東日本大震災。正解のない中で迷い、考え続けた。子どもを守るために行動したこと
東日本大震災がおきた2011年3月11日、仙台市泉区のマンション8階に住んでいました。全壊でした。当時、長男は幼稚園の年中になる直前で、4歳。次男は2歳でした。地震が起きた午後2時46分は、子どもの幼稚園のお迎えから帰ってきて、リビングに入った直後。だからコートも着ていて、バッグも、鍵も持っていたから、すぐ下に降りることができました。その間も余震はひっきりなしに起きました。その日は向かいの消防署に避難しましたが、長くはいられず、次の日は1キロほど離れた小学校へ毛布や布団を持ち歩いて移動しました。&n…
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