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2023.10.10

海に流出した漁具ごみ「ゴーストギア」 西伊豆で16点「多い印象」

 世界自然保護基金(WWF)ジャパンは、9月に静岡県西伊豆町の沿岸で実施した、海に流出してごみになった漁具「ゴーストギア」の1回目の潜水調査結果を発表した。ロープ13点と網の一部とみられる3点の計16点の海底ごみが見つかった。

 調査は、海洋プラスチックごみ問題の一因とされるゴーストギアの実態を把握するのが狙いだ。西伊豆町では計4回実施する予定。

 1回目となった9月29日には西伊豆町安良里の岩場で、長さ約160メートルの区間の海中にダイバー2人が約40分間潜って調査した。見つかった16点の素材は不明で、漁業に使われたものかどうかは分からないという。発見場所は記録しており、専門家の意見を踏まえ、必要に応じて回収、処分する。

 潜水調査を担当した黄金崎ダイブセンターの高木剛彦社長は「別の場所で行った試験的な調査と比べると、ごみが多かったという印象がある。たまりやすい場所が点在しているのかもしれない」と話した。【長沢英次】

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