ燃料船 ゼロエミッション航行に成功](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/05/9692.html) - 日本財団は4日、日本初の水素燃料電池を搭載した洋上風車作業船「HANARIA(ハナリア)」で、二酸化炭素(CO2)を排出しないゼロエミッション運航の実証実験に成功したと発表した。洋上風力発電施設への作業員の輸送などで活用する。【山下智恵、城島勇人】 国全体のCO2排出量の5%を占める(2019年度)内航運輸の脱炭素化を目指し、財団が22年に始動した「ゼロエミッション船プロジェクト」の取り組み。 航空機をイメージしたデザインのハナリアは、20トン以上の船舶では日本初となる水素とバイオディーゼル燃料の... - [川に排せつ物、ボートレースでは選手嘔吐 深刻化する英テムズ川汚染](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/04/9688.html) - 英国の首都ロンドンを流れるテムズ川の水質汚染が深刻化している。春の風物詩となっているオックスフォード大とケンブリッジ大による大学対抗ボートレースでは、川の排せつ物にショックを受けた選手が試合前に嘔吐(おうと)。環境団体からは、汚染を放置してきた水道会社への批判の声が上がっている。 「試合前に吐いてしまった。川に排せつ物がなければよかった」。3月30日のレース後、試合に敗れたオックスフォード大男子チームのレナード・ジェンキンス選手は英BBC放送にそう語った。レースでは勝利チームがコックス(舵手(だし... - [日本の火山防災の司令塔「火山本部」4月始動 観測・研究を一元化](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/28/9633.html) - 火山の調査研究の司令塔を担う、国の火山調査研究推進本部(火山本部)が4月1日、文部科学省に設置された。地震は1995年の阪神大震災を機に地震本部ができたが、火山にはこうした組織がなく、研究者が手弁当で担ってきた。地震と火山を同等の組織にすることで、災害大国・日本の防災力を強化する。 日本には111の活火山がある。このうち50火山は、噴火の可能性が考えられ、気象庁の常時観測の対象だ。58人が死亡、5人が行方不明になった2014年の御嶽山(長野、岐阜両県)など、噴火による被害は後を絶たない。 ただ、噴... - [災害時の井戸活用「想定せず」自治体3割 利用枠組み整備も道半ば](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/01/9639.html) - 災害で断水が生じた際、住民の飲料水や生活用水を確保するために地域防災計画で井戸の活用を想定していない自治体が、全国の道府県庁所在市、政令市計51市のうち、約3割の15市に上ることが毎日新聞の調査で判明した。想定はしていても、井戸の数を把握していなかったり、住民が利用できるような枠組みが整備されていなかったりする自治体もあった。 1月の能登半島地震では水道管が広範囲で破損し、断水が長期化して被災者の生活用水の確保が課題となっている。地下水は全国ほぼどこでも出るため、上水道に支障が出た際に井戸は有効な... - [気候変動対策、切り札は「水素」 普及拡大へ東京都が予算倍増](https://socialaction.mainichi.jp/2024/04/01/9641.html) - 東京都が2024年度から、気候変動対策の鍵を握るとみて水素関連の予算を倍増させる。これまで水素で走る燃料電池自動車(FCV)の購入や、ガソリンスタンドにあたる「水素ステーション」の設置を支援してきたが、新たに燃料電池を搭載した大型トラックの購入補助など商用車の普及にも力を入れる。都の政策は、水素の普及拡大に向けた起爆剤となるか――。商用車の利用を後押し 2月、水素普及に向けた課題を共有する官民の検討会「水素モビリティ・ステーション検討ワーキンググループ」の初会合が都内で開かれた。参加したのはFCV... - [爆トクTV 食品ロス対策の新サービス、不況克服の新商品開発の裏側を紹介](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/28/9605.html) - 社会のさまざまな問題をお得に解決する企業やサービスを紹介するバラエティー番組「見なきゃ損!爆トクTV」が23日、TOKYO MXで放送され、事業系の食品ロスに取り組む食品販売サービス「kuradashi」と、老舗鋳物メーカーが - [浅間山大規模噴火なら住民19万人避難も 群馬・長野など](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/27/9628.html) - 火山活動が続く浅間山の大規模噴火に備え、群馬、長野両県と山周辺の両県6市町村などでつくる防災協議会が初の広域避難計画をまとめた。大規模噴火による火山灰が広範囲で厚さ30センチ以上降った場合、国内屈指の観光地・軽井沢を含む6市町村で最大19万人の住民と3万9000人の観光客の避難が必要と試算した。 30センチ以上灰が降る恐れのある地域のうち、群馬側は嬬恋、長野原の2町村で住民1万5000人、観光客4200人、長野側は小諸、佐久、御代田、軽井沢の4市町で住民17万5000人、観光客3万5000人の避難... - [同性カップルの法的保護、広がるか 犯罪給付金で最高裁「対象」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/26/9619.html) - 犯罪被害者給付金の支給対象に事実婚状態の同性カップルも含まれるとの初判断を示した26日の最高裁判決は、犯罪被害者らの被害の軽減と、早期の生活再建を目的とした犯罪被害者等給付金支給法(犯給法)の立法趣旨を重視し、同性カップルも受給対象に含まれるとの解釈を導いた。同性カップルが性別を理由に不利益を受けている他制度でも今回と同様の解釈が可能か、国は検討を迫られそうだ。 国民年金法では、遺族基礎年金や寡婦年金の支給対象に事実婚パートナーを含むと規定。健康保険法や育児・介護休業法でも、保険給付や介護休業を申... - [パートナー殺害「悲しみ、同性・異性で変わらぬ」 原告男性笑み](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/26/9621.html) - 悲しみは性別で変わらない――。犯罪被害者給付金の支給対象に事実婚状態の同性カップルも含まれるとの初判断を示した26日の最高裁判決は、同性パートナーを殺害された原告の思いをくみ取り、受給の門戸を広げた。弁護団は平等に重きを置いた判決の理念が他制度にも波及することを期待した。 「同性パートナーを犯罪被害者遺族と認める」。判決言い渡しから約50分後、原告の内山靖英さん(49)=愛知県=は代理人弁護士とともに最高裁前で紙を掲げた。支援者らから「いい判決が出たよ」と声をかけられ、内山さんは照れくさそうにほほ... - [最高裁が初判断 犯罪被害者給付金「同性カップルも受給できる」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/26/9611.html) - 犯罪被害者給付金の支給対象に事実婚状態の同性カップルが含まれるかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷は26日、「含まれる」との初判断を示した。林道晴裁判長は「犯罪被害の軽減を図る必要性は異性か同性かで直ちに異ならない」と述べた。その上で、同性パートナーを殺害された原告男性に受給資格を認めなかった2審・名古屋高裁判決(2022年8月)を破棄し、男性が支給対象に該当するかの審理を尽くさせるため高裁に差し戻した。 最高裁が事実婚状態にあった同性カップルを対象に含めたことで、同性パートナーの犯罪... - [「瀬戸芸にすがるのは考えもの」豊島産廃跡地 自力で学びの島に](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/09/9445.html) - 国内最大級の産業廃棄物の不法投棄があった豊島(てしま)(香川県土庄町)の産廃処理事業の終了から1年近くがたった。跡地は今後どうなるのだろうか。私は撤去運動に長年関わってきた安岐正三さん(73)に現場を案内してもらった。「教訓を伝えていくためにも、瀬戸内国際芸術祭で作品が置かれれば、多くの人に訪れてもらえるのでは」と聞くと、安岐さんは「それは考えものだ」と否定した。なぜなのか、そこから取材を始めた。「まずは原状回復だ」 島は約14・5平方キロに約770人が暮らす。豊島と聞いて「アートの島」を思い浮か... - [LGBTQ想定の商品設計、地域金融機関は2割 高い意識と落差](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/25/9595.html) - 住宅ローンなどの金融商品で、性的少数者を顧客として想定した商品設計を行っている地域金融機関は2割にとどまるとの調査結果を、みずほリサーチ&テクノロジーズが25日、公表した。一方で、金融機関のサービスで性的少数者を排除しない環境作りに前向きな回答は9割を超え、いかに実際の取り組みにつなげるかが課題となっている。 調査は二つ実施した。一つは、全国の地方銀行や信用金庫など地域金融機関を対象に2023年10月~24年1月に郵送で実施し、72の金融機関から回答を得た(回収率20・4%)。もう一つは、地域金融... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ  古都をよみがえらせた水の路づくり ~田辺朔郎と琵琶湖疏水ものがたり 連載54回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/15/9455.html) - 琵琶湖の水を引く大プロジェクトは、歴史的悲願だった! 京都市左京区の南禅寺境内にある水路閣。アーチ型の橋脚を見ながら南禅寺、哲学の道を散策するというお馴染みのコースですが、歩く道すがら、この水路閣から明治の大プロジェクトに思いをはせる人はいかばかりでしょうか。 - [心を一つにしたいから 「君が代」の手話、統一を 選手らが陳情](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/19/9570.html) - 聴覚障害を持つ神奈川県内出身のスポーツ選手らが18日、県議会厚生常任委員会に出席し、県議会が国に対し「君が代」斉唱の手話表現を統一するよう求めることを陳情した。現状は君が代の手話表現に決まりがないため、国際大会などでは所属する団体やチームによって表現が異なっているという。 委員会に出席したのは、県聴覚障害者連盟の河原雅浩理事長(63)と、当事者として葉山町出身で女子デフバレーボール選手の中田美緒さん(23)。中田さんは聴覚障害者のスポーツ世界大会「デフリンピック」トルコ大会(2017年)の金メダリ... - [全盲記者、ヤマハ銀座店で音楽体験 楽譜読めなくても、気軽に演奏を](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/18/9566.html) - 東京都中央区の通りに面した「ヤマハ銀座店」。地下2階、地上12階の建物にあり、楽器の販売はもちろん、体験型の施設もある。昨年9月、視覚障害者が楽しめるおすすめの体験を紹介した点字付きの冊子「ウエルカムガイド」を視覚に障害のあるスタッフが中心になって作り、配布もしている。企業が運営する施設としては珍しい取り組みで、視覚障害者からの問い合わせが絶えないという。点字毎日の記者で全盲の私は3月1日、同店を訪れ、スタッフの案内でわくわくの音楽体験を満喫した。【佐木理人】上質な音空間 「天井が高い」。1階の正... - [愛知県「ファミリーシップ制度」4月から開始 手術同意など可能](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/19/9568.html) - 愛知県は18日、性的少数者や事実婚のカップルと、その子どもらを公的に家族と認める「ファミリーシップ宣誓制度」を4月1日から始めると発表した。 都道府県では鳥取県が昨年、初めて性的少数者のカップルと、子どもや親を対象にした制度を設けた。愛知県は同性か異性かを問わず、さまざまな事情で婚姻できない18歳以上のカップルと、子どもや両親、兄弟など3親等以内の親族を対象とする。 宣誓者には、受理証明書と証明カードを交付する。法的拘束力はないが、世帯向け公営住宅への入居や公立病院での手術の同意などができるように... - [“海ごみネイル”で県認定商品 「車椅子は難しい」ならばと起業](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/16/9563.html) - 神奈川県茅ケ崎市のネイルサロン代表、有本奈緒美さん(41)は、砂浜のプラスチックごみを材料の一部に使うネイルチップ(つけ爪)を考案し、「海ごみネイル」と名付けて販売している。華やかなつけ爪と「ごみ」を組み合わせるのは、おしゃれをしながら環境問題も考えてほしいから。今年1月には女性が開発した優れた商品を県が認定する「なでしこブランド2024」に選ばれた。「海ごみネイル」に込めた思いとは。【遠藤和行】砂浜のプラごみ「新しいものに」 ――「海ごみネイル」の作り方は。 ◆湘南の砂浜清掃で拾ったごみで5セン... - [台風被災の温泉旅館1年半ぶり再開 能登にエール「諦めないで」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/08/9443.html) - 2022年9月の台風15号で被災し、休業が続いていた静岡市葵区の温泉旅館「油山温泉油山苑」が3日、約1年半ぶりに宿泊営業を再開した。災害ボランティアやクラウドファンディング(CF)の支援者に支えられ、家族経営の旅館として新たな一歩を踏み出した。専務の大塚祐史さん(62)は「諦めなければ復興できるんだと、(地震被害を受けた)能登の人々の希望になればうれしい」と話す。【皆川真仁】 油山苑は「オクシズ」と呼ばれる静岡市の中山間地域で、1966年に創業。2022年9月24日未明に、近くの油山川が氾濫して大... - [「あとは国会」法改正強く望む 同性婚訴訟、札幌の原告カップル](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/14/9512.html) - 同性婚を認めていない現行制度の違憲性が問われた訴訟で、14日の札幌高裁判決は2審として初めて違憲判断を示した。「思いに正面から応えてくれた。待ちに待った判決だ」。原告らは、1審の札幌地裁からさらに踏み込んだ内容の判決を歓迎するとともに、「あとは国会。明日にでも結婚できるようになってほしい」と法改正を強く望んだ。 午後3時過ぎ、札幌高裁802号法廷。「憲法24条1項、2項と憲法14条に反する」。現行制度が違憲だと告げる判決を聞きながら、原告の中谷衣里(なかやえり)さん(32)とパートナーのちえさん(... - [同性婚できる国・地域は37に アジアは台湾、ネパールのみ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/14/9500.html) - 同性婚訴訟を支援する公益社団法人「Marriage For All Japan―結婚の自由をすべての人に」によると、3月1日現在、法的に同性婚が認められている国・地域は欧米を中心に37に上る。一方、アジアは台湾とネパールのみにとどまっている。 同法人によると2001年、オランダで同性婚が法制化されたのを皮切りに、03年にベルギー、05年にスペインなどへと広がった。15年には米国で合法となり、19年にはアジアで初めて台湾で法制化された。23年にはネパールの最高裁が同性婚を認め、婚姻届が受理された。 ... - [「差別に気付かないことが罪」同性婚訴訟を応援する元最高裁判事](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/14/9495.html) - 同性婚が認められない現状を変えようと、元最高裁判事で弁護士の山浦善樹さん(77)が発信を始めている。判事時代、夫婦別姓を認めない民法の規定を違憲とし、法改正に動かない国会の怠慢を批判した山浦さん。「差別している側は差別だと気づかない。それ自体が罪だ」と自戒を込めて語る。「このままではいけない」マチ弁の気付き 山浦さんは1974年に弁護士登録。大規模なローファームではなく、街角の小さな事務所で市井の人々に寄り添う「マチ弁」を続けてきた。2012~16年に最高裁判事を務め、再び弁護士活動をしている。東... - [同性婚訴訟 違憲状態と判断、原告側の賠償請求棄却 東京地裁](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/14/9497.html) - 同性同士の婚姻を認めていない現行制度は憲法に反するとして、東京都に住む同性カップルら40~50代の8人が1人当たり100万円の損害賠償を国に求めた訴訟の判決で、東京地裁は14日、個人の尊厳と両性の平等に立脚した家族法の制定を求める憲法24条2項に違反する状態と判断した。同性カップル側の賠償請求は棄却した。 同種訴訟は2019年2月以降、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5地裁に6件起こされており、今回が最後の1審判決だった。 これまでの5件はいずれも賠償請求は棄却されているが、札幌、名古屋の両地裁が... - [祭りや風景写真… 能登地震で壊れた思い出のデータを修復 富山](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/12/9480.html) - 能登半島地震や津波で破損したパソコンや外付けハードディスク(HDD)のデータを、東京の専門業者がボランティアで復旧を試みる事業が3月5~7日、富山県高岡市であった。 国内最大のデータ復旧実績を誇る「デジタルデータソリューション(DDS)」(本社・東京都港区)と、富山銀行(本店・高岡市)の協力で実現した。DDS社は2011年の東日本大震災以降の大規模災害でも修復事業を実施している。本店に設けられた会場に、クリーンルームの代わりとなるボックスや修理工具を持ち込んだ。期間中に計6件の依頼があり、エンジニ... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 日本と台湾の上下水道の父 W.K.バルトン 連載53回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/13/9253.html) - 水のもたらす思わぬ災禍 能登半島地震の被災地では、未だに断水が続いている地域もあることに胸が痛みます。水が滞ると、飲み水だけでなく、トイレや手洗いに使用するものも含めて、いきなり生活と心に支障をきたすだけでなく、感染症の拡大も懸念されています。 私たち一人一人が、1日に使用する水の量は、300リットル近い - [男性育休「取得率100%超」に 2年で10倍の変化生んだ地銀の方策](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/12/9482.html) - 2020年に11%だった男性の育児休業取得率が、22年には106%――。第四北越銀行(新潟市)のケースだ。約10倍もの変化だが、何が変わったのか。【池田真由香】 「女性職員は55%と半数以上を占めており、女性活躍推進は会社運営・経営戦略において重要な要素の一つ」と同行人事部の担当者は話す。男性の育休取得を促進することで、女性が長く働ける環境整備や、男女間の育児や家事分担の偏りの是正を図る。 取得率アップの方策として、具体的には、21年から子供が生まれる予定の男性社員に制度を周知し育休取得を勧めるよ... - [JR肥薩線、復旧へ最終調整 20年九州豪雨で一部区間不通続く](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/13/9490.html) - 2020年7月の九州豪雨で被災し一部区間で不通が続くJR肥薩線について、熊本県とJR九州が、鉄道復旧を前提として県が沿線自治体と取りまとめた復興方針案での基本合意に向けて最終調整に入っていることが関係者への取材で判明した。3月下旬にも国を交えた検討会議が開かれる見通しで、日常利用の創出など残された課題について詰めの協議が続いている。 肥薩線の復旧を巡っては、22年3月から国、熊本県、JR九州の3者で24年2月までに計6回の検討会議を開催。県は23年12月の検討会議で、約235億円に上る復旧費につい... - [災害で汚れた写真、洗浄します ボランティア拠点、神戸に開設へ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/12/9484.html) - 自然災害により泥水で汚損された写真を洗浄する活動に取り組む神戸市のボランティア団体が4月、写真洗浄作業の拠点を同市内に開設する運びとなった。クラウドファンディング(CF)で開設・運営費用を募ったところ、期限の11日までに目標金額(100万円)を上回る約120万円の寄付があった。 拠点を開設するのは被災支援ボランティア団体「おたがいさまプロジェクト」(同市北区)。2018年設立の任意団体で、19年6月から写真洗浄活動に取り組んでいる。 大竹修(しゅう)代表(46)によると、泥水で汚損された写真を乾か... - [利尻山雪崩 「ざらめ雪」の上に積雪で発生の可能性 調査チーム](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/12/9478.html) - 利尻山(標高1721メートル)で3日に表層雪崩が発生し、スノーボードなどで滑っていた男女4人が死傷した事故で、日本雪氷学会道支部雪氷災害調査チームは11日、現地調査結果(速報)を公表した。雪崩は幅130メートル、長さ700メートル、標高差340メートルの比較的大きな規模で、2月中旬の暖かさで溶けてできた「ざらめ雪」の上に積もった不安定な雪が流れ落ちたとみられる。 調査は4、5日に実施。調査チームによると、雪崩は東北東斜面(標高約650メートル)で発生し、尾根の風下にできた雪庇(せっぴ)直下の急斜面... - [女性自認の受刑者に丸刈り強制は人権侵害 弁護士会が法相に勧告](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/11/9476.html) - 戸籍上は男性で、性自認は女性という50代の受刑者が、刑務所で丸刈りにされたのは人権侵害に当たるとして、大阪弁護士会(三木秀夫会長)は11日、受刑者の意に反した髪形を強制しないよう小泉龍司法相に8日付で勧告したと明らかにした。 弁護士会によると、この受刑者は豊胸や睾丸(こうがん)摘出の手術を受けている。2018年4月、収容先の大阪刑務所(堺市)で、伸ばしていた髪を短くするよう言われて丸刈りにされた。 法務省は刑事施設の収容者の髪形を定めた訓令で、男性は「原則として2ミリか、1・6センチに刈る」とし、... - [今やウニ並みの値打ち…イカナゴのシンコ 不漁嘆く客「食文化が」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/11/9473.html) - 関西の春の風物詩・イカナゴのシンコ(稚魚)漁は解禁日の11日、不漁を背景に兵庫県明石市での初競りで約17万円と2023年のほぼ倍の過去最高となる初値を付け、関係者からは驚きの声が上がった。鮮魚店が集まる同市本町の魚の棚(うおんたな)商店街では早朝から初物を買い求める客らが列をなした。 林崎漁港(同市林3)では午前、帰港した運搬船から計20かご(1かご約25キロ)が水揚げされ、競りに掛けられた。市内の水産仲卸会社「つる一」社長、鶴谷真宜(まさのり)さん(44)は「17万円なんて聞いたことがない。(値... - [「砂糖王国」がピンチ てん菜の作付け減少の一途 回復の道筋は](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/09/9447.html) - てん菜(ビート)を原料にした国内産砂糖の生産量が急速に減っている。2023年は前年比2割減の45万5800トンにとどまり、過去最低となる見通しだ。背景にあるのは、健康志向の高まりに伴う「砂糖離れ」と地球温暖化。消費量の減少が農家の生産意欲の低下につながる悪循環を生み、気候変動による病害が拍車をかけている。農業団体はネガティブなイメージの払拭(ふっしょく)や食用以外の用途開発に力を入れている。【片野裕之】 国内の砂糖の年間消費量は1991年まで250万~260万トンほどだった。しかし、近年は170万... - [少女よ、大志を抱け ZIPAIRが特別塗装機 3月8日は国際女性デー](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/06/9439.html) - 成田空港を拠点にする格安航空「ZIPAIR(ジップエア)」は4日、国際女性デー(8日)に合わせ、機体に「Girls Be Ambitious(少女よ、大志を抱け)」のロゴと女性が走るイラストをデザインした特別塗装機の運航を始めた。 生理用下着などを製造・販売する東京・渋谷の「Be―A Japan(ベア ジャパン)」と協力。ロゴは同社の女性活躍支援プロジェクト名で、イラストは女性が夢に向かって力強く挑む姿を表した。機体両側面の後方に縦2・3メートル、横3・7メートルの大きさで描かれ、ドア横や座席カバ... - [SIDS(乳幼児突然死症候群)家族の会・東北ミーティング 3/10開催](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/05/9418.html) - 毎年開かれている「SIDS(乳幼児突然死症候群)家族の会東北ミーティング」を3月10日(日)に開催します。 少人数制で、ふだん中々話す機会の少ない、ご自身と、亡くされた大切なお子さんのことを自由にお話頂けます - [個性を生かせ、まず大人が 保育士のネイルとヘアカラー解禁決断](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/02/9406.html) - 東海地方を中心に七つの保育園を運営する「こどものまち」(名古屋市北区)が今春、保育士のネイルとヘアカラーを解禁する。保育の世界では黒髪に地味な服装という慣行が根強いが、山田清隆社長(36)は「自分の個性を大事にされていない保育士が、子どもの個性を大切にできるわけがない」と話す。 ヘアカラーは3月から、ネイルは4月から解禁する。ネイルについては、子どもの誤飲を防ぐためデコレーションネイル(デコネイル)は引き続き禁止し、衛生のため塗料の種類にも留意を求めるなど一定のルールを設ける。 保育の現場では、黒... - [水俣病情報センター、展示リニューアル 最新研究成果を随時更新](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/02/9404.html) - 熊本県水俣市にある環境省水俣病情報センターの常設展示がリニューアルされ、2日から一般公開される。水俣病発症のメカニズムや水銀に関する研究内容の展示を増やしたほか、大型のデジタルパネル6基を導入し、最新の研究成果を随時更新する。 センターは国立水俣病総合研究センター(同市)の付属施設として2001年に開館した。隣接する市立水俣病資料館が水俣病の歴史を中心に紹介しているのに対し、互いの役割を分ける意味合いもあって今回のリニューアルを企画した。 館内2階の常設展示コーナー(34平方メートル)では、水俣病... - [ごみのポイ捨て「無法地帯」に対策を 地元住民が討論会 東京・青梅](https://socialaction.mainichi.jp/2024/03/01/9402.html) - キャンプやバーベキューの利用者によるごみのポイ捨てが後を絶たない多摩川上流の東京都青梅市「釜の淵公園」。深刻化するごみ問題について、地元市民が自由に発言し合う討論会が2月29日夜、同市役所で開かれた。放置の実態や周辺住民の苦情も紹介され、入場料など有料化を主張する意見が目立った。市も利用者負担に肯定的な姿勢で、野外レジャーシーズンを控え有料化を巡る議論が活発化しそうだ。 討論会は、市と、環境に配慮した野外活動を促進する国際的な行動基準の普及団体・NPO法人リーブノートトレイスジャパン(墨田区)の共... - [発達障害35歳が元勤務先提訴 「職場で配慮なく、差別受けた」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/28/9386.html) - ハローワークを通じて障害者雇用で採用された職場で、発達障害への配慮を受けられず差別され、退職に追い込まれた――。千葉県内の男性(35)がこう主張し、元勤務先の土木会社(同県我孫子市)を相手取って、約140万円の損害賠償を求める訴訟を千葉地裁に起こした。28日の第1回口頭弁論で、会社側は事実関係の一部を認めた上で、争う姿勢を示した。 企業には、障害に応じて職場の環境を整える「合理的配慮」が法律で義務づけられている。しかし、男性の代理人で、障害者の権利擁護に詳しい大石剛一郎弁護士は「実際には、障害への... - [「PPAPプラは資源」 ピコ太郎さん分別PR動画人気 岡山市提供](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/29/9391.html) - 温暖化対策の一環として岡山市は3月1日から、可燃ごみとして回収していた洗剤ボトルやバケツなどのプラスチックを資源化する分別回収を始める。2022年4月に施行されたプラスチック資源循環促進法に基づく対応で、県内自治体では初めて。政令指定市では仙台、北九州に次ぎ3番目となる。細かな分別が必要だが、歌手のピコ太郎さんによるPR動画の再生回数が16万回を超える人気で、市はごみ出しをする家庭の協力を期待している。 分別回収されたプラスチックごみは、市内に新設された民間の中間処理施設で選別、圧縮・こん包され、... - [ナホトカ号事故時の恩返し のとじま水族館のイルカ、福井の水族館へ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/28/9382.html) - 能登半島地震で被災した「のとじま水族館」(石川県七尾市)のカマイルカ2頭が、避難先の越前松島水族館(福井県坂井市)で2月中旬から一般公開されている。二つの水族館には、27年前に発生したロシアタンカー「ナホトカ号」重油流出事故を巡る深い絆があった。 元日の地震で大きな被害を受けたのとじま水族館は1月3日、一般社団法人「日本水族館協会」(東京都)を通じて越前松島水族館にカマイルカなどの受け入れを要請。同水族館の松原亮一館長(54)は親会社の了承を得る前に、「27年前の恩を返す時が来た」と引き受けた。 ... - [消防団に外国人、任用進む 災害時の言葉の壁、解決に期待 神奈川](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/27/9380.html) - 言葉の壁によって災害時に情報が行き届かない外国人の避難誘導やサポートなどを担ってもらおうと、神奈川県内各地の消防団で外国人の任用が進んでいる。その一つが横浜市で、担当者は「文化や言語によるコミュニケーションの課題の解決に期待したい」と話す。【牧野大輔】 県内で外国人が最も多く居住する横浜市では、過去の災害時に消防団員が外国人への対応に困ったケースなどがあり、2020年から外国人の消防団任用を開始。全消防団員1万7798人のうち外国人は53人(14カ国)で、災害現場の避難誘導や避難所の通訳業務などを... - [「被災者の心身のつらさに衝撃」 石川に派遣看護師、支援経験を報告](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/26/9378.html) - 1月に発生した能登半島地震の被災者支援に派遣された兵庫県宝塚市立病院の看護師、向井楓(かえで)さん(29)が取材に応じ、避難所で生活する人たちの健康維持を担当した経験を語った。薬も十分に備えられていない環境の中、災害で心に傷を抱えた被災者への支援は想像以上に困難で「被災地という通常の看護が難しい世界でお世話をしないといけなかった」と振り返った。【土居和弘】 向井さんは、県看護協会に登録する「災害支援ナース」で、2月5~8日に石川県に赴いた。派遣場所は同県が設けた1・5次避難所の「いしかわ総合スポー... - [独自の遺伝子持つ奈良公園のシカ、市外のシカと交配進む DNA解析](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/23/9375.html) - 福島大などの研究チームは21日、奈良市内に生息するニホンジカのDNAを解析した調査結果を発表した。奈良公園から約5キロ以上離れた場所では、京都府南部など元々は市外にいた鹿が移ってきていることが判明。他の地域では見られない独自の遺伝的特徴を持つ奈良公園の鹿との交配が進んでいた。成果は米学術誌に掲載された。 「奈良のシカ」は1957年に天然記念物に指定。駆除は原則禁じられ、捕獲にも文化庁の許可が必要になった。その後、県が奈良公園付近から円を描くように四つのゾーンを設定。保護が必要なエリアと、一定の条件... - [目指せCO2ゼロ! 排出量可視化アプリで削減後押し 栃木・足利](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/22/9371.html) - 栃木県足利市の早川尚秀市長は20日、2050年までに地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言した。飲料メーカーと連携したペットボトルの水平リサイクル、省エネや食品ロス防止など日常の行動によるCO2削減量を可視化するスマホアプリを市民に使ってもらい、削減を後押しする「ゼロカーボンチャレンジ」などに取り組む。 市によると、水平リサイクルとは、ビンからビン、缶から缶などリサイクル前後の用途を変えずに再生する方法。ペットボトルの場合、石油などから新ボ... - [四国で最大出力、木質バイオマス発電所が稼働 CO2排出削減に期待](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/22/9367.html) - 紀伊水道に面した徳島市津田海岸町で2023年12月、木質ペレットやパームヤシの殻を燃焼させて発電する「徳島津田バイオマス発電所」が営業運転を始めた。再生可能エネルギーに位置づけられる木質バイオマスのみを燃料とする発電所としては、四国で最大規模の最大出力7万4800キロワットを誇る。温室効果ガス排出削減に向けて期待も集めている。地元企業も参画 運営するのは、特別目的会社「徳島津田バイオマス発電所合同会社」。太陽光発電や地熱発電、風力発電といった再生可能エネルギーの開発・運営を手がける「レノバ」(東京... - [平年のわずか3% 琵琶湖のアユ漁獲量激減 昨夏の猛暑原因か](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/20/9352.html) - 琵琶湖の湖魚を代表するアユのエリ漁の漁獲量が今年1月現在、平年のわずか3%しかないことが滋賀県の調べで判明した。三日月大造知事は20日の定例記者会見で「大不漁だった2017年を下回る『極端な不漁』で、動向を注視したい」と危機感を示した。昨夏の猛暑による影響で産卵が激減したことが原因とみられる。 県によると、1月のアユの漁獲量は継続的に調査を続けている2漁協のエリアで、エリ1カ所当たり平均4・3キロだった。これは14年から10年間の平均漁獲量(149キロ)の2・9%にすぎず、この10年間で最も少なか... - [傍聴の聴覚障害者にタブレット貸与 愛知県議会、音声を文字化](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/19/9348.html) - 愛知県議会で19日、聴覚障害者を対象に、音声を文字に変換して表示するタブレット端末の貸し出しが始まった。議会事務局によると、聴覚障害者へのタブレット貸し出しは、全国の都道府県議会で初の試みという。 愛知県議会では、聴覚障害者が手話通訳や要約筆記を希望する場合、傍聴の5日前までに事務局へ申し込む必要があった。2016年9月以降、利用実績はないという。 県議会のデジタル化の取り組みの一環として、音声を文字化するアプリ「UDトーク」が使えるタブレットを3台用意。傍聴時に受付で申し出れば、先着順で使用でき... - [暖冬でコハクチョウの渡りルート変化? 長野県への飛来数最少か](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/18/9342.html) - 長野県安曇野市の犀川流域に飛来して越冬しているコハクチョウの個体数が、今冬は2月前半までのピーク時で255羽と、これまでの34シーズンで最少となりそうだ。昨冬は475羽が記録されており、減少は暖冬の影響とみられている。 地元の「アルプス白鳥の会」によると、安曇野への飛来が確認されたのは1984年12月が最初で、今冬で40季連続。個体数は当初は50~100羽程度だったが、その後は500~1000羽台と多くなり、2005~06年冬には最多の2398羽を記録した。 安曇野での減少は、渡りルートの山形や新... - [車いす利用者の乗降、事前連絡なしでも支援 JR相模線で4月から](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/17/9336.html) - JR相模線で4月から車いす利用者が事前連絡なしで列車の乗り降りの介助を運転士らから受けられるようになる。JR東日本横浜支社が16日、発表した。同支社は神奈川県内全域と東京都・静岡県の一部を管内に持つが、今回の取り組みは初めて。 これまで介助や案内を受けるにはJR東の専用ダイヤルなどに事前連絡する必要があった。4月1日から相模線では橋本―茅ケ崎間の無人駅7駅も含む全18駅で、運転士や駅係員が携帯式斜路を用い車いす客の乗り降りを手伝う。運転士はドアの開閉など列車の運行を担いつつ、列車内やホーム上の車い... - [神奈川・鎌倉市が障害者就労2000人達成 重点政策で相談強化](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/16/9332.html) - 神奈川県鎌倉市は15日、障害者の就労者数が目標とする2000人を達成したと発表した。障害者の社会参加や自立に向け、市の重点政策の一つとして「2000人雇用」を掲げてきたが、市内に相談所を開設するなど手厚い支援を継続して、約7年間で750人以上の雇用増を実現した。 市によると、2017年3月時点の市内の障害者の稼働年齢層(18歳~65歳未満)の人数は2696人で、推定の就労者数は1245人だった。この就労者数が、コロナ禍でも右肩上がりに増え続け、昨年11月時点で2000人を達成、同12月も2018人... - [パートナーシップ宣誓制度で連携 神奈川4市、転出入手続き簡素化](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/15/9330.html) - 神奈川県の大和、海老名、座間、綾瀬の4市は14日、事実婚や同性カップルらの「パートナーシップ宣誓制度」についての連携に関する協定を締結した。3月1日から、パートナーシップを宣誓した2人が4市の間で転出・転入する際に手続きが簡素化される。 同制度は、事実婚や同性カップルらが、お互いを人生のパートナーとして協力し合うことを宣誓し、行政が公的に認めるもの。4市とも制度を実施していることから、4市でつくる大和高座広域連携懇談会で連携を決めた。 4市間で転出入する際に、転出する市に宣誓書受領証の返還手続きと... - [火山灰敷いた坂道上れる? 富士山噴火想定、出動車両が走行体験](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/15/9327.html) - 富士山の噴火時に出動する各機関の業務車両の走行性能を体験してもらおうと、国土交通省中部地方整備局の富士砂防事務所が14日、静岡県富士宮市の富士山麓(さんろく)に火山灰を敷いて作った専用の坂道で走行体験演習を実施した。ノーマルタイプの車両では上れずに引き返す場面もあり、参加者は非常時を想像して身を引き締めていた。 演習には近隣自治体や警察、消防など14機関から車両34台、約100人が参加した。会場には勾配12%、長さ30メートルと20メートルの坂道が計2本特設された。1本には富士山の宝永大噴火(17... - [「少しでも力に」 神戸と石川で被災の女性、ボランティア団体設立](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/14/9311.html) - 能登半島地震の復興支援に一役買おうと、阪神大震災(1995年)でも被災した石川県珠洲市三崎町の女性が、炊き出しや救援物資配布などを手掛けるボランティアグループを設立した。「神戸で被災した際は多くの人に助けられた。今度は自分が協力できることがあれば何でもしたい」と奮闘している。 竹下あづささん(36)は神戸市中央区出身で、阪神大震災の時は小学1年だった。自宅マンションのガラスが割れたり家具などが倒壊し、兵庫県加古川市の親戚宅に2次避難した。高校卒業後は神戸や京都で公務員やカメラマンなどをして働き、夫... - [北海道のサケ漁獲減 要因分析へ対策会議 稚魚回帰率向上図る](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/15/9321.html) - 北海道の「秋サケ資源対策検討会議」が13日、道庁で開かれた。北海道のサケの来遊数(海の漁獲数と川の捕獲数の合計)は、2022年に7年ぶりに3000万匹を超えたが、23年は2256万匹に減少した。会議では資源量が減った要因を分析し、放流稚魚の回帰率向上を図る。 サケの来遊数は03~07年に5000万匹~6000万匹だったが、その後は減少傾向が続き、近年は2000万匹前後で推移している。道によると、北太平洋全体では高水準を維持し、北側で資源量が増加し、南側で減少する傾向がある。北太平洋の水温が数十年単... - [ペットオークションで出生日偽装が常態化 ブリーダー行政指導も](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/15/9317.html) - ペットオークションが開催される9道府県の全ての会場で、幼すぎる子犬・子猫の売買が常態化していたことが環境省への取材で判明した。動物愛護管理法は生後56日(8週齢)以下の子犬・子猫の販売を禁じている。この規制を逃れるため、子犬・子猫の出生日を偽装していたとみられ、複数の自治体がブリーダー(繁殖業者)を行政指導した。環境省は偽装を防ぐ手立てを検討している。 ブリーダーが持ち寄った子犬・子猫は、オークション会場でペット販売業者によって競り落とされる。環境省の要請で、2023年11月、9道府県(北海道、宮... - [「気軽に来て」 断水続く石川・珠洲で井戸掘り、洗濯場を提供](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/14/9313.html) - 能登半島地震で断水が長期化している石川県珠洲市で、寺の境内に井戸を掘り、洗濯できる場を近隣住民に提供し始めた女性がいる。「過去の災害から洗濯ニーズの高さは知っていた。衣服が汚れたままでたまっていくのは相当なストレスになるので役立てれば」との思いからだった。 市役所近くにある乗光寺の坊守(浄土真宗で住職の妻)、落合誓子さん(77)。1月22日に井戸掘りのボランティアが境内を掘り進めると、6メートルほどで、少し硫化水素の臭いがする十数度の水に当たった。1分間に約60リットルが湧き「これなら洗濯に使える... - [ルーツ越え開かれた街へ 移住夫婦が技能実習生アンケ 高知](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/10/9292.html) - ルーツに関係なく、だれもが自由に集える場所を――。高知県土佐市に夫婦で移住した阿部航太さん(37)と児玉美香さん(38)が、地元で働く技能実習生と地域の交流をテーマに活動している。今月中旬以降、市内に借りた場所で食事会などを始める予定だ。 2人は2021年の結婚を機に移住を検討。それまで航太さんは東京でデザイン関係の仕事を、美香さんは愛知県でアートプロジェクトやまちづくりの仕事に携わっていた。土佐市が「外国からの技能実習生と地域住民との交流づくり」というテーマで地域おこし協力隊員を募集しているのを... - [廃棄野菜で名刺づくり 廃校の理科室拠点 「ただ配る時代終わった」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/09/9290.html) - 食料自給率約1100%を誇る農業王国・十勝で、廃棄される規格外の野菜や葉から作られた再生紙を使った名刺が人気だ。サステナブル(持続可能)な社会が世界的に求められる中で、自分を紹介する名刺にその意義を持たせ、特別な名刺を渡したいと考える人が増えている。 名刺を作るのは北海道音更町で「やさいくる」を営む三ツ山朋美さん(43)。2020年に廃校となった小学校の理科室を拠点に、知り合いの農家から譲り受けたトウモロコシのひげやタマネギの皮などと、学習塾から出た古紙を混ぜて再生紙「やさいくるペーパー」を作る。... - [クマの「指定管理鳥獣」 岩手知事謝意「受け止めていただいた」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/08/9250.html) - 環境省の専門家検討会が、人身被害の相次いだクマを「指定管理鳥獣」にする必要があるとの方針案を示したことを受け、岩手県の達増拓也知事は8日「(同省に)しっかり受け止めていただいた」と謝意を伝えるコメントを公表した。 「指定管理鳥獣」に指定されれば捕獲費用の一部を国が負担する。