ソーシャルアクションラボ

2023.07.01

ソウルクィアパレード、3万5000人が参加 近くでは反対デモも

 LGBTQなど性的少数者の権利を訴えるパレードが1日、ソウル市で開かれた。参加者は、性の多様性を象徴する虹色の旗を振り、音楽に合わせて中心部を練り歩いた。一方、市内では同日、同性愛などに反対するデモも開催された。

 「ソウルクィアパレード」と呼ばれるこのイベントは2000年から始まり、15年からは新型コロナウイルス流行時を除いて市中心部のソウル広場をメイン会場に行われてきた。だが、今年は保守系のキリスト教団体がクィアパレードの開催予定日にソウル広場での別のイベントを申請。市当局がキリスト教団体に許可を出し、クィアパレードは広場を使えなくなった。

 このためクィアパレードはメイン会場を中心部の繁華街に変更して開催された。主催団体によると、約3万5000人が参加。沿道の人々に手を振りながら、笑顔で歩いた。今回初めて友人と参加したというハン・チェソンさん(25)は、「寂しさを感じる時もあるが、ここに来たらすごく楽しい気持ちになった。自由で平和な雰囲気を感じる」と語った。

 クィアパレードの参加者が行進する近くでは、同性愛に反対する市民が大規模なデモを実施。「同性愛ストップ!」などと記したプラカードを掲げて練り歩いた。【ソウル日下部元美】

関連記事