2026.07.04
「さみしさは変わらない」 花おくりで追悼 九州豪雨6年
熊本を中心に九州5県で死者・行方不明者81人(災害関連死を含む)を出した九州豪雨は4日、発生から6年となった。各地で追悼行事があり、犠牲者に手を合わせた。
熊本県球磨村の神瀬(こうのせ)地区では「花おくり」の行事があった。遺族や住民ら約80人が地域のコミュニティーセンターで神事・法要を営んだ後、近くの球磨川支流・川内川の川岸に向かって、色とりどりの花を流した。
村内では計25人が死亡した。父が自宅で洪水に襲われ命を落とした宮崎絵美さん(46)は「安らかに眠って。こっちはやっていけているから心配しないでね」との思いを込め花を手向けた。6年の月日を振り返り「長かったような短かったような。悲しさ、さみしさは変わらないですね」と打ち明けた。
土砂崩れに巻き込まれ、一家3人が命を落とした同県津奈木町でも被災現場近くに献花台が設けられ、遺族らが犠牲者を悼んだ。【中村敦茂】
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