2026.09.09
冠水相次ぐアンダーパス 大雨時の「事前通行止め」訓練 山形
酒田河川国道事務所は9日、山形県鶴岡市大宝寺町の国道112号大宝寺アンダーパスで、大雨発生時に冠水する前に予防的に通行止めにする訓練を実施し、県警などとの連携や手順を確認した。
国土交通省は、8月の豪雨で千葉市のアンダーパスで死亡者が出たことを受け、この国道16号のアンダーパスで、冠水前の予防的通行規制を導入。通行止めにする条件に、これまでの1時間雨量50ミリ超(予想含む)などに加え、レベル4大雨危険警報の発令も加えた。
9月4日には、山形県鶴岡市の国道112号や酒田市の国道7号、新潟市の国道7号など、過去に危険な冠水が発生した全国の国道6カ所でも、千葉市と同様の運用を始めた。
この日の訓練には、同事務所の職員や県警鶴岡署員ら計40人が参加。レベル4大雨危険警報が発令されたなどの想定で訓練を開始。630メートルのアンダーパスにつながる交差点に誘導員7人を配置して下り線を通行止めにし、同事務所からの遠隔操作でアンダーパスに遮断機を下ろしたりした。停電した際に排水ポンプを非常用電源で稼働させたりする一連の流れも確認した。
同事務所の工藤金充副所長は「突然のゲリラ豪雨からドライバーの安全を守るため、事前に通行止めにする」と話し、「水がたまりやすいアンダーパスはドライバーから確認しにくい。大雨の際には極力、通行を回避してほしい」と注意を呼び掛けている。【長南里香】
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