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2024.02.16

神奈川・鎌倉市が障害者就労2000人達成 重点政策で相談強化

 神奈川県鎌倉市は15日、障害者の就労者数が目標とする2000人を達成したと発表した。障害者の社会参加や自立に向け、市の重点政策の一つとして「2000人雇用」を掲げてきたが、市内に相談所を開設するなど手厚い支援を継続して、約7年間で750人以上の雇用増を実現した。

 市によると、2017年3月時点の市内の障害者の稼働年齢層(18歳~65歳未満)の人数は2696人で、推定の就労者数は1245人だった。この就労者数が、コロナ禍でも右肩上がりに増え続け、昨年11月時点で2000人を達成、同12月も2018人と2000人台をキープしている。

 鎌倉市の障害者の就労相談は、横須賀市にある「よこすか障害者就業・生活支援センター」の県の施設が担っているが、鎌倉市は18年6月から、障害者二千人雇用センターを開設し、気軽に相談できるサポート態勢を強化していた。市障害福祉課の担当者は「当面、2000人雇用の定着を目指していきたい」としている。【橋本利昭】

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