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2025.08.21

2年以上一部運休のJR山陰線、9月に運行再開 23年の大雨で被災

 2023年夏の大雨で被災し、山口県内で部分運休しているJR山陰線について、JR西日本は21日、9月27日に運行を再開すると発表した。山陰線の全線復旧は約2年3カ月ぶり。

 大雨の影響で長門市―小串(下関市)間の50・6キロは線路に土砂が流入するなど計69カ所で被災した。このうち、人丸(長門市)―滝部(下関市)間の21・6キロ(計6駅)が運休しているが、被災した橋の架け替え工事などが順調に進み、9月4日までに完了する見通しが立ったという。

 JR西の飯田稔督(としまさ)広島支社長は山口市内で開いた定例記者会見で「運転再開まで2年間お待たせした。山陰線の活性化に努めたい」と話した。【杉山恵一】

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