達増氏は東北6県と北海道、新潟県による「北海道東北地方知事会」の会長を務める。同会は2023年11月、クマを指定管理鳥獣に指定することなどを同省へ要望していた。 岩手県は24年度一般会計当初予算案にツキノワグマ被害防止対策事業費... - [パートナーシップ制度、導入広げて 性的少数者が悩み・情報共有](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/08/9248.html) - LGBTQなど性的少数者の人たちが集まり、悩みや情報を共有する交流会が奈良県生駒市であった。性的少数者のカップルを公的に認める「パートナーシップ制度」についても意見が交わされ、導入の広がりを求める声が上がった。 同市が主催し、当事者や高校の教諭ら10~70代の11人が参加。出生時の性と自認する性が一致しない「トランスジェンダー」の定政輝(さだまさ・ひかる)さん(34)=同県斑鳩町=が進行役を務めた。 定政さんは女性として生まれ、26歳の時に性別適合手術を受けて戸籍を男性に変更した。性的少数者への理... - [家庭の廃プラを資源化 油に戻す実証実験 大分・国東市とエネオス](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/08/9244.html) - 大分県国東市は、石油元売り大手のENEOS(エネオス)ホールディングス(HD)と連携し、家庭から出た廃プラスチックを油に戻し、再び資源化できるかを調べる実証実験を7日から始めた。同社によると、石油元売りが自治体と組んで実験するのは国内初という。【大島透】 市によると、市内150世帯を対象に毎週水曜、コンビニ弁当などの容器、食品トレー、発泡スチロール、菓子の包装紙などを回収。対象世帯には、専用のごみ袋を配布し、2カ月間で1・6トンの回収を目指す。 市は現在、ペットボトルのみを分別回収しており、その他... - [宇宙から廃棄物の不法投棄を監視へ 広島県が都道府県で初導入](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/08/9246.html) - 広島県は8日、2024年度から合成開口レーダー(SAR)を搭載した人工衛星のデータを利用し、山林などへの廃棄物の不法投棄を監視するシステムを国内の自治体で初めて導入すると発表した。これまでは住民からの通報や人力でのパトロールに頼るほかなかったが、春以降は宇宙からの目が力を貸してくれる。 SAR衛星は、電波を地球に向けて照射し、反射を解析して地表面の様子を調べる。県は費用対効果を考えて無料で得られる地表面の観測データと比較し、不自然な変化から不法投棄の兆しをつかむシステムを作り上げた。10日ほどの周... - [一面焼け野原、建物倒壊…「非現実的な光景」 輪島に派遣の警察官](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/08/9242.html) - 能登半島地震で石川県に派遣された長野県警の警察官が7日、報道各社の取材に応じた。被災地の状況を語るとともに、「災害はいつ、どこでも起こりうる。普段から備えを」と呼び掛けた。 県警はこれまで、15部隊、173人の警察官を石川県に派遣。取材に応じたのは1月10~17日に同県輪島市で活動した緊急災害警備隊の滝沢好司警部補▽同12~23日に同市で活動した特別自動車警ら部隊の岩崎裕太警部補▽同11~20日に同県珠洲市で活動した特別生活安全部隊の今博子警部補――の3人。 滝沢警部補は大規模火災のあった輪島市の... - [自分の呼称は自分で決める 留学で知る米国のジェンダー新常識](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/07/9240.html) - 私は、大学の交換留学制度を使って昨年8月から米国のミシガン州のウエスタンミシガン大学に留学している。新入生オリエンテーションで意気投合した同州出身の18歳の友人との出会いから感じた、当地のジェンダーの考え方について書きたいと思う。自分で考えた名前を使う友 大学の周辺は性的少数者(LGBTQ+)について関心のある人が多く、キャンパス内の寮には「スペクトラムハウス」という、あらゆる性自認や性的指向を持つ学生が一緒に生活し、学ぶことができるスペースがある。キャンパス外でも、性的少数者の尊厳と社会運動を象... - [仙台の同性カップル、家事審判申し立てへ「婚姻届不受理なら違憲」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/06/9237.html) - 仙台市が婚姻届を受理しないのは婚姻の自由を保障する憲法13条に違反するなどとして、同市在住の同性カップルが、受理を認めるよう仙台家裁へ家事審判を申し立てる方針を固めた。支援する弁護団によると、同性婚を巡り、違憲性を訴える司法手続きは東北地方で初めてとみられる。 申し立てるのは、LGBTQなど性的少数者らでつくる市民団体「にじいろCANVAS」共同代表の小浜耕治さん(61)とパートナーの男性(79)=いずれも同市太白区。小浜さんが6日、同区役所へ婚姻届を提出した。弁護団によると、婚姻届は不受理となる... - [球泉洞駅駅舎、倒壊危機で解体へ 管理者2人、九州豪雨で犠牲に](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/03/9232.html) - 2020年7月の九州豪雨で被災したJR肥薩線の球泉洞駅(熊本県球磨村)の駅舎が解体される。駅舎とホームの一部のみが残っていたが、被災から3年半が経過して駅舎倒壊の危険性が高まっていたため、JR九州が決めた。2月上旬に工事を開始。3月中に完了する見通し。【城島勇人】 球泉洞駅は、球磨村にある九州最大の鍾乳洞「球泉洞」の最寄り駅。木材をふんだんに使ったレトロな駅舎で九州豪雨の前は、球泉洞を訪れた観光客が数多く利用していた。駅前にあった商店の店主、川口豊美さん(当時73歳)が名誉駅長を務め、姉の牛嶋満子... - [恵方巻き、売れ残りは推計256万本 節分に考える食品ロス問題](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/01/9226.html) - まもなく節分。スーパーやコンビニに恵方巻きが並ぶ季節だ。全国ですっかり定着した商品だが、とんでもない本数が売れ残って捨てられてきたようだ。恵方巻きを含む「食品ロス」は年500万トン超。今年はロスを減らすことができるのか。購入は節分当日に集中 総務省家計調査によると、昨年の節分(2月3日)に恵方巻きを含む持ち帰り用すしに支出した金額は1世帯(2人以上)当たり717・73円。その前後は数十円で、節分当日に購入する家庭がいかに多いか分かる。 一方で、販売側が準備する本数も増え、売れ残って大量廃棄される問... - [イタセンパラ、どこへ 淀川水系生息域で確認できず 2023年調査](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/01/9229.html) - 国の天然記念物の淡水魚・イタセンパラが、京都府内の木津川や桂川を含む淀川水系のうち唯一生息してきた城北(しろきた)ワンド群(大阪市旭区)で、2023年は確認されなかった。国交省淀川河川事務所が、同年12月に開いた流域委員会で報告した。06年から見つからなくなり、大阪府内の施設で飼育していた淀川産の成魚500匹を13年10月に放流。自然繁殖を繰り返し、18年の稚魚調査では2万767匹と過去最多に達して以降は減少傾向にあり、22年は80匹だった。【小泉健一】保全活動続くも在来魚の減少深刻 ワンドは川の... - [新潟県、住宅被害1.3万棟超 罹災調査4割 能登半島地震1カ月](https://socialaction.mainichi.jp/2024/02/01/9224.html) - 新潟県内で最大震度6弱を観測した能登半島地震の発生から、1日で1カ月がたった。住宅被害は31日時点で1万3086棟に達し、現在も被害状況の確認が続く。復興は道半ばだ。【池田真由香、内田帆ノ佳】転居か、残るか 液状化被害大きく 今回の地震では、新潟市の小学5年、吉岡咲哉さん(11)が帰省先の石川県輪島市で被災し死亡が確認された。ほかに県内で5人が重傷、44人が軽傷を負った。住宅被害は新潟市西区や上越市などを中心に、全壊90棟▽半壊1894棟▽一部破損1万1088棟が確認されている。学校の被害もあり、... - [観光や工芸の打撃深刻 政府・金融機関、支援急ぐ 能登半島地震](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/31/9222.html) - 能登半島地震の発生から1カ月となり、観光や伝統工芸など産業への影響が深刻化している。政府は支援策をまとめ、金融業界も対応を急いでいる。 「今年いっぱい営業が再開できなければ、損失は100億円を超える」。石川県七尾市の和倉温泉は、地震で建物や水道などのインフラが損傷し、全ての旅館が休業したままだ。和倉温泉観光協会の宮西直樹事務局長は危機感を募らせる。キャンセルになった予約は1月と2月分だけで約7万7000人に上り、約20億円分の売り上げが消えた。 政府が1月25日に決定した被災者支援策では、中小・小... - [オオサンショウウオ 外来種や固有種との交雑個体「特定外来生物」に](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/29/9191.html) - 中国原産の外来種「チュウゴクオオサンショウウオ」や、この外来種と日本固有種で国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」との交雑個体について、環境省の専門家グループは29日、外来生物法の「特定外来生物」に指定することが必要だとの意見をまとめた。2月の専門家会合で決定し、今夏の指定を目指す。 チュウゴクオオサンショウウオを巡っては、在来種との交雑が深刻化し、在来種の生息密度低下が問題視されている。特定外来生物に指定されると、野外に放出したり野外で見つけた個体を許可なく移動したりすることが新たに禁止される... - [一般家庭向け太陽光発電設備 福岡県、共同購入事業開始へ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/29/9189.html) - 福岡県は来年度、脱炭素社会を推進するため、一般家庭向け太陽光発電設備の共同購入事業に乗り出す。一定数の家庭が一斉に設備を設置することで、太陽光パネルの調達費を抑えられ、業者側も施工のスケジュールが組みやすくなる。また、県が太陽光発電設備のある住宅などの二酸化炭素(CO2)排出削減量を集約し、収益化を図る事業も始める方針。【野間口陽】 住宅の屋根などに太陽光パネルを設置すると、発電した電力を電力会社に売却でき、個人で使うこともできる。ただ初期費用が高く、国が示す目安では工事費を含む購入費は1キロワッ... - [プラごみ「すみか」の陸生ヤドカリ、世界の6割の種で確認](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/27/9184.html) - 世界に生息する陸生ヤドカリの6割の種で、天然の貝殻の代わりにプラスチックごみなどの人工物を背負っていたことが確認された。ポーランドの研究チームが専門誌で報告した。 研究チームは、日本の沖縄県を含む世界各地でソーシャルメディアなどに投稿された人工物を背負ったヤドカリ386個体の画像を分析。85%がプラスチック製のキャップなどで、ガラス瓶や電球を背負った個体もあった。陸生のヤドカリ16種のうち10種が含まれており、「ヤドカリによる人工物の使用が地球規模で起きていることを初めて確認した」としている。 ヤ... - [被災地に冠雪 避難者「壊れた家がさらに崩れる」 能登半島地震](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/24/9171.html) - 日本の上空にこの冬一番の強い寒気が流れ込んだ影響で、能登半島地震の被災地は24日朝、一面の雪景色となった。 石川県珠洲(すず)市飯田町では、市立飯田小学校の児童約30人が集団登校した。時折、傘を差せなくなるほどの強風が吹き付け、引率の教員らは「雪が積もっているので足元に気をつけて」などと声を掛けていた。四十住(あいずみ)基子校長は「雪の中、元気に登校してくれてうれしい。早く日常を取り戻してあげたい」と話した。 被災者が身を寄せるビニールハウスにも降り積もった。小学5年の三女と共に倒壊した自宅に一時... - [のり生産「絶対王者」の佐賀を抜き兵庫が日本一 瀬戸内海の恵み](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/23/9169.html) - 兵庫が誇るプロ野球・阪神タイガースが昨年、38年ぶりに達成した「アレ」の「アレ」。そう、それはあっぱれめでたい「日本一」。兵庫県内をつぶさに見れば、あるわあるわ「日本一」が。再び頂点を極める願いを込めて、どこにも負けない兵庫の奥深さを探す旅に出かけよう。 神戸市西部から西播地域、淡路島の沿岸に広がるのり養殖地。全国漁連のり事業推進協議会によると、兵庫県は2022年度に19年連続1位だった絶対王者の佐賀県を抜き、生産量日本一になった。約12億8223万枚を生産し、有明海が不漁だった佐賀を約3億740... - [徳島県がEV充電インフラ設置「10倍に」 30年度目標](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/22/9162.html) - 世界で急速に普及が進む電気自動車(EV)。力強い加速と静粛性が特長で、走行中に二酸化炭素(CO2)を出さないため環境に優しいとも言われる。国は脱炭素社会に向けて国内でのさらなる普及を目指し、充電インフラの倍増計画を打ち出している。しかし、全国と比べて四国4県の設置は進んでおらず、特に徳島県は47都道府県中46位と低迷。そこで県は、設置推進に向けて本格的に動き出した。年51~27%増加で 近年、充電インフラ(スタンド)は複数の口を備えたタイプも増えている。県が2024~28年度に取り組むとして現在策... - [スノーリゾートからの脱炭素 ニセコで進む「積雪発電」実証実験](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/21/9155.html) - 国内屈指の「パウダースノー」が楽しめる北海道ニセコ地域で、雪資源を生かした「積雪発電」の実証実験が進められている。ニセコの雪は世界的にも知名度が高いが、近年、地球温暖化による雪質の変化が懸念されるようになってきた。脱炭素に向け、環境への意識が高いインバウンド(訪日外国人)が数多く訪れるスノーリゾートからの発信は注目を集めそうだ。 JR倶知安駅からバスに乗り、ニセコ東急グラン・ヒラフスキー場(倶知安町)に向かう。バス停からはスキーを楽しむ多くの外国人客も乗り込む。スキー場に到着し、振り返ると、美しい... - [訪問回収できないなら 災害増で需要「巡回カード」福岡県警が新方式](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/20/9148.html) - 大地震や突然の集中豪雨、大型台風の襲来……。災害が起きた際の迅速な救助や被害状況の把握が課題となる中、重要性を増しているのが警察の「巡回連絡カード」だ。警察官が地域の住宅を1軒ずつ回り、任意で家族構成や緊急連絡先を記入してもらってきたが、近年は回収に「壁」もある。共働きで日中は不在の家庭が多く、警察官を装った詐欺事件の増加に警戒感も強まっているためだ。そんな中、福岡県警は「訪問できない」ことを逆手に取った新たな取り組みを始めた。 「せっかく警察署に来られたので、カードに記入していただけませんか」。... - [全国で7800戸公営住宅確保 能登半島地震の被災者受け入れ](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/16/9134.html) - 能登半島地震を受けて、全国各地の公営住宅で被災世帯の受け入れが進んでいる。国土交通省によると、15日時点で確保された公営住宅は全国で計約7800戸に上る。 東京都は都営住宅100戸を準備し、16日時点で50世帯の入居が決まり、7世帯が生活を始めた。13日に入居した石川県七尾市の奥井俊文さん(67)と妻真理子さん(67)は地震で自宅の一部が壊れ、道路が盛り上がって車で通行できなくなった。俊文さんは週3回の人工透析が必要だったこともあり、その日のうちに地元を離れた。 金沢市内の親族宅などに身を寄せた後... - [倒壊家屋から愛犬「ムーム」救出 能登半島地震 ペットどう守る](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/16/9132.html) - 能登半島を襲った地震から4日目、捜索隊は小さな鳴き声を聞き逃さなかった。倒壊した家屋の中から助け出したのは、9歳で雄のトイプードルだった。「ムーム、よく頑張ったね」。飼い主の大切なパートナーになっているペットも被害に遭っており、専門家は「被災のストレスは飼い主と同じ。ケアをしてあげて」と話す。 最大で震度6強を観測した石川県輪島市。災害時のペットの捜索救助を担う「チームうーにゃん」(千葉県船橋市)代表の田中麻紀さん(55)は、メンバー1人とともに現地に入った。輪島市町野町に住む80代女性の親族から... - [避難生活や車中泊が続き抑うつ症状も 精神科医訴える「必要な支援」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/15/9115.html) - 能登半島地震で、茨城県は被災者を支援するために医師ら専門家を石川県に派遣している。精神科医として派遣された茨城県立こころの医療センター地域・災害支援部長の高橋晶筑波大准教授(災害・地域精神医学)は「長期化を見据えた支援が必要だ」と話す。 高橋さんは災害派遣精神医療チーム(DPAT)をつくる精神保健福祉士や看護師ら4人と派遣され、7~9日に金沢市内の避難所で、高齢者や障害者ら住民のケアに当たった。「皆さん、想像を絶する地震を経験して命からがら逃げてきた。地震がいつ繰り返すかわからない予期不安があった... - [離れていても役立てる 研究者が編み出した「#文化財防災」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/14/9106.html) - 能登半島地震で、文化財も深刻な被害を受けた。文化庁などが12日から現地調査を始めたが、災害現場では人命救助や生活インフラの復旧が優先され、歴史的な建造物や博物館の収蔵品など被害の全容はつかめていない。 そんな中、個人的にSNS(ネット交流サービス)を使い、被災した文化財の情報を収集・整理している文化財研究者がいる。遠隔地でもできる文化財保護の初動対応として注目を集めそうだ。 「現地に行くことが困難でも、デジタルの世界であれば貢献できることがある」。奈良文化財研究所(奈良市)の高田(たかた)祐一・主... - [中学生避難、珠洲市・能登町でも募る 七尾には「避難所フェリー」](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/13/9087.html) - 1日に発生した能登半島地震で、石川県輪島市は13日、市立中学校3校に通う生徒401人のうち、250人の保護者が集団避難を希望していると明らかにした。生徒は親元を離れ、2カ月程度をめどに県南部の宿泊施設に滞在して授業を受ける。珠洲市と能登町でも、市町立の中学に通う計約450人の生徒のうち、希望者に集団避難してもらう方針だ。 輪島市の3校はいずれも避難所として運営され、再開の見通しが立っていない。そこで市が生徒の保護者に対し、集団避難を希望するか意向調査していた。珠洲市は市立4中学校のうち1校が授業を... - [共通テストの追試、金沢大で実施 能登半島地震被災者に 文科省](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/09/8950.html) - 文部科学省は9日、能登半島地震の影響で、13、14日の大学入学共通テストを受けられない志願者向けに実施する追試験(27、28日)の会場を、金沢大角間キャンパス(金沢市)に置くと発表した。追試会場は全国で東京都と京都府の2会場を予定していたが、被災者に対応して追加する。 震源となった石川県能登地方で余震が頻発していることも踏まえ、実施主体の大学入試センターと金沢大が県側の意見を聞いた上で会場を決めた。追試の対象者や手続きの方法は改めてセンターが公表する。 盛山正仁文科相は9日の閣議後記者会見で「会場... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 地震学者の妻 トネ・ミルン ~水への願い~ 連載52回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/12/9039.html) - 地震と津波 内閣府・防災情報のページに、「津波は、大量の海水が巨大な塊となって押し寄せる」とあります。海岸近くでもオリンピックの短距離選手並の速さで迫ってくるので、普通の人が走って逃げ切ることは難しいことは、東日本大震災、そして今年正月元旦に発生した能登半島地震でも震撼させられました。 - [死者増加、火葬場被災し稼働できず 葬祭場で遺体安置 能登半島地震](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/11/9017.html) - 能登半島地震で甚大な被害が出ている石川県北部で、犠牲者の火葬が追いついていない。3市町にある火葬場が壊れ、使えなくなっているためだ。被害の少ない地域で荼毘(だび)に付すための遺体搬送もスムーズではない。「亡くなった方にできる限りの弔いをしたいのに……」。死者は日ごとに増えており、関係者が対応に追われている。 半島北端にある石川県珠洲(すず)市は元日、最大震度6強の揺れが襲った。山あいにある市内で唯一の市営火葬場が稼働できなくなった。 市内にある葬儀業者は数十体の遺体を施設内で一時的に預かっている。... - [輪島市、全3中学の生徒集団避難を検討 対象者400人に意向調査](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/11/9008.html) - 最大震度7を観測した能登半島地震で、石川県輪島市教育委員会は11日午前に記者会見し、市内にある全ての市立中学校3校に通う生徒約400人について、別の自治体への集団避難を検討していることを明らかにした。保護者の同意を得られた生徒を対象とし、保護者への意向調査を始めた。 市教委によると、対象の市立中学校は、輪島中と東陽中、門前中の計3校。避難所などになっていることから、学校再開のめどが立たず集団避難させる方向で調整に入った。避難に応じた生徒たちは、親と離れた生活を余儀なくされることになる。 特に輪島中... - [東北から自らの体験重ね 避難所生活の心得発信 募金呼び掛け](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/11/9003.html) - 元日に襲った能登半島地震は、2011年の東日本大震災で被災した人たちの心にも強い衝撃を与えた。当時に引き戻されるような息苦しさ、経験したからこそ分かる被災者の痛み。宮城県石巻市雄勝町で被災し、津波で母と祖母を亡くした佐藤麻紀さん(52)はニュースに心を痛めつつ、SNS(ネット交流サービス)で情報発信するなどいち早く動いた。自分ができることをしよう――。 麻紀さんは仙台のライブハウスを中心に夫婦デュオ「THE TIPS(ザ・ティップス)」としてバンド活動を続けている。8日、雄勝町の「道の駅 硯上(け... - [高齢者の誤嚥、持病、認知症の人の環境作り…避難生活で注意したい点](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/10/8991.html) - 能登半島地震の被災地では多くの高齢者が避難している。避難生活で、高齢者が特に気をつけたい健康管理や、認知症の人への支援のポイントとは? 厚生労働省が被災自治体への事務連絡(https://www.mhlw.go.jp/content/001186815.pdf)で周知を呼び掛けているガイドを基にお伝えします。食事の注意点 まず注意したいのは誤嚥(ごえん)だ。東日本大震災では乾パンやおにぎりなど、高齢者にとってはのみ込むことが難しい食品も多かった。細かく刻むなどして食べやすい食事を用意するとともに、... - [2023年の世界平均気温、史上最高 産業革命前から1.48度上昇](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/10/8967.html) - 2023年の世界の平均気温は観測史上最も高かった。欧州連合(EU)の「コペルニクス気候変動サービス」が9日発表した。18世紀半ばの産業革命前の平均から1・48度上回り、海面水温も過去最高を更新した。 気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」に基づき、各国は産業革命前からの気温上昇幅を1・5度までに抑える共通目標を掲げている。 発表によると、23年の平均気温は14・98度で、これまで最も高かった16年を0・17度上回った。1991~2020年の平均よりも0・6度高かった。 コペルニクスは、少なくとも過去... - [罹災証明書で受けられる支援、申請方法とは 能登半島地震でも](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/09/8963.html) - 能登半島地震の被災地では、災害で家屋などが被害を受けたことを証明する罹災(りさい)証明書の申請受け付けが始まっている。内閣府の防災担当などに用途や申請方法について聞いた。 ◆「罹災証明書」とは? 罹災証明書は、災害対策基本法に基づき、災害で家屋などが、どの程度被害を受けたかを公的に証明する書類です。原則、申請すると市町村が現地調査をして発行します。 建物の被害程度は「全壊」「大規模半壊」「中規模半壊」「半壊」「準半壊」「準半壊に至らない(一部損壊)」の六つに区分されます。認定区分などによって受けら... - [サンドウィッチマン寄贈のトイレトレーラー、輪島の避難所に到着](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/09/8936.html) - 能登半島地震で壊滅的な被害を受けた石川県輪島市の避難所に、宮城県気仙沼市から「トイレトレーラー」が到着した。お笑いコンビ「サンドウィッチマン」が同市に寄贈した車両で、実際の被災地で使われるのは初めて。断水中のトイレ確保は、被災地共通の課題。気仙沼市は「東日本大震災では全国から助けていただいた。その恩を少しでも返したい」としている。 トレーラーが着いたのは、約300人が避難している輪島市立鳳至(ふげし)小学校。避難所の運営担当者によると、仮設トイレを5基設置しているが、段差があって高齢者らには使いづ... - [石川県内86小中高が休校、55校は再開めど立たず 能登半島地震](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/09/8940.html) - 能登半島地震で甚大な被害が出ている石川県で9日、新学期が予定されていた小中高校86校が休校になった。県全体の4分の1に上る。避難所になっている学校が多く、校舎の損壊なども要因という。被災地ではライフラインの復旧が進んでおらず、輪島市や珠洲(すず)市などの55校で再開のめどは立っていない。 一方、県は9日、午前9時現在での死者数が前日より12人増えて180人になったと発表。連絡が取れない安否不明者は120人に上っている。発生から1週間を過ぎても人的被害の全容はまだ分かっていない。 今回の地震では県内... - [45秒間に三つの断層がずれ、破壊 能登半島地震、筑波大が解析](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/07/8929.html) - 能登半島地震は、半島北西部を含む長さ約120キロ、幅約20キロの範囲で45秒間に少なくとも三つの断層がずれ動いていたとみられるという分析結果を、筑波大の八木勇治教授(地震学)がまとめた。小さい断層の破壊が、枝分かれのように広がり、最終的に大きな破壊につながったと考えられるという。 能登半島では、これまで群発地震が続いていた。 八木教授は、断層がずれ動いた時に出た地震波を分析した。その結果、1日午後4時10分に観測したマグニチュード(M)7・6の地震では、これまでに最大だった2023年5月の地震(M... - [わずか1分で津波到達 日本海側の防災の難しさ露呈 能登半島地震](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/07/8920.html) - 能登半島の沿岸には1日、最大震度7の地震が発生した直後に津波が押し寄せた。住民は、津波の高さや、到達時刻の早さに驚きを隠せない。太平洋側で発生する海溝型地震と違い、避難する時間が極めて短い、日本海側の津波防災の難しさが露呈した。 「東日本大震災の津波が『重いパンチ』なら、今回の津波は『鋭く速いジャブのようなパンチ』だ」 東北大の今村文彦教授(津波工学)は、能登半島地震の津波をこう例える。 今村さんらのチームは、国土地理院などの断層データをもとに、能登半島地震の津波をシミュレーションした。すると、地... - [石川県213カ所に「自主避難所」 行政支援届かず 能登半島地震](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/07/8916.html) - 能登半島で最大震度7を観測した地震で、石川県内の15市町で約3万人が避難生活を強いられている。このうち大きな被害が出た輪島市や珠洲(すず)市、能登町では、被災者が身近な場所で身を寄せ合う「自主避難所」が少なくとも213カ所で確認されていることが判明。年末年始に帰省中だった家族連れらも被災し、自治体が指定する避難所が想定を超える人であふれていることが要因の一つになっている。 地震は8日で発生から1週間。自主避難所は過酷な生活環境に伴う健康被害などが懸念されるが、行政の支援は十分に行き届いていない。 ... - [能登半島地震 輪島に土砂ダム7カ所、決壊に注意 京大防災研](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/07/8918.html) - 能登半島地震による土砂崩れの影響で川の上流部にできた土砂ダムが、石川県輪島市内に少なくとも7カ所あったとの分析結果を、京都大防災研究所の松四雄騎(まつし・ゆうき)教授(水文地形学)がまとめた。今後、雨水や雪解け水が流れ込んで決壊したら下流域が土石流に襲われる恐れがあり、警戒する必要があるという。 松四教授は、国土地理院が地震後に撮影した航空写真を使い、土砂崩れが多く起きていた輪島市の町野川支流域を分析した。急に決壊するほど大規模なものは今のところないという。ただ、既に土砂ダムが決壊したとみられる土... - [感染拡大の鳥インフル 媒介するのは、警戒手薄なハエ?](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/07/8911.html) - 2022年シーズン(22年秋~23年春)に猛威を振るい、今季も感染拡大の兆しを見せる高病原性鳥インフルエンザ。人への感染リスクもさることながら、「エッグショック」として鶏卵価格の急騰をもたらすなど、生活への影響も大きい。渡り鳥など野鳥から広がるとされるが、実は、鶏舎までウイルスが持ち込まれる経路は不明な点が多い。昆虫が媒介する感染症を研究する九州大大学院農学研究院の藤田龍介准教授(42)は、身近なあの虫が深く関係していると推測する。 鳥インフルは、ウイルスに感染した鳥の唾液やふんなどに触れることで... - [約15kmにわたり地面が隆起、鮮明に 専門家が見た能登半島の被害](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/06/8905.html) - 海中にあった消波ブロックが砂上にさらけ出される――。石川県能登地方で最大震度7を観測した地震で6日、毎日新聞社機が沿岸の被害を上空から撮影した。輪島市では、約15キロにわたる地面の隆起が鮮明に確認でき、同乗した名古屋大の山岡耕春教授(地震学)は「予想以上で驚くほどだ」と語った。 同市南西部の鹿磯漁港周辺。砂浜に黒い線のように並ぶのは、本来は海中にあるはずの消波ブロックだ。鹿磯は人工衛星「だいち2号」の観測で最大4メートルの隆起が起きたとされた地域だが、それを裏付けるような光景だった。隆起が鮮明だっ... - [正月のだんらん奪った激震 能登地震発生から5日](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/06/8899.html) - お正月のだんらんを襲った激震――。 1日、石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震があり、100人を超す犠牲者が出た。揺れや津波により多くの家屋が倒壊。大規模な火災も発生したが被害の全容はまだ分かっていない。 発生から2日後、金沢市から車で8時間かけて輪島市中心部に入った。約200棟の家屋が燃えた観光地の朝市周辺は爆撃を受けたような焼け跡が一面に広がっていた。白い煙がくすぶり続け焦げ臭いにおいが鼻をついた。 朝市近くでは7階建てビルが横倒しになっており、消防隊員らがビルに押しつぶされた建物で懸命... - [COP29議長にアゼルバイジャン環境相 国営石油企業の元幹部](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/06/8896.html) - アゼルバイジャン政府は、今年11月に首都バクーで開催する国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)の議長に、ババエフ環境・天然資源相を指名した。ロイター通信などが伝えた。 ババエフ氏は20年以上在籍した国営石油会社で環境担当の副社長などを務めた後、2018年から現職。国際エネルギー機関(IEA)によると、アゼルバイジャンの輸出収入の9割を石油・天然ガスが占める。 アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで23年に開催されたCOP28に続いて、石油・天然ガスの産出国が世界の気候変動対策を話し合... - [「不安感じるのは正常な反応」 避難生活での災害ストレスに注意](https://socialaction.mainichi.jp/2024/01/05/8885.html) - 能登半島地震によって自宅が被害を受け、避難生活を始めた被災者は石川県内だけでも3万3000人以上に上る。避難の長期化が懸念される中、被災したショックや慣れない避難所生活から生じる「災害ストレス」が精神疾患につながることが過去の災害から分かっている。専門家は「不安を感じるのは正常な反応。頑張りすぎず異変を感じたらすぐに相談を」と呼びかけている。 被災者の心のケアに詳しい黒木俊秀・九州大教授(精神医学)によると、被災者の心理状態の変化は、数日間~数週間の「ぼうぜん自失期」を経て、数カ月後は「頑張らなけ... - [太陽熱活用、環境・財布に優しい農業 ベテラン6人が立ち上げ](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/31/8831.html) - 茨城県下妻市黒駒に、夜間も太陽熱を活用してビニールハウスを温める、環境にも財布にも優しい農業を始めたベテラン6人がいる。使用する重油量を減らせるシステムを自分たちで作り、11月中旬から稼働を始めた。考案した塚田猛さん(72)は「どうすれば経費を抑えて高齢者の活躍の場ができるかを考えた。年金受給者が働ける道具を作りたかった」と笑う。 メンバーは専業や兼業農家を経験してきた60代後半~70代の男性。英語で「熟練技術者」を表す「Skilled Person(スキッパー)集団」と名乗る。塚田さんによると、... - [つくば市、茨城初のCO2実質ゼロへ 「脱炭素先行地域」に選出](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/29/8825.html) - 茨城県つくば市が、2030年度までに二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロを目指す環境省の「脱炭素先行地域」に選ばれた。つくば駅を中心とした半径約500メートルが対象で、商業施設や住宅などで電力消費に伴うCO2排出を削減する。県内の選定は初めて。【信田真由美】 脱炭素先行地域は、「50年までに排出実質ゼロ」とする国の目標に先んじる地域で、再生可能エネルギーの導入などに伴う設備の整備費用を5年間で最大50億円補助する国の交付金を受けられる。これまでにつくば市を含めて36道府県の計74件が選定されている。 ... - [神奈川全域でリス駆除へ 「異常」に捕獲増加 在来種を脅かす懸念も](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/28/8820.html) - 神奈川県は、特定外来生物「タイワンリス(クリハラリス)」の生息域拡大に危機感を強め、外来生物法に基づく防除実施計画を今年度中に策定し、来年度から広域的な駆除を進める方針を明らかにした。分布域が三浦半島などの県南東部から北西部に広がり、ニホンリスなど在来種の生態系への影響や生活・農林業への被害が拡大する恐れが高まっているためで、来年2月に市町村の同意を得れば、計画の対象を県全域にしたい考えだ。【橋本利昭】 計画の素案によると、防除期間は2024年度から5年間。生息状況に応じ、高密度区域(横須賀、鎌倉... - [水害と地名の深~い関係 「人と天然との交渉」――柳田国男を継承する。 ~連載40回【最終回】 谷川彰英(作家、筑波大名誉教授) ](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/27/4238.html) - 私の地名研究は柳田国男の思想に拠っている。柳田が「地名の研究」(1936年)に書き残した次の一節を片時も忘れたことはない。 「最初の出発点は、地名は我々の生活上の必要に基いてできたものであるからには、必ず一つの意味をもち、それがまた当該土地の事情性質を、少なくともできた当座には、言い表わしていただろうという推測である - [休園中にリセット? 「慣らし保育」の進み具合、我が家の場合|保活日記⑧](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/10/8810.html) - 4月1日付けで、次男が認可保育園に入園しました。入園当初は1~2時間預けることから始め、12時の給食まで、15 - [育休中に、小さく働いてみて|保活日記⑦](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/03/8807.html) - 4月に、次男が保育園に入園しました。 最初は1、2時間ほど預けることから始め、徐々に在園時間を延ばす「慣らし保 - [保育園で、紙おむつのサブスクを使ってみたら…|保活日記⑥](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/27/8803.html) - 保育園のおむつ事情。自治体や園によって、かなり異なるようです。長男の通う保育園では、紙おむつのサブスクリプショ - [生まれた月によって、保育園入園のしやすさが、こんなに変わりました|保活日記⑤](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/25/8799.html) - 長男(3歳)の「保活」が終わってから、2年あまりが経ちました。長男は「認可保育園に入園するために、まず認可外保 - [はじめての「保活」、立ちはだかる「42点横並び」の壁|保活日記②](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/18/8769.html) - つい先日、晴れて3歳になった長男。保育園探しで一番、頭を悩ませていたときのことを、前回に続いてもう少し具体的に - [「子どもにとって最適な環境とは」と悩み続けて|保活日記④](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/22/8795.html) - リストの下から2番目に残っていた認可外保育園。夫と長男(当時0歳)と見学に行くと、そこはちょっとうす暗い、マン - [はじめての「保活」、行きついたのはうす暗いマンションの一室|保活日記③](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/20/8785.html) - 自宅から通いやすい園をピックアップしたところ、認可保育園が15件、認可外保育園が5件。リストを作っていざ、保育 - [竜巻のがれきから見つかった奇跡の酵母 しょうゆが再生の光に](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/23/8761.html) - 2021年5月に静岡県牧之原市で発生した竜巻でしょうゆ蔵が全半壊する甚大な被害に見舞われた、1828(文政11)年創業の老舗「ハチマル」。失意の中から社長の鈴木義丸さん(46)らを救ってくれたのは、がれきの中から偶然見つかった、配管の中で半世紀近くも生き続けていたかつての酵母菌だった。 蔵の再建にこぎ着け、その酵母菌と厳選した素材を使い、昔ながらの製法で香り豊かな「晴レノ日ノ醬油(しょうゆ)」の商品開発に成功した。鈴木さんは「しょうゆは日本の大事な食文化。先人の思いを次世代につなげていきたい」と決... - [企業のLGBTQ支援取り組み、きっかけ最多は「従業員からの要望」](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/22/8759.html) - LGBTQなど性的少数者を支援する企業の取り組みのきっかけは、「従業員からの要望」が最多――。企業向け人事システムを提供する「ワークスヒューマンインテリジェンス」の調査で、こんな実態が明らかになった。次いで多かったのは「経営層の支援宣言」で、調査担当者は「ボトムアップとトップダウンの両方からの働きかけが大きな後押しになっている」と話している。 調査は8~10月、取引先の大手企業を対象に実施し、36社から有効回答を得た。回答企業の従業員数の平均は約2500人。 調査結果では「差別禁止の明文化」「同性... - [コウノトリと共生する豊かな暮らしを 巣塔など整備進む 広島](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/22/8757.html) - 国の特別天然記念物、コウノトリ(野生)が絶滅後、広島県内で初めて繁殖した世羅町で、コウノトリとの共生を目指す機運が高まっている。繁殖の拠点となる常設の人工巣塔が年明けにも設置される見通しで、コウノトリへの理解を深める集いも開かれた。【渕脇直樹】 世羅町では2月、兵庫県豊岡市生まれのつがいが電柱の上に営巣。4月に産卵し、5月に雄2羽、雌1羽の計3羽がふ化した。町は地元の子供たちから愛称を募り、羅々(らら)、喜羅(きら)、希羅里(きらり)と命名。3羽は順調に育ち、7月に巣立った。 営巣中、巣の周辺には... - [「ダブルマイノリティー」安心して利用できる場所に 大阪で就活支援](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/22/8755.html) - 障害のあるLGBTQなど性的少数者らの就職を支援しようと、東京の認定NPO法人「ReBit(リビット)」が、大阪市北区に2カ所目となる就労移行支援事業所「ダイバーシティキャリア大阪」をオープンした。“LGBTQフレンドリー”を前面に打ち出し、LGBTQの先輩社会人による講座や、多様性を推進する企業との交流といった多様な支援を用意しているのが特徴だ。 リビットは2013年から就活支援を始め、21年に同事業所を東京・渋谷に開いた。全国でも例がない事業所といい、LGBTQかつ精神・発達障害者という「ダブ... - [21世紀末までに洪水リスク抱える人口5倍に 国連が予測](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/29/8434.html) - 国連開発計画(UNDP)は、現在のペースで温暖化と海面上昇が進んだ場合、今世紀末までに世界各地の沿岸部で洪水リスクにさらされる人は5倍以上に増加するとの予測を11月下旬に発表した。ラテンアメリカの沿岸部やカリブ海、太平洋の島しょ国などは影響を最も受ける地域で、永続的な浸水で土地や重要インフラが失われるとした。 UNDPによると、気候変動に伴う海面上昇の影響で、各地の沿岸部で洪水が起きた範囲は拡大している。現在、世界では20年に1度洪水に見舞われるリスクがある地域に1400万人以上が暮らす。最新のシ... - [脱炭素の「切り札」、合成メタンで都市ガス供給へ 西部ガスなど](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/21/8753.html) - 西部ガス(福岡市)などは、燃やしても二酸化炭素(CO2)排出が「実質ゼロ」の合成メタンを用いた都市ガス供給に乗り出す。工場などから出るCO2を回収して合成するメタンが主成分で、燃焼時の排出と相殺する計画。ガスで火を使う企業にとってCO2排出は避けられず、合成メタンの実用化で企業の脱炭素化につなげるのが狙い。2025年にも一部企業に供給する。【久野洋】 水素とCO2から天然ガスの主成分と同じメタンを合成する「メタネーション」の技術を応用する。