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みんなで子育て「コマロン」編
2023.05.10
どこまでも続く青空と、青々とした田んぼと畑。遠くには高層ビルがそびえ立つ――。さいたま市と川口市の一部に、東京ドーム約270個分の広大な緑地空間があるのを知っていますか? 都心にありながら、豊かな自然と多様な生き物に触れ合うことができる田園地帯「見沼たんぼ」です。見沼たんぼで新規就農した女性たちが農業法人「十色(といろ)」を設立し、定期的に親子向けの農業体験を開いています。 県内外から多くの親子が参加するこのイベント。人気の秘密は、農作業の体験だけでは終わらないところにあるようです。十色代表で、2児の母でもあるサカール祥子さんに、農業体験の魅力について伺いました。(聞き手・構成:大平明日香)
▼「十色」のfacebook ▼「十色」の農業体験申し込みフォーム ▼親子体験のプラットフォーム「ギフテ!」で随時募集(「十色」で検索) ▼「見沼たんぼ」のHP
【話した人】サカール祥子。東京農業大学大学院造園学専攻修士課程修了。川口市の障害福祉施設で就労継続A型作業所の勤務を経て、見沼たんぼで障害者中心の営農活動をするNPOの立ち上げ、事務局を経験。2021年2月に新規就農し、3月に農業仲間の女性2人と「十色」を設立した。長期で旅行に行くのが好きで、ブータンやタイなど数多くの国を訪問。夫はハンガリー人。小3の長男、年長の次男がいる。
【書き手】大平明日香。地元埼玉で男児を育ててます。長野、東京本社社会部、長崎、埼玉などを経て、現在は東京本社で記者をやってます。息子のおかげで、妖怪にくわしくなりました。目下の悩みは、増え続けるカプセルトイとバスボール、ファーストフードのおもちゃの置き場。