2023.03.25
「てんかん、知って」 偏見解消へ26日に「パープルデー」イベント
100人に1人がかかる身近な病気、てんかんを知ってもらうイベント「パープルデー大阪」が26日午前11時から、長居植物園(大阪市東住吉区)と天王寺公園エントランスエリア「てんしば」(同市天王寺区)で開かれる。
パープルデーは、てんかんへの偏見の解消や患者同士の連帯を目標に2008年にカナダ人少女の発案で始まった。紫をシンボルカラーにし、毎年3月26日を中心に各国で催しが企画されている。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、今年は4年ぶりの会場開催。長居植物園では天王寺高吹奏楽部や文の里中コーラス部が参加するコンサートや交流会を開く。また、てんしばでは「100人に1人」の感覚を分かってもらうため、明星高、大阪女学院高のボランティアらがつくった100本に1本の当たりがあるくじ約2000本を午前11時ごろから来場者に配布する。当たりは会場のキッチンカーの500円食事券、はずれはラベンダーマスクやパープルデーバッジ。くじは配布終了次第終了。問い合わせは実行委(メール=purpledayosaka@gmail.com)へ。【高野聡】
関連記事