工場などから大気中に排出されるCO2を回収して使うことで、... - [エジプト、エチオピアと水争い ナイル川巨大ダム巡り「交渉決裂」](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/20/8749.html) - ナイル川の水資源を巡り、上流で巨大ダムを建設しているエチオピアと下流に位置するエジプトが対立している問題で、エジプト政府は19日、ダムの管理方法に関する交渉が決裂したと発表した。両国の首脳は7月、4カ月以内に解決することで合意し、交渉が続いていた。希少な水資源を巡る対立の難しさが改めて浮き彫りになった。 問題となっているのは、エチオピア高原を水源に持つ「青ナイル」沿いでエチオピアが2011年から本格的に建設を始めた「大エチオピア・ルネサンスダム」。最大貯水量は青ナイルの平均年間流水量の約1・5倍と... - [障害児の「きょうだい」の悩みとは ヤングケアラーのリスクも](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/18/8733.html) - 身体や知的、精神の障害などがある兄弟姉妹を持つ人たちを「きょうだい」と呼び、その声に耳を傾けようとする動きが生まれつつある。きょうだいが抱える特有の悩みや思いはどういったものなのだろうか。 きょうだいらの支援に取り組む「きょうだい児と家族の応援団にじいろもびーる」(東京都)の有馬桃子代表は約10年前に知的障害のある妹を亡くした。「家族の中心だった妹は私にとって、守るべき人で重みのある存在だった」。10月に滋賀県で開かれた、きょうだいをテーマにしたパネルディスカッションに登壇した有馬代表はそう振り返... - [公立高校入試「生理で追試OK」 文科省が19日、全国に通知](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/19/8744.html) - 公立高校入試の受験日と月経(生理)が重なった生徒への対応について、文部科学省は19日、「追試は可能」とする通知を全国の都道府県などに出した。 病気や事故などで入試を受けられなくなった受験生に別途実施される追試の対象に、生理による体調不良が加わる。現在の中学3年生が受験する2024年入試から適用される。 通知は追試を受けられる受験生について、「本人に帰責されない身体・健康上の理由により、やむを得ず用意された試験日程で受験できない生徒」と記載。理由の例示として、新型コロナウイルスなどの感染症に加え、「... - [はじめての「保活」は、4キロ離れた家への引っ越しからはじまった|保活日記①](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/15/8678.html) - 春の復職に向けて、次男(0歳)の保育園探しをしていると、数年前の長男のときのことを、よく思い出します。子育ての - [あふれかえる海洋プラごみ 独特の色合いを持つアクセサリーに](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/16/8729.html) - 青く美しい日本海が広がる金沢市の海岸だが、砂浜には多くのごみが海流によって流れ着いていた。「拾っても拾ってもなくならないけど、少しずつね」。ボランティアの仲間とともに同市の「カエルデザイン合同会社」のデザイナー、川﨑朱美子(すみこ)さん(53)は汗をぬぐいながら海岸の清掃活動をする。 「どんどん作ってどんどん売る。買って、いらなくなったら捨てる。もうそんな時代じゃない。環境、福祉、何か世の中に還元できるモノを」。川﨑さんは考える。同社では、海洋プラスチックごみを材料に、障害のある人たちと協力してア... - [大雨被害で…重要文化的景観「やめたいのが本心」復旧で問題噴出](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/16/8726.html) - 7月の大雨で大きな被害を受けた国の重要文化的景観、小鹿田(おんた)焼の里(大分県日田市)の復旧などを巡り、窯元ら地域住民でつくる「小鹿田焼の里景観保存会(坂本浩二会長)」が13日夜、経過報告会を初めて開いた。参加者からは「単に景観を戻すだけでは被災を繰り返すだけ」などの課題が指摘された上、景観を守っても地元に利益がないことから「やめたいのが本心」との意見が出るなど多くの問題が噴出した。 報告会には、窯元や市が設立した小鹿田焼の里景観委員会の藤原恵洋委員長(九州大名誉教授)や住民ら約20人が出席した... - [脱化石燃料化、締約国が初の一致 「10年で加速」COP28採択](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/13/8700.html) - アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)は13日、世界の気温上昇を産業革命前から1・5度に抑える目標の達成に向け、この10年で脱化石燃料化を加速する方向性を明記した成果文書を採択した。2035年までに世界全体の温室効果ガス排出量を19年比で60%削減することが必要との文言も盛り込んだ。 約30年におよぶ地球温暖化交渉の歴史で、石油・ガスを含めたすべての化石燃料の転換に向けた取り組みで締約国が一致するのは初めて。COP28では気候変動対策の国... - [欧米・島しょ国vs産油国 化石燃料廃止巡り深夜の攻防 COP28](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/12/8653.html) - アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開かれている国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で11日夕に公表された成果文書の新草案には、化石燃料の削減方針が明記されたが、当初案の「段階的廃止」から後退した。欧米や島しょ国などはより強い表現を求めて連帯し、産油国などとの間で最終盤の攻防が続いた。 「私たちの『死亡診断書』には署名できない」。気候変動に最も脆弱(ぜいじゃく)な島国で構成する「小島しょ国連合」(AOSIS)は11日夜に発表した共同声明で、新草案に反対する姿勢を明確にした。化石燃... - [COP28成果文書の新草案が判明 「脱化石燃料化」10年内に開始](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/13/8655.html) - アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で、議長国が12日に締約国に示した成果文書の新たな草案が判明した。焦点である化石燃料をめぐる表記については、2050年までの温室効果ガス排出実質ゼロを達成するため、「エネルギーシステムの脱化石燃料化」をこの10年で始めるとした。 COP28では、化石燃料の将来の使用のあり方が最大の焦点となっている。 毎日新聞が確認した新草案は現地時間12日夕(日本時間同日深夜)時点で作成されたもの。化石燃料の代替とし... - [段ボールの寝具、新聞紙のスリッパ手作り 小学生、避難生活を体験](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/13/8660.html) - 地域の子どもたちに災害時の避難所生活を疑似体験してもらおうと、群馬県館林市城沼公民館(樺沢聡館長)で1泊2日の宿泊体験が行われた。市防災士連絡会の防災士、北本貴光さん(50)の指導のもと、小学3~6年生約20人が段ボールを寝具にしたり、新聞紙でスリッパを作ったりし、友達同士が「手作りのプライベートルーム」で語り合った。 体験学習を通じて自主性を身につける同館の企画「城沼ちゃれんじクラブ」の一環で、11月24、25日に実施された。同館は県内で多くの被害が出た2019年の台風19号の際に避難所が開設さ... - [化石燃料をやめて 「インドのグレタさん」COP総会で座り込み](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/12/8651.html) - 「化石燃料をやめて。化石燃料をやめて」--。アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催されている国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で11日、インドの環境活動家、リシプリヤ・カングジャムさん(12)が総会の議場で壇上に座り込んで抗議した。 カングジャムさんは7歳のころからソーシャルメディアなどで発信を続けており、スウェーデンの環境活動家になぞらえて「インドのグレタ・トゥーンベリ」とも呼ばれる。壇上では「あなたたちの今日の行動が、明日の私たちの未来を決める」と訴えた。 総会でCOP2... - [COP29、アゼルバイジャンで開催へ](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/10/8631.html) - 2024年の国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)は、アゼルバイジャンで開催される見通しになった。関係者が取材に明らかにした。アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催中のCOP28で参加国による正式な承認手続きを経て、最終日の12日に発表される予定。 COPは国連が分類する五つの地域グループの持ち回りで開催され、24年は旧ソ連諸国を含む23カ国が属する「東欧」グループの順番だった。複数の国が開催に名乗りを上げ、アゼルバイジャン、アルメニア、ブルガリアの3カ国に絞り込まれていた。 当... - [日本有数のコメ産地・大潟村、熱供給にもみ殻活用 国内初の計画進む](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/11/8635.html) - 男鹿半島の付け根にある国内有数の稲作地帯、秋田県大潟村が、もみ殻を利用したバイオマス地域熱供給システムを2024年7月に本格稼働させる日本初の計画を進めている。離島で電力や熱エネルギーを自給する北欧デンマークの取り組みにも学び、「自然エネルギー100%」の村づくりを加速させる。【高橋宗男】 村の水田、約9000ヘクタールからは年間6万1000トンほどの米が生産され、全国の市町村で6位の規模を誇る。その副産物として同約1万2000トンのもみ殻が出るが、7割は有効利用されていない状態だという。 「もみ... - [「化石燃料標的の文言拒否を」 OPEC事務局長、加盟国に書簡](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/09/8626.html) - アラブ首長国連邦(UAE)で開催中の国連の気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で、政府間の交渉が続く合意文書の草案を巡り、石油輸出国機構(OPEC)のガイス事務局長が、化石燃料の生産と消費に影響を与える合意を阻止するよう加盟国などに書簡を送っていたことが明らかになった。ロイター通信などが報じ、毎日新聞も書簡を確認した。 書簡は6日付で、OPECと非加盟主要産油国からなるOPECプラスの閣僚らに宛てて送付された。書簡によると、合意文書の草案には化石燃料の「段階的廃止」を明記した選択肢が... - [日本、衛星観測データで支援強化 途上国の温室効果ガス算定](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/09/8628.html) - 日本は人工衛星による温室効果ガス観測データを活用し、途上国の排出量算定の精度向上や排出削減などに関する支援を強化する。アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)の閣僚級会合で9日、伊藤信太郎環境相が衛星の活用を含む「投資促進支援パッケージ」を公表した。 日本政府は2009年打ち上げの温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」、18年打ち上げの「いぶき2号」の観測データを世界各国に無償で提供している。 各国が国連に提出する国全体の排出量は、化石燃料の消... - [化石燃料の「段階的廃止」が軸 COP28合意文書草案](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/09/8624.html) - アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で、条約事務局は8日、合意文書の新たな草案を示した。最大の焦点となっている化石燃料を巡る今後の方針については「段階的廃止」とする案が軸になっている。 COP28では、気候変動対策の進捗(しんちょく)評価を踏まえ、合意文書に各国に対策強化を促す強い文言を盛り込むことを目指している。8日公表の草案では、化石燃料について五つの選択肢が示され、うち4案に「段階的廃止」という言葉が明記された。この中には「(温室... - [10年間で「過去に例のないペースで海面上昇進んだ」 WMOが報告書](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/09/8622.html) - 2011~20年は記録上「最も暑い10年」で、氷床などの融解が加速し、過去に例のないペースで海面上昇が進んだとの報告書を、世界気象機関(WMO)が公表した。WMOのターラス事務局長は「人間活動による温室効果ガスの排出が原因であることは明らかだ」と指摘する。 報告書は、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイでの国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)に合わせて公表された。 報告書によると、この10年間の世界の平均気温は産業革命前の水準より1・1度高く、これまでのどの10年間よりも暑かった。... - [「やっているふりはやめて」世界の若者、各地で気候変動対策デモ](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/08/8617.html) - 週末の8日、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイで開かれている国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)に合わせ、各地の若者らが化石燃料の廃止などを訴えるデモをした。 ドバイでは、気候変動の危機に直面する途上国を中心に約100人が集まった。昨年、大規模な洪水に遭ったパキスタン出身のジャマール・バルーチさんは「私の住む地域では先住民族が化石燃料採掘に抵抗してきたが、産業界や当局によって抑圧されてきた。化石燃料からの脱却に向けて一丸となって立ち上がろう」と呼びかけた。 東京・JR新宿駅前では... - [COP28、閣僚級の交渉始まる 焦点はガス排出削減目標などの合意](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/08/8619.html) - アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で8日、閣僚級の交渉が始まった。2030年代の温室効果ガス排出削減目標や、化石燃料の段階的廃止・削減で合意できるかが焦点だ。日本からは伊藤信太郎環境相が9日から出席する。 COP28では、気候変動対策の進捗(しんちょく)評価を踏まえ、各国に対策強化を促す合意を目指している。5日に公表された合意文書の草案では、世界の平均気温を産業革命前から1・5度上昇に抑える目標実現に向け、世界全体の排出量を「2025... - [気候変動対策、日本は最下位グループ 独NGOなどのランキング](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/08/8615.html) - 独NGO「ジャーマンウオッチ」などは8日、各国・地域の気候変動対策を順位付けした報告書「気候変動パフォーマンスインデックス」を公表した。64カ国・地域を評価した結果、日本は58位で、5段階評価で最低のグループ(54位以下)だった。1~3位は「該当なし」で、最高(4位)はデンマーク、最下位(67位)はサウジアラビア。 報告書は毎年、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP)に合わせて公表されている。国民1人当たりの温室効果ガス排出量▽再生可能エネルギー導入目標▽途上国支援など国際的な政策――など14... - [世界の若者、半数が気候変動の定義を正しく理解せず ユニセフ調査](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/08/8612.html) - 国連児童基金(ユニセフ)などは7日、日本を含む世界の若者の85%が気候変動について認識している一方、半数が気候変動の定義を正しく理解していないという調査結果を発表した。ユニセフは、将来の気候変動対策を担う若者世代への気候教育の必要性を訴えている。 調査結果は、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開かれている国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)に合わせて公表された。 ユニセフなどは2022年4月~23年2月、気候変動への意識や理解について、日本など55カ国の人を対象に電話や対面で調... - [原発は温暖化対策の「切り札」か 識者が指摘する気候変動のリスク](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/08/8610.html) - 急速に進む温暖化対策の「切り札」として、原発への回帰が強まっている。アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)では、2050年までに世界の原発の設備容量を3倍にするという目標が掲げられ、日本も参加した。だが、その流れに異を唱える報告書が10月に公表された。原発は気候危機に耐えられるか――。 この報告書は、NPO法人「原子力資料情報室」がまとめた。全体で6章からなり、気候変動が引き起こす異常気象が原発に及ぼす影響について、経済性や安全性などの観... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 横浜水道ものがたり ~近代水道の父 H.S.パーマー~連載51回 緒方英樹 ](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/07/8569.html) - 飲み水にも困っていた幕末の横浜村 横浜は、かねてより丘と谷からできていて、平地は少ないところでした。 1657(明暦3)年の大雨では、13日間の降雨によって大岡川が氾濫して入海に流れ込みました。その入海を長年にわたって埋め立て、吉田新田を開墾したのが吉田勘兵衛を中心とする人たちでした。それを埋め立てた土砂は、 - [脱石油・ガス同盟が途上国への支援開始を表明 COP28](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/06/8602.html) - 世界の気温上昇を止めるため、石油・天然ガス廃止を目指す有志国・地域の連合体「ビヨンド石油・ガス同盟(BOGA)」は5日、途上国が石油・ガス依存から脱却するための支援を開始すると発表した。第1弾として、ケニアとコロンビアに100万ドル(約1億5000万円)を拠出する。 アラブ首長国連邦(UAE)で開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)でBOGA参加国の代表らが記者会見して明らかにした。また、新たにスペインなど3カ国が加わり、BOGA加盟国・地域は計24になった。 BOGAは2... - [100年前の黒点スケッチ、天文学の貴重データに 長野の教諭が記録](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/06/8591.html) - 約100年前、長野県の旧制中学校の教諭が14年間ほぼ毎日、太陽の黒点をつぶさに記録し続けた。その克明かつ膨大なスケッチが、太陽活動の長期変動を理解する上で貴重なデータであることが分かったと、名古屋大などの研究グループが5日発表した。今月発行の英王立天文学会月報に論文が掲載される。 長野県三水村(現長野市)の農家に生まれた三澤勝衛(かつえ)氏(1885~1937年)は、県内の小学校などで教員を務めた後、35歳で同県立旧制諏訪中(現諏訪清陵高)に赴任し、地理の授業を担当した。 21年、授業の一環で生徒... - [防災気象情報の基準や名称、統一へ 洪水警報など分かりやすく](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/06/8588.html) - 気象庁と国土交通省は6日、洪水警報などの防災気象情報を見直すための有識者検討会を開き、情報を出す基準や名称を統一する見直し案を示した。検討会は見直し案をもとに2024年に報告書をまとめ、運用を始める。開始時期は未定。 検討会は、これまで多岐にわたりばらつきのあった防災気象情報をシンプルに整理して住民にわかりやすく伝えるため、22年1月に設置された。防災気象情報は、警報や注意報に加え、線状降水帯の発生を含む「顕著な大雨に関する情報」など災害への危険性を呼びかけるもの。気象庁や国交省が発表し、この情報... - [COPがきっかけ「クールビズ」 温暖化対策が変えた暮らし](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/06/8564.html) - 日常生活とはかけ離れた問題が議論されていると思われがちな国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP)。今年はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイでCOP28が開催中だが、実は国民のライフスタイルの変化とも直結している。軽装で快適に夏を過ごそうという「クールビズ」は、元をたどればCOPがきっかけだ。どんな経緯があったのか。 冬の装いになった師走の街でも、ネクタイ未着用のサラリーマンが目につく。クールビズをきっかけに、今や「ネクタイを着用しなくてもいい」というスタイルが季節を問わず浸透している。ネクタイ「... - [「気候変動が健康に影響」医師の78%が実感 シンクタンクが調査](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/05/8560.html) - 日本の医師の約8割は、「気候変動が人々の健康に影響を及ぼしている」と実感しているとのアンケート結果を、シンクタンク「日本医療政策機構」(東京都)が公表した。世界では近年、地球温暖化の影響で、山火事による大気汚染や感染症リスクの増大などが指摘され、日本でも医療現場で影響が顕在化している可能性がある。 アラブ首長国連邦ドバイで開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)では、同条約の会議として初めて、健康を巡る問題について集中的に議論する「保健の日」が設けられた。また健康を守る行動を... - [今年のCO2排出量、過去最高に 中国ロックダウンからの反動など](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/05/8540.html) - 石炭など化石燃料の燃焼による今年の二酸化炭素(CO2)排出量は368億トン(2022年比1・1%増)で、過去最高になる見通しを国際研究チーム「グローバル・カーボン・プロジェクト」が5日発表した。新型コロナウイルス大流行の前(19年)を1・4%上回ると予測されるという。 分析結果は、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催されている国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)に合わせて公表された。 チームによると、世界全体の排出量は新型コロナ大流行を受けた経済活動の停滞で20年は前年より減... - [海外観測所、潮位の目立った変化なし インドネシアの大規模噴火](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/03/8507.html) - 気象庁によると、3日午後5時40分ごろ、インドネシアのスマトラ島にあるマラピ火山で大規模な噴火が発生し、噴煙が高度約1万5000メートルまで上がった。気象庁は日本への津波の有無について調査しているが、同午後7時45分現在、海外の観測所で目立った潮位の変化はみられないという。 気象庁は、仮に噴火に伴って津波が発生し、日本に到達すると想定した場合、沖縄県の早い所で3日午後9時ごろに津波が到達すると予想している。予想される津波の高さは不明という。 気象庁は「今後の情報に注意してほしい」と呼びかけている。... - [流行語に「地球沸騰化」 サバ養殖に取り組む社長が受賞者に](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/03/8500.html) - 福井県若狭地方名産のサバの完全養殖に取り組む田烏水産(同県小浜市)の横山拓也社長が、1日発表された「現代用語の基礎知識選 2023ユーキャン新語・流行語大賞」でトップ10入りした「地球沸騰化」の受賞者に選ばれた。同社では今夏の猛暑で、飼育していたサバが大量死しており、横山社長は海水温の上昇に警鐘を鳴らしている。【高橋隆輔】「海から逃げずに向き合いたい」 「地球沸騰化」は、今年7月の世界平均気温が史上最高になったことを受け、国連のグテレス事務総長が発言した。この暑さの影響で、同社は当時飼育していたサ... - [「再エネ、30年までに3倍」日本含む118カ国が誓約 COP28](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/03/8502.html) - アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で、日本を含む有志国118カ国が世界全体の再生可能エネルギーの設備容量を2030年までに3倍にすることを誓約したと、議長国UAEが2日、首脳級会合に合わせて発表した。 誓約はUAEや欧米が主導。COP28の最終的な合意文書に盛り込むことを目指している。 欧州連合(EU)が発表した誓約文によると、産業革命前からの気温上昇を1・5度に抑える国際目標の実現に向けて、世界の再生エネの設備容量を30年までに22... - [「2050年までに世界で原子力発電3倍」 日本も賛同 COP28](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/02/8496.html) - 米政府は2日、2050年までに世界全体の原子力発電の設備容量を3倍にすることを目指す宣言に、日本を含む21カ国が賛同したと発表した。宣言は、アラブ首長国連邦(UAE)で開かれている国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)に合わせて公表された。 日本では今年5月、原発の60年超運転を可能にした「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法」が成立。岸田政権は原発回帰の方針に転じており、宣言への参加で、その姿勢が鮮明になった格好だ。 宣言は米国が英国とともに主導し、フランスやカナ... - [マクロン仏大統領、G7に2030年までの石炭火力「終止符」を要請](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/02/8493.html) - フランスのマクロン大統領は1日、アラブ首長国連邦(UAE)で開催されている国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)の演説で、主要7カ国(G7)は2030年までに石炭火力発電に「終止符を打つ」よう促した。石炭火力への依存度が高く、廃止の年限を定めていない日本に公の場で圧力を強めた形だ。 首脳級会合で演説したマクロン氏は、二酸化炭素(CO2)排出量の多い石炭への投資は「実にばかげたことだ」と指摘。地球の平均気温の上昇幅を産業革命前と比べ1・5度に抑える目標の達成に向け、先進国は模範を示し... - [水害と地名の深~い関係 水との共生――そこに人が住むにはそれなりの理由がある。連載39回 谷川彰英(作家、筑波大名誉教授) ](https://socialaction.mainichi.jp/2023/12/01/8156.html) - 「全国水害地名をゆく」(インターナショナル新書) 毎日新聞デジタルのソーシャルアクションラボに「水害と地名の深~い関係」の連載を始めたのは2019年11月のことだから、ちょうど4年が経ったことになる。その38回までの連載を書籍化して「全国水害地名をゆく」(インターナショナル新書)にまとめて、今年8月上梓した。 - [COP28、海の問題焦点に 日本の研究機関「漁場の危機」発信へ](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/29/8448.html) - 30日にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開幕する国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で海の問題が焦点の一つとなる。海水温の上昇など気候変動が海に与える影響への対応は急務となっており、会場では各国の研究機関などが海の現状について報告し、日本の研究機関はアジアの漁場の危機を取り上げる予定だ。 COP28の会場には海洋をテーマにした「オーシャンパビリオン」が設置される。米ウッズホール海洋研究所など34の研究機関・団体が参加し、専門家らを招いたパネルディスカッションや講演会を予定して... - [COP28開幕 地球温暖化による「損失と被害」基金運用開始を合意](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/30/8470.html) - 国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)が11月30日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開幕した。初日の全体会合で、地球温暖化の影響で生じた「損失と被害(ロス&ダメージ)」を支援する基金の運用開始について合意した。 洪水や熱波、海面上昇といった温暖化によって生じる「損失と被害」を巡っては、2022年のCOP27で支援のための基金設立という「歴史的」合意に至った。その後、国連の専門委員会で基金の具体化に向けて議論。COP28では委員会がまとめた勧告案を採択した。 勧告に基づき、基金... - [2023年は観測史上最も暑い年に 世界の平均気温、WMO速報値](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/30/8467.html) - 世界気象機関(WMO)は30日、2023年の世界の平均気温は記録のある1850年以降で最も高くなることが確実になったと発表した。1~10月の気温は産業革命前より約1・4度高く、これまでの記録だった16年(産業革命前比プラス1・29度)などを上回る見込みだという。 WMOは同日開幕した国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)に合わせ、10月末までのデータを基に、今年の気候についての暫定的な報告書を公表。国連のグテレス事務総長は「私たちは気候の崩壊をリアルタイムで経験している。そしてその... - [COP28が開幕 パリ協定の真価問われる会合に](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/30/8464.html) - 気候危機への対応を議論する国連の気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)が11月30日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開幕した。化石燃料の廃止・削減に加え、温室効果ガス排出削減目標引き上げを促す合意ができるかが注目される。 会期は12月12日まで。1、2日には首脳級会合が開かれ、岸田文雄首相が出席する。 世界の平均気温を「産業革命前から1・5度上昇に抑える」という目標実現に向け、COP28では世界全体の対策の進捗(しんちょく)を評価する。「グローバルストックテーク」と呼ばれる仕組み... - [暖冬で衣替えまだ?ユニクロ、不要ダウンの回収進まず 来季に影響も](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/30/8461.html) - カジュアル衣料品店「ユニクロ」による不要になったダウン商品の無料回収がこの冬、あまり進んでいない。暖冬でユーザーの衣替えが進んでいないことが要因とみられ、このままでは来季以降のリサイクル製品の製造が難しい状況だという。年末の大掃除シーズンを迎えるにあたり、担当者は「羽毛は何度でも再利用できる。着なくなったユニクロのダウンがあれば、捨てないでリサイクルしてほしい」と呼び掛けている。 ユニクロによると、例年は9月下旬ごろから家庭で衣替えが始まり、12月初旬にかけて多くのダウン商品が各店舗に持ち込まれる... - [「孫世代のため逃げよう」吉里吉里中の巾着で命つなぐ取り組み](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/30/8459.html) - 優れた防災教育を顕彰する2023年度の「ぼうさい甲子園」(1・17防災未来賞=毎日新聞社など主催)のグランプリに、岩手県大槌町の町立吉里吉里(きりきり)中学校が選ばれた。「巾着で命をつなげ~HAPPY&SAFETYプロジェクト~」と題し、津波の際に高齢者が「孫世代のために逃げよう」と積極的に避難するきっかけ作りに取り組んだことが評価された。 学校がある吉里吉里地区は太平洋岸に位置し、東日本大震災で95人が犠牲になった。プロジェクトは3年生の関谷璃美(りみ)さん(15)が町独自の総合学習「ふるさと科... - [化石燃料の削減・廃止、一致できるか 30日にCOP28開幕](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/28/8432.html) - 国連の気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)が30日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開幕する。国際社会は産業革命前からの気温上昇を1・5度に抑える目標を掲げているが、現状は実現にほど遠い。主要産油国が議長国の会議で、目標達成に向けて化石燃料の段階的な削減・廃止などで一致できるかが最大の焦点だ。 会期は12月12日までの予定。序盤の12月1~2日に首脳級会合が開かれ、岸田文雄首相が出席する方向で調整している。8日に閣僚級の交渉が始まり、日本からは伊藤信太郎環境相が参加する予定だ。 ... - [西部ガスが森林由来のCO2吸収量購入 山国川流域森林組合と契約](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/28/8430.html) - 西部ガス(福岡市)は、二酸化炭素(CO2)の排出削減・吸収量の取引制度を使い、森林整備で生まれたCO2吸収量「クレジット」計112トンを山国川流域森林組合(大分県中津市)から購入した。同社が森林由来のクレジットを購入するのは初めてで、今後、都市ガスの供給先企業などへの販売を検討する。 温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」実現に向け、国はCO2排出削減・吸収量を取引する「J―クレジット」制度を進めている。買い取ったクレジットは、自社のCO2排出量と相殺できる。森林はCO2を吸... - [UAE、COP28を石油・ガス取引の商機に利用? BBC報道](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/28/8392.html) - 英BBC放送は27日、アラブ首長国連邦(UAE)が30日から自国で開催する国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)を利用し、複数の参加国に石油・ガスの輸出取引などを働きかける計画を進めていると報じた。非営利の調査報道グループ「気候変動報道センター」(CCR)が内部告発を通じて入手したとする文書を基に伝えた。 COP28で議長を務めるUAEのジャベル産業・先端技術相は、アブダビ国営石油会社(ADNOC)と国営の再生可能エネルギー企業の最高経営責任者を兼務している。 報道によると、文書は... - [COP28「未来守る合意を」 気候変動枠組み条約事務局長が寄稿](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/26/8377.html) - 地球温暖化を食い止め、持続可能な世界を将来に残すことができるか。30日からアラブ首長国連邦のドバイで開かれる国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)は、国際枠組み「パリ協定」の下で国際社会が対策を前進させられるかを占う場となる。 開幕を前にサイモン・スティル条約事務局長が毎日新聞に寄稿し、化石燃料への補助金を減らし、温室効果ガス排出削減に直結する対策などについて、COP28で合意することの重要性を訴えた。 ここ数年、インフレは世界の多くの地域で「生活費危機」を引き起こしている。恐怖を... - [子や孫にぬいぐるみを贈れば、絶滅危機の野生動物支援に WWF企画](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/24/8370.html) - かわいらしいぬいぐるみを子どもや孫に贈ることが、絶滅のおそれがある野生動物の命を救うことにつながる――。世界自然保護基金(WWF)ジャパンは11月から、野生動物の里親(スポンサー)として寄付を行うと、第三者に寄付の返礼品(野生動物のぬいぐるみなど)を贈ることができる取り組みをスタートさせた。 「野生動物アドプト・ギフト」と呼ばれ、絶滅のおそれのある「アフリカ象」「ジャガー」「ユキヒョウ」から支援したい動物を選び、一口1万2000円をWWFジャパンに寄付する。 アフリカ象は高値で取引される象牙が狙わ... - [WORK DESIGN AWARD 「無理をしない」働き方のぼる塾がグランプリ](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/24/8351.html) - 「WORK DESIGN AWARD」は、柔軟な勤務を認める新制度の導入や、多様性に配慮した福利厚生の創設、 - [スマホゲームで地球温暖化を抑止 川崎市と富士通が実証実験](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/17/8204.html) - スマホゲームで地球温暖化を抑止しよう――。そんなコンセプトの実証実験を、川崎市と富士通(本社・東京都港区)が12月4日から3月末まで実施する。両者が16日発表した。二酸化炭素(CO2)の排出量を抑制するなど環境に配慮した行動に楽しみながら取り組める。ゲームデモ版を17、18の両日、川崎駅前の大型商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」で提供する。 ゲーム名は「グリーンカーボンファーム」。市と富士通が2022年10月に導入した環境アプリ「グリーンカーボンクラブ」のメニューの一つ。 川崎駅や武蔵小杉駅周辺、多摩... - [毎月続く、学生のためのフードパントリー:白梅学園大学子ども学研究所から](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/12/4587.html) - 白梅学園大学(東京都小平市)は、教職員と学生の距離が近いです。コロナ禍において、教員である私(田中真衣准教授)も、学生との会話の中で子どもたちの生活の厳しさも耳にするようになりました。コロナの感染拡大に伴い、アルバイトの雇い止めにあってしまった学生も目立ちました。入学金や学費まではなんとか用意して大学に入学したけれど - [気温、今世紀末で2.9度上昇の恐れ 各国の温室ガス目標達成でも](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/20/8229.html) - 各国が掲げる温室効果ガス排出削減目標が達成できたとしても、世界の平均気温は今世紀末までに産業革命前から2・5~2・9度上回る可能性があるとの報告書を、国連環境計画(UNEP)が20日公表した。現行の計画と「1・5度上昇にとどめる」という世界共通目標実現の道筋とは大きな隔たりがあることが、改めて明らかになった。 30日からアラブ首長国連邦(UAE)で開かれる国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)では、1・5度目標実現に向け、対策の進捗(しんちょく)評価を初めて行い、各国の対策強化につ... - [再生エネ「30年までに3倍」 UAEなど誓約、日本も賛同へ調整](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/20/8222.html) - 30日に始まる国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で、有志国が世界全体の再生可能エネルギーの設備容量を2030年までに3倍にする誓約を表明する。日本も賛同する方向で調整している。 誓約は議長国のアラブ首長国連邦(UAE)と米欧が主導。12月1、2日の首脳級会合に合わせた公表が想定される。日本政府関係者が明らかにした。 毎日新聞が入手した誓約案によると、産業革命前からの気温上昇を1・5度に抑える国際目標の実現に向けて、再生エネの設備容量を30年までに少なくとも1万1000ギガワット... - [「学生服もジェンダーレスに」 性的少数者の当事者らが訴え](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/19/8211.html) - 性的少数者(LGBTQ+(プラス))に配慮した学生服を考える催しが18日、新潟市であった。新潟県内の当事者たちが学生時代の悩みを振り返り、中高で女性を理由にスカートの着用が決められていたことに反発。男性と同じスラックス(ズボン)も選べる自由を求め、「制服もジェンダーレスにしてほしい」と訴えた。 女性で生まれ、男性として生きたい30代のトランスジェンダーのまさきさんは「学生時代は女性用のスカートをはき、毎日打ちのめされていた」と強調。ブレザーも男女でボタンの位置が左右逆になるため、「敏感になっていた... - [余剰電力で作った水素で路線バスを走らせる 九電と九大が実証事業](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/17/8206.html) - 九州電力と九州大学は15日、太陽光発電などの余剰電力で作った水素で路線バスを走らせる実証事業を始めた。福岡市西区の九大伊都キャンパスとJR九大学研都市駅間に燃料電池バス1台を導入し、2025年度まで運行する。 キャンパス内にある既存の水素ステーションで、電気を使って水素を製造し、バスに補給する。バス(定員78人)はトヨタ自動車の市販車で、昭和自動車(佐賀県唐津市)が運行を担う。大型の燃料電池バスの運行は九州で初めてという。 日照条件がよく太陽光発電が普及する九州では、天候や季節によっては供給が需要... - [新品以上の魅力?使用済み太陽光パネル再利用 徳島で実証実験](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/17/8201.html) - 太陽光設備の販売や設置などを手がける「喜多機械産業」(徳島市)が2024年4月から1年間、使用済み太陽光パネルを再利用する実証実験を徳島市内の施設で実施する。今後、役割を終えたパネルが大量排出されるという国の推計もあり、処理方法は模索段階だ。だが、使用済みパネルでも太陽光で発電する性能は十分ある。考え方によっては、新品以上の魅力があり、活用しない手はない。 喜多機械産業は、市ライフル射撃場(同市入田町)の屋根部分に方形(165センチ×98センチ)のパネルを30枚程度設置する予定だ。パネルの変換(発... - [循環型ビジネスでより「おいしく」 商業施設の生ごみ、米作りに活用](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/16/8196.html) - 国内で年間523万トン(2021年度)の食品ロスが発生する中、商業施設「GOOD NATURE STATION(グッドネイチャーステーション)」(京都市下京区)が滋賀県の農家などと協力し、施設から出る生ごみから作った堆肥(たいひ)で米を栽培し、再び施設で販売する循環型のビジネスに取り組んでいる。【水谷怜央那】 施設にはレストランやホテルなどが入っている。2019年、生ごみを微生物の作用で分解するコンポストを施設内に設置し、堆肥化を始めた。