ソーシャルアクションラボ

2018.05.23

加害者の懲罰を考えるアーカイブ

 加害者の出席停止などが盛り込まれたいじめ防止対策推進法は13年に施行された。同法が施行される際には加害者の懲罰の是非についてさまざまな記事が登場した。

記者の目:いじめ対策法整備・大津の教訓=千葉紀和(大津支局)

https://mainichi.jp/articles/20180410/org/00m/040/015000d

いじめ防止推進法が施行された日の朝刊には、NPO法人「ジェントルハートプロジェクト」の記事が掲載された

https://mainichi.jp/articles/20180410/org/00m/040/016000d

いじめで我が子を喪った同法人の理事はこの記事で「やられたらやり返す」で良いのかと問い、

いじめ、罰よりケアを 亡き娘の優しさ、大人にこそ

https://mainichi.jp/articles/20180410/org/00m/010/001000d

では「罰よりケアを」と訴える。

 その理事が執筆した記事。

心と命を救おう 誰かを傷つけてしまったら

https://mainichi.jp/articles/20160130/ddl/k27/100/454000c

加害者らに呼びかける「これは罰ではありません。あなたが今後、同じ過ちを繰り返さず、よりよく『生きていく』ための作業です」との言葉が心にしみる。

 加害者の懲罰を求める被害者の訴えを報じた記事は

いじめ:発覚、現場の対応 やられたうちの子がなぜ我慢 加害者の転校は困難 /埼玉

https://mainichi.jp/articles/20180410/org/00m/040/017000d

佐賀・鳥栖のいじめ:加害生徒、別室指導 悪質行為の数人

https://mainichi.jp/articles/20180410/org/00m/040/018000d

いじめ:加害者に出席停止を積極運用--東京・品川区方針

https://mainichi.jp/articles/20180410/org/00m/040/019000d

がある。いじめ発覚後も解決せずに、被害者が追い詰められている様子がうかがえる。

記者のひとりごと:追い込まれる教育現場 /東京

https://mainichi.jp/articles/20180410/org/00m/040/020000d

は、現場での一人の教員の飾らない本音が聞けて、興味深かった。

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