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2024.02.15

パートナーシップ宣誓制度で連携 神奈川4市、転出入手続き簡素化

 神奈川県の大和、海老名、座間、綾瀬の4市は14日、事実婚や同性カップルらの「パートナーシップ宣誓制度」についての連携に関する協定を締結した。3月1日から、パートナーシップを宣誓した2人が4市の間で転出・転入する際に手続きが簡素化される。

 同制度は、事実婚や同性カップルらが、お互いを人生のパートナーとして協力し合うことを宣誓し、行政が公的に認めるもの。4市とも制度を実施していることから、4市でつくる大和高座広域連携懇談会で連携を決めた。

 4市間で転出入する際に、転出する市に宣誓書受領証の返還手続きと、転入する市で宣誓書や戸籍抄本の提出などが不要となる。宣誓した日も引き継がれる。

 2月1日時点で4市で計37組が同制度を利用している。【佐藤浩】

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