この堆肥で米を生産するのは、滋賀県近江八幡市の農園「近江園田... - [日本初「ゼロエネルギー」ホテルに注目 太陽光で地方創生 愛媛](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/16/8193.html) - 愛媛県西条市朔日市で2023年5月、太陽光発電と省エネにより実質的な電力消費ゼロを実現した「ITOMACHI HOTEL 0(いとまちホテルゼロ)」が開業した。人口減少が進む中、再生可能エネルギーを生かした新たな「まちづくり」で地方創生を目指すプロジェクトの一環だ。企業が主体となった取り組みとして注目され、県内外からの視察も多い。【太田裕之】 「いとまち」と名付けられたプロジェクトの発起者でホテルを開設したのは、半導体関連メーカーで再エネ事業も展開するアドバンテック(東京)。西条市出身の山名正英社... - [女子高生の声「生理痛でも休めない」 学校内申書に欠席日数欄](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/14/8146.html) - 毎月のように女性がつきあう生理。文部科学省は2023年6月に内申書に欠席日数欄を設ける場合、生理など体調不良に伴う欠席が不利にならないよう配慮を求める通知を全都道府県に出した。だが、毎日新聞の全国調査からは、対応にバラつきが生じている実態が浮かぶ。 若い世代の意見を政治に反映させようと活動する一般社団法人「日本若者協議会」のメンバー、都立高2年の秀島知永子さん(17)は「私の周りでは『生理は我慢するもの』と考えている人が多いです。安心して学べる環境をつくってほしい」と訴える。 秀島さんも生理中は、... - [古紙利用のエコプラスチック容器づくりに成功 愛媛の産官学で](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/14/8148.html) - 愛媛県、愛媛大学と民間企業による研究グループは、古紙を利用したエコプラスチック容器づくりに成功した。古紙パルプの繊維の働きで、プラスチックの強度が増すことも利点となる。脱プラスチックにつながる技術を生かした商品開発が期待される。 いずれも紙の一大産地・愛媛県四国中央市にある県紙産業技術センター、愛媛大紙産業イノベーションセンター、古紙再生パルプ製造販売の「AIPA(アイパ)」と、プラスチック成形の「鈴木樹脂工業」(同県新居浜市)が共同開発した。 近年、「持続可能な開発目標」の観点からプラスチックの... - [稼働停止から25年 ごみの最終処分場に帰ってきた生き物たち](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/11/8118.html) - 夕日を浴びて黄金色に染まるススキが冷たい風にさらさらと揺れる。1羽のホオジロが「チチッチチッ」とさえずりながら目の前を横切った。穂の間を器用に飛び移り、一瞬動きを止めて周囲を見渡すと、鳴き声を残してどこかへ飛び去っていった。 東京都日の出町の山あいにあるススキ原はかつてごみが埋め立てられた谷戸沢(やとざわ)廃棄物広域処分場だ。1984年から約14年間、八王子市や立川市など多摩地域26市町の家庭ごみが集められ、最終処分場として約260万立方メートルが埋められた。 98年に役割を終え、処分場を管理して... - [「焦らずせんといけんね」 被災4カ月、ほど遠い再建 九州北部大雨](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/14/8143.html) - 7月の九州北部大雨による土砂崩れで、福岡県東峰村小石原鼓の小石原焼「蔵人(くらんど)窯」代表、小野永蔵さん(69)の店舗や工場、窯場など全4棟が全壊した。被災から約4カ月が過ぎたにもかかわらず再建はほど遠いが、小野さんは「すぐにできるもんじゃない。焦らず再建せんといけんね」と落ち着いて将来を見据える。 裏山の異常な音に気づいたのは、村道を挟んだ民家に住む長男雄大さん(39)だった。7月10日午前7時ごろ、雄大さんが避難しようと妻(37)、長男(5)、長女(2)と自宅の外へ出た瞬間、裏山で土砂崩れが... - [ニコルさんが紡いだ大自然 「ファンタジー」は続く](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/12/8122.html) - 「子供たちの心から、ファンタジーの世界が消えてしまいそうなの」「夢の世界に入り込んでしまう子供が、減っているような気がします」 東京と高知で学校の図書館の司書として子供たちに接してきた2人の女性が、同じ懸念を口にした。童話や絵本に興味を示す子供が減少していく現状を憂え「感受性が豊かな子供時代に、想像力を育んでほしい」と本の読み聞かせに取り組んできた2人の実感だ。 どうやら、映画「ネバーエンディング・ストーリー」(はてしない物語)の世界観は、もはやフィクションではなく現実になっているようだ。 物語は... - [受験で避けたい重い生理 「中学生のピル服用」医師の見解は](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/11/8116.html) - 中学受験、高校受験、大学受験。人生の節目には、誰だって万全の体調で臨みたい。 だが、月経(生理)痛や「月経前症候群」(PMS)に悩む女性は少なくない。生理周期をコントロールしたり痛みを和らげたりする方法として有効なのは「ピル(経口避妊薬)」だが、子どもの服用には抵抗感を示す声もある。初潮を迎えたばかりや月経周期が安定しない小中高生がピルを飲んでも問題はないのだろうか。【菅野蘭】ピルは処方箋が必要 ピルは、月経周期に合わせて体内で自然に分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモンの2種類が配... - [「生理で追試」15道府県OK、11府県は対象外 公立高校受験](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/06/7992.html) - 生理で「追試」は認められるのか――。公立高校入試の受験日と月経(生理)が重なった女子生徒への対応について、毎日新聞が全都道府県にアンケートしたところ、約3割の15道府県が生理に伴う体調不良が追試の「対象になる」と回答した。一方で、約2割の11府県が「対象外」とし、約半数の自治体は明確に答えず、生理を巡る対応に差が生じている実態が浮かんだ。 毎日新聞は2023年9月、全都道府県の教育委員会に対し、公立高校入試の「追試」の対象に、腹痛や頭痛、眠気など体調がすぐれない「月経困難症」や「月経前症候群」(P... - [クマ被害が多発 環境省が生息調査へ、補正予算案に7300万円](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/10/8112.html) - クマによる人身被害の多発を受け、環境省は10日に閣議決定された補正予算案に、人間の生活圏に出没するクマの生息状況調査などの対策費として7300万円を計上した。 調査は人身被害を防ぐ方法を検討するための基礎となるデータを得るのが目的。クマが冬眠する巣穴を調べたり、生活圏への出没頻度が高い個体を把握したりすることなどを想定している。調査場所や方法は、都道府県からの要請に応じて検討する。 また、放置されている柿の木の伐採など、出没を抑える計画を都道府県が作成・実施するのを支援する。クマは11~12月ごろ... - [史上最も暑い12カ月に 世界の4人に1人が気候変動による熱波経験](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/09/8106.html) - 2022年11月以降の世界の平均気温は過去最高を更新し、観測史上最も暑い12カ月になったとの分析結果を、米国の気候研究機関「クライメートセントラル」が9日発表した。この期間に世界の4人に1人が、気候変動の影響による熱波に見舞われたという。 同機関が米航空宇宙局(NASA)や英気象庁などのデータを基に分析したところ、22年11月~23年10月の平均気温は産業革命前より1・32度高く、記録を更新した。これまでは15年10月~16年9月のプラス1・29度が最高だった。 1991~2020年で上位1%に入... - [温室効果ガス 2030年排出量、「1.5度抑制」目標の2倍超](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/08/8084.html) - 地球温暖化による被害をできるだけ少なく抑えるため、国際社会は世界の平均気温を産業革命前から1・5度に抑える目標を掲げている。だが、現行計画通りに化石燃料が生産され続けると、2030年時点の温室効果ガスの年間排出量は、目標実現に必要な水準の2倍を超えるとの報告書を、国連環境計画(UNEP)などが8日発表した。 今月末からアラブ首長国連邦(UAE)で開かれる国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)では、化石燃料の段階的廃止に合意できるかが焦点の一つ。UNEPのインガー・アンダーセン事務局... - [お米も医薬品も列車でGO 環境にも働き手にも優しくモーダルシフト](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/08/8070.html) - トラック輸送から、鉄道など環境に配慮した輸送手段に移行する「モーダルシフト」が進んでいる。運輸業界などの時間外労働の上限規制が来春から設けられ、トラックドライバー不足が深刻化する「2024年問題」への対策にもなるため、各社がトラック輸送からのシフトを急いでいる。 全国農業協同組合連合会(JA全農)などは11月5日、米専用貨物列車「全農号」の定期運行を開始した。2週間に1度、日曜日から月曜日にかけてコンテナ100基分(約500トン)を輸送する。青森県の八戸貨物駅を出発し、秋田、新潟、金沢の各地で米を... - [「野菜を調理する」を、地域へ:白梅学園大学が届ける「Amiちゃん宅急便」](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/11/4589.html) - 「枝豆とオリーブオイルと塩で炒めて下さい♪ ニンニクもあればとてもおいしいです!ぜひ作ってみてください」――。白梅学園大学(東京都小平市)では、大学の周辺で暮らす人や、アルバイトの雇い止めにあうなどした学生に向けて、食糧支援を続けています。 - [水銀含む蛍光灯、早期禁止に日本「待った」 25年禁止案に反対](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/30/7892.html) - 水銀による健康被害や環境汚染の防止を目指す「水銀に関する水俣条約」の第5回締約国会議が30日、スイス・ジュネーブで開幕した。水銀を含む一部の蛍光灯の禁止時期が焦点で、欧州連合(EU)やアフリカ諸国が「2025年」を提案しているのに対し、日本は反対。水俣病を経験した日本が早期禁止に「待った」をかける構図で、NGOなどから批判が出ている。 同条約は13年に熊本県で開かれた外交会議で採択された。既に電池や体温計などの水銀含有製品の製造・輸出入を原則禁止している。 第5回締約国会議では、例外的に禁止対象か... - [折り返しの国連SDGs 目標達成が「危機的」な理由とは](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/19/7469.html) - 米ニューヨークの国連本部で開かれた「持続可能な開発目標」(SDGs)を巡る首脳級会合「SDGサミット」は19日、2日間の日程を終えて閉幕する。2030年の達成期限までの折り返しを迎える中、加盟国は進捗(しんちょく)の遅れは「危機的だ」との認識を共有し、初日に採択した政治宣言では「早急な軌道修正と進捗の加速」を誓った。SDGsが掲げる「誰一人取り残さない未来」の実現は遠い。 「このサミットは誰かに責任を負わせたり、敗北を受け入れたりする場であってはならない」。フランシス国連総会議長は18日、サミット... - [「2030年までに再エネ3倍に」 COP28議長国・UAEが提言](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/02/7941.html) - 国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28、30日開幕)を前に、議長国のアラブ首長国連邦(UAE)は、産業革命前からの気温上昇を1・5度に抑えるという目標を実現するには、世界の再生可能エネルギーの設備容量を2030年までに22年の3倍に増やす必要があるとの提言書を公表した。 提言書は、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)、世界再生可能エネルギー同盟(GRA)と共同で作成。10月30~31日の非公式閣僚級準備会合(プレCOP28)で各国政府に示した。COP28のジャベル議長は、再生エネ... - [「男性が好きな僕も生きていい」 母に涙のカミングアウト 滋賀](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/04/7953.html) - NPO法人「にじいろBiwako」(大津市)代表の橋本竜二さん(33)=滋賀県栗東市=は「シスジェンダーのゲイ」(生まれの性別と自認する性が一致する男性で、性的指向として男性が好き)であるとカミングアウトしている。カミングアウトの経緯や現在の心境を語ってもらった。 中学2年のころ、同性の友人に対して異性には感じたことが無かったドキドキを感じた。「もしかして好きということ?」と思った。男同士のため、日常的にじゃれ合いやスキンシップがあり、そのたびにドキドキする自分に気付いた。しかし、「気持ちを伝えた... - [受験日に生理が重なってしまったら…「不安」8割超 民間調査](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/07/8017.html) - 受験日に生理が重なったら「不安」。民間企業の調査で、回答した女性の8割以上が訴えた。文部科学省によると、中学生の高校などへの進学率は98・8%(2022年3月)で約半数は女子生徒だが、生理と受験に特化した国の調査は実施されてない。民間調査から見えてくる課題は――。受験と生理をテーマに調査 調査は、女性の健康情報サービス「ルナルナ」が21年、10代以上の女性3155人を対象に実施した。 42・8%の女性が実際に受験日と生理が重なった、もしくは重なりそうになったことがあると回答。さらに「ある」と回答し... - [「大阪府内では絶滅」ムサシモ 69年ぶり岸和田で発見](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/06/7990.html) - 大阪府岸和田市は2日、府内で絶滅したとされていた水草「ムサシモ」の生育が、同市の久米田池で確認されたと発表した。府内で発見されるのは69年ぶりだという。 新潟大の志賀隆准教授らによる水草調査で9月20日、確認された。ムサシモは平地の浅い水中に生える小型の沈水植物で、国内は宮城県以南の本州と四国が分布地だが、極めて珍しいという。環境省レッドリスト2020で「近い将来における野生での絶滅の危険性が高い」とされている。府内では1954年に天王寺公園(大阪市)で採集されてからは確実な生育情報はなく、201... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 「奇跡の一本松」でたどる復興偉人たちの願いと継承~菅野杢之助、松坂新右衛門~連載50回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/06/7976.html) - 壊滅的な被害を受けた国指定の名勝「高田松原」 2011年、東日本大震災で発生した津波で、約7万本もの松がなぎ - [明治が紙パックのリサイクル呼びかける出前授業 ドキュメンタリー動画を公開](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/06/7966.html) - プロジェクトは、紙パックのリサイクル率が約30%で、ペットボトルの回収率の約94%に比べて低く、紙パックを使 - [園児も先生も大喜び 豪雨で被災の幼稚園にウルトラマン 秋田](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/26/7823.html) - M78星雲・光の国から、あのヒーローが秋田にやってきた――。7月に秋田県を襲った記録的豪雨で大きな被害を受けた地域の子供たちを激励しようと、円谷プロダクション(東京)が続けている「ウルトラマン基金」の被災地支援活動が秋田市の幼稚園や保育園で行われ、園児らと交流した。 円谷プロは東日本大震災の直後から、災害被災地などで子供たちを応援する活動を続けている。24日には、ウルトラセブンを父に持つという「ウルトラマンゼロ」が聖霊女子短大付属幼稚園・保育園を訪れた。 大雨の当時、同園の敷地一帯は1メートル近く... - [世界の医師ら「化石燃料廃止を」 COP28での合意求め書簡](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/02/7946.html) - 地球温暖化に伴う異常気象で健康被害が深刻化しているとして、世界の医師ら医療関係者の団体が1日、化石燃料の段階的廃止を各国政府に求める書簡を公開した。30日からアラブ首長国連邦(UAE)で開かれる国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)での合意を求めている。 書簡は、COP28の議長国UAEと各国の指導者に対し「健康の基礎となるきれいな空気や水、環境を保つには、化石燃料の完全かつ迅速な廃止が最も重要だ」と呼びかけている。日本医師会が加盟する世界医師会のほか、国際小児科学会や国際看護師協... - [コシヒカリの品質低下は今後も続く? 新品種に必要な能力とは](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/02/7939.html) - 全国各地でコメの新銘柄が相次いで誕生する中でも、根強い人気を誇るコシヒカリ。ただし暑さに弱く、今年は各地で品質低下が確認されている。国立環境研究所(茨城県つくば市、国環研)などの研究チームは、地球温暖化による気温上昇を踏まえ、2040年代までに10年代よりも夏の気温が1~2度高くなっても耐えられる品種を開発する必要があると指摘する。 稲穂が出てからの20日間に日平均気温が27度以上になる日が続くと、デンプンの蓄積が不十分で白く濁って見える低品質の粒「白未熟粒」が発生するとされる。この時期が夏の盛り... - [千葉・ダウン症の親子グループが特別賞 手話ダンスの全国大会](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/02/7934.html) - 千葉県内のダウン症の子どもたちとその家族が集まるグループ「ジュピター」が、9月に兵庫県福崎町で開かれた手話ダンスの全国大会「第1回手話ダンス甲子園」で特別賞のダイバーシティー賞を受賞した。親子33人がそれぞれの思いを込めて歌詞の世界を表現し、評価を受けた。保護者らは「子どもたちの自信につながればうれしい」と喜んでいる。 ジュピターは2007年に結成された。成田市内を拠点にダンスのけいこをし、茶話会を開いて交流を深めている。地域のイベントや夏祭り、音楽祭などにも参加する。 大会には開催地と全国から予... - [ヨシがストローに 「分福茶釜」の舞台に自生、茎の空洞生かす](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/01/7932.html) - 文化庁に日本遺産として認定された「里沼」の一つで、童話「分福茶釜」の舞台になっている茂林寺沼(群馬県館林市)に自生するヨシがストローに生まれ変わった。ヨシは環境保全のため刈り取られて廃棄されていたが、脱プラスチックに役立てようと県立大泉高校の生徒がストローを考案。製作過程で生じる端材からキクラゲの菌床を作ることにも成功した。ストローとキクラゲは4、5日に東京都八王子市で開催される「日本遺産フェスティバル」で展示される。 茂林寺沼には長さ3メートルに及ぶヨシが生い茂り、定期的に刈り取っている。同高植... - [4年ぶりの国分寺まつり 「できることを、持ち寄って」 遠足幼稚園も参加](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/02/7889.html) - 国分寺エリアで40年活動している遠足幼稚園「ころろ子ども探検隊」が、都立武蔵国分寺公園で11月5日に開かれる「国分寺まつり」に出店します。 クリスマスに向けて飾りたい「木の実を使った自然素材のリース」や「キャンディレイ」などのクラフト品 - [国内最高品質の不燃木材 脱炭素化に貢献 福岡県の研究所など開発](https://socialaction.mainichi.jp/2023/11/01/7905.html) - 地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の削減を進めるため、福岡県工業技術センターインテリア研究所(大川市)や九州木材工業(筑後市)などは、経年劣化しにくい不燃木材「不燃木(ふねぎ)」を共同開発した。建築基準法の「防火材料」のうち、最も難燃性が高い「不燃材料」として国に認定された。難燃処理した木材の認定は九州初。床などの内装材に使え、12月から全国のゼネコンなどに販売する。【野間口陽】八女市役所新庁舎に採用 不燃木材とは、難燃剤を注入し、燃えにくくしたもの。ただ従来の難燃剤は空気中の水分を吸収し... - [性的少数者カップルらの子や親も「家族」 山梨・韮崎市が認定制度](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/23/7802.html) - 山梨県韮崎市は、現行の婚姻制度を利用できない性的少数者カップルなどの関係を公的に証明する「パートナーシップ・ファミリーシップ制度」を10日から導入した。山梨県は11月から性的少数者カップルを結婚に準ずる関係と認定するパートナーシップ制度を導入するが、韮崎市の制度は宣誓する人の子や親も、同意があればファミリー(家族)として宣誓受領証に記載できる。制度の意義などを当事者に聞いた。 ファミリーシップ制度は山梨県で初。8月からパートナーシップ制度を導入した長野県は受領証に子どもの名前も記載できるようにして... - [知的・発達障害ある受刑者に特化の刑務所 社会復帰へ専門的支援](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/30/7890.html) - 知的障害などを持つ若年の受刑者に特化した全国初の刑務所「市原青年矯正センター」(千葉県市原市磯ケ谷)が30日、開庁式を開いた。定員を72人と国内最小規模に抑え、受刑者の個性や特性に応じた手厚い指導プログラムで出所後の社会復帰を後押しする。11月1日に収容を開始する。 同センターは1985年に開設され、4月に廃止された少年院「市原学園」の設備を一部改修するなどして法務省が新たに設置した。知的障害や発達障害などがあり、入所時におおむね26歳未満、初犯で刑期がおおよそ5年以下などの条件に該当する男性受刑... - [「今決断せねば」 COP28事務局長が語る気候変動対策の"北極星"](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/30/7886.html) - 中東のアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで11月30日に開幕する国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)のスワイディー事務局長兼特別大使が毎日新聞などのインタビューに応じた。COP28では、産業革命前からの世界の気温上昇を1・5度に抑えることを目標にした国際枠組み「パリ協定」の進捗(しんちょく)状況を確認する「グローバルストックテーク」が初めて実施される。スワイディー氏は「1・5度目標は私たちにとっての北極星だ。パリ協定を軌道に乗せなければならない」と強調した。 エジプトで昨年開かれ... - [食卓を直撃する現代の「オイルショック」 背景に地球温暖化](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/28/7883.html) - 健康志向もあって人気が高まっていた欧州産のオリーブ油の価格高騰が著しい。輸送コスト上昇や円安のためじわじわ値上がりしてきたが、この秋、一気に5割もの値上げに踏み切った商品もある。温暖化を背景にしたオリーブの不作が要因で、今後も繰り返される懸念がある。 「サラダにはエキストラバージンオイルを使いますが、加熱する料理にはヒマワリ油とオリーブ油のブレンドでしのいでいます」。東京都内のあるイタリア料理店主は明かす。コストを抑えつつ、できるだけ味や香りに影響しない工夫を続けているという。 総務省の消費者物価... - [今夏 ひょう被害、群馬が全国一 県民半数「受けた」 平均の16倍](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/27/7831.html) - 今夏の「ゲリラ雷雨」でひょう被害を受けたと回答したのは群馬県民の48%で、都道府県別で最も高かったことが気象環境情報サービス会社「ウェザーニューズ」(千葉市)の調査で分かった。全国平均の3%の16倍だった。昨年の33・1%から増えた。 同社は9月27日~10月9日、全国9万1778人に調査。ゲリラ雷雨による想定外の出費も尋ねたところ、群馬県が昨年比1495円増の6675円と全国で最も高額で、2位は秋田県の4675円。全国平均の2650円を大きく上回った。 県内では7月3日、11日、31日、8月1日... - [1日5分のあたたかな時間。ほっこり声かけの大切さ|白梅学園大学子ども学研究所から](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/13/4639.html) - 大学に着任する前の2005年から3年間、夫の仕事の都合で、米国シンシナティで暮らしました。上の子は小学1年生、下の子は生後3か月。小学校をはじめ、周りには日本人もほとんどいない孤独な日々でした。(冒頭の写真は、帰国後に子どもたちが幼いころ、川で遊んでいる様子を撮影したものです) - [昆虫標本をデジタルアート化、販売収益を研究費に 九州大生の挑戦](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/25/7811.html) - “金食い虫”の昆虫標本が研究費を生む――? 昆虫研究が盛んな九州大の学生グループが、大学が保有する国内最大規模の昆虫標本を複製や改ざんを不可能にする最新技術を使ったデジタルアートとして売り出し、得られた収益を標本の維持管理費や研究費として活用するプロジェクトを始めた。価値はあるが、保管に多額の経費がかかる研究資料そのものを収益化する珍しい取り組みで、手始めとして活動資金などを集めるクラウドファンディング(CF)を実施している。 100年以上の昆虫研究の歴史がある九州大には、国内外で収集した400万... - [クマや森とも分かち合う恵み サステナブルなアラスカのサケ漁](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/21/7792.html) - 水産資源の持続可能な利用が州憲法に明記されているアメリカ唯一の州、アラスカ。米海洋大気局の公式サイトにはこう記載がある。「アラスカの漁業は、世界で最も管理された、サステナブルな水産業である」。その実態を探るべく、サケ漁を行う漁船に同乗し、数日間を過ごした。 船長ほか3人の乗組員と共に、アラスカ南東部に位置するピーターズバーグという町を出航する。8時間かけて森が迫る沿岸部の漁場へ到着。許された操業時間は翌朝5時から午後8時までだ。サケに限らず、カニや深海魚なども、漁場と操業時間がアラスカ魚猟局により... - [今年もあのスタートラインに 目に難病の男性、マラソン出場30年超](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/23/7806.html) - 京都・福知山マラソン 11月23日号砲 「11月23日、あのスタートラインに立つことが一番大変なんです」 福知山市下小田の片野英人さん(67)は言葉に力を込めた。1991年の第1回大会から毎回11月23日に号砲が鳴る福知山マラソンに出場を続け、40歳だった第6回大会では、自己ベスト記録の2時間57分20秒をマークした。ところがその数年後、指定難病の網膜色素変性症と診断された。症状の急激な進行で視野は狭くなり、同時並行で続けてきたトライアスロンの競技は断念。地元のマラソン大会に途切れることなく心身を整... - [かつて「周回遅れ」と言われ でもSDGs先取り、マイペース酪農とは](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/21/7788.html) - 東アジア地域の環境保全に貢献した個人・団体を表彰する「日韓国際環境賞」に、今年は北海道内の酪農家らでつくる「マイペース酪農交流会」が選ばれた。国の政策に振り回されず、風土に生かされた適正規模の酪農を実践する人々らの集まりだ。かつて「周回遅れの酪農」ともやゆされてきた家族経営の酪農は、SDGs(持続可能な開発目標)を先取りするような、環境にも人にも牛にもやさしい酪農の実践だった。 「牛を減らしましたか?」。月に1度の交流会は、三友盛行さん(78)=中標津町=のそんな言葉で始まる。三友さんは、適正規模... - [100億匹のズワイガニが姿消す アラスカ沖、「海洋熱波」で餓死か](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/21/7790.html) - 世界有数の豊かな漁場が広がる米北部アラスカ沖のベーリング海で近年、100億匹以上のズワイガニが姿を消し、地元経済に大きな打撃を与えている。米科学誌サイエンスは19日、ベーリング海東部で急激に海水温が上昇した「海洋熱波」の影響で大量のズワイガニが「餓死」したとみられるとの論文を掲載した。 論文を発表した米海洋大気局(NOAA)などの研究チームは、気候変動は漁業にとって乱獲に次ぐ「存亡の危機」だとしている。 研究チームはこれまでの調査で、ベーリング海東部のズワイガニの個体数は2018年に記録的な高水準... - [「スナックくすのき残して」 豪雨被災地から木移植 熊本・球磨](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/19/7783.html) - 2020年7月の九州豪雨被災地の一つ、熊本県球磨村で18日、1本のクスノキが移植された。約20人の住民が約2時間の作業を見守り、「心のよりどころになる」と笑顔があふれた。災害から3年余り。住民はクスノキにどんな思いを託したのか。 「『くすのきバー』『スナックくすのき』とか呼んで、消防団の集まりなど何かあるたびに昔から木の周りに集まっていたのです」 熊本県南部を流れ、氾濫で大きな被害をもたらした球磨川のほとりにある球磨村神瀬(こうのせ)地区。地元区長を務める仮屋元(もとし)さん(80)が振り返った。... - [空から枯れ木を見分ける新技術 ドローン森林調査、大幅省力化に期待](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/19/7779.html) - 空から森を見て木々の状態を調べます――。森林を上空から無人航空機(ドローン)で撮影し、枯れた木を見つけたり、木の大きさを調べたりする技術の実証実験を、埼玉県所沢市と森林調査会社などが17日から始めた。成功すれば国内初の技術で、人間が歩いて調べるのに比べて大幅な省力化を実現できるという。新技術が全国の枯死木対策や市の人手不足解消につながるか、注目される。 近年、ナラ菌の感染でクヌギなどが枯死する「ナラ枯れ」が各地で問題になっている。同市も緑地保全のため約100ヘクタールの森林を管理しており、毎年、職... - [性別変更の手術規定、25日に最高裁決定 憲法判断の行方に注目](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/18/7776.html) - 生殖機能を無くす手術を性別変更の条件とする性同一性障害特例法の規定が個人の尊重を定めた憲法13条などに違反するかが争われた家事審判で、最高裁大法廷(裁判長・戸倉三郎長官)は18日、決定を25日に出すと決めた。第2小法廷が2019年1月に手術規定を合憲と判断しており、違憲へと判断を変えるのかが注目される。 申立人は、戸籍上は男性で女性として日常生活を送る。ホルモン治療により生殖機能は著しく低下しているとして、19年に手術無しで性別変更を認めるよう家裁に申し立てたが、1、2審が却下したため、最高裁に特... - [野生コウノトリ、383羽に 繁殖地は3県増の12府県 2023年度](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/18/7774.html) - 国の特別天然記念物コウノトリの野生復帰に取り組む県立コウノトリの郷公園(兵庫県豊岡市)は、2023年度の繁殖シーズンを経て全国の野外での生息数は383羽になったと発表した。22年度に比べ、繁殖地は新たな3県が増えて12府県になり、巣立ちも24羽多い104羽だった。【浜本年弘】 郷公園によると、23年度に繁殖して巣立ちが確認された府県(8月末現在)は、兵庫▽京都▽徳島▽島根▽福井▽鳥取▽栃木▽石川▽佐賀のほか、初めて広島▽香川▽茨城も加わった。兵庫県内では稲美町で1ペアが初繁殖。豊岡市などの但馬地域... - [南極氷河融解 温かい水塊の経路特定 世界初、北大など研究チーム](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/17/7772.html) - 北海道大などの研究チームが、ヘリコプターを使った南極域の大規模な海洋観測を実施し、融解が進んでいる氷河に温かい水塊が流入している経路を世界で初めて特定した。地球温暖化によって南極の氷が失われ、海面上昇が懸念される中、将来的には世界規模で起こっている気候変動の予測も期待されそうだ。【真貝恒平】 「南極は謎に包まれていることが多い。だから、面白い」。北大低温科学研究所(札幌市北区)の研究室。中山佳洋助教(37)は研究成果を熱っぽく語ると笑顔を見せた。 中山助教が所属する同研究所と国立極地研究所(東京)... - [「共に生き、平和な世界を」 アイヌ復権に尽力、宇梶静江さん訴え](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/15/7765.html) - アイヌ民族の復権に力を注いできた古布絵(こふえ)作家の宇梶静江さん(90)=北海道白老町在住=のトークショーが15日、北海道立近代美術館(札幌市中央区)であり、これまでの人生を振り返り、共生社会の実現を訴えた。宇梶さんが代表を務める一般社団法人「アイヌ力」などの主催。 宇梶さんは旧荻伏(おぎふし)村(現浦河町)出身。23歳で上京し、1972年に新聞の投稿欄で「ウタリ(同胞)よ、手をつなごう」と呼び掛け、東京ウタリ会の設立に尽力した。 60代で札幌のデパートで古布絵に出合い、伝統的な刺しゅうを用いて... - [生理用品に選択肢を 国内初の「月経ディスク」開発した女性社長](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/15/7759.html) - 「月経ディスク」と呼ばれる、国内では流通していなかった生理用品をオンラインで販売する会社がある。名古屋市中村区の「MONAcompany(モナカンパニー)」社長の向井桃子さん(35)は「生理用品の選択肢を広げたい」と起業することを決意した。 元々飲食チェーンに10年間勤めていた。しかし、新型コロナウイルス下で出社できる回数が減り、副業で行っていたパーティー向けのアクセサリー販売も結婚式が中止になるなどして売れ行きが不調になった。 子育てとの両立や、自分で在庫管理をする必要がないことから、消耗品のオ... - [台風13号で被災 茨城・日立市「局激」指定へ 農地復旧に支援](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/14/7757.html) - 9月の台風13号に伴う豪雨で被災した茨城県日立市などについて、松村祥史防災担当相は13日の記者会見で、「局地激甚災害(局激)」に指定する見通しを明らかにした。農地などの復旧にかかる自治体の費用を支援するもので、近く閣議決定する。 局激は、災害による被害額が一定基準を超えた市町村が対象となる。日立市は水田への土砂流入30件などの農業被害が出ていて、県内で唯一指定される見通し。日立市の小川春樹市長は「今後、正式決定を待つとともに、引き続き早期復旧に向けて取り組んでいきたい」とコメントした。【田内隆弘】... - [2010年ごろに何が?…北半球の気候、急激変化 猛暑頻発にシフト](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/12/7752.html) - 地球温暖化を背景に、2010年ごろに北半球で急激な気候の変化「レジームシフト」が起き、北日本で近年猛暑が発生しやすくなったとの論文を、三重大と九州大の研究チームが発表した。 チームは、過去65年間(1958~2022年)の北日本の夏(6~8月)の気温や、日本付近の高気圧の発生状況などを統計解析した。 論文では、夏の気温が50年に15回以下しか起こらないような低温だった場合を「冷夏」と定義。温暖化に伴い、日本の平均気温は長期的には上昇傾向にあるが、毎年の変動は大きく、00年代までは冷夏が発生していた... - [問いかける視線 段ボールの生き物たちの物語 兵庫・尼崎で企画展](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/12/7748.html) - オランウータンやトラといった絶滅危惧種の動物、空中を泳ぐ金魚、巨大な恐竜や壁を突き抜けるキリンのおしりがスポットライトを浴びて、今にも動き出しそうだ。兵庫県尼崎市総合文化センター美術ホールで開催される企画展示。「絶滅危惧種」「サカナたち」といった10の「物語」で構成された大小約130の作品は全て古紙段ボールでできている。 造形作家の玉田多紀さん(40)=埼玉県=は神戸で育ち、多摩美術大卒業後、生き物の造形美や性質を独自の立体作品で制作する。有機的でなめらかな形は、段ボールを水に漬けて薄くはがしたり... - [ひとりの一歩から くさのねでひろがった活動――続くこと・続けること 10/21・仙台](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/12/7723.html) - 東京都在住の防災士/「i-くさのねプロジェクト」代表・砂子啓子さんのお話を聞く会が10月21日(日)13時半~、仙台市青葉区春日町のシェア型複合施設「THE6」で開かれます。 こちらが、砂子さんの東日本大震災での経験をつづったコマロンの記事です。 - [12歳の遺志継ぎ30年 ミュージカル「あいと地球と競売人」記念公演](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/12/7743.html) - 12歳で急死した小学生の思いを引き継ぎ、初演から30年目となる地球環境保護を訴えるミュージカル「あいと地球と競売人」が、島根県民会館(松江市殿町)で15日、2回公演が開かれる。大人と子ども合わせて140人の出演。本番に向けて気持ちを高めている。【松原隼斗】 このミュージカルは、1991年に12歳で急死した同県出雲市斐川町の故坪田愛華さんの遺志をモチーフにして創られた舞台作品。坪田さんは小学6年の時、環境問題について調べてまとめる国語の課題に対し、得意の漫画で「地球の秘密」を完成させた。しかし、その... - [災害に「絶対大丈夫」はない 台風19号で3人犠牲 群馬・富岡](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/11/7735.html) - 2019年の台風19号で土砂崩れが起き、3人が亡くなった群馬県富岡市内匠(たくみ)地区の区長の木下稔さん(65)は、今も土砂が押し寄せる悪夢を見ることがある。斜面の復旧工事は完了したものの、被災をきっかけに慣れ親しんだ土地を離れざるを得なくなった人もいる。12日で発生から4年。「ハザードマップをみて安心していたが、絶対に大丈夫ということは、この世界にはないのかもしれない」と語る。 台風が近づき、前日の11日から自宅周辺は強い雨が降り続いていた。12日も雨は激しくなる一方で、木下さんは仕事を早めに切... - [家族3人を失った観光バス運転手 一言のアナウンスに込めた思い](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/11/7717.html) - 車窓越しに緑の芝生が広がり、その先に海原が見える。被災の記憶を伝える「大島町メモリアル公園」沿いの坂道を下る観光バスで、運転手の里見直規さん(58)の短いアナウンスが響いた。「2013年に大きな土砂災害があった場所です」 マニュアルにはない車内放送だ。乗客には暗い気持ちにならずに島の旅を楽しんでほしいと考え、これ以上は言わないと決めている。 39人が犠牲となった13年の東京都大島町(伊豆大島)の土石流災害から16日で10年。島の復興は進み、被害が大きかった集落跡は公園として整備されたが、家族や友人... - [海に流出した漁具ごみ「ゴーストギア」 西伊豆で16点「多い印象」](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/10/7706.html) - 世界自然保護基金(WWF)ジャパンは、9月に静岡県西伊豆町の沿岸で実施した、海に流出してごみになった漁具「ゴーストギア」の1回目の潜水調査結果を発表した。ロープ13点と網の一部とみられる3点の計16点の海底ごみが見つかった。 調査は、海洋プラスチックごみ問題の一因とされるゴーストギアの実態を把握するのが狙いだ。西伊豆町では計4回実施する予定。 1回目となった9月29日には西伊豆町安良里の岩場で、長さ約160メートルの区間の海中にダイバー2人が約40分間潜って調査した。見つかった16点の素材は不明で... - [かわいい第1子を、「早く忘れなさい」と言われて](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/29/4683.html) - 2004年。長女が生まれました。転勤族の会社員の夫と結婚して、3年目のことでした。長女は多発奇形の体で生まれ、産後の生存も危ぶまれる中、大きな手術を乗り越えてくれました。 - [工場の排出熱、農業ハウスの空調機器に利用 実証実験中 浜松](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/10/7703.html) - 電線や空調機器のメーカー・矢崎エナジーシステム(東京都港区、矢崎ES)は今月、浜松市南区の浜松工場で、環境に配慮した農業ハウスで植物を栽培する実証実験を始めた。工場から排出された熱や太陽光発電を利用し、エネルギー経費を削減して農作物を安定生産する環境保全型農業を目指す。【山田英之】 矢崎ESは自動車部品大手・矢崎総業の子会社。1963年に矢崎電線として設立、2012年から現在の社名になった。従業員約1900人。 農業ハウスは高さ3メートル、幅15メートル、奥行き6メートル。農業技術の開発会社・カル... - [震度1以上観測なく津波注意報、なぜ? 火山活動の可能性](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/09/7679.html) - 伊豆諸島の鳥島近海を震源とする9日の地震は規模が小さいとみられるが、各地に津波注意報が出された。気象庁は津波の原因となる地震の詳細は不明としているが、専門家は噴火など火山活動の可能性を指摘する。 気象庁によると、地震の規模を示すマグニチュード(M)はわかっていない。記者会見では「地震の揺れを観測しているのは事実だが、火山の噴火なのか地殻変動なのか原因はわかっていない」と説明した。 津波のメカニズムに詳しい東北大学の今村文彦教授(津波工学)は、60センチの津波を観測した地域もあることから、「揺れの規... - [馬場大門のケヤキ並木、樹勢衰え世代交代 子供たちが苗木育成](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/07/7670.html) - 国の天然記念物に指定されている東京都府中市の「馬場大門のケヤキ並木」。来年、指定100年を迎える同市のシンボルだが、樹勢が衰え世代交代の時期を迎えている。地元では植え替え用の苗木を育成するほか、近くの都立農業高の生徒が小中学生に種からの育て方を教える講習会を実施するなど、並木を守る活動に取り組んでいる。【山本悟】 ケヤキ並木は、京王線府中駅の西側わきを南北に走る大国魂神社の参道(都道)にある。同市によると、2車線の車道を挟む長さ約600メートルの両側に、現在はケヤキ119本を含め、エノキ、イヌシデ... - [漁業者が森林を購入 13ヘクタールに託す「ある計画」 福岡](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/05/7664.html) - 有明海から約30キロ離れた福岡県八女市上陽町の森林を漁協が購入した。漁業者たちが海や川の上流にある森を育てることで、豊かな漁場を取り戻すきっかけにしたいという。 森林は矢部川の支流・星野川の両岸にある。「福岡有明海漁連」(柳川市)が約7・7ヘクタール、「矢部川漁協」(八女市)が約5ヘクタールをそれぞれ購入し、今後、植樹をする計画だ。 なぜ、漁業者が森林を買ってまで育てるのか。