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2023.11.20

「おしいれのぼうけん」作家・古田足日 蔵書を白梅学園に遺贈 11/25シンポジウム 神奈川近代文学館

絵本「おしいれのぼうけん」などで知られる児童文学作家・古田足日(ふるた・たるひ)が亡くなって、来年で10年になります。作家として、評論家として児童文学に功績を残した古田は、大変な読書家でもありました。

2020年、自宅に残された直筆原稿などが神奈川近代文学館に、児童書を含む蔵書約3万3000点が白梅学園に遺贈されました。

以来、白梅学園大学を中心とした古田足日研究プロジェクトチームでは、2020年より科研費の助成も受け、関係資料の整理と研究を進めてきました。

資料から見えてくるのは、古田足日が「子ども」を思想の根本に据えていたこと。そして、常に子どもを見る目を問い続けていたということです。

その研究成果の一部を踏まえながら、神奈川近代文学館との共催にて「子どもの味方・子どもの見方–古田足日の仕事から考える–」と題したシンポジウムを開催することとなりました。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

※参加は無料です。申込は当日8時まで可能ですが、先着順で定員になり次第締め切ります。

◆古田足日シンポジウム  子どもの味方・子どもの見方―古田足日の仕事から考える
■日 時:2023年11月25日(土)
     13時30分開始(13時開場)
■会 場:神奈川近代文学館 展示館2階ホール
     〒231-0862 横浜市中区山手町110
■定 員:220人・全席自由(参加無料)

【申込方法】
神奈川近代文学館へのお電話(045-622-6666)または申込フォームでお名前・電話番号・参加人数をお知らせください。申込は当日8時まで可能ですが、先着順で定員になり次第締め切ります。

https://airrsv.net/kanabun/calendar/menuDetail/?schdlId=T002B25849


【白梅 子ども学研究所での記事】

【書き手】武田和彦。子ども学研究所の事務職員として、大学の先生が行う研究や地域活動のサポートをしています。プロジェクトでは、古田足日さんが残した書き込み資料などに触れることができ、普通ではできない貴重な体験をしています。