2023.11.06
明治が紙パックのリサイクル呼びかける出前授業 ドキュメンタリー動画を公開
プロジェクトは、紙パックのリサイクル率が約30%で、ペットボトルの回収率の約94%に比べて低く、紙パックを使った製品を提供している同社が、紙パックリサイクルの普及率向上をリードし、持続可能な社会実現に向けて貢献したいとの目的で行われた。
明治(東京都中央区)は、紙パックのリサイクル率向上を呼びかける「明治おいしい牛乳 モーモーリサイクルラボ」プロジェクトの一環として、千葉県我孫子市立布佐小で、紙パックリサイクルを体験する出前授業「みて・つくって・おくる!あたらしいリサイクルの教室」を実施。授業風景をドキュメンタリー化した動画をインターネットで公開している。
出前授業は、同社と紙パックの再生紙糸を開発・販売をしている島精機製作所の社員が講師として、牛乳が食卓に届き、紙パックがリサイクルされる過程と、紙パックがリサイクルされた製品について紹介。さらに紙パックを洗って、解体し、紙を作る紙すきも体験した。授業後から、児童たちは紙パックの回収に取り組んでいる。
参加した児童は授業後のアンケートに「いっぱいリサイクルされているんだなと思ったら、3割しかリサイクルをされていないと知ってびっくりしました。だから、リサイクルを心がけていきたいと思った」と答え、布佐小の小林道治校長は「身近に見る牛乳のリサイクル授業ということで、子どもたちが意欲的に取り組む姿が見られて、本当にいい授業だった」としている。
授業の模様をまとめた動画は同社の公式サイトと公式YouTubeチャンネルで公開されている。
公式サイト
https://www.meijioishiigyunyu.com/#recycling_classroom
公式YouTube
https://youtu.be/F2Vsrfu4K5k