ノリの養殖者らでつくる福岡有明海漁連の西田晴征会長は「筑後川と矢部川水系から注ぐ水が豊かな有明海を育て、その恩恵を私たち漁業... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ あっぱれ!戦国商人の土木~角倉了以・素庵父子の大いなるチャレンジ~連載49回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/05/7658.html) - 古代より氾濫の多い桂川、保津川と大堰川 2013年9月に上陸した台風18号による大雨、2018年7月の記録 - [「守るを学ぶ」 防災意識向上に取り組む学生たち](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/04/7647.html) - 関東大震災から今年で100年。地震や台風など自然災害の脅威に対する備えの大切さに改めて関心が高まる中、「守るを学ぶ」をテーマに、防災意識向上に向けて活動している大学生たちがいる。大東文化大学の防災サークル「STERA」だ。過去の災害経験が入会のきっかけ 同団体は2019年5月に三沢輝之さん(24)と鴨田寛太郎さん(23)=ともに23年卒業=が立ち上げ、20年1月に大学の公認を受けた。鴨田さんは高校生の時から埼玉の防災情報を集めて発信するアカウントを運営していた経験がある。大学で出会った三沢さんと、... - [広島「宮島訪問税」スタート 対観光客は初 オーバーツーリズム対策](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/01/7627.html) - 世界遺産・厳島神社で知られる宮島(広島県廿日市(はつかいち)市)を訪れる観光客らから市が1人100円を徴収する「宮島訪問税」が1日、始まった。観光客が過剰に訪れ、環境や住民生活に悪影響を及ぼす「オーバーツーリズム」対策に役立てる。いわゆる「入島税」は沖縄県の一部離島でも導入しているが、観光客をターゲットにするのは全国初。 宮島訪問税は、市が制定した条例に基づく地方税で、島に渡るフェリーの乗船料に上乗せされる。市は年間で約3億円の税収を見込んでおり、公衆トイレや旅客ターミナルの維持管理、電柱の地中化... - [「こんな年は初めて」コンブやカキに異変 猛暑で海水温高く、影響か](https://socialaction.mainichi.jp/2023/10/02/7638.html) - 今夏の記録的な猛暑で上昇した海水温が、カキやコンブなどの海産物にも深刻な影響を及ぼしている。 コクのある美味しい出汁(だし)が取れる高級品「羅臼昆布」の産地・北海道羅臼町。良質のコンブが繁茂し、地名に「昆布浜」の名が付く海岸線で約30年間コンブ漁に従事する岡田敏美さん(71)は「こんな年は初めて」と今夏を振り返る。水温が高いためコンブに「ヒドロゾア」と呼ばれる藻のような海洋生物がべったりと付着。はがして出荷するものの、取引価格が最高品質の「1等」に比べて4分の1以下になる恐れがあるという。 猛暑と... - [廃プラ容器「燃やすより再生資源に」 セブン&アイなど実証実験](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/30/7621.html) - マヨネーズのチューブから納豆パックまで、使用済みプラスチック容器をまとめて再生資源に――。セブン&アイ・ホールディングス(HD)などが共同出資するリサイクル企業が、多様なプラスチック容器を回収して再生資源にする新技術の実証実験を始めている。この技術が実用化できれば、これまで大半を発電燃料などとして燃やしていた使用済みプラスチックのリサイクルが大きく進化する可能性があるという。プラ容器回収、再資源化を検証 実証実験に取り組んでいるのは、プラスチックの再資源化技術の開発をする「アールプラスジャパン」(... - [手話で伝える 京大院生の挑戦「ろう者への理解広げたい」](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/30/7619.html) - 「ろう者の院生がいます。ノック音が聞こえません。代わりに照明を点滅させてください」 京都大(京都市)にある一室のドアにはこんな張り紙があった。生まれつき耳が聞こえない大学院生、松尾香奈さん(25)が在籍する。自席には「声で呼ばない・肩をたたく」と書いてある。 手話通訳を介して、「ろう者とのコミュニケーションを多くの人に知ってほしいと考えています」と教えてくれた。学校や家庭での会話についていけず 松尾さんは神奈川県出身で、聴者の両親、弟に囲まれて育った。家族の中で耳が聞こえないのは松尾さんだけ。相手... - [高校生がメダカの目撃情報募る 絶滅の危険増大、保全へ 兵庫・朝来](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/27/7567.html) - メダカの情報求む――。兵庫県立和田山高校(朝来市)の生徒が、但馬・丹後地域が起源とされる「キタノメダカ」の調査に協力するため、メダカの生息情報の提供を呼び掛けている。大学の研究チームと協力してDNAを調べるとともに、市内の分布状況を把握し、保全活動に役立てるという。 国内には、日本海側に分布するキタノメダカと太平洋側などにすむミナミメダカの2種類がいるとされる。いずれも環境省のレッドリストで、絶滅の危険が増大している種の絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。 東京大大学院の尾田正二准教授と北里大の勝村啓史... - [遠足幼稚園の「プレ保育」って、どんな感じ?](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/29/7574.html) - これまでコマロンでは、国分寺・国立エリアで40年もの間活動し、根付いている遠足幼稚園「ころろ子ども探検隊」について子育て講座やイベント開催のお知らせを通じてお伝えしてきました。今回は、お子さんが通う幼稚園を探していらっしゃる方に「ころろ」の活動を体験できる機会を紹介します。 - [誰もが遊べる「インクルーシブ公園」って、どんな場所?](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/29/5852.html) - 公園を「遊ぶ場所として選びにくい」と感じている子も一緒に遊べるように工夫された「インクルーシブ公園」が、増えています。「インクルーシブ」は英語で、日本語に訳すと「すべてを包み込む」という意味。その言葉のとおり、子どもも大人も、障がいの有無に関係なく遊べる公園です。 自然豊かな都立砧(きぬた)公園(東京都世田谷区)に「みんなのひろば」という遊び場があります。 - [魚も「ハイブリッド」の時代 おいしさ追求、養殖ベンチャーの新技術](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/29/7605.html) - 異なる種類の魚を掛け合わせて、世界で唯一のハイブリッド魚(雑種)を開発・生産・販売するベンチャー企業「さかなドリーム」(千葉県館山市)が発足した。養殖界を活気づける救世主として期待されている。 日本近海には約4000種の魚が生息しているが、その大半は漁獲量が不安定などの理由で市場にはほとんど出回らない。一方、養殖対象は限られており、ブリ類▽マダイ▽サケ・マス類▽クロマグロ▽ウナギ――だけで生産量全体の9割を占めている。 さかなドリームは、魚の生殖に詳しい東京海洋大の吉崎悟朗教授が共同創業者となった... - [鹿児島・南さつま市立学校で性別問わない制服 「着やすい」と好評](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/28/7584.html) - 4月に1中学、2小学校が統合して開校した鹿児島県南さつま市立金峰学園義務教育学校(9年制、419人)の中・後期(小5~中3)で性別を問わず着用できる制服が導入されている。使いやすさを求める声や性自認の多様化に応えた。子どもたちからは、「着やすいものが着られるようになって良かった」という声が出ている。 2024年4月からは他の市立全3中学校と義務教育学校1校にも導入する。市教育委員会の岩下修一・学校教育課長は「いろんな形で児童生徒の思いに寄り添いたい」と話す。 性別を問わない制服を自治体全体で導入す... - [「住まい探しハードル下げたい」 LGBTQ当事者運営の不動産会社](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/28/7572.html) - 「LGBTQの人たちが安心して住まい探しを相談できる不動産屋」をコンセプトにした不動産会社が8月末、兵庫県姫路市内に設立された。運営するのは、LGBTQ当事者の石橋明日翔(あすか)さん(51)。自身の経験を生かし、「当事者が感じるハードルを少しでも下げたい」と話す。 進学や就職、結婚などで新生活を始める際にする住まい探し。気分も新たに楽しく感じることも多いが、LGBTQなど性的少数者の人たちはそうもいかない面もある。「偏見を持たれないか」「意図しない形で明かされる『アウティング』につながらないか」... - [桂川の水質は「きれい」 水生生物を調査 京都・渡月橋下流](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/24/7537.html) - 川底にすむ生物から水の汚れの程度をみる調査が16日、京都市右京区嵯峨中ノ島町の桂川で行われた。琵琶湖・淀川流域圏連携交流会(BYネット)が主催。渡月橋から約250メートル下流の嵐山公園付近の生き物を調べた結果、水質は「きれい」「ややきれい」「きたない」「とてもきたない」の4階級で最も良い「きれい」と判定した。【小泉健一】 水生生物29種類を指標とし、見つかった種類の多さで水質の階級を判断する。調査開始時の午前10時半ごろの気温は32・7度、水温27・6度、流速は毎秒75センチ程度で、水の透視度は1... - [台風13号豪雨で浸水の日立市役所 建設前から指摘されていた危険性](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/23/7529.html) - 台風13号に伴う記録的な豪雨で8日、茨城県の日立市役所西側を流れる数沢川が氾濫した。東日本大震災を契機に「災害に備える防災拠点」として2017年に建設されたばかりの新庁舎の地下階は120センチの高さまで浸水。受電設備と非常用発電機が水につかり、一時機能不全になった。惨状を目の当たりにした小川春樹市長は「想定外の出来事だ」と語ったが、建設準備の段階からその危険性は何度も指摘されていた。 新庁舎は12年2月の市議会全員協議会で吉成明市長(当時)が、旧庁舎西側の駐車場に建設すると表明した。複数の候補地か... - [大雨被災の農地復旧に協力を 福岡・久留米市、ボラセン開設へ](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/21/7516.html) - 福岡県久留米市の原口新五市長は20日記者会見し、7月の大雨で被災した農地を復旧するためのボランティアセンターを29日に開設すると発表した。市が中心となって農家から支援要請を聞き取り、ボランティア団体との調整にあたる。 市によると、大雨による市内の農業被害は976・5ヘクタールに上る。特にフルーツ栽培が盛んな田主丸地区では土砂で柿やブドウの木が埋まるなどの被害が出ている。しかし、市社会福祉協議会(社協)が募るボランティアは支援目的が「生活再建」のため、農業など「なりわい」への支援は対象外となっていた... - [英、ガソリン車の販売禁止を2035年に延期 自動車産業に配慮](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/21/7506.html) - 英政府は20日、2030年に予定していたガソリン車とディーゼル車の新車販売禁止の導入時期を、35年に延期すると発表した。一部の自動車産業に配慮したためだが、地球温暖化対策を強化する流れに逆行するとの批判も出ている。 スナク首相は20日の記者会見で、50年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標を堅持することを表明。その上でガソリン車などの新車販売禁止の延期について「英国は他国より(温暖化対策の)取り組みで前を行っており、目標到達に向け、より緩いペースで進むことができる」と説明した。 英政府は2... - [認知症の人に見える世界を「旅行記」に 東京・足立区が啓発動画](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/20/7492.html) - 東京都足立区が、認知症の人が見ている世界を旅行記のようにイラストで表現した動画「認知症世界の歩き方」を区ホームページで公開している。区は「認知症は誰でもなり得るもの。自分や家族のあの症状はもしかして認知症かも、と気づいてもらえるきっかけになれば」と話している。 区が9月を認知症月間として普及、啓発に取り組んでいる一環。動画はそれぞれ14のストーリーで構成されており、まずはこれまでの道のり(過去)、現在地(今)、旅のプラン(未来)が全部分からなくなる乗り物「ミステリーバス」に乗り込むところから始まる... - [地球温暖化進むと 国内の線状降水帯発生1.6倍に 気象研など](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/20/7494.html) - 地球温暖化がさらに進んだ場合、国内の線状降水帯の年間発生回数はこれまでの約1・6倍になる可能性があるとの試算を、気象庁気象研究所などの研究チームが発表した。チームは「現在の気候では起こり得ないような回数の線状降水帯が発生する可能性がある」として、防災など温暖化の影響を軽減する「適応策」の重要性を指摘する。 気象庁によると、線状降水帯とは積乱雲が次々と発生して長さ50~300キロ程度、幅20~50キロ程度の帯状に並び、同じ場所で数時間にわたり強い雨を降らせる現象を指す。豪雨災害は線状降水帯の発生によ... - [南方系マダニ、東北の離島で初確認 温暖化の影響か 山形大など](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/20/7496.html) - 東南アジアなどに生息する複数の南方系マダニを東北地方の離島で初めて確認したと、山形大と森林総合研究所(茨城県つくば市)の研究チームが発表した。感染症を媒介するマダニが、地球温暖化などの影響で北へと分布拡大が進んでいる可能性があるという。 チームは2021年6~8月、東北の離島での野外調査で、計9種のマダニを採集。このうち5種は主にインドやタイ、インドネシア、西日本などに生息する種で、4種は今回の確認で北限を更新したという。 また、マダニはシカやイノシシなどの哺乳類が宿主となって分布を拡大させること... - [災害復旧へDX活用進む 被害把握や工期短縮、安全確保も 愛媛](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/20/7483.html) - 石川県能登地方の最大震度6強の地震や台風7号の近畿地方縦断など、今年も各地で自然災害が相次いでいる。自分の住む地域がいつ被災地になってもおかしくない。防災・減災の取り組みに加え、土砂災害などからの迅速な復旧も重要だ。南海トラフ巨大地震の発生も予想される中、被災状況の早期把握と速やかな復旧に向け、ドローンなどの機器やデジタル技術を駆使するDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいる。【山中宏之】 「ブウーーン」。ドローンが砂煙を巻き上げながら、ほんの数秒から十数秒で地上約100メートルの高さ... - [使用済み紙おむつリサイクル、100市区町村が実施・検討 現行の3倍](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/09/6851.html) - 環境省は9日、使用済み紙おむつのリサイクルに取り組む自治体の数を2030年度までに現行の約3倍の100市区町村に増やす目標を発表した。同省は、リサイクルに取り組んでいない自治体と先行する自治体との連携を支援するほか、処理施設整備についての既存の交付金制度を周知し、取り組みを後押しする。 紙おむつの素材は上質パルプや樹脂などで、殺菌処理したうえでリサイクルが可能だ。建設資材や温泉施設のボイラー燃料に使ったり、紙おむつの素材に再利用したりする事例がある。 だが、現在はコスト面の課題からほとんどが焼却処... - [コロナ影響? 温室効果ガスの排出量が「最少」に 2020年度の群馬](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/20/7485.html) - 群馬県は、2020年度に県内で排出された二酸化炭素などの温室効果ガスが前年度比2・9%(48万9000トン)減の1626万3000トンになり、現在の算出方法を始めた07年度以降で最も少なくなったと発表した。県は基準年度の07年度(1955万4000トン)を8%下回ることを20年度の目標としていたが、実際は2倍の16・8%も下回った。【田所柳子】 20年度に広がった新型コロナウイルス禍に伴い、製造業の生産や旅客・貨物の輸送が減少し、経済が停滞したことが大きいという。県が目指す温室効果ガスの大幅削減に... - [SDGs認知度は高い日本 取り組みの遅れ挽回するには](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/19/7475.html) - 各国が2030年までの達成を目指す国連の「持続可能な開発目標」(SDGs)は折り返し地点を迎えたが、進捗(しんちょく)の遅れは危機的な状況だ。国連が4年に1度まとめる「グローバル持続可能な開発報告書」(GSDR)の執筆者の一人である慶応大の蟹江憲史教授に挽回の可能性と日本の課題を聞いた。【聞き手・ニューヨーク八田浩輔】 SDGs達成に向けた鍵はトランスフォーメーション(変革)だ。現状は厳しいが、いくつかの成功事例はある。 例えば17の目標のうち気候変動対策で、ノルウェーは的を絞った減税措置や補助金... - [吃音の自助団体「言友会」山形で発足 「楽に語り合える場を」](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/19/7471.html) - なめらかな発話が難しい吃音(きつおん)をもつ人たちの自助団体「言友会」が9月、山形県内で初めて発足した。東北各県では宮城に続き2例目。言語聴覚士ら支援者の協力を得ながら、当事者同士が安心して語り合える場づくりを目指す。 団体の名称は「山形言友会」。17日に山形市内で交流会が開かれ、県内の当事者や支援者ら約30人が参加した。会長の長岡儀英さん(34)=同市=が「さまざまな年齢や立場の当事者が集まり、自分の価値観を話し合える場をつくりたい」と設立を宣言した。 交流会では全国の言友会を取りまとめるNPO... - [市民に削減求めるのに、役所でゴミ増加… 郡山市が反省、削減大作戦](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/18/7459.html) - 全国の中核市で一般廃棄物(ごみ)の排出量が最も多い福島県郡山市が、市役所から出るごみの削減大作戦を始める。これまで焼却していた文書類をシュレッダーにかけてリサイクル資源とし、市立保育所などには生ごみ処理機を設置。市民らに協力を求める前に「自ら襟を正す」方針だ。19日開会予定の市議会9月定例会に約5000万円の関連補正予算案を提出する。 中核市は、人口20万人以上の比較的大きな都市の事務権限を強くする仕組みで、全国に62あり、県内は福島、郡山、いわきの3市。環境省の2021年度調査によると、郡山市の... - [「目を覚ませ」脱化石燃料を訴える大規模デモ 気候サミット前のNY](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/18/7457.html) - 世界の首脳が一堂に集う国連総会の「ハイレベルウイーク」を控えた米ニューヨーク市中心部で17日、脱化石燃料を訴える大規模なデモがあった。「若者たちは化石燃料に投票しない」「目を覚ませ」などと書かれた手作りのメッセージボードや横断幕を持った人々が通りを埋め尽くし、バイデン米大統領や世界の指導者たちに早急な行動を訴えた。 数千人が参加したとみられ、主催者側は2020年の新型コロナウイルスの流行以降に街頭で行われた気候変動の対策を求める抗議行動としては最大規模だとした。 デモに参加したネイサン・タフトさん... - [水害を繰り返す千葉・茂原 なぜ防げない…県と市に認識のズレ](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/16/7450.html) - 台風13号の大雨により千葉県内各地で浸水などの被害が出てから15日で1週間となった。中でも被害が大きかった茂原市を流れる一宮川流域では、これまでも度々、大きな浸水被害が発生し、改修工事が進められてきた。それでも、今回も床上・床下浸水被害を防ぐことはできなかった。県と市のトップで被害拡大について考え方に食い違いが見られる場面もあった。【長沼辰哉】これまでの水害と対策 県によると、15日午後4時のまとめで、今回の台風13号に伴う大雨の影響で同市内の788棟が床上・床下浸水した。住民によると、2019年... - [「子どもを信じて、待つ保育」幼児教育家・中島久美子先生の連載がコマロンではじまります*「まなざしの種」を育む場に](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/13/4487.html) - 昨年の夏。私は、東京・国分寺の「カフェ・スロー」で開かれた映画「Life ライフ~ピッコロと森の神様」の上映会に参加しました。そこで、映画の舞台となった「森のピッコロようちえん」(山梨県北杜市)を2007年に立ち上げた幼児教育家、中島久美子先生にお会いすることができました。 - [社会人野球支えた半世紀 旧北銀グラウンド、太陽光発電所に再生](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/14/7430.html) - かつて社会人野球の北信越地区で一時代を築いた北陸銀行(1999年廃部)の本拠地だった旧北銀記念グラウンド(富山市西大沢)が、大規模な太陽光発電所に生まれ変わった。同銀行と北陸電力(同市)の共同事業で地方銀行としては国内最大規模。約半世紀にわたり富山県の社会人野球を支えたグラウンドは、環境保護へと社会貢献の形を変えた。 北陸銀行野球部は1953年に創部し、都市対抗野球大会に5回、日本選手権に8回出場。両大会でそれぞれ2勝を挙げ、北信越地区の社会人野球界でトップクラスの技量を持っていた。しかし99年、... - [台風被害、茨城で「ボランティア格差」 日立市は100人超なのに…](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/15/7436.html) - 台風13号に伴う豪雨で浸水被害の多かった茨城県日立、高萩、北茨城の3市で、災害ボランティアの集まり具合に「格差」が生じている。特に474棟(14日午後5時現在)の民家が浸水した北茨城市では、ボランティアの人数が11日は4人、14日になっても41人にとどまり、依頼に追いついていない。豪雨から1週間となる15日を前に、中小企業などの被害も膨らみ続けている。【鈴木敬子、田内隆弘、長屋美乃里、木許はるみ】依頼に対応できたのは半数 常陸大宮市の団体職員、佐藤伸さん(64)は14日、日立市東金沢町で床下浸水し... - [台風13号被害のいわき、人手不足深刻 県外ボランティア募集開始](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/13/7419.html) - 熱帯低気圧に変わった台風13号に伴う豪雨で大きな被害が出た福島県いわき市の災害ボランティアセンターが開設3日目となる13日、新たに県外からの参加も受け付けを始めた。住宅の浸水被害は判明分だけで約1300世帯。12日時点で約250件近いボランティアの派遣依頼が上がっているが、人手不足は深刻だ。16~18日の3連休などに多くの参加を呼びかける。 ボランティアの作業は、浸水した家具の運び出しや処分する家財の袋詰め、泥出しなど。参加希望者は事前に登録フォームに必要項目を入力する。活動は午前9時半~午後3時... - [山で出合ったカモシカとシカ 攻撃をしかけるのはどっち?](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/10/7348.html) - 一方は相手を気にし過ぎて警戒を強めるが、もう一方は気にせず我が道を行く――。山でカモシカとシカが出合ったとき、どのような行動を取るのかを東京農工大の高田隼人特任准教授(行動生態学)らの研究チームが約8年に及ぶ観察で調べると、通説に反する両者の関係が見えてきた。通説は「シカがカモシカを攻撃」 ニホンカモシカはウシ科の動物で、国の特別天然記念物に指定されている。体重は40キロ前後。山地に生息し、基本的に縄張りを持って単独行動をする。 ニホンジカはシカ科に分類され、体重は60~100キロほど。10頭以上... - [崩れた山の土砂に埋まり、男性軽傷 17カ所で崖崩れ 千葉](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/11/7372.html) - 台風13号による記録的な大雨の被害について、千葉県は11日、午後4時現在の状況を公表した。けが人が新たに1人増えて5人となったほか、床上・床下浸水が計693棟となった。 県によると、けが人は市原市の70代男性。8日、近隣で崩れた山の土砂が家屋に一部流入し、土砂に埋まって軽傷を負った。 住家被害は鴨川市や大多喜町など6市町の計25棟で一部損壊が確認された。また、14市町村の計335棟が床上浸水の被害に遭ったほか、20市町村の計358棟で床下浸水となった。 がけ崩れは市原市、睦沢町、鴨川市、いすみ市、... - [食用に適さない「資源米」からごみ袋 新潟市、指定袋として導入へ](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/10/7354.html) - 新潟市は8日、焼却時の二酸化炭素(CO2)排出量の削減を図るため、市立潟東小の児童らが原料となる「資源米」の稲刈りを行った。 同市は食用に適さない資源米を混ぜたバイオマスプラスチック「ライスレジン」を開発した民間企業と連携。ライスレジン製の市指定ごみ袋を導入する。これにより、石油由来のプラスチック含有量が減るほか、焼却時の二酸化炭素排出量の削減が期待できる。市によると、市民がライスレジン製ごみ袋を利用することでCO2の排出を約10%抑制できるという。 この日、同市西蒲区の水田で資源米として生産され... - [重さを「緊張の度合い」に例えて… 見えなくても楽しいゲームとは](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/10/7346.html) - 「見ても見なくても見えなくても楽しめるボードゲーム『グラマ』」。その体験会が9月1日、神戸市内で開かれた。全盲で点字毎日記者の私も、参加者とのコミュニケーションを楽しみながら新感覚の協力型ゲームの魅力を満喫した。 「机の上を触ってみてください」。体験会の主催者で「グラマ」を開発した「一般社団法人ビーラインドプロジェクト」(東京都豊島区)の代表理事で大学3年生の浅見幸佑(あさみ・こうすけ)さん(20)に促され、私は手を伸ばす。細い板の先に丸いお皿が付いた十字型の天秤(てんびん)やプリン型の台座、重り... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 飛び立ちかねつ 鳥にしあらねば~民衆の苦悩に光を射した僧・行基の利他行とは~連載48回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/11/7364.html) - 洪水と干ばつ 古来より、日本という国は洪水と干ばつを繰り返してきた歴史があります。 そして現在、台風や集中 - [29人犠牲の紀伊半島豪雨から12年 被災の大学生、防災担い手に](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/06/7236.html) - 和歌山県内で死者・行方不明者61人を出した2011年9月の紀伊半島豪雨から12年がたった。29人が犠牲となり、県内でも被害の大きかった那智勝浦町で被災した和歌山大観光学部4年の宮井凜晴(りんせい)さん(21)は当時小学4年。現在は被災経験を生かしながらボランティア団体に所属し、防災の担い手へと成長している。【大塚愛恵】日ごろから意識高めることが大切 11年9月3日夜、雨脚が強まり、激しい雷が鳴り響いていたことを覚えている。外は暗かったが、家族4人で暮らしていた家から見える太田川の水量が増えているの... - [当事者団体でも支援団体でもなく 団体名のLGBTQに「+」付けた意味](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/10/7358.html) - 「しずおかLGBTQ+(プラス)」代表理事 細川知子さん(50) 「私たちは『当事者団体』でも『支援団体』でもない。『みんなの団体』です」 性的少数者のLGBTQなどが抱える課題に対処していくうえで、当事者団体が果たしてきた役割は大きい。自身は「非当事者」だ。代表理事を務めるNPO法人「しずおかLGBTQ+(プラス)」は当事者と非当事者が半々。団体の特徴である「誰でも参加できる」ことを「+」が象徴している。 LGBTQの課題に向き合うきっかけは2013年に40歳で静岡大人文社会学部に編入学したことだ... - [台風13号 千葉、茨城、福島で3人死亡 浸水1500棟に](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/09/7341.html) - 台風13号は本州上陸前の8日夜に熱帯低気圧に変わったものの、各地で大雨による被害を出した。線状降水帯が発生した千葉、茨城、福島県で計3人が死亡し、床上・床下浸水などの住宅被害は合わせて約1500棟に上る。茨城県日立市では災害対策拠点となる市庁舎が被害を受けた。 福島県いわき市内郷内町では9日午前6時15分ごろ、70~80代とみられる男性が側溝で倒れているのが見つかり、死亡が確認された。県の集計(9日正午現在)によると、建物1棟が全壊し、床上浸水は1058棟、床下浸水は145棟に及んだ。いわき市内の... - [台風13号から一夜明け 千葉で213棟浸水、茂原市民「またか」](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/09/7343.html) - 台風13号の影響による記録的な大雨から一夜明けた9日、千葉県内では、けが人や住宅被害、土砂崩れなど新たな被害が明らかになった。県によると、市原市と千葉市で計4人が軽傷を負ったほか、住宅被害は一部損壊12棟、床下・床上浸水は少なくとも213棟に上った。市街地が広範囲にわたって浸水被害を受けた茂原市では、住民らが水が引いた住宅や敷地から泥をかき出す作業に追われた。【長沼辰哉、林帆南】 「またかと思った」。自宅1階が膝上まで浸水した同市八千代の吉野文子さん(76)は嘆いた。2階に避難して家族も無事だった... - [「ハワイアンズ」が臨時休館 台風で変電所水没 再開未定 福島](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/09/7333.html) - 8日夜に熱帯低気圧に変わった台風13号の影響で、福島県いわき市の温泉施設「スパリゾートハワイアンズ」は9日、変電所が水没し営業に十分な電力が確保できないとして、日帰り、宿泊ともに同日中の営業を休止すると発表した。営業の再開時期は未定で、施設は「被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます」とコメントを出した。 施設のダンシングチームは「フラガール」と呼ばれて親しまれている。閉山寸前の常磐炭鉱から「南国の楽園」へと脱皮を図った草創期の活動が映画化されて大ヒッ... - [台風13号で線状降水帯、茨城や福島などで77棟浸水 2人死亡](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/09/7335.html) - 8日夜に熱帯低気圧に変わった台風13号による大雨の影響で、線状降水帯が発生した千葉、茨城、福島県では、総務省消防庁によると、床上・床下浸水の被害が計77棟あった。2人の死亡も確認されている。 9日午前6時15分ごろ、福島県いわき市内郷内町で、70~80代とみられる男性が側溝で心肺停止の状態で倒れているのが見つかり、死亡が確認された。市消防本部などによると、他に70代の女性が自宅から避難する際に軽いけがをした。 市によると、建物1棟が土砂崩れで全壊したほか多数の浸水被害がある。 8日午後2時35分ご... - [「システム変革が必要」 温暖化対策の進捗報告受け、国連が指摘](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/09/7331.html) - 国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)の事務局は8日、世界の気候変動対策の進捗(しんちょく)を評価する報告書を発表した。世界の平均気温の上昇幅を産業革命前から1・5度に抑える国際目標の達成に向けた「窓は急速に狭まっている」とし、気温上昇を抑えるために「あらゆる分野におけるシステムの変革が必要」だと指摘した。 報告書は、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」に基づき、温暖化対策がどこまで進み、何に課題があるかを5年ごとに包括的に評価する「グローバルストックテーク」と呼ばれる取り組み。11~12月にアラ... - [千葉県、4市4町で災害救助法適用 台風13号で大雨被害](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/08/7329.html) - 台風13号の影響による大雨で被害が広がっていることを受け、千葉県は8日、茂原市など4市4町に災害救助法を適用すると発表した。 同法が適用されるのは、茂原市▽鴨川市▽山武市▽大網白里市▽睦沢町▽長柄町▽長南町▽大多喜町――の4市4町。適用の4市4町を中心に、県内各地では住宅の床上・床下浸水や車両浸水などの被害が出ている。【長沼辰哉】... - [世界的な炭素税導入を呼びかけ アフリカ気候サミット、宣言を採択](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/07/7246.html) - アフリカの気候変動に対する取り組みを話し合う初の「アフリカ気候サミット」が6日までケニアの首都ナイロビで開かれ、世界的な炭素税の導入などを呼びかける「ナイロビ宣言」を採択した。11~12月に開催される国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)など地球温暖化の国際交渉におけるアフリカ共通の立場の基礎と位置づけた。 3日間の日程で行われたサミットは、気候変動に対する適応策や再生可能エネルギーをめぐる資金調達に焦点が当てられ、アフリカ政財界の指導者のほか国連のグテレス事務総長や米国のケリー大... - [橘湾の赤潮被害 過去最大の13億円 長崎県、国に救済支援要請](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/07/7244.html) - 橘湾で8月上旬に発生した赤潮による養殖漁業の被害が過去最大規模の13億円に上ることが長崎県への取材で分かった。大石賢吾知事は6日、総務省に被害救済への支援を要請した。 県水産加工流通課によると、赤潮は長崎、諫早、雲仙3市の沿岸で発生。8月2~10日、19業者がいけすで養殖していたトラフグやシマアジ、マダイなど計約110万匹が死んだ。 海水温の上昇や塩分濃度の低下で繁殖する植物プランクトン・カレニアが原因とみられる。カレニアは海水1ミリリットルで500細胞を超えるとエラの組織が破壊され魚が死ぬとされ... - [「兄ちゃん…」色あせぬ記憶に涙あふれ 北海道胆振東部地震5年](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/07/7242.html) - 5年の月日が流れても、大粒の涙があふれて止まらなかった。「家族みんなで暮らしたあの頃に戻りたい」。2018年9月に最大震度7を観測し、44人が犠牲となった北海道胆振東部地震。兄の中田朗さん(当時60歳)を亡くした小川喜代子さん(61)は初めて、兄が暮らした実家跡を地震が発生した午前3時7分に訪れた。姉の中田泰子さん(64)と二人で「兄ちゃん」の冥福を祈った。【山田豊】遺族姉妹「ゆっくり休んで」 6日午前3時前。中田さんと小川さんは、朗さんが暮らした厚真町吉野地区の自宅跡を訪れた。二人も高校を卒業す... - [土砂で埋もれた自宅と田んぼ 米作り再開の背中押した亡き父の姿](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/06/7239.html) - 2018年9月に最大震度7を観測し、災害関連死を含めて44人が犠牲となった北海道胆振(いぶり)東部地震は6日、発生から5年となった。大規模な土砂災害があった厚真(あつま)町で家族3人を失った農業の山本隆司さん(58)は来春から、被災から復旧した田んぼで、念願の米作りを再開する。一粒一粒に情熱を傾けた亡き父の背中を追って――。 こうべを垂れた稲穂が風になびき、陽光を浴びて黄金色に輝いていた。しかし田園風景の先に見えるのは、深緑の斜面に一部むき出しになった茶色の山肌。今も「あの日」の爪痕が残る。 厚真... - [土石流、家屋がせき止め分岐→警戒区域外流出 福岡大教授が報告](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/06/7234.html) - 7月の九州北部大雨によって福岡県久留米市田主丸町竹野地区で起きた土石流について、福岡大の村上哲教授(防災地盤工学)は「(地区に)最初に到達した流木が家屋や樹木でせき止められ、土石流の流れが2方向に分岐したことが、土砂災害警戒区域(イエローゾーン)外への土砂の流出につながったとみられる」と明らかにした。【城島勇人】 災害現場を調査した地盤工学会(東京都)が福岡市で1日に開いた報告会で、村上教授が説明した。雨量を解析した村上教授によると、竹野地区の南側にある土石流発生源では、7月10日午前3~9時の6... - [住民、喜びと戸惑い 熱海土石流で警戒区域解除、復興なお遠く](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/02/7196.html) - 1日にあった静岡県熱海市伊豆山地区の「警戒区域」解除。一帯が土石流にのまれた「あの日」から約2年2カ月、立ち入りを阻んできたロープがようやく撤去された。だが、大部分でライフラインの復旧や住宅の修繕は進んでいない。「帰還にはまだ時間がかかりそうだ」と様子見する住民の姿が多く見られた。【皆川真仁、最上和喜、長沢英次】避難生活「毎日が監獄だった」 これまで原則立ち入りを禁止されていた区域内に足を踏み入れると、大きな被害を受けた住宅はすでに解体され、がれきはほとんど見当たらなかった。土砂と一緒に流されてき... - [「かわいい女の子」発言も 選挙中ハラスメント、女性候補らに調査](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/30/7190.html) - 政治分野のジェンダー平等を目指す若者たちでつくる「FIFTYS PROJECT(フィフティーズ プロジェクト)」は30日、今春の統一地方選で支援した女性や、レズビアン(女性同性愛者)など性的マイノリティーの候補者に対するアンケート結果を公表した。ジェンダーの問題に取り組む多くの候補者が、選挙活動中のハラスメントに直面している実態が浮かんだ。【田中裕之】街頭で男性が勝手にツーショット プロジェクトは若者の政治参加を促す活動を続ける能條桃子さんが中心となり、2022年8月に始まった。「政治分野の不平等... - [災害協定の直後に台風 移動式ランドリー、断水地区で活躍 兵庫](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/30/7177.html) - 兵庫県内を縦断した台風7号の影響で、養父市民約1300人が暮らす514世帯が一時断水した8月半ば、コンテナ型の移動式コインランドリーが活動した。市と災害時の利用協定を結んで間もない市内の運送会社が普段の稼働場所から断水地区に移動させて協力。日々の洗濯に困っていた市民生活に役立てた。 断水は、台風通過後の16日午前、濁った取水用井戸の取水を止めたため、養父市八鹿町伊佐地区一帯で起きた。一方、避難所などでも役立つ移動式コインランドリーを導入した山本運輸(本社・養父市)が台風接近前の7日、市と災害時の利... - [目標は「最低賃金以上」 障害のある店員、生き生き働くカフェ](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/30/7157.html) - ハンドドリップで入れた、ほのかに酸味のあるコーヒーが楽しめるカフェ「ドンバスコーヒーロースターズ」が7月12日、新潟市北区にオープンした。豊かな香りが漂う店内ではさまざまな障害のあるメンバーが店員として働き、「コーヒーをいれるのが楽しい」と生き生きとした笑顔を見せる。【石田奈津子】 社会福祉法人「とよさか福祉会」(同市北区)が、世界各地のコーヒー豆の加工販売を行う「鈴木コーヒー」(同市中央区)との協業で開店した。同福祉会運営の障害者の就労支援の事業所に通う人たちが働いている。店名の「ドンバス」は地... - [今夏の猛暑は「異常」 平均気温は過去最高の見込み 気象庁検討会](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/28/7123.html) - 気象庁の異常気象分析検討会(会長、中村尚・東京大教授)は28日、7月後半以降の猛暑について、本州付近への太平洋高気圧の張り出しが記録的に強まったことなどに加え、地球温暖化傾向が影響したことが要因との見解を示した。中村会長は今夏の気温について「歴代の気温と比較して圧倒的に高い。夏全体を見ても異常だ」と述べた。 気象庁によると、今夏(6~8月)の平均気温は、これまで最も高かった2010年を上回り、1898年の統計開始以降最も暑い夏になる見込みだという。 検討会の分析によると、7月後半から太平洋高気圧の... - [家電トリセツ、4カ月かけ音声に 目の見えない人に情報届けて半世紀](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/27/7117.html) - ビルの一室から耳に心地よい声が聞こえてきた――。和歌山市で50年以上活動を続ける朗読・音訳ボランティア団体「和歌山グループ声」のメンバーが原稿を読む練習をしていた。新型コロナウイルス禍でのボランティアの担い手確保や、読み上げ機能の発達など、社会の変化を見つめながらも、3代目会長の西山基子さん(62)は「情報は食べ物と並ぶ必需品。時代に合った方法で全ての人に情報が行き届くようにしたい」と話す。【大塚愛恵】「自分の意思で選択する機会確保を」 同団体は1970年11月発足。現在は80人ほどが所属し、大半... - [赤字路線再生の星に 豪雨被災のJR日田彦山線、BRTで28日開業](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/27/7115.html) - 2017年7月の九州北部豪雨で被災し不通となっていたJR日田彦山線の一部区間が、専用道などをバスが走る「バス高速輸送システム(BRT)」に形を変えて28日に開業する。被災した鉄道路線がBRTとして復旧するのは、11年の東日本大震災で壊滅的な被害を受けた、JR東日本の大船渡線と気仙沼線に次いで3路線目だ。少子高齢化などの影響で利用者が減り、地方の鉄道事業が厳しさを増すなか、地域の足を守るモデルケースとなるか。 8月中旬、日田彦山線の添田(福岡県添田町)―久大線の日田(大分県日田市)間。BRTの事業主... - [国交相、JR東海に検証指示 台風7号での新幹線のダイヤ乱れ巡り](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/25/7110.html) - 斉藤鉄夫国土交通相は25日の閣議後記者会見で、台風7号の通過に伴う東海道・山陽新幹線のダイヤの大幅な乱れが15~17日の3日間に及んだことについて、「多くの旅客が移動するお盆の時期に、大幅な遅れや運休でご迷惑をおかけしたことは重く受け止める必要がある」と述べた。JR東海に対し、一連の対応を検証するよう指示したことを明らかにした。 斉藤氏は、検証の主なポイントとして、東海道・山陽新幹線の直通運転を中止したことが適切だったか▽新大阪駅付近での列車の集中を回避できなかったか▽利用者への情報発信は適切だっ... - [御巣鷹への村道、土砂崩れで不通 大雨の影響か 復旧めど立たず](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/25/7112.html) - 日航ジャンボ機墜落事故の現場「御巣鷹(おすたか)の尾根」(群馬県上野村)に続く村道で土砂崩れが起き、全面通行止めとなっている。尾根の登山口につながる唯一のルートのため、慰霊登山などの入山ができない状態が続いている。 同村によると、20日に降った大雨の影響とみられる。同村は23日までに土砂を撤去したが、新たに崩れる可能性があり、復旧のめどは立っていない。担当者は「早く開通できるようにしたい」と話した。【日向梓】... - [生活用水、備蓄している人は4割未満 災害時、最も困るのに](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/24/7106.html) - 災害に遭ったときに最も困るのは「生活用水」なのに、備蓄している人は4割未満――。関東大震災から9月1日で100年を迎えるのを前に、パナソニックホームズ(大阪府豊中市)が住まいに関する防災意識について調査したところ、被災経験者の教訓と実際の防災対策との間に大きなギャップがあることが分かった。 調査は7月、全国の20~69歳の男女計550人を対象にインターネットで実施した。調査結果によると、災害発生時に自宅にとどまる「在宅避難」をしようと考えている人は全体の67・3%に上った。在宅避難を考えている人の... - [高校生、平日の「助っ人」に 台風7号の土砂片付けボランティア](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/23/7101.html) - 京都府舞鶴市の日星高の生徒と教員の有志16人が22日、台風7号で大きな被害を受けた同市久田美地区に入り、土砂の片付けのボランティア活動をした。【塩田敏夫】 同市西部にある久田美地区では、地区を流れる久田美川が氾濫し、大量の土砂と流木が流入。けが人は出なかったが、床上18戸、床下36戸の浸水被害が確認されている。市が設置した舞鶴災害ボランティアセンターを通じ、ボランティアが現地で活動を続けている。 日星高教諭の高田智哉さん(24)もその一人。学校が休みの土日の19、20日に活動し、平日にボランティア... - [秋田大雨 被災者に車の寄付を 宮城の団体、無償貸与へ支援訴え](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/23/7097.html) - 秋田市を中心とした7月の記録的大雨で自家用車などが被害を受けた人を支援しようと、「日本カーシェアリング協会」(本部・宮城県石巻市)は22日、山形県庁で記者会見し、運転免許の返納や車の買い替えを検討している人らに車の寄付を呼びかけた。 同協会は2011年の東日本大震災後、石巻市を拠点に、災害で移動・運搬手段を失った被災者らを対象に地区単位でのカーシェアリングを開始。16年の熊本地震や18年の岡山、愛媛豪雨、20年の九州豪雨、22年3月の福島県沖地震などの被災者らに車の無償貸与などを実施してきた。 7... - [台風7号1週間 兵庫知事ら、視察の防災相に激甚災害指定を要望](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/22/7092.html) - 台風7号が兵庫県内を縦断してから22日で1週間を迎えた。被害の全容把握に向け調査が続き、被災地域の復旧も時間がかかる見通しだ。19日に香美町内の現場を視察した県選出の谷公一防災担当相に、斎藤元彦知事、浜上勇人町長らは激甚災害指定を要望した。【浜本年弘】谷防災相、氾濫被害の香美町視察 北上した台風は、県北部の河川上流部一帯に記録的な大雨をもたらした。神戸地方気象台によると、台風が北上した15日は、1日の日降水量が八鹿(養父市)274ミリ▽兎和野高原(香美町)244ミリ▽温泉(新温泉町)231・5ミリ... - [津波時の車避難、必要な地域・対象者明示へ 岩手県などが報告書](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/21/7090.html) - 岩手県と沿岸の12市町村でつくる「地震・津波減災対策検討会議」は21日、徒歩で避難できない場合に自動車で迅速に浸水域外に脱出する「自動車避難」の留意事項を初めて報告書にまとめた。従来通り徒歩避難を原則としつつ、例外的に自動車避難が必要な地域と対象者を、沿岸市町村の津波避難計画で明示するよう求めた。 国が2020年に公表した日本海溝・千島海溝地震の浸水想定では、岩手、宮城両県などで速やかに高台避難できない場所が東日本大震災より広範囲で多数指摘された。また高齢者や障害者など「避難行動要支援者」を迅速に... - [「廣島魂」胸に ボランティア集い土砂災害乗り越えたお好み焼き店](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/21/7088.html) - 「絶対に再開してね」。2014年の土砂災害で一瞬にして壊滅的な被害を受けた広島市安佐南区緑井には、全国のボランティアの励ましと支援で4カ月後に営業再開にこぎつけた飲食店がある。店主の西村伸さん(43)が家族と営むお好み焼き店「うつろ木」。被災直後にボランティアたちに無償でおにぎりをふるまい、全国から集まる人たちの拠点になった。9年たっても「ただいま」と顔を出す「うつろ木ファミリー」に囲まれ、鉄板の前に立ち続けている。 14年8月20日未明、雷雨がひどく停電で店舗周辺は真っ暗だった。西村さんと妻美智... - [日光東照宮の修復に使う和紙の工房を再建 21年の豪雨で被災 佐賀](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/21/7086.html) - 2021年8月に佐賀県内を襲った豪雨で被災した江戸時代から続く佐賀市大和町名尾地区の和紙製造「名尾手すき和紙」が近くに新工房を再建し、7月から本格稼働を始めた。旧工房は土石流で地盤がえぐられ、倒壊の危険があるため移転を余儀なくされたが、新工房で紙すきを始めた谷口弦さん(32)は「300年つないできた歴史の、次の100年をこの工房でつくっていきたい」と意気込んでいる。 名尾地区では1690年ごろから和紙作りが始まったとされる。昭和初期には100軒ほどの工房があったというが、現在は谷口さんの工房1カ所... - [夢の保育士になった遺族女性、犠牲の姉に報告 広島土砂災害9年](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/20/7083.html) - 77人が亡くなった広島土砂災害は20日、発生から9年になった。被災地では献花式や慰霊式典が各地で開かれ、最愛の人を失った遺族や地元の住民らが犠牲者をしのんだ。 土石流に多くの住宅がのみ込まれ、50人以上の死者が出た広島市安佐南区の八木地区。慰霊碑の前ではこの日午前、地元自治会が主催する献花式が開かれ、遺族や松井一実・広島市長、斉藤鉄夫・国土交通相ら約40人が参列した。 「夢、かなえたよ」。献花式に足を運んだ木原莉子さん(23)は慰霊碑前で手を合わせ、犠牲になった父親の幹治さん(当時46歳)と姉の未... - [広島土砂災害9年 「被災経験伝えたい」市内に伝承館が9月開館](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/20/7080.html) - 広島土砂災害から9年の月日がたつ中、当時の記憶や教訓をどのように語り継いでいくのか。広島市は9月1日、「豪雨災害伝承館」を同市安佐南区の八木地区に開館する。被災者たちの証言や土石流の怖さを伝える映像を上映し、県内外から研修や視察を積極的に受け入れる方針だ。 伝承館は地区の高台に整備された公園内に建てられ、地上2階建て(延べ床面積約500平方メートル)。2階の展示エリアで発生当時の土砂災害をCG(コンピューターグラフィックス)で再現した動画のほか、被災者たちが当時の被害や避難生活の実態を振り返る証言... - [「私たちは忘れない」追悼の紙灯籠 77人犠牲の広島土砂災害9年](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/20/7078.html) - 77人が亡くなった広島土砂災害は20日、発生から9年になった。大きな被害に見舞われた広島市安佐南区の八木地区では土石流が相次いだ未明の発生時刻に合わせ、住民らが「8・20」の形に並べた約310個の紙灯籠(とうろう)に灯をともし、犠牲者をしのんだ。 紙灯籠には「私たちは忘れません」「安全な町になってほしい」などというメッセージが記されていた。 新婚夫婦だった湯浅康弘さん(当時29歳)とみなみさん(同28歳)を失った両親らも慰霊碑を訪れ、手を合わせた。みなみさんのおなかには数カ月後に生まれる予定だった... - [ハワイ山火事 郡緊急事態管理局トップが辞任 警報サイレン鳴らさず](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/18/7067.html) - 米ハワイ州マウイ島で甚大な被害を出した山火事をめぐり、ロペス州司法長官は17日、州と地元のマウイ郡の初動対応などについて第三者機関に検証を依頼する方針を明らかにした。 米メディアによると、犠牲者が集中した島西部ラハイナでは、通信障害などで住民が避難を促す警報を受け取れずに逃げ遅れたとの批判が上がっている。郡の緊急事態管理局は、屋外に設置されている警報サイレンも作動させなかった。住民は津波対策で高台に避難するよう訓練されており、サイレンの音で火が広がる山側に移動することを懸念したためだと説明したとい... - [実は7割が規格外… 「ロス桃」をアイスに 岡山の高校生が商品化](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/17/7035.html) - 岡山県産の桃は高級果実として知られるが、「市場に出せるのは生産量の3割。形が整っていないと周囲にあげるか、捨てるしかない」。桃農家の祖父母がこう嘆くのをヒントに、同県浅口市の金光学園高校2年の山本伊織さん(16)=同県倉敷市=が市場に出せない桃を使ったオリジナルアイスを発案した。「SDGs白桃ミルクジェラート」として商品化され、17日から岡山市内の地域交流ステーションで販売される。 山本さんは幼い頃から、浅口市内の祖父母の桃畑で授粉や果実の間引きなどを手伝った。高校の「探究学習」の授業で、さまざま... - [彦根城・天秤櫓の壁はがれ落ちる 国重文、台風7号影響で](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/16/7029.html) - 滋賀県彦根市は16日、台風7号の影響で彦根城の国重要文化財・天秤櫓(てんびんやぐら)の漆喰(しっくい)壁の一部が剥がれ落ちるなどの被害があったと発表した。天守など国宝指定の文化財に被害はなかった。市は国と協議し、年内に修復する方針。 市によると、職員らが16日午前、台風の被害を調査したところ、漆喰が高さ約1メートル、幅約1・8メートルにわたって剥がれていた他、瓦1枚が落ちているのを見つけた。剥落部周辺の漆喰も浮いた状態という。 また、城跡内の各所で倒木や枝折れなどが確認された。【飯塚りりん】... - [台風7号、Uターンラッシュ直撃 大雨で高速道路の通行止めも](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/16/7025.html) - 台風7号が通過したことに伴う大雨の影響で16日、東海道新幹線や山陽新幹線で午後まで運転見合わせが続いたほか、高速道路の一部も通行止めとなった。お盆休みのUターンラッシュと重なったこともあり、東京や名古屋、新大阪、博多など各地の主要駅は足止めされた人たちで混雑した。 JR東海やJR西日本によると、静岡県富士市内に設置された雨量計が規制値に達し、16日午前8時半ごろに三島―静岡間で運転を見合わせた。その後、運転見合わせ区間は一時、東海道・山陽新幹線の東京―博多間の上下線全線に広がった。新大阪―博多間は... - [台風7号 鳥取市で1600人が孤立 複数の土砂崩れ、橋も崩落](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/16/7005.html) - 15日に近畿地方を縦断した台風7号で大雨特別警報が発表された鳥取市では、国道や県道沿いで複数の土砂崩れが発生し、市によると佐治町全域の735世帯、1597人が孤立状態となっている。町内から119番通報が寄せられたが救急車がたどり着けず、途中から救急隊員が徒歩で向かった事案もあった。 佐治町では佐治川にかかる橋2本が崩落。多くの家庭で断水が発生し、170戸で停電が続いている。同町福園の70代女性は「家の前の道が通行止めになり、生活拠点の市の中心部まで行けない。雨がここまでひどくなるとは思っていなかっ... - [山道を歩く年長児が描いた絵画展 8/26-27@国立~ころろ子ども探検隊](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/18/6772.html) - 東京の国分寺・国立エリアで40年間活動を続けてきた遠足幼稚園「ころろ子ども探検隊」。 子どもたちは毎月、近隣の山に登ります。 コンクリートで整備されていない<やまみち>を歩くことで 「次はどこに足を置いたらいいかな」 「雨が降ってねちょねちょして歩きにくいな」など少しの緊張を生み、 よく見たり、考えたり、ができるように。 - [「寝かしつけ」下手な私が悟った、子が寝ない理由](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/04/4779.html) - 「いすとりゲームしようよー」。寝る前の息子はしぶとい。布団の上でくねくねしながら、私の睡眠を妨害する。どうしても寝たくないらしい。「えっ、この時間から、いすとりゲーム?いす、ないよ?」と思ったが、気がついた。ああ、「しりとり」のことだ。「とり」しかかぶってないし!「早く寝よう」と言う気が失せて、しりとりに付き合う。でも - [伝わらない。届かない。「お母さんは、踏ん張り続けている」。原子力防災に込める思い](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/31/4679.html) - 私の、私達の経験は、暮らしの中での経験です。専門家ではないけど、1生活人としてしゃべれることはある。生活の延長線上に防災はある。明日からできることをうまく楽しく伝えたい――――こんなふうに、被災直後から市民活動はじめました。被災地支援のための時間を、1日30分だけ、つくろう。そう思って暮らしています。 - [東日本大震災。正解のない中で迷い、考え続けた。子どもを守るために行動したこと](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/30/4681.html) - 東日本大震災がおきた2011年3月11日、仙台市泉区のマンション8階に住んでいました。全壊でした。当時、長男は幼稚園の年中になる直前で、4歳。次男は2歳でした。地震が起きた午後2時46分は、子どもの幼稚園のお迎えから帰ってきて、リビングに入った直後。バッグも、鍵も持っていたから、すぐ下に降りることができました。 - [No Play No Life! 「子どもの遊び場」から考える、住民自治。](https://socialaction.mainichi.jp/2023/09/01/4515.html) - 子どもたちが泥んこ遊びなどを自由に楽しめる「羽根木プレーパーク」(東京都世田谷区)は、区立羽根木公園の一角にあります。ここは、1979年に、住民と区との協働事業として開園した日本初の常設「冒険遊び場」です。地域で暮らすある夫婦の「子どもたちにもっと自由な遊び場を!」という思いから始まった羽根木プレーパークは、 - [気温差57度の熱い質疑 滋賀と南極をつないで昭和基地ツアー](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/31/6725.html) - 全国の子どもらが1万4000キロ離れた南極越冬隊員とオンラインでつながる「南極・昭和基地ツアー」が29日あり、近畿で唯一の会場となった滋賀県東近江市横溝町の「西堀栄三郎記念探検の殿堂」に小中学生25人が集まった。同市は最高気温36度の猛暑日だったが、氷点下21度の真冬の昭和基地の隊員と、気温差57度の熱い質疑が交わされた。 国立極地研究所(極地研)の主催。コロナ下で始まり、今回は3回目。北海道立オホーツク流氷科学センターや名古屋海洋博物館南極観測船ふじ、愛媛県総合科学博物館など全国9カ所と昭和基地... - [伊吹山の登山道復旧へ ふるさと納税で支援募集 7月の大雨で崩落](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/31/6743.html) - 大雨による大規模な土砂災害で登山道が崩落した伊吹山(1377メートル)を復興するために滋賀県米原市はふるさと納税で支援金を募っている。登山道復旧や防災・治山対策などに充てる。平尾道雄市長は地球温暖化や鹿の食害などにも触れ「異常気象の中で、伊吹山は惨たんたる状況になっている。できるだけ早く回復させたい」と話した。 伊吹山は県内最高峰で、日本百名山に指定されている。希少な高山植物が咲くことでも知られている。7月12日午後2時半ごろからの激しい雷雨で6合目付近で土砂の流出が見られた。市などが確認したとこ... - [台風6号、鹿児島、熊本、長崎など一部暴風域に 記録的な大雨も](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/09/6857.html) - 台風6号は9日、鹿児島、熊本、長崎各県の一部を暴風域に巻き込みながら九州の西の海を北上した。進行速度が遅く、長時間にわたって雨や風の影響が出ており、強風にあおられて転倒するなどけが人が相次いだ。熊本県球磨(くま)地方や宮崎県南部山沿いで線状降水帯が発生するなど、各地で記録的な大雨となった。 気象庁によると、台風6号は9日午後9時現在、長崎県五島市の南約30キロの海上を時速約15キロで北に進んだ。中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心から... - [ハワイ・マウイ島で複数の山火事、少なくとも6人死亡 港町にも延焼](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/10/6865.html) - 米ハワイ州のマウイ島で複数の山火事が発生し、地元当局は9日、少なくとも6人の死亡を確認したと発表した。島内最大の観光エリアである港町ラハイナにも火は広がり、少なくとも20人がやけどを負い、2000人以上が避難しているという。 複数の米メディアによると、長期的な干ばつと強風などの影響で火勢を抑えられておらず、被害の全容は明らかになっていない。ラハイナでは、商店や飲食店が多い中心部を含む広範囲に火が広がっている。沿岸警備隊は、火と煙から逃れるために海に飛び込んだ子どもを含む14人を救助した。 ハワイ州... - [三陸沖の海洋内部水温、記録的に高く 平年と比べ10度も](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/09/6853.html) - 気象庁は9日、7月の三陸沖の海洋内部の水温が記録的に高くなったとの観測結果を発表した。深さ300メートルでは約10度も高かった。黒潮の流れが平年よりも大きく北上していることが原因で、水産資源などへの影響が懸念される。 気象庁の海洋気象観測船「凌風丸」が7月下旬に三陸沖で観測した結果、沿岸から100~500キロ沖、南北約300キロの海域で、水温が記録的に高くなっていた。深さ約300メートルでは17度で、平年の7度前後に比べて約10度高かった。 海洋内部の水温の継続的な観測データはないが、気象庁の予測... - [「今夜、BluePostで」 再上陸フォーエバー21の戦略](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/09/6849.html) - 毎日新聞の記者がお送りするポッドキャスト「今夜、BluePostで」。毎週水曜日は、ニュースをジェンダーの視点で読んでみる、をテーマにデジタル報道グループの菅野蘭記者がお届けします。 米発祥ファストファッションブランド「FOREVER21(フォーエバー21)」が2月、約3年半ぶりに日本への再上陸を果たしました。 今回の配信では、経済部の松山文音記者に、新生フォーエバ21の戦略とファッション業界が取り組む環境課題を聞きます。 番組への感想もお待ちしております。応募フォームをご利用いただくか、X(旧ツ... - [アマゾンの森林破壊、連携し対処へ 南米8カ国首脳が宣言採択](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/09/6844.html) - 南米ブラジルの北部パラ州の州都ベレンで8日、熱帯雨林アマゾンを抱える8カ国で構成する「アマゾン協力条約機構(ACTO)」の首脳会議が開かれた。森林破壊に対して各国が連携して対処することなどを盛り込んだ「ベレン宣言」を同日採択し、先進国にも協力を求めた。 アマゾンでは1970年代以降、道路建設や農地開発などで熱帯雨林の破壊が進行。近年も違法な森林伐採などで森の面積が減少している。ACTOは、アマゾンの保全と持続可能な開発を目的としている。 宣言では、違法行為の根絶を目指してブラジル北部アマゾナス州に... - [台風6号、九州北部接近へ 鹿児島に線状降水帯、6人重軽傷](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/09/6834.html) - 台風6号は9日、九州南部を暴風域に巻き込みながら九州の西側の東シナ海を北西に進んだ。今後は勢力を維持したまま九州北部に接近し、10日昼前には朝鮮半島に進む見通し。9日午前には鹿児島県の種子島・屋久島地方で線状降水帯が発生するなど各地で雨と風が強まっており、気象庁は厳重な警戒を呼びかけている。 台風6号は9日午前9時現在、鹿児島県枕崎市の西南西約110キロの海上を時速約10キロで北北西に進んでいる。中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速30メートル、最大瞬間風速40メートル。中心から半径... - [AAA與真司郎さんのカミングアウト SNSで広がる歓迎や共感](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/09/6830.html) - 音楽グループ「AAA(トリプルエー)」のメンバー、與真司郎(あたえ・しんじろう)さん(34)がゲイであることをカミングアウトしたことに対し、歓迎や共感の声がSNSで上がっている。 AAAは男女5人のグループで、NHK紅白歌合戦に7年連続で出場するなど活躍。2020年にグループとしての活動を休止していた。 與さんは7月26日、東京都内で開いたファン向けのイベントで告白した。與さんは「世の中が自分のことをアーティストとして認めてくれないのではないかと、恐怖を感じることもあった」と葛藤があったことを明か... - [世界の海面水温が観測史上最高に 4月ごろから異常な高温続き](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/08/6825.html) - 欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」(C3S)は8日、世界の平均海面水温が7月下旬に観測史上最高を更新したと発表した。8月に入っても平年を大きく上回る高水温が続いており、気象災害や海洋生態系への悪影響が懸念される。 C3Sは、人工衛星や各国の気象観測所などから得られた気象データをコンピューターで解析。南緯60度~北緯60度の領域の、1979年以降の平均海面水温を日ごとに分析した。 その結果、今年は4月ごろから異常な高温が続き、7月30日に20・96度を記録。それまでの最高... - [北海道・蘭越の蒸気噴出 三井石油開発、抑制作業着手 ポンプ注水へ](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/08/6823.html) - 北海道蘭越町の地熱発電の調査現場で蒸気が噴出した問題で、事業者の三井石油開発(東京都千代田区)が7日、噴出抑制作業に着手した。蒸気の向きを変えて作業現場を確保した後、10日から注水して温度を下げ、蒸気を抑える計画だ。現場は地熱発電の有望な候補地の可能性が高いが、周辺開発には地元の理解を得られるかが鍵を握りそうだ。 同社によると、蒸気は6月29日、井戸を深度約200メートルまで掘った時点で噴出した。地表の噴出口付近の温度は約80度で、8月7日は蒸気の向きを変える装置を横からスライドさせる方式で取り付... - [浜松の盛り土崩落、市の情報共有「不十分」 第三者委が報告書](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/07/6803.html) - 昨年9月の台風15号の大雨で発生した浜松市天竜区緑恵台の盛り土崩落を巡り、行政対応を検証する第三者委員会(座長・村越啓悦弁護士)は7日、市の情報共有は不十分だったと評価する報告書を市に提出した。報告書を受け取った長田繁喜副市長は「指摘を重く受け止め、今後、同じような災害を繰り返さないように全庁を挙げて対応したい」と語った。【山田英之】 天竜区の盛り土崩落では3棟が巻き込まれ、3人が負傷した。市は原因究明と行政対応検証の二つの第三者委を設置。行政対応検証の第三者委は座長を含めて委員5人で構成され、昨... - [冠水1週間後、駐車中の軽乗用車が燃えた 予防方法をJAFに聞く](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/05/6793.html) - 「車が燃えている」。福岡県広川町太田の住民から119番があったのは7月17日午前10時半ごろ。住宅に止めてあった軽乗用車のボンネット部分を焼き、火は約15分後に消し止められた。 駐車中の車から火が出たのはなぜか。軽乗用車の火災が起きる1週間前の同10日、広川町の北部にある久留米市の久留米観測所では24時間雨量が170ミリを観測するほどの大雨だった。県警八女署によると、九州北部を襲った記録的な大雨で軽乗用車はタイヤの上部まで水につかり、エンジンルームには水に流されて入り込んだとみられる枯れ草などが絡... - [台風が来たら空振りでも準備を ポイントは「生きるための必需品」](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/05/6791.html) - 大型で強い台風6号が九州に接近する可能性があるなど早くも台風シーズンを迎えた。2017年9月の台風18号では水田を見に行った男性が亡くなるなど、大分県内でも大きな被害が出た。台風に備え、何に気を付けるべきか。県防災アドバイザーを務める防災士、木ノ下勝矢さん(74)=中津市下池永=にポイントを聞いた。「生き続けるために何が必要か」考えよう 木ノ下さんはまず、台風が地震のような突発的な災害ではなく、「気象庁の発表で接近が分かる」と事前に備えられる特性に触れ、「自分の住む地域がどのような場所にあるのか、... - [宮崎・日向市庁舎がレインボーカラーに 性的少数者への支援PR](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/03/6797.html) - LGBTQなど性的少数者への理解、支援の輪を広げようと宮崎県日向市は、市庁舎を性の多様性の尊厳を象徴する「レインボーカラー」にライトアップしている。15日までの午後7時半~10時、市庁舎を6色に染める。 県の「人権啓発強調月間」に合わせて実施した。日向市は、22年6月に性的少数者のカップルを公的に認める「パートナーシップ宣誓制度」を導入している。 ライトアップが始まった1日は、当事者団体「レインボービュー宮崎」(宮崎市)の山田健二代表(38)らによるトークイベントも市役所であり、市民ら約40人が参... - [昆虫で育てた鯛、食卓へ 魚粉価格高騰に対応、養殖費寄付の返礼品に](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/03/6760.html) - 養殖魚の飼料となる魚粉の価格高騰などに対応するため、愛媛県内の水産加工販売業者が、昆虫で育てたマダイ「えひめ鯛(だい)」の養殖費などを調達するクラウドファンディング(CF)を始めた。えひめ鯛は愛媛大学と企業が産学連携で研究開発した新しい養殖鯛で、今回の寄付金の返礼品としても提供する。愛媛大は「一般の人に味わってもらうのは今回が初めて。今後も改良を進め、市場の流通量を増やしたい」と話している。 えひめ鯛は2022年7月から、愛媛県宇和島市内で養殖の実証実験に取り組んでいる。飼料に含まれる魚粉の量を減... - [「ぬくもり取り戻そう」 地域の“たまり場”開設 神戸のNPO](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/02/6756.html) - 神戸市長田区のカフェ・バーに今夏、地域交流カフェ「水たまり」がオープンした。運営するのは、重度障害者の自立生活を支援するNPO法人「ウィズアス」。障害の有無に関係なく、お年寄りから子どもまで誰でも集えてつながる地域の交流の場を目指すという。理事長の鞍本長利さん(72)に活動に寄せる思いを聞いた。【まとめ・桜井由紀治】 ――「水たまり」という名称の意味は。 ◆「ウィズアス」のあるJR新長田駅北側の水笠通地区で、人が集まる「たまり場」になればという願いを込めました。 ――活動の背景には何があったのでし... - [海に遊びに行ったら投稿を 藻場再生のためのアプリ「藻場要る」](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/02/6753.html) - 静岡県伊東市を拠点に環境問題に取り組む一般社団法人「サバーソニック&アジロックフェスティバル」(略称・サバソニ)が、海の生態系の維持のために重要な海藻・海草の現状を把握するためのアプリ「藻場要(もばい)る」を開発した。 海藻などが減る「磯焼け」が深刻化する中、藻場の位置を記録しておき、将来、海藻類を増やす有効な方法が確立された際に、育成しやすい場所として集めた情報を役立てるのが狙い。 アプリは、海に行った人が海底の写真を撮って投稿すると地図上に「藻がある」「藻がない」と表示される。7月から運用を始... - [ごみ焼却で出るCO2を都市ガスに 脱炭素化へ、横浜で実証実験](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/01/6751.html) - 横浜市は、ごみ焼却工場の排ガスから二酸化炭素(CO2)を回収し、都市ガスの主成分であるメタンの生成に利用する実証実験を始めた。東京ガスや三菱重工グループとの官民共同事業。将来的には、CO2を活用して都市ガスをつくり、新たにCO2を発生させないことを目指す。1日当たり260世帯分のメタン生成 CO2は地球温暖化の原因で、各地で排出削減に向けた取り組みが進んでいる。横浜市、東京ガス、三菱重工グループの3者は2022年に協定を締結。市が臨海部の「脱炭素モデル」としたい鶴見区の末広地区を舞台に、実証実験に... - [家計簿アプリで二酸化炭素削減へ グラフ化で類似家庭と比較 北海道](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/01/6749.html) - 「ゼロカーボン」を掲げて温室効果ガス削減に取り組んでいる北海道が、電気やガソリンの使用量を入力することで、家庭の二酸化炭素(CO2)排出量が分かるスマートフォン向けアプリ「北海道ゼロチャレ!家計簿」を公開した。北海道は冬の暖房の影響で1人当たりの温室効果ガス排出量が全国平均より多い。道は排出量の可視化で環境意識を高めてもらうことや、収集データを利用して実態に即した施策の展開を目指している。 7月28日に公開されたアプリではまず、家族構成や利用者の年代、住居形態などを登録。家庭での電気やガス、灯油、... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 僧・禅海(ぜんかい)、「青の洞門(あおのどうもん)」開削~49歳からの大いなるチャレンジ~ 連載47回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/04/6762.html) - 線状降水帯 先月7月7日から10日にかけて、九州北部地方では猛烈な雨が降り続き、大分県中津市の山国(やまくに - [家畜ふん尿由来の燃料をロケットに 宇宙ベンチャー、燃焼試験へ](https://socialaction.mainichi.jp/0000/00/00/6733.html) - 北海道大樹町の宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ(IST)」は、開発中の超小型人工衛星搭載用ロケット「ZERO(ゼロ)」の燃料に、乳牛などの家畜ふん尿から製造した液化バイオメタン(LBM)を使用し、今秋にもエンジン燃焼試験を行うと発表した。酪農地帯を拠点とするロケット企業らしい「地産地消」の試みとして注目を集めそうだ。【鈴木斉】 ISTは元ライブドア社長の実業家、堀江貴文さんらが2013年に創業した。17年から大樹町内の同社射場で小型観測ロケット「MOMO(モモ)」(全長10メートル、直径... - [九州北部大雨で被災「とうほう百貨店」 関係者らが清掃「棟は撤去」](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/31/6731.html) - 九州北部の記録的大雨による土砂災害で全壊した福岡県東峰村の食料品・日用品販売「とうほう百貨店」周辺で30日、関係団体やボランティアらが土砂のかき出し作業などをした。 とうほう百貨店は買い物弱者解消の一助として村民団体「東峰村元気プロジェクト」を中心に村社会福祉協議会、エフコープ、指定管理者の有限会社つづみの里でつくる協議体が2021年年3月、交流施設「つづみの里」の農産物直売所の一角に開店した。食料品や日用品などを販売し、貴重な買い物の場として村民に親しまれていたが、10日の大雨で裏山からの土砂に... - [障害者用トイレは男女兼用 茨城県庁、改めて表示へ 最高裁判決受け](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/31/6721.html) - 茨城県は、県庁に12カ所ある身体障害者用トイレを男女兼用で使えると表示することを決めた。経済産業省が性同一性障害の職員に対して女性トイレの利用を制限したことを違法とする最高裁判決が出たことを受けた対応。 現在も男女兼用だが、身体障害者以外は利用しにくいため新たな表示を付ける。具体的なデザインは検討中という。 大井川和彦知事は20日の定例記者会見で判決を「性的マイノリティーを含め、さまざまな方が働きやすい職場環境の整備を義務付ける妥当な判決だ」と評価。「判決も踏まえて県庁内でもそういう方々が利用しや... - [福岡県、大雨の被害総額は491億円 さらに膨らむ見通し](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/30/6719.html) - 福岡県は28日、九州北部で7月にあった記録的大雨による県内の被害総額(25日現在)が491億円に上ったと発表した。このうち農林水産関係は127億円で、2021年の大雨での被害額99億円を上回った。調査は続いており、被害額はさらに膨らむ見通し。 県によると、農業関係の被害は74億2000万円に上り、久留米市や朝倉市を中心に果樹などの農作物は1531ヘクタールが被災した。温室などの栽培施設や機械の被害は11億円、のり面の崩壊など農地・農業用施設の被害は30億9000万円だった。この他、道路施設が136... - [三井ホーム、木造建築推進で脱炭素に貢献](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/31/6715.html) - 三井ホーム(東京都新宿区)は28日、使用木材の国産化や中大規模建築物の木造化を推進し、SDGsに貢献するプロ - [「試験管育ち」の培養肉はどこまでリアル? 食肉業界の未来を探る](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/28/6704.html) - 環境問題への意識が高まる中、食肉の細胞を培養して作られた「試験管育ちの肉(培養肉)」が注目されている。世界的に食肉需要が増す一方で、畜産による従来の食肉は、生産過程で大量の温室効果ガスを排出するなど環境負荷も高いとされるからだ。その代替として期待される培養肉だが、実際のところ、どれだけ「肉々しい」のだろう。2020年に世界で初めて培養鶏肉の販売を認めたシンガポールで味見をしつつ、その可能性を探った。【シンガポールで石山絵歩】「鶏むね肉」に感嘆の声を上げる客 「リアルなチキンだ」。シンガポール中心街... - [夏の同伴外出は動物虐待? 理解薄い指摘に戸惑う盲導犬使用者](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/20/6450.html) - 「日中に犬を連れ歩くのは動物虐待だ」――。ここ数年、異常高温が続く夏にこんな指摘が盲導犬の育成団体に届くようになった。屋外で盲導犬を見かけた人が、犬の体調を気遣って意見を寄せたとみられる。一方、多くの盲導犬使用者は屋外にいる時間を最低限にしたり、なるべく日陰を通ったりと、予防策を取っている。仕事や通院など必要不可欠な外出はあり、育成団体は理解を呼びかけている。靴が苦手な犬もいる 2022年7月、兵庫盲導犬協会(神戸市)に「気温30度を超える中で、(犬用の)靴を履かせずに犬を連れ歩いている人がいる」... - [熊本市条例、市民定義に「外国籍含む」削除 意見公募の9割反対](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/28/6545.html) - 熊本市は25日、市政の基本方針を定める自治基本条例の改正案について、市民の定義に加える予定だった「外国籍を含む」との記述を削除する方針を明らかにした。「外国人参政権を認める」などという誤解から反対意見が多数寄せられたのが理由で、市の担当者は「市民の誤解や不安を招かないため」と説明している。 市によると、2022年12月公表の条例改正案では、まちづくりに幅広い住民が参加しやすい環境を整えるため、今後増加が見込まれる外国籍の住民を「市民」の定義に追加する方針だった。施行されれば政令市で初となる見通しだ... - [「AAA」與真司郎さん、ゲイであると公表 ファン向けイベントで](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/28/6568.html) - 音楽グループ「AAA(トリプルエー)」のメンバー、與真司郎(あたえ・しんじろう)さんが26日、東京都渋谷区でファンに向けたイベントを開き、自身がゲイであることを明かした。 與さんは「カミングアウト(公表)を決意するまでに、すごく時間がかかった。自分ですら受け入れられず、自分がゲイだと認めてしまったら、世の中が自分のことをアーティストとして認めてくれないのではないかと、恐怖を感じることもあった」と打ち明けた。公表した理由については「僕と同じ境遇に置かれている方々にも勇気を持つきっかけにしてもらい、自... - [果樹が土砂に埋もれ…「フルーツの街」、人手不足で大雨復旧難航](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/28/6657.html) - 北部九州を襲った10日の記録的な大雨で、土石流に見舞われた福岡県久留米市田主丸(たぬしまる)町は、「フルーツの街」として知られる。柿やブドウなどの果樹園にも大量の土砂が流れ込んだが、人手不足で復旧が進んでいない。 災害ボランティアの活動をするNPO法人「日本九援隊」(大野城市)の肥後孝理事長によると、大雨の影響で山の斜面が崩れて土砂が流入し、数百本の柿の木の根元が埋まったままになっていた。 青い柿は8月下旬以降に収穫しようとしていたが、今回の大雨によって根元には土砂で深さ約30センチが埋まった所も... - [「過去12万年で例ない」暑い1カ月に グテレス氏「地球沸騰時代」](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/28/6701.html) - 世界気象機関(WMO)と欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス(C3S)」は27日、今年7月は観測史上最も暑い月になる可能性が極めて高いと発表した。国連のグテレス事務総長は「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰の時代が到来した」として、再生可能エネルギー導入目標の引き上げなど、対策強化を呼びかけた。 C3Sによると、7月1~23日の世界の平均気温は16・95度で、これまで最も暑い月だった2019年7月1カ月間の平均(16・63度)を上回った。独ライプチヒ大の分析によると、過去1... - [秋田大雨で被災の「道の駅五城目」、10日ぶりに営業再開](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/27/6543.html) - 大雨の影響で15日から営業を停止していた秋田県五城目町の「道の駅五城目」が25日、10日ぶりに営業を再開し、被災した枝豆などの野菜を町民らが買い求めた。町では23日に断水が解消したが、多くの町民が家の清掃や片付けに追われている。 「傷がついてしまい、見た目はよくないのですが、訳あり品として販売することとしました。味自体に問題はなく美味しくいただけます」。店頭にはこう書かれた枝豆の袋が並んだ。他にもミョウガやキュウリ、ナスなどが売られ、客が次々に手に取っていた。 「去年の大雨の時は1日営業をあきらめ... - [神戸ルミナリエ、初の1月開催へ 「光の回廊」規模3分の1に](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/27/6535.html) - 阪神大震災の犠牲者を追悼する光の祭典「神戸ルミナリエ」について、神戸市や兵庫県などでつくる組織委員会は24日、2019年12月以来の開催を決めた。年末恒例の行事だったが、開催時期を震災発生日(1月17日)に近い24年1月19日からの10日間に変更する。 犠牲者の鎮魂と復興を願い、震災が起きた1995年から神戸市中央区の市街地で始まった。新型コロナウイルスが感染拡大した20年から3年連続で中止され、代替イベントが毎年開かれてきた。 会場は、旧居留地や市役所南側の東遊園地に加え、神戸港に面したメリケン... - [秋田大雨、ボランティア活動本格化 高齢者は助け必要「平日も」](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/25/6503.html) - 秋田県で続いた大雨による被災者を支援するボランティア活動が本格化している。被害が大きかった秋田市などには県内外から多くの人が駆けつけ、家財の運び出しや清掃作業を手伝っている。秋田市社会福祉協議会は「被災者には1人暮らしの高齢者が少なくない。週末だけでなく、平日も多くの人に来てほしい」と呼びかけている。 「ここに運びましょう」。大雨による太平川の氾濫で2メートル近く浸水した秋田市楢山南新町上丁の女性宅には20日午前から、数人の男女のボランティアが集まった。互いに声を掛け合いながら、泥水で水浸しになっ... - [秋田中央道路、通行再開見通し立たず 地下トンネルが大雨で冠水](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/25/6537.html) - 秋田市中心部の東西を地下トンネルで結ぶ幹線道路・秋田中央道路が記録的な大雨の影響で冠水し、15日から通行止めが続いている。トンネル内部が23日、報道陣に公開されたが、まだ深さ3メートル近くも水が残る場所もあり、秋田県は「通行再開のめどはまだ立っていない」としている。 全長約2・5キロで片側1車線の秋田中央道路はJR秋田駅のほぼ真下を貫き、駅の東西をスムーズに通過できる主要トンネルとして多くの県民に利用されている。深さは最大21メートルだが、場所によっては千秋公園のお堀の真下に位置している。 14日... - [放置竹林 おいしく食べて、楽しくリメーク 神戸で挑む整備・資源化](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/24/6539.html) - 神戸市郊外の北区淡河(おうご)町で、有志が地域の竹を切り出し、メンマなどの「竹菜」や竹細工、肥料作りに活用する「淡河バンブープロジェクト」が進んでいる。目指すのは放置竹林の整備と竹の資源化。「おいしく楽しく」を合言葉に、ワークショップなどを地道に続け参加者の輪を広げている。 梅雨のさなかの土曜日。夏祭りに向けた竹灯籠(とうろう)作りの呼びかけに区内外から10人ほどが集まった。地元の農家、北野孝二さん(62)の案内で竹林に入り、まずは必要な竹を伐採。北野さんは、手入れをされずにいると立ち枯れた竹が道... - [浸水3日後に温泉開放 被災者を温める「笹の湯」の心遣い 福岡](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/25/6526.html) - 九州北部を襲った10日の記録的大雨で大きな被害を受けた福岡県久留米市田主丸町竹野地区にある温泉「笹の湯」が、被災者や災害ボランティアらに温泉を無料開放し、人々の心身を癒やしている。近くを流れる巨瀬川が氾濫して、温泉施設やポンプは浸水したが、運営する社会福祉法人「八千代会」のスタッフらが復旧させ、被災3日後に温泉を無料開放した。被災者に寄り添い、まちの復興を願う皆の思いと共に――。被災しながらも「できることをやろう」 10日に巨瀬川が氾濫し、温泉施設のロビーなどは床上浸水し、温泉に湯を送るポンプも浸... - [「今も忘れていないよ」20年前の土石流 熊本・水俣、住民らが献花](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/25/6466.html) - 悲しみの記憶、忘れまい――。2003年7月、熊本県水俣市で19人が亡くなった土石流災害から20年となった20日、被害の大きかった同市宝(ほう)川内(がわち)集(あつまり)地区では、遺族や住民らが慰霊碑を訪れ、尊い命を悼んだ。 地区では03年7月20日未明、豪雨に伴う大規模な土石流が相次いで発生し、0~75歳の15人が犠牲になった。この日、慰霊碑には午前6時前から市や消防関係者ら約70人が集まり、祭壇に次々と献花して手を合わせた。 被災者の会会長で母(当時64歳)と妻(同36歳)を亡くした吉海寿次さ... - [高校生が開発、「持続可能」なブドウ袋が全国で高い評価 受賞相次ぐ](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/20/6468.html) - バナナの仲間「バショウ(芭蕉、バショウ科)」ですいた和紙「芭蕉和紙」を特産のブドウ用果実袋にした愛媛県立大洲農高の生徒たちの研究が「環境に配慮した持続可能な農業」と、全国で高く評価されている。「SDGs探究AWARDS2022」(一般社団法人未来教育推進機構主催)で中高生部門最優秀賞に輝くなど、地域課題解決に関連する4事業で表彰された。 地元の大洲市など南予地方でお盆の棚飾りとして親しまれるバショウだが、お盆が過ぎると大量に廃棄されていた。生徒らが地元生産者らへ聞き取りをするうち、愛媛大学社会共創... - [絶滅危惧種のシオマネキ、30年ぶり生息分布調査 徳島・吉野川河口](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/20/6454.html) - 環境省レッドリストで絶滅の危険が増大している「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されているカニ「シオマネキ」が生息する吉野川河口の「住吉干潟」(徳島市)などで17、18の両日、約30年ぶりとなる生息分布調査があった。吉野川河口の汽水域には日本有数のシオマネキ群生地が広がるが、干潟環境の変化などで生息数が減ったという指摘もあり、目視による調査が実施された。 調査を呼び掛けたのは、付近でシオマネキの観察会や干潟の清掃会などをしている市民団体「とくしま自然観察の会」。17日には中高生を含む約30人が参加し、1994~... - [第18回水害サミット 治水の主役は各自治体 流域全体での対策必須](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/20/6465.html) - 水害を経験した全国の地方自治体のトップが対策などについて意見交換する「第18回水害サミット」(同実行委員会、毎日新聞社主催)が6月6日、東京都千代田区のパレスサイドビルで開かれた。第1部は「上流・中流・下流 それぞれの流域治水の取り組みについて」、第2部は「上流・中流・下流が連携した取り組みについて」 - [米中、気候変動の協議継続合意 歩み寄り演出 首脳会談へ地ならしも](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/20/6459.html) - 気候変動問題を協議するため中国を訪問していたケリー米大統領特使が19日、4日間の日程を終えた。ロイター通信によると、米中両国は気候変動問題に関する協議の継続で合意。11~12月にアラブ首長国連邦(UAE)で開催される国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)に向けて「今後数週間、集中的に取り組む」ことでも一致した。米中対立が激化する中、双方とも利害が一致しやすい気候変動分野での協調を示すことで、歩み寄りを印象付けた形だ。 中国は世界1位、米国は2位の温室効果ガス排出国だ。気候変動対策を... - [「行政から依頼で床下消毒」秋田大雨、復旧に便乗した悪質商法に注意](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/20/6452.html) - 大雨の復旧作業に便乗した悪質商法が今後増える懸念があるとして、秋田県は19日、改めて注意を呼びかけた。「突然訪問してきた業者に契約をせかされても、その場では決めず、慎重に検討してほしい」としている。 県によると、大雨の被害を受けた地域で「不審な業者が出没している」との情報が寄せられている。業者は「行政機関からの依頼を受けて床下の消毒をしている」「災害廃棄物を回収する」などと契約を持ちかける場合があるという。 この他にも過去の事例から、点検などを口実に訪問し、高額な修理などの契約を勧誘する▽「使えな... - [大雨被害の久留米市へ NPOが災害ボランティア募集「力貸して」](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/19/6436.html) - NPO法人「日本九援隊」(福岡県大野城市)は23日、大雨による土石流被害が発生した久留米市田主丸町竹野地区に災害ボランティアバスを派遣する。派遣は3回目で、肥後孝理事長は「まだまだ人手が足りない。ぜひ力を貸してほしい」と広く参加者を募っている。 日本九援隊は15、16日にも、計約100人が住宅に流れ込んだ土砂の撤去や浸水した畳を出すなどした。 今回は、23日午前8時にJR大野城駅東ロータリー前に集合。大型バス(定員50人)で現地に向かい、約3時間半活動した後、午後2時に大野城駅に戻る。バスは無料。... - [障がい者にテレワークで新たな選択肢 特別支援学校で仕事体験会](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/19/6434.html) - 障がいがある生徒がテレワークを体験する「お仕事体験会」が、兵庫県朝来市和田山町の県立和田山特別支援学校など県内の特別支援学校3校で開かれた。生徒たちは、ウェブ会議システムでつながったパソコン画面を前に、緊張した面持ちで表計算ソフト「エクセル」に情報を入力したり、自宅を拠点にテレワークをする先輩社員に質問したりしていた。【幸長由子】 県教委の「ICT人材育成のための指導の在り方に関する調査研究事業」の一環。人材派遣会社「スタッフサービス」のグループ会社で、重度の身体障がいがある人がテレワークで勤務す... - [のんさんが「のこり染」に挑戦 コーヒーかすでSDGs](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/18/6421.html) - 本来なら捨てられるモノをデザインし直したりして再生する「アップサイクル」は、故ワンガリ・マータイさんが提唱し、毎日新聞が推進してきた「MOTTAINAI」キャンペーンの精神ともつながります。日ごろからいらなくなった洋服でアップサイクルを楽しんでいる俳優ののんさんに、ドリップ後のコーヒーの粉を使って白いシャツの「染め」にチャレンジしてもらいました。果たして仕上がりは――。【斎藤有香】捨てるモノを使う「のこり染」 野菜や果物の皮、抽出したコーヒーの粉や茶葉……。のんさんが挑戦したのは、こうした一般的に... - [「女性が、男性が」という議論から卒業を そう思うホテル社長の半生](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/17/6412.html) - 白壁の蔵が並び、歴史ある風景が残る栃木市中心部に、1954年に創業した「栃木グランドホテル」がある。社長の若林可奈子さん(51)は大手企業で働いた後、30歳の時にUターンし、祖父母が始めた歴史あるホテルの代表取締役に38歳で就任、新事業に挑戦してきた。女性が活躍するためには「周囲の理解やサポート体制が必要で、女性だけの問題ではない」とし、「女性だからこそ多様な生き方があって良い。お互いを認められるような世の中になってほしい」と話す。【渡辺佳奈子】「絶対に経営者にならない」と誓ったが… 栃木市出身。... - [福岡・久留米の大雨1週間、改善してきた市の防災策に重い課題](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/16/6402.html) - 九州北部を襲った記録的な大雨で甚大な被害が発生してから17日で1週間。耳納連山のふもとに広がる福岡県久留米市田主丸町竹野地区を襲った大規模な土石流は、人々の暮らしや地区の風景を一変させた。山から家々に押し寄せた大量の土砂や岩、流木は土石流の恐ろしさを突きつけ、度重なる浸水被害を受けて改善してきたはずの市の防災のあり方に重い課題を残した。 県久留米県土整備事務所などによると、土石流は耳納連山から竹野地区に流れ込む土石流危険渓流の千ノ尾川に沿って発生した。川の周辺は、土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン... - [予想外の大雨、警戒区域への避難指示に課題 佐賀の土砂災害1週間](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/16/6405.html) - 佐賀県唐津市浜玉町平原の大規模な土砂崩れで3人が死亡した土砂災害から17日で1週間を迎える。山間部の現場周辺には1時間雨量80ミリ超の大雨が局地的に2時間続き、唐津市や県の担当者は「予想外の大雨だった」と振り返る。土砂災害警戒区域への避難指示のあり方も課題として残った。 「降ったとしても一時的なもので災害を起こすものにならない」(同市担当者)として、同市は9日正午に警戒レベル3にあたる高齢者等避難を解除していた。 しかし、10日になると雨脚は強まる。市役所がある唐津市中心部の雨量は午前0時からの1... - [秋田大雨、1人死亡 12河川氾濫 鉄道運休、再開めど立たず](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/16/6399.html) - 記録的な大雨に見舞われた秋田県では16日、各地で河川の氾濫や浸水による被害が相次いだ。五城目町(ごじょうめまち)では男性1人が亡くなった。交通機関や医療機関への影響も明らかに。秋田市などを流れる1級河川の雄物川(おものがわ)は氾濫する危険性が高い状態が続いた。 県によると、16日までに秋田市中心部を流れる太平川など12河川で氾濫が発生した。県警によると16日午前8時ごろ、五城目町の水田で、八郎潟町(はちろうがたまち)の60代男性が水没した車の中から発見され、死亡が確認された。近くの馬場目川(ばばめ... - [九州北部大雨、「表層崩壊」が多発 短時間の激しい雨で土石流に](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/16/6392.html) - 九州北部で9人が死亡するなど甚大な被害をもたらした記録的大雨から、17日で1週間。 今回の土石流が起きたメカニズムはどうだったのか。九州大の笠間清伸教授(防災地盤工学)によると、福岡県久留米市田主丸町の竹野地区の背後にある標高600メートルほどの山が連なる耳納山地で、雨で岩盤より上の比較的層の薄い土壌が流出する「表層崩壊」が多発して沢に水気を含む土砂が集まり、そこに短時間で激しい雨が降って大規模な土石流となったという。 土石流は、流れ出る土砂の量が飛躍的に多くなるため、集落まで達すると非常に危険だ... - [「レッカー150台待ち」相次いだ車両水没 JAF「動かさないで」](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/16/6394.html) - 活発な梅雨前線の影響で14日夜から記録的大雨となった秋田県内。16日までに計12河川が氾濫するなど被害が広がり、住民からは不安の声があがった。 記録的な大雨に見舞われた秋田市中心部などでは多くの車が浸水、水没した。車が使えなければ日常生活はもちろん、自宅などの復旧作業も滞りかねない。ただ、車は水が引けばすぐに使えるわけではない。日本自動車連盟(JAF)などは、故障や感電の恐れがあるとしてむやみに動かさないよう呼びかけている。 JAFはホームページで浸水した車両について「バッテリーが接続されている限... - [福岡・久留米の土石流現場 なぜ多くの住民が逃げ遅れたのか](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/16/6396.html) - 九州北部で9人が死亡するなど甚大な被害をもたらした記録的大雨から、17日で1週間。土石流が発生して男性1人が死亡し、5人が重軽傷を負った福岡県久留米市田主丸町竹野地区では、多くの住民が逃げ遅れ、一歩間違えれば被害がさらに拡大していた可能性もあった。山裾の地域で土砂災害への意識は高かったにもかかわらず、避難行動を始める「避難スイッチ」は発動しなかった。前兆を感じながら、危険な状況でも少しの変化なら「日常のこと」と認知する「正常性バイアス」が働いていた可能性も浮かぶ。 「2階に避難したけど、床がグラグ... - [駅では手旗で歓迎、運転士は少し緊張 再開の南阿蘇鉄道に乗ってみた](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/16/6377.html) - 「こっちの方が感激してしまった」――。15日、全線で運行を再開させた南阿蘇鉄道(南鉄、熊本県高森町)。その始発を担った名物運転士、寺本顕博さん(68)は定刻通りに終点の立野駅(同県南阿蘇村)に到着後、涙ぐんだ。沿線の家々や水田のあぜ道で多くの人が運転再開を祝し、列車に手を振る姿に感極まった。 南阿蘇鉄道は熊本地震で大きな被害を受け、これまで高森(高森町)―中松(南阿蘇村)間、7・1キロの運行だった。この日、不通だった中松―立野(南阿蘇村)の10・6キロの間も運転が再開し、JR豊肥線の乗り入れも開始... - [佐賀・唐津、別の山でも土砂崩れ 県道寸断、神社の拝殿は倒壊](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/16/6374.html) - 住宅2棟が押し潰され3人が亡くなった佐賀県唐津市浜玉町平原の土砂災害では、近くの別の山でも10日に大規模な土砂崩れが起きていた。14日に現場に入ると、県道は寸断され「地域の心のよりどころ」(筒井高宏区長)だった神社の拝殿は倒壊し、無残な姿をさらしていた。今回の豪雨による被害報告はまだ増えており、県による全容把握にはなお時間がかかりそうだ。 住宅2棟が倒壊した現場の南約400メートル。筒井区長(66)の案内で歩いて行くと、斜面が崩れ、渓流沿いに流れ出した土砂が県道を覆っていた。ミカン畑などが広い範囲... - [秋田に1カ月分の大雨 土砂崩れでけが人、河川氾濫で浸水被害](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/15/6341.html) - 東北地方に停滞した前線や暖かく湿った空気の影響で、秋田県では15日、記録的な大雨に見舞われた。秋田市では住宅が土砂崩れに巻き込まれ、4人が軽傷。河川の氾濫が相次ぎ、15日午後10時現在、秋田市など6市町村の一部で、5段階の警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」(レベル5)が発令された。大雨は16日にかけて続く見込みで、気象庁は厳重な警戒を呼びかけている。 秋田消防署によると、15日午前10時50分ごろ、秋田市添川の住宅4軒が土砂崩れに巻き込まれた。そのうち1軒にいた4人が軽傷だった。県によると、午後... - [買い物弱者に痛手 「とうほう百貨店」が大雨で全壊 福岡・東峰](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/15/6335.html) - 九州北部を襲った先日の記録的大雨で、福岡県東峰村小石原鼓の交流施設「つづみの里」は土砂による被害を受け、その一角にある村民の貴重な買い物の場だった「とうほう百貨店」の建物が全壊した。買い物弱者の解消が課題の村にとって、大きな痛手となった。【桑原省爾】 つづみの里は旧小石原村時代、廃校になった小学校校舎を活用して設けられた施設。農産物直売所や村特産の陶器を展示・販売するギャラリーなどが整備された。 近年、村では高齢化と人口減少で個人商店の休廃業が相次ぎ、2017年の九州北部豪雨でJRが不通になるなど... - [「子どもの発達って、そうなんだよね」を共通言語に](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/20/4637.html) - 脳は「快」の状態でなければ学ばない。まずは脳を快の状態にすることが大事。子どもたちを、安心、楽しい、満足、そんなプラスのエネルギーで包み込むことで、子どもは成長していく――。 - [栃木・小山などで屋根飛ぶ突風被害、ダウンバーストか 気象台調査](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/14/6320.html) - 栃木県小山市や野木町で10日夕に発生した突風について、宇都宮地方気象台は12日、積乱雲から強い下降気流が吹き下ろす「ダウンバースト」が発生したとする調査結果を発表した。風速は約50メートルと推定される。 同気象台の職員が11日、野木町で現地調査を行った。小山市については市から聞き取った。小山市乙女から野木町中谷にかけて住宅の屋根の飛散などの被害を確認。痕跡が帯状でなく面的だったことなどからダウンバーストと推定した。突風は1~10分程度で、強雨またはひょうを伴っていたとの証言があった。 県危機管理課... - [福岡・うきは市で土砂崩れ 妹川地区で避難指示](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/13/6313.html) - 13日午後、福岡県うきは市浮羽町妹川の巨瀬川沿いの斜面で土砂崩れが起きた。市によると、10日の大雨の被害調査をしていた職員が確認した。住民や住宅への被害はなかった。市は土砂が巨瀬川をせき止めてあふれる恐れがあるとして、妹川地区の153世帯365人に避難指示を出した。【平川昌範】... - [「水質最高」九州から五ケ瀬川、川辺川、球磨川 国交省1級河川調査](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/13/6307.html) - 2022年に国土交通省が実施した全国159の1級河川水質調査で、九州からは宮崎県北部の五ケ瀬川と、熊本県南部の川辺川、球磨川の3河川が最高評価の「水質が最も良好」とされた。五ケ瀬川は10年連続、川辺川は17年連続、球磨川は2年連続。 「水質が最も良好」と評価された河川は、水の汚れの原因となる有機物を分解する微生物が使う酸素量(BOD)がいずれも1リットル当たり平均0・5ミリグラム以下で、この値が小さいほど水質が良いことを示す。22年は全国で15河川が選ばれた。 宮崎県延岡市などを流れる五ケ瀬川はア... - [大雨被害の久留米市に岡山・倉敷から物資 西日本豪雨で復興支援](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/13/6309.html) - 大雨被害の復旧に役立ててほしいと岡山県倉敷市の職員4人が12日、福岡県久留米市役所に支援物資を届けた。 2018年の西日本豪雨で被災した倉敷市に久留米市は職員1人を派遣し、復興業務を支援した。今回は久留米市の被災状況を知った倉敷市から「復旧に必要な物資をいち早く送りたい」と連絡があったという。 支援物資は、土のう袋1万枚、ブルーシート420枚、マスク1万枚、飲料水のペットボトル1000本。久留米市の担当者は「支援が縁で物資が届き、勇気づけられた。有効に使わせていただく」と話している。【足立旬子】... - [世界自然遺産後も絶えぬ損傷・盗掘 巡視員が見た白神山地の保護](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/12/6294.html) - 白神山地世界自然遺産地域での違法行為を監視し、マナーの啓発指導にあたる秋田県側の今季初の合同パトロールが8日、いずれも藤里町の小岳(こだけ)(標高1042メートル)、大滝(粕毛川)両コースであった。同町在住のベテラン巡視員、大森豊さん(71)は小岳コースに加わり、登山道周辺を中心に見て回った。遺産登録から今年で30年となる白神。大森さんが見た保護・保全の現場は――。 合同パトロールは、遺産地域連絡会議の構成機関、漁協関係者、警察など関係機関が登山シーズンに合わせて実施。違法行為の取り締まりも兼ねて... - [福岡・久留米市、警戒レベル最高の「緊急安全確保」を発令 大雨で](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/12/6268.html) - 福岡県久留米市は12日午後0時5分、市内の山間部など5762世帯1万3480人を対象に、5段階の警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」を発令した。同市田主丸(たぬしまる)町では10日未明からの大雨で発生した土石流で1人が死亡するなど、市内各地で被害が相次いだ。市内ではこの日も激しい雨が降り続き、土砂災害の危険性が高まっている。 市は少しでも安全な場所に移動し、命が助かる可能性の高い行動を取るよう呼びかけている。【城島勇人】... - [北海道南西沖地震から30年 奥尻島、遺族ら弔う](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/12/6266.html) - 死者・行方不明者が230人に上った北海道南西沖地震から12日、30年を迎えた。最大の被災地、奥尻島(北海道奥尻町)では島民らが犠牲者を追悼した。 津波で壊滅的な被害を受けた青苗地区の慰霊碑「時空翔(じくうしょう)」には、朝から遺族らが献花に訪れ、正午の防災無線のサイレンに合わせて黙とうをささげた。 夕方には時空翔周辺で1500本のろうそくがともされ、「7・12 30年の今 天と海の青に いつも抱かれ」という光の文字が浮かび上がった。青苗地区の海辺でも灯籠(とうろう)が流され、波間で揺らめく明かりに... - [アイスランド首都近郊で火山噴火 負傷者なし、周辺に有毒ガス](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/12/6262.html) - アイスランドの首都レイキャビク近郊で10日、火山が噴火した。負傷者などの人的被害は確認されていないが、噴火場所は溶岩流と有毒ガスによる大気汚染が深刻で、気象当局は周辺地域に立ち寄らないよう住民に呼びかけている。 AP通信などによると、噴火したのはレイキャビクから南西約30キロの火山。11日には火勢がやや弱まり、航空便の発着にも影響は出ていないという。 アイスランドは世界有数の火山国。2010年4月の噴火の際は火山灰が欧州上空に広範囲に拡散し、数週間で10万便以上が欠航した。21年にも同国南西部の火... - [九州北部大雨 なぜ河川上流域も被害? 例年の浸水と違いは](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/11/6244.html) - 九州北部で土砂崩れや河川の氾濫など甚大な被害をもたらした10日の記録的な大雨では、九州最大の1級河川、筑後川の四つの支流で氾濫が発生し、浸水被害が広範囲に及んだ。国土交通省によると、10日未明から朝の短時間に各支流の水位が一気に上昇。専門家は、東西に延びる筑後川の流域全体に線状降水帯がかかったことで水の逃げ場がなくなり、これまでは被害があまり多くなかった上流域も含め同時多発的に氾濫が起きたとみている。3時間の間に次々と氾濫 「患者さんが待っているから早く再開しないと」。福岡県久留米市田主丸町の調剤... - [「誰もが働きやすい職場実現を」 性的少数者の訴え、司法動かす](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/11/6246.html) - 他の女性と同じように扱ってほしい――。経済産業省のトイレ利用制限を認めなかった11日の最高裁判決は、8年に及ぶ法廷闘争を続けてきた性同一性障害の原告職員の切実な訴えに応えた。誰もが働きやすい職場環境の整備には、多数者の思いやりと理解が欠かせない。当事者たちからは、判決が社会全体に浸透することを願う声が上がった。 「原判決を破棄する」。午後3時、最高裁第3小法廷。原告の50代の職員は法廷で、今崎幸彦裁判長の判決言い渡しを聞き取った。逆転勝訴の判決を「踏み込んだ指摘で、満足できる」と受け止めた。 幼い... - [九州北部大雨 被災者へ市営住宅を一時提供 福岡・久留米](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/11/6248.html) - 福岡県久留米市は11日、大雨で床上浸水以上の被害を受けた市民に、市営住宅を一時提供すると発表した。入居後最大1年間、家賃と敷金を免除する。水道光熱費や共益費などは自己負担となる。 市によると、同日受け付けを始め、10件程度の相談が寄せられている。申し込みは本庁舎13階の市営住宅課(電話0942・30・9086)。【足立旬子】... - [佐賀知事、土砂災害警戒区域への発信方法検討 唐津の現場視察](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/11/6252.html) - 10日早朝に大規模な土砂崩れが発生し、住宅2棟が倒壊した佐賀県唐津市浜玉町平原の土砂災害現場では、11日も消防や警察、自衛隊などによる行方不明の男性2人の捜索が続けられた。このうち79歳の男性は玉島川の河口付近で発見されたが、死亡が確認された。被災現場を視察した山口祥義知事は土砂災害警戒区域への発信方法を検討する考えを示した。 11日は早朝から、新たに陸上自衛隊の約40人が加わって約200人態勢で捜索。男性2人の自宅前には今坂川があり、男性2人が流された可能性があるとみて、今坂川やさらに下流の玉島... - [突風で屋根飛び、大木倒れる 1430戸が一時停電 栃木南部](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/11/6242.html) - 10日午後6時ごろから7時ごろにかけ、栃木県南部で強い突風が発生し、小山市や野木町などで多数の建物が損壊する被害が出た。けが人はなかった。 県危機管理課によると、小山市では4棟の民家で雨どいが破損するなどしたほか、納屋や物置の屋根が飛ばされるなどの被害も12件あった。野木町では数十棟の家屋で被害があり、町が確認を急いでいる。町役場では複数の大木が根元から倒れたほか、本館と新館の連絡通路が損傷した。 宇都宮地方気象台によると、大気の状態が不安定となって発達した積乱雲の通過により、突風が発生したという... - [九州北部大雨 17年豪雨の被災地も被害…床上浸水や道路陥落](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/11/6240.html) - 九州北部を襲った記録的大雨で、2017年の九州北部豪雨の被災地、福岡県朝倉市と同県東峰村では人的被害はなかったものの住宅や道路などが被害を受け、生活に影響が出ている。 東峰村の11日正午現在の調べでは、住家の全壊と一部破損各1件、床上・床下浸水9件▽道路の損壊3件、埋没11件、冠水6件▽崖崩れなど土砂災害7件――など。 道路では、朝倉市とのアクセス道路の県道52号、宝珠山地区と小石原地区を結ぶ国道211号の重要路線が通行止め。このため、両地区を行き来するのに大分県日田市夜明と朝倉市―嘉麻市間の八丁... - [九州豪雨テーマの映画再上映 監督「被災地を思い起こして」 熊本](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/11/6226.html) - 熊本を中心に災害関連死を含め81人の死者・行方不明者を出した2020年7月の九州豪雨から3年が経過したことを受け、氾濫した球磨川や被災した熊本県八代市坂本町などを舞台にした映画「あの子の夢を水に流して」の再上映が7日、熊本市中央区の映画館「Denkikan」であった。上映後にあったトークショーでは、遠山昇司監督(38)らが「自然の脅威」などをテーマに語った。 作品は、生後間もない息子を亡くした女性が幼なじみらと被災後の球磨川を歩き、人生を見つめる物語。映画には、被災地における堤防などが印象的な舞台... - [「早く見つかって」 佐賀・唐津の土砂崩れ現場、懸命の捜索](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/11/6219.html) - 九州北部を襲った記録的な大雨から一夜明けた11日、2人が安否不明となっている佐賀県唐津市の土砂崩れ現場では、警察や消防など200人態勢の懸命な捜索が続いた。高気圧に覆われて気温が上がり、真夏日が予想される中、広範囲で浸水被害が出た福岡県久留米市では、住民が家に流れ込んだ泥水や土砂をかき出す作業に追われた。 毎日新聞の集計で、死者は1人増えて、福岡、佐賀両県で5人になった。佐賀、大分両県で3人が安否不明となっている。 唐津市浜玉町で10日朝に発生した土砂崩れでは、2棟が巻き込まれて70代女性の死亡が... - [九州北部で大雨 土砂崩れ、土石流、広範囲で浸水…言葉失う住民](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/10/6207.html) - 住宅を突き破る泥まみれの流木や岩――。10日未明に線状降水帯が複数発生した九州北部は記録的な大雨となり、福岡・大分両県に大雨特別警報が出された。福岡県久留米市では土石流が、同県添田町と佐賀県唐津市では土砂崩れが住宅を襲い、巻き込まれた住民らの捜索や救出活動が続いた。久留米市では広範囲の浸水も発生。住民らは大量の土砂や泥水に言葉を失った。福岡・久留米市 久留米市田主丸(たぬしまる)町竹野。広く山肌をえぐるように土砂が泥水と共に流れ出した跡が見えた。岩や流木が直撃するなどして付近の複数の住宅が巻き込ま... - [九州北部で記録的大雨 土砂災害や河川の氾濫相次ぐ 4人が死亡](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/10/6211.html) - 活発な梅雨前線の影響で九州北部は10日未明から記録的な大雨となった。気象庁は短時間で大雨をもたらす線状降水帯が福岡、佐賀、大分の3県で発生したと発表し、福岡、大分の両県に大雨特別警報を出した。広い範囲で土砂災害や河川の氾濫が相次ぎ、同日午後8時半現在、福岡、佐賀両県で4人が死亡、佐賀、大分両県で3人が安否不明となっている。 気象庁によると、6日の降り始めから10日午後5時までの雨量は、福岡県添田町で603・5ミリ、佐賀県鳥栖市で490・5ミリを観測。24時間雨量の日最大値(10日午後6時現在)では... - [突風被害100件超す、学校や病院も 静岡・掛川、菊川で4日発生](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/10/6196.html) - 静岡県西部で発生した突風で掛川市と菊川市の被害は10日までに100件を超えた。久保田崇・掛川市長は10日の定例記者会見で「局所的に被害を受けた。突風は事前に予測できず、市民もびっくりしたと思う。早期に復旧できるように取り組む」と語った。 今月4日に発生した突風で、掛川市の負傷者は1人増えて計4人になった。いずれも軽傷。けがの4人を含む市内の被害は66件になった。内訳は民家の屋根瓦が飛ぶなど建物が27件、道路や橋で10件。小学校運動場の倒木など公共施設は13件、ゴルフ練習場の支柱倒壊などその他の被害... - [福利厚生で「フェムテック」 ドンキは低用量ピルの購入費を補助](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/10/6198.html) - 福利厚生で、女性特有の体の悩みをテクノロジーで解決しようとする製品やサービスなどを指す「フェムテック」が広がりつつある。総合ディスカウント店の運営会社は、生理前の心身の不調「月経前症候群」(PMS)や月経痛を緩和する「低用量ピル」の購入費を補助する。導入の背景とは――。【菅野蘭】 低用量ピルは1999年に認可され、医師の処方箋が必要だ。月経を巡る不調改善や生理周期の安定、避妊などに効果が見込める。 福利厚生の一環で2023年3月、低用量ピルの購入費全額補助を始めたのは、総合ディスカウント店「ドン・... - [福岡県、10市町村に災害救助法の適用決定 大雨で被災](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/10/6200.html) - 10日未明からの大雨に伴い、福岡県は10日、久留米市や八女市など10市町村に災害救助法の適用を決定した。自治体が実施する避難所の設置や炊き出しなど食料の提供のほか、住宅の応急修理などを支援する。【野間口陽】... - [福岡・大分に大雨特別警報 土砂崩れ福岡1人死亡、佐賀3人不明](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/10/6175.html) - 活発な梅雨前線の影響で、九州地方は福岡県を中心に10日未明から記録的な大雨になった。気象庁は短時間で大雨をもたらす線状降水帯が福岡、佐賀、大分の3県で発生したと発表し、福岡、大分の両県に大雨特別警報を出した。福岡県添田(そえだ)町では1人が土砂崩れに巻き込まれ死亡し、佐賀県でも3人が行方不明になっている。7日からの雨量は添田町、福岡県久留米市で500ミリを超えた。雨は11日にかけ続く見込みで、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に最大限の警戒を呼びかけている。 気象庁によると、各地の... - [九州で複数の河川に氾濫発生情報 寺内ダムで緊急放流](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/10/6172.html) - 国土交通省によると、10日午前9時時点で福岡、大分、佐賀県で、筑後川水系の小石原川、巨瀬川、城原川・佐賀江川、花月川▽山国川水系の山国川上流部――の6河川に氾濫発生情報を出した。 大雨を受け、水資源機構筑後川局は、福岡県朝倉市の筑後川水系の寺内ダムで午前9時50分ごろから緊急放流を開始した。同水系の小石原川ダムや、県が管理する遠賀川水系中元寺川陣屋ダム(同県添田町)では緊急放流を一時検討したが、見送った。【河慧琳】... - [福岡・添田で住宅に土砂流入 70代夫婦巻き込まれ、妻が死亡](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/10/6165.html) - 10日午前3時40分ごろ、福岡県添田町庄の山林で土砂崩れが発生し、付近の住宅1棟が土砂に埋まった。 田川地区消防本部などによると、住宅は木造平屋建てで、中から70代の夫婦2人を救出。夫は病院に搬送されたが、妻は現場で死亡が確認された。 消防によると、住宅南側にある高さ約6メートルの斜面が幅5メートルにわたって崩れ、窓から土砂が流入したという。 九州北部は活発な梅雨前線の影響で10日未明から断続的に激しい雨となり、気象庁によると、添田町では午前4時前までの1時間に60ミリの非常に激しい雨を観測してい... - [危機一髪 大雨で家がミシミシ→親戚宅へ避難→1時間後に家崩壊](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/08/6157.html) - 7日午後10時10分ごろ、福岡県大牟田市駛馬(はやめ)町で「住宅が崩壊している」などと近隣住民から110番があった。警察や消防によると、2階建て住宅が倒壊したが、住人の女性(83)と息子(50)は週末の大雨に備えて親戚方に身を寄せており、無事だった。避難は倒壊の約1時間前だったとみられ、消防の担当者は「危機一髪。早めの避難が功を奏した」と話している。 県警大牟田署や同市消防本部によると、住宅は屋根が落ちて潰れた状態で見つかった。がれきを撤去し捜索したところ、住人の電話番号が書かれたメモを発見。連絡... - [流木が川せき止め、橋脚に水圧 山形・大巻橋崩落の調査結果公表](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/07/6153.html) - 2022年8月の大雨で発生した山形県飯豊(いいで)町の大巻橋崩落について、山形大災害環境科学研究センターは6日、上流部の土石流による流木が橋脚に巻き付いて川をせき止め、水圧が増したのが原因とみられるとした調査報告書を公表した。センターは被害の大きかった同町などで現地調査を実施し、災害の発生原因などを分析していた。 県南部では8月3日、集中的な雨をもたらす「線状降水帯」が発生し、翌4日にかけて雨が降り続いて最上川や支流が氾濫するなどの大きな被害が出た。同町では小白川に架かる大巻橋が崩落。通行中の車1... - [間に合わなかった大津波警報 北海道南西沖地震30年、今も心に重荷](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/07/6155.html) - 奥尻島を中心に230人が犠牲になった北海道南西沖地震から12日で30年。「あの日」は島民らの生き方を変えた。大津波警報を発令した一人だった気象台職員の「その後」をリポートする。【真貝恒平】前日まで滞在の地、当日は警報を発令 どうしても奥尻島(北海道)に行けなかった――。札幌管区気象台職員の吉川章文(あきふみ)さん(59)は1993年7月12日に北海道南西沖地震が発生した直後、気象台から大津波警報を発令した一人だった。その前日まで島に滞在。津波に襲われ、炎に包まれる島の映像を前に「あの美しい島が……... - [「パートナー制度は憲法に抵触」 町議の発言に見えた無理解](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/07/6142.html) - パートナー制度は憲法に抵触するのではないか――。性的マイノリティーの成人カップルを公的に認める「パートナーシップ宣誓制度」の導入を巡り、ある町議会で、自民党議員がそう発言して反対する場面があった。結果的に制度は導入されたが、理解が進んでいない現状が浮き彫りになり、制度を求めてきた人たちは議会の抱える課題を指摘している。 パートナーシップ宣誓制度は、性的マイノリティーのカップルに自治体が証明書を交付する。性的マイノリティーへの理解を広げる狙いがあるほか、一部の行政サービスや、携帯電話会社の家族割引な... - [いなりずしが最後の手料理に 74歳女性、豪雨犠牲の姉に胸痛め](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/07/6144.html) - 2018年の西日本豪雨から5年を迎えた6日、95人(うち災害関連死34人)が亡くなるなど甚大な被害を受けた岡山県の倉敷市や総社市では追悼式が開かれ、遺族らが犠牲者を悼んだ。【平本泰章】「心の復興にはまだ時間」岡山で追悼式 75人が亡くなった倉敷市では、同市真備町箭田(やた)の文化施設「マービーふれあいセンター」で追悼式があり、遺族ら約210人が参列した。伊東香織市長は式辞でこの5年の復興状況に触れ、「一人一人にしっかり寄り添っていくとともに、豪雨災害の教訓を生かし、地域の防災活動、災害の記憶伝承、... - [タイで高まる同性婚法制化の期待 首相選出向け第1党党首が公約](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/07/6121.html) - タイで7月13日にも新首相が選出されるのを前に、同性婚の法制化への期待が高まっている。5月の下院選で第1党に躍進した革新系野党「前進党」のピター党首(42)が公約に掲げたためだ。上院はプラユット政権を支持する議員が多数を占めるためピター氏が首相に選出されるのは容易ではないとの見方もあるが、LGBTなど性的少数者や支援者は期待を込めて政局を見守っている。 「政権樹立後100日以内に(同性婚の)法案を通す」。ピター氏は下院選後、SNS(ネット交流サービス)にこう投稿し、法制化を急ぐと約束した。タイは性... - [「心の傷、癒えることない」 5歳の息子と別れた父 西日本豪雨5年](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/06/6117.html) - 災害関連死を含めて300人以上が犠牲になった西日本豪雨は6日で発生から5年の節目を迎え、甚大な被害を受けた広島県と岡山県の被災地で追悼式が開かれた。参列者らは犠牲者をしのび、祈りをささげた。 「一瞬で何もかも奪い去っていく自然災害の脅威を目の当たりにした」。広島市安芸区民文化センターであった追悼式には遺族ら約60人が出席し、長男の土井愛翔(まなと)ちゃん(当時5歳)を亡くした父淳司さん(36)が遺族代表で哀悼の言葉を述べた。 土井さんは当時、帰宅途中で、家にいた妻と愛翔ちゃん、次男の3人が土石流に... - [戻る街並み、進む防災 一方で人口流出も 西日本豪雨5年](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/06/6102.html) - 西日本豪雨の発生から5年が経過した。大河川の氾濫や土砂崩れによって大きく傷ついた広島、岡山、愛媛の町は復旧工事がほぼ完了し、元の姿を取り戻しつつある。ただ、損壊の激しかった家屋は解体・撤去され、空き地も目立つようになった。被災地では人口流出が続いている。 1級河川の小田川の堤防が決壊し、濁流が覆い尽くした岡山県倉敷市の真備町地区。堤防は応急工事の後に強化され、氾濫を防ぐため別の川との合流地点をずらす改修工事も進んでいる。ただ、地区の人口は2000人以上も減少した。 広島県熊野町の土砂崩れ現場には、... - [「死ぬわけねぇが」 豪雨に動かぬ父との「戦い」、動画で伝え](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/06/6097.html) - 2018年7月の西日本豪雨は6日で、発生から5年。岡山県がまとめた記録誌によると、同県倉敷市真備町地区では51人(災害関連死を除く)が犠牲になり、うち44人が自宅で亡くなった。水が迫り来る中、なぜ避難の決断が遅れたのか。同町川辺の高梁川沿いにある実家の1階が水没する被害を受けた丸畑裕介さん(41)は、その要因を身をもって体感した一人だ。【平本泰章】厄介な「正常性バイアス」 「はよ、逃げよう。死んだら終わるで」「まだ水来るんで」などと懸命に避難を促す息子に対し、「死ぬわけねぇが」「(水が)来る言うて... - [1時間13分後の緊急メール…発信方法の改善に腐心 西日本豪雨5年](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/06/6099.html) - 愛媛県内で災害関連死を含め33人が亡くなった西日本豪雨から5年。自治体は住民の命を左右する災害・避難情報の発信に腐心している。特に被害の大きかった南予地域の3市に取り組みを聞くと、SNS(ネット交流サービス)を駆使した発信媒体の多角化や「伝わる」「避難などの行動につなげる」仕組み作りが進んでいた。【山中宏之】災害情報発信のズレを改善 2018年7月7日午前7時半、降り続く雨で市内全域に避難指示を出した大洲市の災害対策本部は混乱していた。三つの避難情報発信ルートがあったが、防災行政無線は発出と同時、... - [山口・防府天満宮の石垣「1、2年では修復難しい」 大雨で崩落](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/05/6047.html) - 山口県内を襲った大雨の影響で、防府市の防府天満宮では、県指定史跡・大専坊跡の南側の石垣が崩落した。天満宮によると、1日午前6時半ごろに神職が発見。修復は「1、2年では難しい」という。 県によると、3日に県職員らが状況を確認したところ、高さ3・3~2・6メートル、幅19・5メートルにわたって崩れていた。天満宮は被害が広がらないように防水シートをかぶせた。今後、原因究明などを経て、県の補助を受けて修復する予定だが、元の姿に戻る時期は分からないという。 県によると、大専坊は南北朝時代から明治初年にかけ、... - [静岡で竜巻か 突風でトレーラー横転、歩行者転倒 3人負傷](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/05/6075.html) - 竜巻とみられる突風で4日、静岡県掛川市や菊川市で被害が確認された。掛川市では3人が負傷し、16件の建物被害があった。菊川市でも民家や倉庫15件が被災した(5日午後4時半現在)。 掛川市によると、トレーラーが強風にあおられて横転し、運転手の男性がけがをして病院に運ばれた。歩行中に転倒した人も2人いた。いずれも軽傷だった。 また民家の屋根瓦が飛ばされ、窓ガラスが破損。工場が倒壊したほか、ゴルフ練習場ではネットの支柱が複数倒壊した。建物被害以外にも街路樹の倒木が複数あった。 菊川市によると、建物被害のう... - [「つらさ、だんだんと…」 九州北部豪雨から6年、被災地で黙とう](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/05/6064.html) - 福岡、大分両県で42人の死者・行方不明者を出した2017年の九州北部豪雨から5日で6年となった。甚大な被害が出た福岡県朝倉市と東峰村では遺族や住民らが黙とうし、犠牲者をしのんだ。 3人が亡くなった東峰村は交流施設「ほうしゅ楽舎」で追悼式を開き、遺族や村議、村職員ら15人が参列。午前10時にサイレンを鳴らして黙とうした。真田秀樹村長は「復旧・復興は一歩ずつ進んでいる。自分の身は自分で守る取り組みとともに、安全安心な村づくりを進めたい」と述べた。 自宅が押し流され、妻みな子さん(当時66歳)を亡くした... - [豪雨経験し建築の道へ 倉敷・真備出身22歳、揺らがぬ防災への思い](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/05/6053.html) - 2018年7月の西日本豪雨で、災害関連死を含めて75人が亡くなった岡山県倉敷市の真備町地区で被災した西川奈美穂さん(22)=東京都板橋区=は大学時代に防災士の資格を取得した。「災害を経験したからこそ、成長できた部分もある」。今春に準大手ゼネコンに就職した今も、防災士として被災の記憶を語り継ごうと決意を新たにしている。【平本泰章】 「免震性や耐震性に優れた建物をつくるいい監督者」が目標だが、現在の仕事は先輩の打ち合わせや検査対応の「同行」ばかり。「勉強、勉強の日々です」と苦笑する。 岡山県立矢掛高校... - [エルニーニョ現象、7年ぶり発生 世界で433兆円損失の予測も](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/05/6043.html) - 国連の世界気象機関(WMO)は4日、太平洋赤道域で海面水温が高い状態が続く「エルニーニョ現象」が7年ぶりに発生したと宣言した。「世界の多くの地域や海洋で気温の記録が更新され、猛暑を引き起こす可能性が大幅に高まる」として注意を呼びかけた。米国の研究グループは、今夏のエルニーニョは2029年までに世界経済に3兆ドル(約433兆円)の経済損失をもたらす可能性があると見積もる。 エルニーニョは、南米ペルー沖から太平洋中部の赤道域で、海面水温が平年よりも高くなる現象。数年おきに発生し、世界の気温を押し上げる... - [生き残った「奇跡のプリンセス」 王国復活背負う被災地のホープ](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/05/6041.html) - 王女は太陽の光で黄金色に輝き、さわやかな香りを漂わせる。かんきつ王国・愛媛で全国デビューを待つ新品種「紅(べに)プリンセス」。その苗木は、平成最悪の被害をもたらした5年前の豪雨をくぐり抜けた。苦難に負けず力強く生きる姿に人々は希望を重ねる。「奇跡の王女」がつなぐ被災地の願いを追いかけた。確率は1万5000分の1 穏やかな宇和海に面する緑豊かな山あいの地で、かんきつ類の品種改良や研究を進める「愛媛県みかん研究所」(宇和島市吉田町)。吉田町は全国有数のミカン産地として知られる。 主任研究員の重松幸典さ... - [復興へ「小さな声」届けるオッチャン 心の病と共に 西日本豪雨5年](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/03/5993.html) - 尊い多くの命が失われた2018年7月の西日本豪雨から、5年を迎える。岡山県倉敷市真備(まび)町では被害が集中し、51人が亡くなった。高梁川に流れ込む小田川と、その支流の堤防計8カ所が決壊。約1200ヘクタールが浸水した。その後、人々は一歩、一歩、明日を目指してきた。その中で新たな生きがいを見つけた男性もいる。そこには「小さな声」を生かした復興へのまちづくりがあった。【堤浩一郎】 真備町箭田(やた)地区。矢吹顕孝(けんこう)さん(49)が街を歩くと、道行く人たちが次々に声を掛ける。「元気かい」「今日... - [予約は年1件 「語り部タクシー」はそれでも走る 西日本豪雨5年](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/05/6056.html) - 2018年7月の西日本豪雨で河川の堤防が決壊し、51人が亡くなった岡山県倉敷市の真備町地区。被災した地元のタクシー会社は、翌年から被災地の爪痕をドライバーが案内する「語り部タクシー」を始めた。新型コロナウイルスの影響もあり現在の実態は「開店休業」状態だが、それでも語り部が続いているのは、ドライバーが身をもって語り継ぐ意義を感じているからだ。「収益が目的の事業ではない」 真備町有井の「日の丸タクシー」はタクシー、バス計54台のうち39台が水没する壊滅的な被害を受けた。再建に奮闘するさなか、「水害の跡... - [復興するまち、少しずつ心癒え 西日本豪雨から5年 広島で追悼式](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/03/5984.html) - 2018年の西日本豪雨から6日で5年となるのを前に、広島県内の被災地で2日、追悼式が開かれた。参列者らはあの日を振り返り、犠牲者に思いをはせた。【安徳祐、武市智菜実、岩本一希】 坂町では災害関連死を含め20人が亡くなり、1人は行方不明のままとなっている。この日は同町小屋浦4の坂町自然災害伝承公園で追悼式が開かれた。遺族や関係者ら約60人が参加し、園内に鎮座する水害碑の前で黙とうし、献花した。 母を亡くした坂町の長松秀夫さん(60)は遺族代表の言葉で「5年という長い月日がたち、被災した施設や建物がよ... - [「長生きだったねと見送るはずが」 記憶伝える遺族の思い 九州豪雨](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/02/5972.html) - 熊本を中心に九州5県で災害関連死を含め81人の死者・行方不明者を出した2020年7月の九州豪雨では、被災地の復旧・復興が少しずつ進む一方、今も1000人以上が仮設住宅での生活を強いられるなど爪痕は色濃く残る。災害で大切な人を亡くし悲しむ人、住む場所を失い苦しむ人を少しでも減らせるよう、記憶を伝え続けたい。あの日から3年を前に、遺族はそう、強く思っている。 「伯母は何を思いながら亡くなっていったのか。『長生きだったね』と見送るはずが、『苦しかったね。ごめんね』と謝るしかない涙となった」。災害関連死を... - [九州豪雨の犠牲者しのび「花おくり」 熊本・球磨](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/02/5974.html) - 熊本など九州5県で死者・行方不明者81人(災害関連死含む)を出した2020年7月の九州豪雨から4日で3年となる。住民3人が川に流されるなどして亡くなった熊本県球磨村神瀬(こうのせ)地区では2日夕方、地元住民らが3年前に氾濫した球磨川支流の川内川に花を流し、犠牲者を慰霊した。 地区の有志やボランティアらが主催し、2022年に続き「花おくり」と題して企画。あいにくの雨だったが、雲の切れ間に住民らが集まり、キクやガーベラなどの花を川に浮かべて手を合わせた。 同県あさぎり町の県立南稜高2年の久保田菜央さん... - [九州豪雨から3年、被災地で追悼式 復興はなお道半ば](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/02/5970.html) - 熊本など九州5県で死者・行方不明者81人(災害関連死含む)を出した2020年7月の九州豪雨から4日で3年となる。大きな被害が出た熊本県人吉市と八代市では2日、追悼式が開かれ、両市の会場に遺族ら計約60人が参列して犠牲者を悼んだ。 九州豪雨では熊本県南部の球磨川などで氾濫が相次いだ。堤防や道路の復旧が進む一方、被災者の生活再建は道半ばだ。住家4610棟が全半壊した同県では5月末現在、6市町村で1154人が仮設住宅(賃貸型のみなし仮設住宅を含む)での仮住まいを続ける。 約450カ所が被災したJR肥薩線... - [ソウルクィアパレード、3万5000人が参加 近くでは反対デモも](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/01/5958.html) - LGBTQなど性的少数者の権利を訴えるパレードが1日、ソウル市で開かれた。参加者は、性の多様性を象徴する虹色の旗を振り、音楽に合わせて中心部を練り歩いた。一方、市内では同日、同性愛などに反対するデモも開催された。 「ソウルクィアパレード」と呼ばれるこのイベントは2000年から始まり、15年からは新型コロナウイルス流行時を除いて市中心部のソウル広場をメイン会場に行われてきた。だが、今年は保守系のキリスト教団体がクィアパレードの開催予定日にソウル広場での別のイベントを申請。市当局がキリスト教団体に許可... - [大雨から1カ月、日常戻らず 住民「いつになったら…」 茨城・取手](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/01/5951.html) - 6月2~3日の記録的大雨で324世帯が半壊(床上浸水)し、240世帯が床下浸水した茨城県取手市双葉地区。被災から1カ月となる今も生活再建は道半ばで、以前の日常は戻っていない。 最も浸水被害がひどかった3丁目を歩くと、多くの家が窓やドアを開けっぱなしにして室内を乾かしていた。1階は生活できる状況ではなく、2階で過ごしている人が多そうだ。 夫と娘と暮らす主婦(75)もその一人だ。「片付けは終わったけれど、1階はまだ臭う。サーキュレーターを回しているが、乾かずいつ修理ができるかも分からない」と言う。 足... - [銭湯やトイレの利用 LGBT理解増進法で何か変わるのか?](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/30/5938.html) - 性自認は人それぞれだけれど、トイレや銭湯の使い分けはどうなるのか? 6月23日に施行されたLGBTQなど性的少数者に関する理解増進法の報道をめぐり、そんな疑問を感じた人もいるかもしれない。結論から言えば、今と変わることはない。ただ、トイレと銭湯では少し事情が違うこの問題、専門家の解説で確認したい。【藤沢美由紀】「女性や子どもが性犯罪に遭う」と主張するビラ 「LGBT法案が通ると、女子トイレがなくなるかもしれません」。5月26日午後1時ごろ、東京都杉並区のJR荻窪駅前を通りかかった記者は、通行人に声... - [豪雨被災の肥薩線 熊本県が観光列車導入を提案 復旧検討会議](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/29/5905.html) - 2020年7月の九州豪雨で被災し、全線の約7割で不通が続くJR肥薩線の復旧について、国と熊本県、JR九州で話し合う検討会議が28日、熊本市内であった。県が鉄道復旧による効果や地域の将来像を示し、利活用策として引退するSL人吉に代わる観光列車の導入などを提案した。 会議は非公開で、終了後に県や国土交通省の担当者が説明した。22年末の前回会合でJR九州から示された経済効果など6項目の検討課題について、県は肥薩線の機能として▽住民生活▽観光資源▽県内周遊▽広域集客――の4本柱を中間報告として挙げた。 県... - [LGBT従業員への支援、実施は4社に1社 求人検索サイト調査](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/28/5896.html) - 求人検索サイトを運営する「Indeed Japan」は、LGBTなどの当事者の従業員への支援に取り組む企業が4分の1程度にとどまるとの調査結果をまとめた。一方で、支援に取り組む企業では、よい社風を特徴に挙げる回答が多く、支援が従業員全体の働きやすさに影響しているとみられる。 調査は4~5月、全国の人事担当者500人を対象にインターネットで実施。多様性の実現に向けた支援の取り組みの有無や、自社の特徴などを聞いた。 その結果、LGBT当事者への支援に「取り組んでいる」と答えたのは24%で、障害がある社... - [御嶽山噴火9年、八丁ダルミ規制解除へ 7月末から 防災対策完了](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/28/5880.html) - 戦後最大の死者行方不明者63人を出した御嶽山(3067メートル)の噴火を巡り、御嶽山火山防災協議会は27日、長野県木曽町で合同幹事会を開き、多くの犠牲者が出た「八丁ダルミ」を含む山頂直下の南側ルートの通行禁止を、7月末から9年ぶりに解除する方針を正式に決めた。避難用シェルター2基の設置など防災対策がほぼ完了し、現在は火山活動が落ち着いているためとしている。【去石信一】 八丁ダルミは、御嶽山山頂と、南約500メートルにある王滝頂上の中間にある尾根。西側の地獄谷火口に近いうえ、身を隠す岩や大木が無い裸... - [日本でも英国王の誕生日祝賀会 同性カップル祝福、多様性を強調](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/22/5829.html) - チャールズ英国王の即位後初となる「誕生日祝賀会」が22日、英国大使公邸(東京都)であった。性的少数者(LGBTQなど)の権利擁護を重視する国王の意向を反映し、この日に結婚式を挙げた同性カップルを祝福するなど、多様性を強調する演出で約450人の来場者をもてなした。 今年5月にロンドン郊外のウィンザー城であった国王の戴冠記念コンサートでは、性的少数者らの合唱が披露されるなど国王の意思が色濃く反映された。大使館も今回の祝賀会の主要なテーマに取り入れた。 2014年に同性婚が法制化された英国では、海外で暮... - [「栃木ファンになって」G7男女共同参画担当相会合、日光で開幕](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/24/5842.html) - 主要7カ国(G7)男女共同参画・女性活躍担当相会合が24日、栃木県日光市で開幕した。初日は参加国の代表ら約40人を福田富一知事と同市の粉川昭一市長が県立日光自然博物館と中禅寺湖に案内し、日光の魅力を参加国関係者にアピール。地元は歓迎ムードに包まれた。 午後2時過ぎ、同博物館で地元の市立中宮祠小中学校の児童、生徒10人が各国の国旗を手に迎えると、到着した各国の代表らは手を振って応じた。福田知事は「国際観光地である日光の豊かな自然や優れた歴史、文化を知ってもらい、栃木県のファンになってもらえたらありが... - [「和歌山のウユニ塩湖」天神崎にライブカメラ 海の鏡に映える空](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/28/5882.html) - 南米ボリビアの「ウユニ塩湖」のように、海面が鏡のようになって空を映し出す和歌山県田辺市の絶景スポット、天神崎の美しい景観を楽しんでもらおうと、同市の公益財団法人「天神崎の自然を大切にする会」がライブカメラを設置し、動画投稿サイト「ユーチューブ」で映像を公開している。 天神崎は田辺湾北端に突き出た岬で、緑豊かな丘陵と干潮時に姿を現す岩礁がある。良好な自然環境を守るため、寄付を募って土地を取得するナショナル・トラスト運動の国内草分けの地として知られ、1976年以降に同会や市などが取得した保全地は目標の... - [広島、岡山、愛媛の83人が「災害関連死」に認定 西日本豪雨5年](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/06/6078.html) - 平成最悪の水害となった2018年の西日本豪雨は、6日で発生から5年を迎えた。毎日新聞の調べでは近畿以西の13府県で304人が死亡、8人が行方不明で、広島、岡山、愛媛の3県では83人が避難生活やストレスによる病気の発症、悪化などで亡くなった「災害関連死」に認定された。一方、仮設住宅など一時的な住宅で暮らす「仮住まい」の人は、広島、岡山両県で今年に解消されてゼロになった。 西日本豪雨では土砂災害や洪水で、18年7月6日から7日にかけて最も大きな被害が出た。広島県では死者152人のうち、これまでに43人... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ  天災は忘れたころにやって来る?  防災科学のまなざし・寺田寅彦(てらだとらひこ)の警句 連載46回 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2023/07/03/5983.html) - 科学する心、科学者のまなざしとは何か 明治・大正・昭和を生きた物理学者・寺田寅彦は、科学者のまなざしで随筆を - [ヨーロッパ、世界の2倍のペースで温暖化 国連機関など報告書](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/21/5814.html) - 欧州は1980年代以降、世界平均の2倍のペースで温暖化が進んでいるとする報告書を国連の世界気象機関(WMO)と欧州連合(EU)がまとめた。2022年の欧州の平均気温は、産業革命前の水準を2・3度上回った。 WMOの発表によると、欧州西部と南西部で昨夏は記録的な暑さとなり、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、英国などでは観測史上最も暖かい年になった。熱波の影響で域内の死者数が例年の水準を上回る「超過死亡」数は、1万6000人に上った。また、気象災害による域内の経済被害は20億ドル(約2800億円)... - [性的少数者も受診しやすく 高知大病院にSOGI支援チーム誕生](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/21/5823.html) - 性の多様性に配慮し、LGBTQなど性的少数者が安心して受診・療養できる環境を整えようと、高知大学は2023年6月、医学部付属病院に「SOGI支援チーム」を設置した。同大によると、大学病院では順天堂大学に次いで2番目、国公立大学では初めての取り組みだという。 「SOGI(ソジ)」は、好きになる性「Sexual Orientation(性的指向)」と自分の心の性「Gender Identity(性自認)」の英語の頭文字をとった言葉。多様な性のあり方を示す表現として、国際的に使われることが増えている。 ... - [奄美大島で土砂崩れ、6集落・365人が孤立 道路寸断 鹿児島](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/21/5819.html) - 鹿児島県の奄美大島で21日、断続的な大雨の影響で土砂崩れが発生し、道路が寸断されて宇検村の6集落で228世帯365人が孤立状態になっている。県によると、けが人の情報は入っていない。 気象庁によると、奄美地方では19、20日に線状降水帯が発生した。南部の瀬戸内町では、21日午後2時までの24時間雨量が405ミリを記録し、6月としては観測史上最大を更新した。同町で16日の降り始めから21日午後4時までの雨量は540ミリを超えた。 気象庁は、22日明け方にかけて、引き続き土砂災害への警戒を呼びかけている... - [世界遺産センター館長「富士山の存在感増した」 防災面では警鐘も](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/21/5811.html) - 富士山の世界文化遺産登録10周年に合わせ、静岡県富士山世界遺産センター(富士宮市)の遠山敦子館長が記者会見を開き、これまでの取り組みを振り返るとともに将来への展望を語った。遠山館長は「富士山が日本の宝から世界の宝になったことで存在感が増した」とこの間の変化を評価する一方で、「噴火への恐れが防災の大きな動きにつながっていない」と警鐘を鳴らした。 同センターは2017年12月、富士山を保護、整備して将来世代に伝えるとともに学術調査機能も持つ施設として開設された。遠山館長は「世界遺産登録の前後で人間の感... - [自分らしく生きられる街を目指して 広島で初のレインボーパレード](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/20/5803.html) - 広島市中区で開催された県内最大規模のイベント「ひろしまフラワーフェスティバル」(FF)は10、11日の2日間で約120万人が来場した。恒例の平和大通りでのパレードが4年ぶりに復活。90団体5660人が参加し、LGBTQなどの性的少数者や支援者らが当事者への理解を求めて行進する「レインボーパレード」も県内で初めて実施された。 「県セクシュアルマイノリティ協会」(東区)が、FFはカミングアウトしていない当事者も参加しやすく、大勢の観客に性の多様性をアピールできる絶好の機会と捉えて参加を呼びかけた。初日... - [公海に海洋保護区 国を越え生態系守る国際協定、国連で採択](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/20/5798.html) - どこの国にも属さない公海の生物多様性を守り、海洋資源の持続可能な利用を目指す国際協定が19日、ニューヨークの国連本部で開かれた政府間会合で採択された。発効すれば、国の管轄権を越えた海域で生物を保護する初の法的拘束力がある協定になる。 公海は地球上の海の6割以上を占める。しかし、気候変動や乱獲、プラスチックごみなどによる海洋汚染で海洋生態系の危機は深刻化しており、国連によると、保護されている海域は1%にすぎない。 協定では、公海の海洋生物などから得られたデジタル化された遺伝情報を基に、国や企業が医薬... - [同性婚訴訟、福岡地裁の原告側も控訴 「違憲状態」判決に不服](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/19/5794.html) - 同性同士の結婚を認めていない現行制度は憲法に反するとして、同性カップルが国に損害賠償を求めた訴訟で、原告側は19日、現行制度を「違憲状態」とした上で請求を棄却した8日の福岡地裁判決を不服として、福岡高裁に控訴した。2019年に全国5地裁で起こされた同種訴訟は福岡地裁で1審判決が出そろい、札幌と名古屋が「違憲」、東京と福岡が「違憲状態」、大阪が「合憲」と判断が割れた。全て原告側が控訴しており、高裁での判断が注目される。 福岡地裁の原告側弁護団は19日に福岡市で記者会見し、「同性婚の法制化について国側... - [「注文に時間がかかるカフェ」 吃音の若者、1日限定カフェで接客](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/18/5769.html) - 接客業を目指す吃音(きつおん)の若者の夢をかなえるため、1日限定の「注文に時間がかかるカフェ」が17日、浜松市浜北区で開店した。注カフェの基本的な考え方は「吃音の若者に勇気を」「吃音を知らない人には交流を通して理解を」。吃音の高校生や大学生の3人が接客に挑戦した。【山田英之】 吃音は100人に1人の割合であるとされる言語障害の一つで、話し始めの言葉に詰まったり、滑らかに言葉が出てこなくなったりする。注カフェでは、来店客に「遮ったり、推測して代わりに言ったりせず、言い終わるまで待って」「話し方をまね... - [「事故忘れない」 女児死亡の小学校で追悼 大阪北部地震5年 ](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/18/5764.html) - 最大震度6弱を観測した大阪北部地震から5年を迎えた18日、ブロック塀が倒壊し小学4年の女子児童(当時9歳)が死亡した大阪府高槻市立寿栄(じゅえい)小では、地震の発生時刻に合わせて追悼の場が設けられ、浜田剛史市長らが献花し、黙とうをささげた。 地震が発生したのは午前7時58分だった。浜田市長らは正門前に設けられた献花台の前に並び、発生時刻になると、頭を下げた。近隣の人も早朝から訪れ、花束やジュースなどを供えた。浜田市長は「事故のことを忘れたことは一日もない。改めて女子児童や遺族におわびしたい」と述べ... - [LGBT、つながりや情報求めて 大阪のNPOセンター開設1年](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/18/5766.html) - 大阪市北区の川沿いに面したビルの一室にLGBTQなど性的少数者の当事者や支援者らが集う場所がある。認定NPO法人「虹色ダイバーシティ」が運営する「プライドセンター大阪」で、2022年4月に開設された。当事者だけでなく、誰もがふらっと立ち寄れる「居場所」を訪れてみた。【安元久美子】 6月上旬のある日。ビル7階のフロア(約90平方メートル)では、窓際の席で本を読んだり、地域にあるLGBTQの団体についてスタッフに質問したりと、6人ほどが思い思いに過ごしていた。入り口には多様性を意味する虹色のじゅうたん... - [「早く復旧工事を」 住民怒りと不安 川が2度決壊し説明会 静岡](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/18/5759.html) - 台風2号や前線の影響による大雨で堤防が決壊した敷地川(静岡県磐田市)の災害復旧について、県は16日夜、磐田市の豊岡東交流センターで説明会を開いた。昨年の台風15号で決壊した箇所が、今回再び決壊した。住民からは「とにかく本格復旧工事を早くやってほしい」「応急工事はこれで本当に大丈夫なのか」など県への注文が相次いだ。【山田英之】 説明会は地元・豊岡東地区の6自治会の役員らを対象に開かれた。住民を代表して、豊岡東地域づくり協議会の佐野健夫会長は「2度にわたる悲惨な状況に、言葉にならないくらい胸に迫るもの... - [世界遺産・白神山地の「核心地域」 なぜ秋田側だけ入山禁止?](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/14/5699.html) - 秋田、青森両県に連なり、世界有数とされるブナの原生林が広がる白神山地は今年12月、世界自然遺産としての登録から30年の節目を迎える。その「核心地域」への入山については、青森県側では「届け出制」で認めているのに対し、秋田県側は「原則禁止」となっている。フリージャーナリストで白神逍遥(しょうよう)の会代表、佐藤昌明さん(67)は秋田側の対応に異論を唱え、「山を開放してみんなで育て、守っていくべきだ」と主張。「ガイド付き届け出制による入山」を提案する。白神山地に入山する意義などを聞いた。【聞き手・田村彦... - [職員の同性パートナーも遺族補償対象 東京・世田谷区が7月新制度](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/16/5741.html) - 東京都世田谷区は16日、公務災害で死亡した区職員の遺族に支払われる「死亡補償一時金」について、現行制度では対象外となっている同性パートナーも補償の対象とする新制度を7月から開始すると明らかにした。同日の区議会定例会の本会議で、上川あや区議の質問に区側が答えた。区によると、同性カップルの差別解消を図るのが狙いで、こうした制度を設ける自治体は全国でも異例だという。 国内では、自治体職員が公務中に死亡した場合、遺族は地方公務員災害補償基金に請求し、一時金を受け取ることができる。だが、遺族が同性パートナー... - [自己肯定感が育つ関わり方 6/15無料講座~ころろ子ども探検隊](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/12/5564.html) - 40年前から東京・国分寺市に根付く遠足幼稚園「コロロ子ども探検隊」が、無料の子育て講座を開催します。テーマは「親子で自己肯定感を育もう〜幼児期に大切にしたい関わり方〜」。 ★大人がどのように関わり、子どもの強い心と身体を育めば良いのか? ★子どもたちにとって「質の高い保育」とは? 臨床発達心理士・中山美紀先生と一緒にお話しながら学べる場です。 - [経産省トイレ訴訟、7月最高裁判決 人事院判定に原告、国が意見](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/16/5739.html) - 戸籍上は男性で、女性として生きる50代の性同一性障害の経済産業省職員が、女性トイレの利用を不当に制限されたとして国に処遇改善を求めた訴訟の上告審弁論が16日、最高裁第3小法廷(今崎幸彦裁判長)で開かれた。争点は、経産省のトイレ利用制限を妥当とした人事院判定の是非で、原告側、国側の双方が意見を述べて結審した。判決は7月11日に指定された。 最高裁が結論を変更する際に必要な弁論を開いたため、人事院の判定を適法とした2審・東京高裁判決(2021年5月)を見直す可能性がある。 原告は男性として入省後、性同... - [LGBT理解増進法が成立 性自認に関する表現を当初案から修正](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/16/5737.html) - LGBTQなど性的少数者への理解増進を目的とする議員立法「LGBT理解増進法」が16日、参院本会議で自民、公明、日本維新の会、国民民主の4党などの賛成多数で可決、成立した。性自認に関する表現を当初の与党案の「性同一性」から「ジェンダーアイデンティティ」に置き換えるなど、維新と国民民主の主張を取り入れて修正した。 理解増進法を巡っては、今年2月に首相秘書官(当時)が性的少数者への差別発言をしたことをきっかけに、岸田文雄首相が法案の国会提出を検討するよう自民に指示した。与野党から計3案が国会に提出され... - [水蒸気の9割が「インド洋など遠方から」 九州豪雨の線状降水帯](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/15/5720.html) - 九州大、熊本大、東京大の研究グループが2020年7月の九州豪雨をもたらした線状降水帯を分析したところ、約9割の水蒸気が日本から数千キロ離れたインド洋やアジア大陸、太平洋から流れ込んでいたことが判明した。線状降水帯の発生メカニズムは未解明の部分が多いが、研究グループは「典型的な大気循環のパターンの一つの可能性がある」と話した。 研究グループは九州豪雨における水蒸気の動きに着目し、「同位体領域気象モデル」と呼ばれるシミュレーションを使い、九州に流れ込んだ水蒸気の経路や量、凝結した量を分析した。その結果... - [レインボーカラー「隠して」 同性婚訴訟判決で福岡地裁が着用制限](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/14/5703.html) - 福岡地裁で8日にあった同性婚を巡る訴訟の判決言い渡し前、多様性を象徴するレインボーカラー(虹色)の服飾品を傍聴席で着用しないよう地裁が求めていたことが、地裁や訴訟関係者への取材で判明した。地裁によると、上田洋幸裁判長が裁判所法71条(法廷の秩序維持)を根拠に指示した。靴下や腕時計バンドなどが制限された。原告側弁護団などは「見えない部分まで制限し、やり過ぎだ」と疑問を投げかけている。 裁判所法71条は、裁判長が法廷の秩序を維持するために必要な事項を命じ、処置を執ることができるとする。地裁は取材に対し... - [記録的大雨、JR西は特急など41本運休 「列車ホテル」開設](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/03/5480.html) - 記録的な大雨から一夜明けた3日、近畿を中心に鉄道のダイヤの乱れが続いた。JR西日本によると、京都・大阪と和歌山方面をつなぐ特急「くろしお」や北陸方面をつなぐ「サンダーバード」など計41本が運休になった。 JR西は設備の安全確認のため、和歌山エリアを中心に在来線の一部で始発から計画運休を実施。紀勢線と和歌山線の一部区間は終日運休になった。和歌山線高野口駅構内で線路脇の盛り土が崩れたため、同線の橋本―粉河間で、4日から1週間ほど運転を取りやめるという。 また、2日夜から3日にかけて、列車の運休で帰宅で... - [屋久島公認ガイドが白神山地を見学 相互交流で案内ポイント学び合い](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/10/5649.html) - 世界自然遺産・白神山地に隣接する秋田県藤里町の岳岱(だけだい)自然観察教育林で9日、鹿児島県屋久島町の屋久島公認ガイドらが、白神山地のあきた白神ガイドの案内で新緑のブナ林を見て回った。屋久島とともに白神山地が世界自然遺産に登録されて今年で30年を迎えるのを記念し、秋田県がガイド相互の研さんを目的に企画。案内のポイントなどについて意見交換した。 参加したのは屋久島山岳ガイド連盟会長の古賀顕司さん(48)ら20~40代の8人。あきた白神ガイド4人が案内を担当した。 一行は、遊歩道をゆっくり歩きながら新... - [外来カミキリ、栃木で猛威 22年度樹木被害、最多2485本に](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/09/5655.html) - 樹木に寄生して枯死させる特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の栃木県内の被害が2022年度も拡大した。県のまとめによると、同年度に新たに被害が確認されたサクラやモモなどの樹木は前年度から2・5倍となる2485本に上り、過去最多を更新。被害が確認された市町も広がり、県は警戒を強めている。【池田一生】 22年度の被害は足利市が1743本で全体の7割を占め、栃木市が390本、佐野市が299本と続く。樹木別ではサクラが4分の3を占める1923本。その他のモモやウメなどが562本だった。 県自然環境課による... - [LGBT法案 衆院内閣委、修正案を賛成多数で可決](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/09/5636.html) - LGBTQなど性的少数者への理解増進を目的とする議員立法「LGBT理解増進法案」が9日、衆院内閣委員会で審議入りし、与党が提案していた条文案に日本維新の会、国民民主両党の主張を取り入れた修正案が自民、公明、維新、国民民主の4党などの賛成多数で即日可決された。修正案は与党案が「性同一性」、立憲民主、共産、社民の3党案が「性自認」としていた表現を、英訳した「ジェンダーアイデンティティ」に置き換えるなどしたもの。立憲、共産、れいわ新選組の各党は修正案に反対したが、13日の衆院本会議で可決、参院に送付され... - [五つの同性婚訴訟、割れた1審 「法制化を」福岡地裁判決のポイント](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/08/5610.html) - 同性同士の結婚を認めていない現行制度は憲法に反するとして、同性カップル3組6人が国に1人当たり100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、福岡地裁は8日、個人の尊厳に立脚した家族法の制定を求めた憲法24条2項に違反する状態と判断した。上田洋幸裁判長は違憲とは認めなかったが、「婚姻制度によって得られる利益を同性カップルに一切認めていない状態を立法者として解消する措置に着手すべきだ」と国に強く法制化を求めた。賠償請求は棄却した。 2019年に全国5地裁で同種訴訟が提訴され、福岡地裁で1審判決が出そろった... - [同性婚訴訟 名古屋の原告「悲しく、悔しい」 法制化加速に期待](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/08/5585.html) - 同性婚を認めない現行制度は憲法24条2項に違反する状態だとした8日の福岡地裁判決について、名古屋訴訟の原告の一人、鷹見彰一さん(30代、仮名)は「内容を見ると悲しく、悔しい気持ちです」と受け止めた。 ただ、全国5地裁で起こされた同種訴訟のうち、4地裁が「違憲」または「違憲状態」としたことには「『このままではダメ』という司法判断を下したのは事実」と評価し、国会での法制化に向けた議論が加速することを望んだ。 法的に家族と認められない同性カップルらが病院で面会を認められないケースもある。鷹見さんは「今日... - [同性婚不受理は「違憲状態」 福岡地裁判決 賠償請求は棄却](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/08/5562.html) - 同性同士の結婚を認めていない現行制度は憲法に反するとして、同性カップル3組6人が国に1人当たり100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、福岡地裁(上田洋幸裁判長)は8日、個人の尊厳に立脚した家族法の制定を求めた憲法24条2項に違反する状態と判断した。全国5地裁で起こされた同種訴訟で「違憲状態」の判断は2例目。同性婚の法整備を巡る議論に影響を与える可能性がある。賠償請求は棄却した。 2019年に5地裁で提訴され、福岡地裁判決で1審判断が出そろった。23年5月までに出た4地裁の判決は、「違憲」が2件(... - [水を治める 先人たちの決意と熱意、技術に学ぶ 連載45回 水は水をもって制する~水防の神事「おみゆきさん」に込めた武田信玄の思いとは!~ 緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/2023/05/19/5216.html) - 今に伝わる水防のお祭り「おみゆきさん」 「ソコダイ、ソコダイ」。毎年の春4月、威勢のいい掛け声と共に神輿が信 - [保育園に行くと、花束を抱えた息子がいた](https://socialaction.mainichi.jp/2023/05/10/4769.html) - ある日の夕方、汗だくで保育園へ息子を迎えに行くと――。「おめでとうございます」。淡い水色の、可憐な花束を渡されました。この日は、息子の誕生日。息子の保育園には、「近所のお花屋さんに誕生日プレゼントのお花を買いに行く」(大好きな先生と一緒に)という、素敵な響きのイベントがあります。連絡帳には、こうありました。今日は、お誕生日のお花を買いに行きました。「どれにしたらいいかわからなーい!」と言いながらお花屋さんの中を何周も回って、「ママはピンクのお花が好きなんだよ」「でも、青も好きかも…」とお母さんの好き... - [ただ遊ぶ。そのなかで育つこと](https://socialaction.mainichi.jp/2023/05/10/4757.html) - リスクのない遊び場は楽しくない――。東京都国分寺市で20年間、子どもたちが無料で、自由に遊べる場を育ててきたNPO代表、武藤陽子さん(61)は言った。ついつい先回りをして子どもを危険から遠ざけることが習い性のようになっていた私はどきっとした。新型コロナウイルスの感染拡大を受けてわが家の子どもたちの遊びは近ごろ内向きだ。「遊ぶ」ってそもそもどんな体験だっただろう。武藤さんに話しを聞きに出かけた。(聞き手・構成:平林由梨) 黄色い電車がフェンス越しをゆっくりと通過していく。西武国分寺線・恋ヶ窪駅のすぐ... - [学校に「生ごみ」を持って行くと、堆肥に|転勤族が、小金井市で子育て](https://socialaction.mainichi.jp/2023/05/16/4753.html) - 夫の転勤があり、これまで複数の土地に住んできましたが、生活する中で湧く素朴な疑問や、「へぇ」と感心する事が各地域であります。そのひとつが「ごみ」のことです。宮城県仙台市から東京都へ転居したのですが、そこではじめてごみの戸別回収を経験しました。 - [「ソーラーの海」に浸食されるアイヌ伝承の地 巨大津波も懸念](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/01/5383.html) - 北海道・道東の釧路湿原国立公園の周縁部が、太陽光発電計画の脅威にさらされ、「ソーラーパネルの海」に変わりつつある。設置の「適地」と「不適地」を色分けしないまま、国が再生可能エネルギーの導入を急速に進めたことが背景にあり、その触手はアイヌ民族の伝承の地にも広がった。導入の代償として、かけがえのない自然が壊され、人々の暮らしが脅かされつつある実態に迫る。【本間浩昭】(第1回/全6回) 「ワークワーク ワック ワック……」。アイヌの古式舞踏「フンペリムセ(鯨の歌舞)」は、鯨を見つけて騒ぐカラスの鳴き声か... - [LGBT法案自公案 公明幹事長、野党に成立への協力求める](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/02/5402.html) - 公明党の石井啓一幹事長は2日の記者会見で、与野党から三つの案が衆院に提出された「LGBT理解増進法案」の審議入りが難航していることについて、「(3案に)大きな違いはない。野党が自公案に歩み寄っていく余地は十分あるのではないか」と述べ、野党に自公案の成立に協力するよう求めた。 理解増進法案を巡っては自民、公明両党の法案に加え、立憲民主、共産、社民の3党案と、日本維新の会と国民民主党の案の計3案が提出されている。 石井氏は「せっかく盛り上がってきた機運を逃さずにこの国会で成立させることが重要だ」と強調... - [運休、欠航、通行止め…大雨で交通機関混乱 急きょホテル予約も](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/02/5414.html) - 西日本から東日本の太平洋側で降り続いた大雨によって、東海道新幹線が東京―新大阪間の全線で運転を見合わせるなど交通機関に乱れが生じ、多くの人の足に影響が出た。 2日夕、JR東京駅は新幹線の運転再開を待つ人たちでごった返した。乗車券の払戻窓口の前には長蛇の列ができ、床に座り込む利用客の姿もあった。 高校時代の同級生と浅草などを観光して静岡市の実家に帰る予定だった会社員の山岡愛佳さん(22)は「大雨が降るので早めに帰ろうと思い、午後2時過ぎに東京駅に来たが、お土産を買っていたら新幹線が止まってしまった」... - [6県で線状降水帯、3県8市町に警戒レベル5 大雨影響広範囲に](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/02/5431.html) - 大型の台風2号により暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で前線が活発となり、2日、西日本から東日本の太平洋側が大雨に見舞われた。気象庁によると、高知、和歌山、奈良、三重、愛知、静岡県で局地的に豪雨をもたらす線状降水帯が発生した。関東甲信地方でも2日夜から3日午前にかけて線状降水帯が発生する可能性があり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫などに警戒するよう呼びかけている。 和歌山、愛知、静岡の3県8市町は最も深刻な警戒レベル5の「緊急安全確保」を発令した。2日午後7時半現在、自治体が避難情報な... - [和歌山で河川氾濫、高知では列車脱線 記録的大雨、交通網乱れる](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/02/5424.html) - 台風2号と梅雨前線の影響で、近畿や四国地方は2日、記録的な大雨になった。和歌山市内では河川が氾濫し、和歌山県北部の複数の自治体が警戒レベルで最も深刻な「緊急安全確保」を発令して命を守る行動を求めた。交通網も各地で乱れ、高知県では列車の脱線事故が起きた。 この日は太平洋側が大雨に見舞われ、西日本では高知、和歌山、奈良の3県で局地的な雨をもたらす「線状降水帯」が相次いで発生。各地で過去の記録を更新する雨量が観測され、住宅などの浸水被害も出た。 和歌山県湯浅町では昼過ぎまでの1時間に83・5ミリの猛烈な... - [愛車も家も、褐色の水の中に 愛知・豊橋と豊川、冠水あちこちに](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/03/5477.html) - 台風2号の影響による2日の記録的大雨から一夜明けた3日、線状降水帯が発生し、緊急安全確保が出された愛知県豊橋市や同県豊川市は市街地や農地が広範囲にわたって冠水していた。 豊橋市内を流れる豊川や両市の境を流れる豊川放水路の水は褐色に濁り、冠水した道路のいたるところで立ち往生した車両があった。豊川市小坂井町の国道1号と151号の交わる宮下交差点周辺もその一つ。近くの五社稲荷社前で、大鳥居の方向を見つめる人の姿があった。豊橋市の会社員、青木禎さん(52)だった。 青木さんは2日夕、国道151号を車で帰宅... - [記録的大雨、愛知・豊橋で1人死亡 東海で住宅被害や土砂崩れ](https://socialaction.mainichi.jp/2023/06/03/5486.html) - 東海地方を2日に襲った台風2号に伴う記録的大雨は、愛知県豊橋市で1人が死亡し、2人が軽傷を負った。2度にわたって線状降水帯が発生した愛知県では3日までに緊急安全確保、避難指示がすべて解除されたが、各地で住宅被害や土砂崩れが発生するなど、大きな爪痕を残した。 豊橋市下条東町の農地では2日夜、市消防本部の消防隊が水没した軽ワゴン車の車内から、同市江島町の会社員、朝倉泰嗣さん(61)を救助したが、搬送先の病院で間もなく死亡が確認された。市内では24歳男性と94歳女性が転倒するなどして軽傷を負った。 今回... ## 固定ページ - [みんなで子育て「コマロン」編](https://socialaction.mainichi.jp/comaron_top) - [みらいへつなぐ 「SDGs」編](https://socialaction.mainichi.jp/sdgs_top) - [SDGsとは](https://socialaction.mainichi.jp/about_sdgs) - SDGs とは 意味と世界の動き、日本の現状をわかりやすく解説 国連が掲げるSDGs(エス・ディー・ジーズ)は - [こどもをまもる「いじめ」編](https://socialaction.mainichi.jp/ijime_top) - [いのちをまもる「水害」編](https://socialaction.mainichi.jp/suigai_top) ## カテゴリー - [未分類](https://socialaction.mainichi.jp/category/uncategorized) - [水害](https://socialaction.mainichi.jp/category/suigai) - [いじめ](https://socialaction.mainichi.jp/category/ijime) - [SDGs](https://socialaction.mainichi.jp/category/sdgs) - [緒方英樹](https://socialaction.mainichi.jp/category/suigai/ogata) - [谷川彰英](https://socialaction.mainichi.jp/category/suigai/tanigawa) - 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